HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

Summersonic 2012 大阪 8月19日(日)パート2

2012年08月31日 | 細美武士/the HIATUS
細美さんのブログにこういうのが書かれていました。

「やっぱり日本の夏好きだなあ。西洋の人たちはこの湿度がけっこうきついってよく聞くけど、
俺はこのどばーっと暑くてじとーっとした感じが「っしゃああ夏じゃああああ!」ってなって好き。」

まさにサマソニの日に私がいっしょに行った連れに言った言葉と重なります。

「すっごく暑いけど、夏だ~~~~~~!って感じでやっぱりこの夏が大好き!」

って叫んでて「おかしいんじゃない?」って言われたわけで。

でも、暑くて汗だらだらでも私は夏を愛す。

夏が大好きだあああああああ!

さて、

吉井さんが終わってすぐに移動してthe HIATUSへ。
彼らの場合、いつも音合わせの時から出てくるから
一刻も早く行かないとって思います。

さすがに一番前とかは無理でしたが
細美さん側のかなり前方へ行きました。

チューニングスタッフが出て来ている時に
やっぱり細美さんたちは出て来て、
そしてやっぱり彼は一曲歌ってくれました。
なんの曲か曲名はわかりませんでしたが。
チューニング全般はいつものフォズの渡會氏系の彼が
とりしきってました。髪の毛一部緑になってました。


セットリストは
the HIATUS

1.The Flare
2.Monkeys
3.Deerhounds
4.Superblock
5.The Tower and The Snake
6.The Ivy
7.My Own Worst Enemy
8.Insomnia
9.Snowflakes
10.Souls
11.Bittersweet / Hatching Mayflies
12.紺碧の夜に
13.On Your Way Home

約半年ぶりの細美さんそしてthe HIATUS

キーボードは一葉くんにチェンジで
でも、それでまたあらたな空気感が出ていて
それがいいな~って思いました。

マサがピンクの頭になっていて
ほんと驚きましたが、楽しい人だな~って
思います。演奏はかっこよく見た目はカラフルで。

柏倉くんはカエラちゃんのライブの時に見てるけれど
やっぱりthe HIATUSの時が好きです。

ウエノさんはなんか健康的になったような気がしました(笑)

「Souls」から「On Your Way Home」への流れは
ほんとうに感動的でした。海からの風と少しの雨と
そして雨上がりの虹。風景が絵のようでした。

「紺碧の夜に」を歌う時の細美さんのファンをみんな抱きしめるぜみたいな
雰囲気がほんとうに大好きです。この曲を彼はとっても好きなんだと思います。

どこか昔からのファンも今のファンも同等に愛せるような歌というか。


ちょうど夕暮れ時で太陽がだんだん海に沈んでいくような頃
ラストの2曲ほどのときに霧雨が降って来たんだけれど
ひどい雨になることなくすぐにやんで虹がかかりました。
ほんと♪Ghost in the rainはやってないけれど
空がthe HIATUSのライブが素晴らしくて
それを祝福するようにその歌を空に描いた気がしました。

MCはそれほど多くはなかったけれど
関西にいる人たちが原発とかで俺たちがわからないほど
すごくストレスを貯めているだろうけれど
それを今日は抜いて楽しもうっていうようなことを
言ってくれました。

ずっと細美さんが笑顔でその笑顔がほんとうに
私の心にまた花をたくさん咲かせてくれました。

どこを見ているのか
すごく幸せそうに海の向こうなのか
沈み行く太陽なのか
ファンのみんななのか
キラキラした細美さんの表情が今もよみがえります。


私は思いました。


細美武士さんは私の心の音楽の魂そのものだと。

彼と出会えた自分の人生はそれだけでも価値があるんじゃないかと。

ほんとうに素晴らしい時間をまた夏に過ごせて幸せでした。

次はFEEDERとのダブルヘッダー!

