HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

My Instant Song by MONOEYES

2015年06月29日 | MONOEYES
MONOEYES

また大好きなバンドが増えました。

ELLEGARDEN
the HIATUS
そして
MONOEYES

まるで三つ子のように
不思議なトライアングルのように
細美武士で繋がっている3つのバンド。

ただ、このMONOEYESは細美氏のソロから立ち上がったバンドで
曲はすべて細美氏自身によるものということ。

ああ、やっぱり細美さんのメロディはこれなんだと
My Instant Songを最初に聴いた時に感じ、同時に
なんだか愛おしい人からの
ずっと再会を待っていた人からの手紙を
受け取ったように気づくと歌詞カードを胸に押しあててました。

歌詞にSundayという言葉が出て来ると
細美さんだと思うのはなぜでしょう?

whenという言葉がどうしてこんなにも響くのでしょう?
彼は何度も何度もどうしてwhenという言葉を使うのでしょう?

ELLEGARDEN休止からもう6年は過ぎて
戻ってくるからという約束のもとに
ずっと待ちつつも
the HIATUSにも心は揺り動かされているけれども

でも
でも

やっぱり待ち続けているわけで。

MONOEYESはまったくELLEGARDENとは違うバンドなのですが
やっぱりそこに面影を追ってしまうのはいけないのでしょうか?

メンバーは本当に素晴しいメンバーで
Scottもトディも一瀬さんも
よくこんな素敵な人たちがって
感動しかないです。

MVを見て、細美さんの表情を見てたら
昔のエルレ時代の彼の顔がそこにあって
うれしくて、でも苦しくて
でもやっぱりうれしくて。

このバンドは東北のためのバンドだとも聴いたのですが
東北のためは実は日本のためだということを
いつも細美さんから感じています。
東北を元気にすることから
日本はまた再生していくのですよね。

そして、東京や大阪などの大都市からではなく
地方都市からのエネルギーが日本を変えて行くんだと
思うし、そんな地方に動きやすいバンドでということで
このMONOEYESがあるのだと思っています。

MONOは単一っていう意味だと思うけれど
EYESが複数ってなんかおもしろいですよね。

きっとMONOEYEたちがたくさんという意味で
ひとつ目君たちの集団ということなのかな?

どこかミニオンズのカールやスチュアート(1つ目の)を思い出しました。

Third Eye Blindや
歌ではアランパーソンズプロジェクトのEye in the skyという曲を思い出したりもします。

My Instant Songにはティンカーベルが登場し、こんな風に
昔から彼の歌にはときどきディズニーやセサミストリートのキャラクターが登場するので
それらをどこか楽しい時のシンボライズとして歌っているのかなって思ったり。
きっとそういう登場人物の名を聴いた人たちは自分の子供の頃の楽しかった時へ
ふと思いを馳せるんだろうなと思いました。
だからこそ、今の苦しさとそれが相反する事で歌に光と影ができるのかなと。

演奏もこのメンバーですから、一見シンプルそうに見えて凄いです。
この曲の最初のギターのイントロからもう大好きで
あ、この音だ、大好きな音だと思いました。

3曲とも本当に大好きです。

アルバムもますます楽しみすぎて
ワクワク感が半端ないです。

エルレを聞いていたティーンエイジャーもいまは社会人になり
日々大変かもしれません。そんな時にこのMONOEYESのサウンドは
彼らの力にまたなってくれるんだろうなと思うと同時に
かなり年取った私にも元気を注いでくれました。

ライブに行きたい。
ほんと心からそう思います。

今はチケットが取れる事を
神様に願うばかりです。







コメント (2)
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Scott Murphy (スコット・マーフィー)at Sole Cafe in Kyoto

2015年06月04日 | MONOEYES
2015.5.31(日)晴れ

京都

久しぶりのソーレカフェ

フォズトーンによってこのカフェに来る機会を得たのだけれど
もともとは自分の地元でもあり、馴染みの風景の街でもある。
そんなソーレカフェにスコット・マーフィーが!と
たまたまツイッターを見て知った時はうれしくて
(実際は今迄にも彼は来てたのにそのチャンスを見逃していて
それがなんともくやしいのだけれども)
すぐに予約をいれ、無事にこの日を迎えた。

スコットととの出会いは
もう10年ぐらい前になるのかな?