大好きなUKとJPNの2バンドのライブ。

ほんとうに泣ける程うれしいです。










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Summersonic 2012 大阪 8月19日(日)パート1

2012年08月30日 | 吉井和哉/イエローモンキー
これに行かないと私の夏はやってこないっていうぐらいのイベントが
サマーソニックです。

今年は例年より遅い日程でお盆休みの後ということで
日程的にはきつかったのですが、行って来ました。

私が行ったのは2日目の大阪舞洲でのサマソニでしたが
1日目は大雨に途中見舞われたということで
2日目も降る可能性大であったし、実際大阪市内は
大雨だったにもかかわらず、舞洲ではちらっと霧雨な感じで
降っただけですぐに止んでしまいました。
結局ほぼ晴れ!
自分でいうのもなんですが、晴女全開でした(笑)

結構風が吹いていたのですが、その風が雨雲を
寄せ付けないでいてくれたようで

空を見上げながら、小学生の時に発表会の劇で
風の精をやってその時の台詞がなぜか蘇ってきました。

「つむじ風、私の風よ、吹き起れ!」っていうの。

おかげで風を味方に今回はつけました。

まさにフォズの歌のごとく
「blow by blow」でした。

実は朝方ちょっと仕事が入って
開場時間には間に合わなかったのですが
ぎりぎりONE OK ROCKから見ることができました。

彼らのワンマンはまだ見た事がないのですが
彼らのライブを見るのは4回目ぐらいかな?

フェスの規模がどんどんでかくなっていく感じです。

彼らには結構思い入れがあって
大きなステージになるたびに
ほんと辛い事をいっぱい乗り越えてここにいるんだねって
じ~んとくるのです。

アイドルという偏見の目を押しのけて
有名人の息子といういらない飾りも捨て去って
他のロックバンドよりはるかに拭い捨てなきゃだめな
いろいろな事が多かったし、中傷も半端なかったと思うけれど
このサマソニで彼らを見たとき、まるで難しい山を上りきって
頂上に経つ登山家のようなすがすがしさを感じました。

もちろん、またここから更に高い山を目指さなきゃいけないのでしょうけれど
私はずっと応援していきたいなと思っています。
海外でも十分通用するバンドだと思っています。

ONE OK ROCKのセットリスト
(もしかしたら間違っているかもしれませんが)

1.アンサイズニア
2.Never Let This Go
3.Re:make
4.世間知らずの宇宙飛行士
5.The Beginning
6.Let’s take it someday
7.NO SCARED
8.完全感覚Dreamer

ワンオクを見た後は休憩というか
お昼ご飯タイムにしたり
グッズ販売のところに行きました。
見事にグリーンデイのはすべて完売でした。

サマソニのオフィシャルもごく僅かでしたが
Tシャツ1枚買いました。

あとは日本のアーティストグッズを少し。

その後、GROUP LOVE少々
GRIMES 1曲だけ
GRIMESに関してはいっしょに行った人が「なんかSEKAI NO OWARIの1/2版のあか抜けないバージョンだね。」
となんともいえない表現をしていましたが、期待して行ったのにややはずれ。

で、すぐにTHE SALOVERSへ。

CDも1枚持っているんだけれど、いまいち私にはぴんと来なかったので
ライブはどうか!って期待しましたが
やっぱり、どうも違うようで。
演奏は上手なのかもしれませんが。

その後、LOSTPROPHETSへ

やっぱり彼らはかっこよかったです。
愛聴アルバム「リベレイション・トランスミッション(Liberation Transmission)」
からもやってくれて本当に溶けてしまいそうなぐらいのうれしさでした。

彼らは今までにもサマソニに来てくれていますが、
2008年の時はピストルズの前に心地よい夕暮れに見たのが
今でも印象に残っているけれど、今回は真っ昼間の
灼熱の時間帯だったけれど、ほんとうによかったです。

ボーカルのイアンは年齢を重ねてたけれど
渋くなって大人のかっこよさが溢れていました。
他のメンバーも本当に相変わらず素敵でした。
すっごく温かくてこの人たちは日本を本当に好きでいてくれている
アーティストたちだというのを全身で感じられました。
タトゥーしてても、なんかそれが貴公子然としていて
まるでお城の窓ガラスのカーヴィングのように
上品に感じられてしまうところが凄いです。
今は繊細さにたくましさが加わって一層魅力的になっていました。

下記はそのやってくれた曲のひとつ
Rooftops (A Liberation Broadcast)





LOSTPROPHETSのセットリスト

1.Bring ‘Em Down
2.To Hell We Ride
3.Can’t Catch Tomorrow (Good Shoes Won’t Save You This Time)
4.A Town Called Hypocrisy
5.Where We Belong
6.Last Summer
7.Rooftops (A Liberation Broadcast)
8.We Bring an Arsenal
9.Shinobi vs. Dragon Ninja
10.Last Train Home
11.Burn, Burn


ロストプロフェッツもほとんど最前に近い場所で見てましたが
次の吉井和哉氏は最前へ!

イエモン時代なんか米粒ぐらいの遠さでみたこともあるのに。

その吉井さんがなんと目の前に来る訳です!
ほんと夢みたい。

吉井和哉 セットリスト

1.SPARK
2.マサユメ
3.煩悩コントロール
4.母いすゞ
5.CALL ME
6.ALL BY LOVE
7.LOVE LOVE SHOW
8.ビルマニア
9.点描のしくみ
10.JAM

まずの初っ端にイエモンの曲!
イエモンの曲がこのようにして何年ぶりかで
生で聴けるなんてほんと鳥肌ものでした。

ソロの曲でもずいぶん前にこのブログでも綴った
「CALL ME」もやってくれてほんと感動しました。
「ビルマにア」も好きな曲なのでやってくれてすごくうれしかったです!

そして
「LOVE LOVE SHOW」と「JAM」というイエモンの曲!

もうほんと泣けるとはこういう状況を言うのですね。

イエモンの曲をやるのはやっぱり洋楽バンドを意識してということで
サマソニだからやってくれたんだなって思いました。

「JAM」においては海外にも誇れる曲というかんじで
紹介してやってくれました。

もう暑い中なのにうるうる目から水が溢れて来ました。

そして、ぼんやり知ってたはずなのに
目の前で見るとわあ~って思ったのは
この吉井さんの横でギターを弾いているのは
ナッシングス、エルレの生形さんなのです!

なんという繋がりと奇跡。

ちなみにドラムはトライセラトップスの吉田さんでした。

豪華すぎる!


でもね。内心すごく複雑でした。
同じ日に同じサマソニでエルレの二人が違うステージで
違う音楽をやっているわけです。

こんなに近い場所に二人がいて
でもすごい遠いな~って。

細美さんと生形さんが並んで演奏する日は一体いつ来るのでしょう?
また見たいです。ほんとうに見たいです。

あと、正直な話。吉井さんはイエモンの曲をやる時の方が
生き生きしていたように感じました。それを見て
やっぱり彼はイエローモンキーの吉井和哉なんだと
強く感じました。ご本人は意識していないと思いますが
私はそう感じました。

一方生形さんはなんか先輩を前にして
緊張感があるのかナッシングスの彼とは
ちょっと違う感じで、凄く若く感じました。
で、思ったのは吉井さんの歌では彼の
本来の持ち味の無機質的な精巧な演奏は
出せないんだなって。彼ほどのギタリストには
ちょっと個性の出しにくい音楽だなと。

吉井さんにはやっぱり菊池英昭さんなのかな~って。

吉井さんの次はthe HIATUSを見たのですが
それについてはパート2で書こうと思います。

で、ラストがトリのグリーンデイ

実のところシガーロスと迷いました。
でも、まだ一度もグリーンデイの生ライブ見た事なかったし
もしかしてWake me up.....をやってくれるかなと
淡い期待をして行ったのですが

セットリストは

GREENDAY
1.Welcome to Paradise
2.Know Your Enemy
3.Stay the Night
4.Let Yourself Go
5.Oh Love
6.Holiday
7.Letter bomb
8.Boulevard of Broken Dreams
9.Hitchin’ a Ride
10.Brain Stew
11.St.Jimmy
12.Geek Stink Breath
13.2000 Light Years Away
14.Longview
15.She
16.Basket Case
17.King for a Day
18.99 Revolutions
19.American Idiot
20.Minority

でした。

もちろん聴き慣れ親しんだ曲もいっぱいやってくれました。
本当に彼らはエネルギッシュで驚く程。

だって一曲も休憩ないって感じですもの。
ノンストップって感じで。

しかも何度かお客さんをステージあげて
歌わせたり、ハグしたり
ギターをプレゼントしたり。

でも、ファンも凄いと思いました。
ステージにあがってしっかり英語の歌が唄えるんですもの。
本物のファンだなって。


また途中で寝っころがってギター弾きながら
ビリーはスタンドバイミーとかヘイジュードとか
唄ってくれました。

ほんとサービス精神満開で。

あの横長のステージを左右走り続けて
ほんとうにどれだけの体力があるのかと。

とにかく、楽しいライブでした。

と長々と書いてしまいましたが
今年の夏もこうして締めくくられました。

グリーンデイが終わったときに花火が打ち上げられて
最後を彩りました。

まあ、駐車場から出るのにどれほど長い渋滞に
巻き込まれたかは別にして

楽しい時間はあっという間に過ぎました。

the HIATUSはパート2で書きます!
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真田暎人ワンマンライブ「サナーソニック2012・夏」

2012年08月22日 | 真田暎人/UESA
2012年8月13日(月)

大阪天王寺

LIVE bar 「おれん家」にて

真田暎人氏のワンマンライブを見て来ました。

初めての場所だったのでグーグルマップをわざわざコピーして
行ったのに迷ってしまい、目印にしていたとあるホテルのことを
どこかのお店のガードマンさんにたずねたところ
「え?そんなホテルとっくにないよ!」って言われました。

Google mapは最新だと信じてたのに!
なんということ!