エルレと対バンツアーしたのより前になる。

当時私は今とは違う仕事をしていて
その職場ではあとで考えるとすごい出会いがいっぱいあったなと思う。

当時はJet Kellyというバンドにいた真田暎人氏にもそのころ出会って
そのバンドにぞっこんぐらいな勢いで、毎日聞く一方で
ELLEGARDENというバンドにも出会って、まだ知り合いの関西のバンドの
メンバーですら知らなかったエルレだったけれど、私は好きすぎて
それらのバンドマンに聞かせまくっていた。
そして、聞いたすべてのバンドマンがエルレのファンになっていった。
当時10-FEETのメンバーもまだ今ほど有名ではなくて、東京に勝負に出る頃でもあった。
職場には以前その10-FEETのメンバーといっしょに働いていて転職して来た子もいた。
そんな中、ある職場の同僚がヴィレッジバンガードで流れていて、なんか外国人が
日本語で歌っているCDがあって、なんかおもしろそうだったから買ってきたんだけど
聞かない?と私に貸してくれた。それがALLiSTERとスコットとの最初の出会いだった。

「Guilty Pleasures」というアルバムでAllisterというバンドをそこで初めて知った。
のちにこのアルバムと同じタイトルがつくアルバムはスコット名義のものになっていったけれど
これはアリスターだった。

私は当時メロディックパンクというのかそのジャンルにドはまりしていた頃でそんな感じで
日本の歌をカバーしているAllisterにすごく衝撃を受けたし、新鮮だった。

そのバンドが後にエルレといっしょにツアーするなんて想像もしてなかった。

こういう風に好きな人たちは繋がって行く。
これが私がいままで生きて来た(細美氏よりやや長い~年上ってことだけど)人生において感じることだ。

さて、そんなスコットとこんなにも近い場所で会えるなんて
なんだか夢のようだった。

エルレとのツアーももちろん行きたかったけれど、
行けなかった。チケットがぜんぜん取れなかったんだ。
ほんと毎回泣いていた。

さてSole Cafeは相変わらずアーティストに近いのでほんとすぐそこでスコットが
歌ってくれて、本当にすぐに目が合っちゃうぐらいの感じ。

セットリストをすべて覚えているわけではないので
今記憶にある分を(間違っているかもしれませんが)
書き連ねますが、違う!というところがあればまた
指摘していただいたらと思いますし、抜けてるところも
もちろんあるわけで。

だいたいですのでよろしく。

<セットリスト>
Homely Girl
Things I Should've Said(違うかも)
Country Road (ジョンデンバーバージョンではなく、耳を澄ませばバージョン)
Take me to church (Hozierのカバー)
ほどけていたんだ
RUNAWAY(違うかも、Allisterの曲)
Over the Rainbow (オズの魔法使いの)
なごり雪
*オリジナル曲 タイトルがわからなかった。

~休憩~

(休憩中 MONOEYESの曲を流してくれた)

島人ぬ宝(カバー)(だったような、記憶が曖昧です。)
終わりのないこの詩
夢をあきらめないで(カバー)(だったような)
心の旅
fame(オリジナル曲、タイトルは曖昧です。シカゴの友達への歌ということです。)
おかしいやつ
A study in Economics(だったような)
タイトル忘れたけどGREEN DAYの曲。(GREEN DAYのアルバムほぼ持っているくせに最近聞いてなくて思い出せず。I walk aloneとかAmyとかのへんだったかな?)
the Sweater song (たぶん、で Weezerのカバー)
Somewhere On Fullerton (Allisterの曲)

EN)
チェリー(スピッツカバー)
What if

カバーとかオリジナルとかアリスタのとかスコット&リバースのとか
いろいろ混じるので覚えてるのが難しかったです。

スコットはすごく流暢に日本語を話すので
本当に大人になってから日本語を勉強したなんて思えないぐらい。

歌う時はずっと立ったままで座っての弾き語りではなく
あくまでロックスター(的なスピリットで)


MCではいろんなお話をしてくれました。

たとえば、家族の話。
彼にはドクターの弟さんがいて、カリフォルニアとウイスコンシンとで
彼女と遠距離恋愛してたけれど、結婚したというおめでたいお話や
家族の中での自分のポジション。弟とかドクターなのに自分が
ミュージシャンで(日本でいう肩身が狭い的な)
でもそれで今食べて行けてるという話。

あと、タイトルは聞き間違えかもしれないけれど
シカゴの友達の歌はちょっと悲しい内容。
女優を目指してたのに違う世界の女優になってしまった友達の話らしい。
せつない。