でも、親切なガードマンさんはそのライブハウスの入っているビルへの
行き方を教えてくださって、あっという間に到着しました!

「おれん家」はビルの地下にあったのですが
ちょっと隠れ家的というか、昔小劇団を見に行った時の
小さなホールを思い出しました。

サナソニは実のところ初めての参戦。
いつも平日ばかりで絶対に無理な日ばかりでした。

が、今回初めて夏休みのお盆休みの時にやってくれたので
なんとか行けることができました!

そのサナソニに今まで行けなかった時のイメージは
もっと狭い空間で真田暎人を囲むようにファンが地べたに
座って聴くというイメージ

ちょっと世界が違うかもしれませんが
映画「サウンド・オブ・ミュージック」で
ジュリー・アンドリュースが座って
ギターを弾いて歌ってまわりに子どもたちが
座って聴いている感じを
サナソニにイメージしていました(笑)

実際のところは暎人氏はスタンディングで
アコギを弾き鳴らし、ロックテイストも
そこにしっかり根付いていました。

一方で聞く側にはイスが用意されていてテーブルも
ところどころにあってゆったりと見る雰囲気でした。

「おれん家」さんに叱られるかもしれませんが
LIVE barというよりは芝居小屋
アンダーグラウンドな空間でした。
昭和っぽいというのか。
そこが味があるというのか。
薄暗くて、結構好きです。
しかも音響がよかったです。
なんか暎人さんの声がすごく響き渡って
その空間の隅から隅まで埋めていった感じ。

ここでMV撮りたい!(笑)

さて、セットリストは


シンクロナイズドスイミング
心臓のインベーダー
星のリンダ
ギャラクシーギャラクシー
square beat liberation
good night
ハーモニカを吹くようにあの娘は笑う
マーチ
ロマンチック
手の中の未来
bautiful day
beautiful noise
ランドリー
17才
蹴っとばせ
TOKYO
なりたいものにわたしはなる
where is love
楽園

en)
parade
空に風、声は羽根

あのJet Lily Starの大阪でのラストライブ以来はじめて
「シンクロナイズドスイミング」を聴かせてもらいました。

この曲はほんとうにいつまでも泳ぎ続けていく歌です。
JET KELLYの時に「新曲です!」と言ってから何年経ったのでしょうか?
2005年に新曲として発表されたから7年前ぐらい?
TOKYO DROP、Jet Lily Starを経て今もまだずっと
泳ぎ続けているんですね。

ある時は溺れそうになって
ある時は悠々と泳いで
ある時は涙を水しぶきで隠して
ある時は堂々と
いろんなシンクロを真田さんは見せてくれました。

そしてこの日久しぶりに聴いたこの曲は
私に7年の年月を走馬灯のように蘇らせてくれました。
みんな成長しました(笑)

真田さんと初めて出会った時に
「このバンドが好きだ!」と
思わせてくれた曲「手の中の未来」
も久しぶりに聴けて心が震えました。

完全版で聴けたのもうれしかったです。
今でも初めて京都で真田さんと出会った時のことを
忘れてないし、その日のアンケートに
一番印象に残った曲っていうのに
「手の中の未来」って書いたのも覚えています。

ほんとにほんとに初めて出会って
大好きになった第一号の曲でした。

「ランドリー」もほんとうにいつぶり?だろうっていうぐらい
前に聴いて、でもすごく好きで聴きたかったので
聴けて感動しました。いまだに洗濯物を干すたびに
毎回頭の中でランドリーが流れますし
特に今のような夏にはこの曲がぴったりです。
洗濯が楽しくなる曲であります。
ロックなのにね!
歌詞もかっこいいのにね!
洗濯までロックンロールになるのです!

「TOKYO」もほんと何年ぶりかということで
やっと聴く事ができました。この曲については
また別に書きたいと思います。

本編最後の「楽園」はこれも久しぶりだなって。
UESAでも聴いたけれど、真田さんのソロの方が
なんかバンドのイメージに近くて懐かしさが
溢れてきました。この曲は彼の名曲中の名曲で
もっともっと多くの人に聴いてほしいです。

過去にこの曲について何度も何度も
書いている私ですが、やっぱり素晴らしい歌詞と
メロディからなる宝石のような歌です。

「ハーモニカを吹くようにあの娘は笑う」は新曲だったのですが
この曲の歌詞から「beautiful noise」の姉妹曲のように感じました。
世界の悲しいニュースや人の無関心さや大事な命について歌っている曲だから。

ハーモニカを吹くように笑うという表現。
彼ならではの言葉です。ここから浮かんだのは
マグナムフォトの戦地での子どもたちの笑顔。
戦火の中にいるのに白い歯を見せて笑う子どもたちの写真。
どうしてこんな子ども達が悲しみの渦に巻き込まれなきゃならないのでしょうか。

つい昨日のことです。とても悲しいことにジャーナリストの山本美香さんが
シリアで銃撃を受けて命を落とされました。
彼女が見たかったのはこの真田氏が歌う
ハーモニカを吹くように笑う子どもたちだと思うのです。
少しでもそういう子どもたちに幸せが平和が訪れるように
あえて、悲惨な戦場へと向かってその姿を世界に発信することで
「これはいけないことだ!子どもたちは笑顔でいなきゃだめだ!」と
常に映像を通して言い続けて来られたと思うのです。
ほんとうにくやしいです。こういう方が銃撃を受けるなんて。
ご冥福をお祈りするとともに
彼女の思いが多くの人に届いて、そして受け継がれて
いくように願います。
もちろん、私もそういう思いを忘れずにいたいと思っています。

真田さんの歌には社会的な歌がいくつかあって
そういう歌を歌う人は日本にはそんなにいなくて
だからこそ、本当に大事にしていきたいミュージシャンだと思うのです。

「where is love」はUESA時代の名曲中の名曲ですが
これも多くの人の辛い心を癒してくれる曲だと思っています。

「ロマンチック」はこれからもっと膨らんで来る新曲だと思いましたし
初めて聴いた「なりたいものにわたしはなる」についてはまた改めて
書こうと思います。

アンコールは何も考えてなかったといいつつ
本編で実は歌うはずだったという「parade」を
あっ!って歌うことに(笑)

ラストのラストの「空に風、声は羽根」はJET KELLY時代からの
定番曲で大阪でのジェリスタのラスト以来初めて聞いたような気がします。
だから、すっごく感激したし、泣きそうでした。

ほんとうはこれのバンドバージョンがやっぱり聴きたい。


さて、真田氏は髪をさっぱりカットされていて
好青年風でした。いつものふわふわヘアじゃなかった(笑)


MCはオリジナルヒデト節満開でした。

新幹線で席がなくてグリーン車に乗った時にあった
ウエッジという雑誌を読んで感動したという話。
わざわざその雑誌をもってきて
「白熱するミャンマー詣で」とか
記事のタイトルを全部読んでって
「こういうのを熱心に読んでいる人がいるのに
感動した。」というような話で
その感動ぶりが天然満開で(笑)

社会的な歌を歌うロックンローラーは
ときどき無邪気な少年に戻ります。
そこが彼の人間味というのかな~!?

ファンはオール女性!
まさに「ヒデマニア」?

お馴染みの顔の方たちがたくさんいらっしゃいました。
UESAでもジェリスタでもとにかくヒデトさんの出るライブに
行くと必ずいる方たち。

いったい関西の方なのか関東の方なのか
まったくわかりませんが、滋賀の辺鄙なショッピングモールでの
フリーライブでも最前を確保されていて、いつでもどこでも
最前なのは一体どうやってできるのか?不思議です。
というかいろいろ努力されているのでしょうね。

聞き方はひとそれぞれですが、
とても静かなファンの方たちばかりでした。


真田暎人さんだから私はこういうアコギのライブに行きますが
ふつうはやっぱり汗だくになる方が好きです。
年齢を重ねても。
これだけは仕方がないですね。10代からの蓄積ですから。
そして、ソロも素敵ですがバンドのフロントの真田暎人さんが
一番好きです。

彼はロックンローラーですから。


まだまだ他にも書きたいことはありますが
私としてはほんと久しぶりの真田さんとの再会で
彼の音楽というか歌声を聴くと
料理でいうなら「母の味」的な存在だなと
改めて思いました。

故郷に戻って来たというか
ホームグラウンドはここだなという感覚。


そして、今回懐かしい曲もたくさんしてくれたので
その時に感じたことは


年月というのは曲を熟成し、一層
愛おしくしていくものだなということ。


一人のアーティストを長年見つめて聴き続けていくことの
大事さを本当に感じました。

私はこれからもずっとずっと真田暎人氏の音楽を
聴き続けていく所存です!