スコット&リバースの「君と二人で」(これってAdam LambertのPick U upだよね。)を
聞いたプロデューサーでKaty Perry(ここでケイティの名前が出てなんかうれしかった。
最近ライブみたばっかりだったから)もプロデュースしている人が気に入ってくれて
今度スコット&リバースの曲をプロデュースしてくれるって言ってた記憶が。
(7月頃でるかもって)

MONOEYESの話になって、最初決まってたTalk about Kevinっていうバンド名にならず
MONOEYESになってよかったという話とか、
東京に引っ越すことになって、プリウスとマックをお父さんに売ったという話とか
(アメリカの人は引っ越す時にみんな処分するんだと驚いた。)
整理している時にシカゴの高校生時代にウイザーのライブを観に行くための
コンテストかクイズだったかを勝ち抜いて、
最後にウイザーのサインつきポスターをもらって、写真もいっしょに
とってもらったんだけど、その写真が引っ越しの整理をしてる時に出て来たんだって。
ポスターはどこかいったみたいだけど、その時あこがれだったリバースと今いっしょに
ユニット組んでるなんて不思議な気がするって。
でも、この高校時代のことはまだリバースには言えてないんだって。
なんか言えない感じで。だからもうすぐしたら写真をアップして言うらしい。

このライブの次の日はオフになったらしくて京都見物するらしい。
で、彼は日本酒が好きなんだけど、京都で有名らしい日本酒の専門店に
行ったら、そこの店主がイスラエル人だったらしく、アメリカ人の自分と
イスラエル人の店主が日本語で日本酒について話すのがおかしかったって。
もちろん英語でも話したそうだけれど。

この日のセットリストに見るように
本当にバラエティにとんでいて、まるでお菓子の家で
いろんなお菓子を食べているような、楽しくてハッピーな気持ちになれた。

アップテンポだったり、しっとりしたり、日本語だったり英語だったり
なんか時空を超えるってもしかしたらこういう事を言うのじゃないかと
思った。

国籍も年齢も違うスコットが日本の古い曲を日本語で歌って
今の若い日本人にその歌の良さを伝えるっていう。

きっと若い人が知らない曲もあったと思う。

なごり雪は小学生の頃、やっぱりマイケル・ジャクソンとかしか
好きじゃなかったひねくれ者な私がめずらしく好きだった曲で
スコットはマイケルも好きだから、やっぱり音楽的嗜好が同じなのかなって。

心の旅は私がいっしょに連れて行った人が昔大好きだった曲で
その人は今はthe HIATUSやELLEGARDENやMONOEYESが大好きで
エルレの曲はよくピアノでコピーして歌ってた人なんだけれど
エルレと出会う前はなぜか心の旅が彼がピアノで弾いて歌う十八番だった。
だから、そんな好きだった曲を好きなスコット(彼もすっかりスコットファン。)
がカバーしてくれて本当にうれしかったらしい。

一方で不思議だな~って思ったのは、中学生時代に英語の曲として
歌えるようになったのがジョン・デンバーの「Country Road 」。
だからScottが日本語バージョンで歌うんだけれど
私が口ずさむのは英語バージョンについついなってしまう。
♪country road ~take me home~♪って。

でも、違う国でまったく存在もしらなかった者同士が
同じ曲をteenの頃に歌っていたっていうのも
なんか感動する。

歌でその時から繋がっていたのかもしれない。

細美くんがやっぱりウイザーが好きだったし、
スコットも好きだった。そしてどちらも今リヴァースと繋がってる。

ライブの話に戻すけれど、Scottの声はとっても人を癒すな~って
改めて思った。コンペイ糖のようなイメージというのか。
彼の歌をもっとたくさん生で聞きたいなって心から思った。
彼も東京人になったのだから、京都にもたびたび来てほしいな。


ライブ後、CDにサインしてもらって、少しお話もできた。
なんか彼となら自然に英語も日本語も話せる感じで
そういう温かさと国を超えた心の繋がりを感じさせてくれて
ほんとうに幸せな時をもらえた。

細美くんが彼をSOUL MATEという表現をしたのが
なんかわかる気がした。

Scottからはなんか人間としての良い「気」というのか「オーラ」というのか
抵抗なく心にふんわり入って来る何かがあった。

彼といるときっとみんなほっとするんだと思う。
こちらの気持ちを落ち着かせてくれる何かがある。

いっしょに写真もとってくれたし、これは
彼がリバースと撮った写真のように私にとっての宝物。
もちろん、ユニットを組むことは永遠にないけれど
またいつかどこかで会えると信じて、写真を大事にしたい。

何より
MONOEYESのライブどうかチケット当たりますように!

I'm looking forward to seeing you soon!!!




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