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岩海苔ライブ at 京都SOLE CAFE

2012年08月09日 | セカイイチ
2012年8月4日(土)

SOLE CAFEに真夏日に行ったのは初めてだったけれど
外で待っている時はほんと焼け付くような暑さでした。

そんなSOLE CAFEで初めて
セカイイチの岩崎慧さんと
LOST IN TIMEの海北大輔さんのユニット
「岩海苔」のライブを見て来ました。

彼らはこの日は「岩海苔」ツアーの真っただ中で
この日だけ昼下がりのライブで
まさに「カフェライブだね。」ってことで
お酒ではなく、コーヒーを飲みながらのライブでした。
海北さんはブラックなのですね。

この日は夕方からまた別のアーティストのライブがここで
あるということでのんびり時間を気にせずにってことは
できないからということもあったのか、歌う事を重視してくれたようです。

でも、それがいい方向へ向いたのか
お二人が言うにはこの日の「岩海苔ライブ」は大当たり!
の素敵なライブになったようです。

私は他のを見たことはないので比較できませんが
この日のライブは会場の雰囲気からかコンセプトが自然と
生まれて、その雰囲気を最後まで持続しながらの
温かいライブだったと感じました。

コンセプトは
「愛と破壊」

間違ってるかもしれませんが
まずはセットリストを


岩崎さんが歌う方は岩と
海北さんが歌う方は海と書きますね。

<セットリスト>

岩海苔のテーマ

Kids Are Alright (岩)
あしたのおと(海)
ソフトフォーカス(岩)
バードコール(海)
空中ブランコ(岩)
合言葉(海)
かいたいしんしょ(岩)
トーチソング(ブルーハーツカバー・海)
そして僕は途方にくれる(大澤誉志幸カバー・岩)
愛のメモリー(松崎しげるカバー・海)

*このあたりから順番は不確かです!
Human Nature (マイケル・ジャクソンカバー(ほんの少し)岩)
快楽主義者(岩)
別れの朝(ペドロ&カプリシャスカバー・海)
元気を出して(竹内マリアカバー・岩)
バラの花(くるりカバー・岩海)
約束(海~これは岩崎氏からのリクエスト)
バンドマン(岩~これは海北氏からのリクエスト)

岩海苔のさよならのテーマ

En) 岩海苔ノーミュージックノーライスのテーマ

これらのセットリストはあくまで私の記憶のもとですので
かなり順番とか曲名とか怪しいですが
参考にということで。


この日はどういうわけか「愛」がテーマになって
それに絡んだ曲の選曲になっていったようです。

海北さんがこういうことを言われてました。

「日本語っていいよね。最初に練習する字があいからだものね。」
(あいうえお~のね)
そうか「あい」=愛かと

何十年も生きて来て初めてこれに気がついた私です。

海北さんはブルーハーツの真島さんの曲
「トーチソング」をカバーしたのですが
彼は真島さんの文学的な歌詞に中学時代
すごく感動したというブルーハーツとの
思い出を語ってくれました。

♪作り雨にはブーゲンビリア~

というような歌詞が書ける?っていう感じで
話されていました。

ブルーハーツはクロマニヨンズまで入れると結成
30年になるそうです。

まあ、私自身の年齢を見るとそうだねよね~って
なりますが(笑)

この日岩崎さんがやってくれた彼のソロの
「かいたいしんしょ」は結構独白系というか
詩を朗読しながらそれに音が絡んで来る感じの曲なんだけれど
これ聴きたかったので聴けてよかったです。

春樹という名前もこの詩には出てくるのですよ。

海北さんが慧さんはソロの方が文学的だと話していました。

これらの話を聴きながら、私は洋楽でも邦楽でも
文学的な歌詞の歌が好きかもしれないな~って
改めて思いました。

海北さんはかなり古い歌謡曲をカバーされていて
それらは家族でドライブした時とかに車の中で
流れていたということで、家族の影響は大きいというような
話をされていました。

私自身はあまり両親の影響を受けているようには
思えませんが、父親が好きだった洋画を見ていて
そのサウンドトラックに影響を受けて洋楽好きに
なったのかもしれません。

父自体はウクレレ弾くのでハワイアンを聴いてましたし
母は演歌でしたから。

で娘の私はロックしかもハードロックにパンクにモータウンという
バラバラな感じですね。

でも、海北さんがカバーしてくれた曲は母も聴いてたので
私も知ってました。

慧さんのカバー曲はほんとわたしにどんぴしゃの選曲で
ほんといつも驚きます。

この間の慧さんのワンマンで聴いた「そして僕は途方に暮れる」を
また聴けて本当に幸せでした。
これはやっぱり名曲ですね。

そしてくるり!

「バラの花」を歌い出した慧さんに
ほんと私は泣きそうになりました。

この曲はくるりの中でも一番好きな曲だからです。
私の思い出深い曲のひとつでもあります。

この曲が関西では当たり前に流れていた頃
まだ関東では「くるりって?」っていう知名度でしたものね。

そもそも今こうして私が日本のアーティストのライブに
行くきっかけを作ってくれたのがくるりですから。

彼らと出会って生で演奏を聴かなかったら
ライブに行くことはなかったのかもしれません。

「生の演奏と生の歌ってほんとすばらしい!」を
体感させてくれたのがくるりでしたから。

LOST IN TIMEの「約束」を海北さんが歌っている時に
慧さんが後ろでドラムの源ちゃんの真似をし続けるという
おまけつきでしたが、それが似ててみんな笑ってました。
エアドラムですね。

セカイイチの「バンドマン」をやる前に
響ちゃんのドラムもシンバルを手首で返して叩くところが
彼だね~みたいに少し真似されていて、それが
ほんと特徴掴んでておもしろかったです。

この曲は海北さんがリクエストしたのですが
終わった時になんか海北さんが
「これだめなんだよね。」っていいながら
岩海苔のタオルで目頭を押さえているのを見て
なんかぐっと来てしまいました。


そういえば竹内マリアのカバーのあたりで
「俺たちはそこそこできるんだよね。」という言葉を
言ったあとに少し落ち込む海北さんがいて

「そこそこ」っていうのがどうやらひっかかったようです。

確かに「そこそこ」はトップではないかもしれません。
でも、私は海北さんの声や慧さんの声は「そこそこ」ではなく
「たったひとつの声」「素敵な他に代わりのいない声」だから
それを大事にしてほしいと思いました。

そして「そこそこ」の人じゃなくて「かなり」の人だから
それぞれが10周年を迎えるのではないですか?

私はあまりLOST IN TIMEのことは知らなかったのですが
この名前の由来はなんだったのでしょう?

私はきっと「時間を忘れるくらいのすばらしい音楽を
奏で続けるバンド」っていう意味だとこの日思いました。

時間に迷子すなわち素晴らしい時間に包まれること

これからもまたこの二人のライブにはあるいは
それぞれのバンドのライブにも行くと思います。

そして、白いご飯に海苔の佃煮をのせるたびに
二人の顔とその歌声が浮かんでいくのです。
生涯。

これはすごいですよね。

最近ではコンビニで買うおにぎりみても思い出すもの(笑)
葱とカイワレで渡會さんを思い出すように(笑)

あと海北さんが言ってた言葉が心に残っています。

「音楽界でCDが売れないとか言っているけれども
見る側面を変えたらそんなに音楽の環境が悪いとも
言えない。というのもライブに実際に足を運ぶ人口が
増えているんだから。生で聴こうという人たちが
増えているんだから。まだまだ捨てたものじゃない。」

っていうような内容です(あくまで私の記憶による解釈ですので
一字一句同じではありませんよ。)


私は慧さんがかつてアメリカで見たように
ライブハウスで踊っているおばあちゃんに将来なりたいです(笑)

生涯ライブから離れない人になる所存です。

タフに生きるぞ!




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そのときは気がつかないかもしれないが

2012年08月08日 | FoZZtone
京都でWALT DISNEY生誕110周年記念展をやっている。
仕事帰りにぎりぎりで飛び込んだ。

ディズニーからは多くの人は華やかなディズニーランドやワールドを
思い浮かべるだろうけれど、ウォルトがこれに至るまで
どれだけ人を信用し裏切られて、いわゆるいったんはヒットアニメーションを
作る製作会社を作っても、倒産し、また一から始めるそんな苦しい
経験をしていた。いろいろダメになって帰路につく列車の中で
「何か新しいキャラクターを作らなきゃだめだ。」とそこで
生まれたのがミッキーマウスだったんだ。

最初はネコのキャラクターにしようかと思ったけれど
その時にはまだ主役にはなってなかったネズミに着目したんだ。
そう、ミッキーマウスの誕生だ。

そもそも最初の会社で作ったのは
アニメの中に実写を入れ込むというものだった。
今みたいにCGが無い時代にどういう風に作り上げたんだろう。
でも、その時こんなことをした人は彼が初めてだったんだって。
資金がほとんどないいわゆるインディーズ会社がアイディアで
ヒット作を生んだ訳だ。そしてメジャーに。でもいろいろあって
またインディーズに。だけれどあきらめずにまたいろいろ考えて
メジャーにもどって大成功するんだ。


彼の言葉にこういうのがあった。

「そのときは気がつかないかもしれないが、
失望することが最高の結果を生み出すこともある。」

これってなんか力をくれる言葉だね。

さて、ここでFoZZtoneの「INNER KINGDOM」のことを。

実のところまだ感想を書くには至って無い。
でも、それはいろいろ書きたいことがいっぱい過ぎるから
時間をたっぷりもらわないと書けない。

ただ、言えるのはできるだけ多くの人に聴いてほしいと思う。

10代20代はもちろんだけれど、50代以上の人をも惹き付けるアルバムだと言える。
特に洋楽ファンであったすべての人たちにはなつかしく新しいアルバムだと思う。

日本人でこれだけあの60年代、70年代から今に至るまでの洋楽の空気感を
日本語で表現できるバンドって他にいるだろうか?

私は正直、10代からかなりの洋楽オタクであったので
自分が知らない時代からの音楽もいっぱい聴いて来たし、
今現在の音楽も聴き続けている。
かなり長い年月というか人生ほとんどを費やしている。

だからこそ、素晴らしいと感動してしまうんだ。

人間がそれぞれの役割をもって生まれるように
音楽も必ずそれぞれの役割をもって生まれると思ってる。

多くの人に届くために生まれるものもあれば
たったひとりの人のもとに届くためのものもある。
でも、数は関係なく、どれも同等に大事であり素晴らしいものなんだ。

人と人とが出会う奇跡のように
音楽と人が出会うのも奇跡だ。

でも、ほんとうは届くべきところに
しっかり届いているんだ。

だから今はまだ届いてなくても
必ず、届くべきところには届くから

私はそう信じているから

FoZZtoneの音楽が届くべきところに
すべて届く日は必ずくると信じているから


インディーズからメジャーへ
そしてまたインディーズへ

でも、揺るぎない意思をもって
次々にアイディアを出し、
それを実行していく。

そういうところがなんだかウォルトと
重なってしまった。

そして、自分たちのことだけでなく
若いバンドたちにもなんらかのチャンスを
与えるというU-22のライブも
「新しい世代を育てる」ということも
ウォルトの考えに似てて驚く。


まったく世界は違うけれども

「失望を最高の結果につなげる力」は
いっしょのような気がするんだ。


そうそう最近のボーカル渡會氏のつぶやきに
「歯医者」っていうのがでてきたんだけれど、

このウォルトの言葉を英語では

You may not realize it when it happens, but
a kick in the teeth may be the best thing in
the world for you.

なんだけれど、ここにteethっていうのが入っていて
なんか不思議だった。

teethはもちろん歯だよね。
(注☆kick in the teethで突然の失望を意味します)

歯はすべての始まりになるかもしれない。

ハハハって始まる歌もあるし(笑)



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FoZZtoneは16:20からSEASIDEに出演!ROCK IN JAPAN FES

2012年08月05日 | FoZZtone
ROCK IN JAPAN FES 3日目

っていっても私は行けないのです。

ゆえにWOWOWの生放送を見るつもりですが、
行かれる皆様は是非、16:20からSEASIDE STAGEの方へ行き
FoZZtoneのライブを一目見てもらえたらと
別に広報部でもなんでもないですが願います。

そのときの別ステージの難波さんを見るという方も
いらっしゃるとは思いますが、今回は是非ともフォズを見てみて下さい。

「え?こんなバンドだったの?」っていうぐらいの
新鮮さがパチパチと弾けることをお約束します(フォズがね・笑)

CDよりライブがもっと素晴らしいバンドであるのでそれを
より多くの人に知ってもらいたいのです。

いっしょに「LOVE」の大合唱をしてきてください!



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