HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

掌に太陽

2008年05月31日 | FoZZtone
♪手を握りたいよう・・・・・・・掌に太陽・・・・・♪

この韻を踏むフレーズが好きだ。


これはFoZZtoneの「黒点」の中のフレーズ。


水曜日の夜、そう5月28日に京都MOJOの「BEATBREAKER'08」-the rainy season special というイベントに行ってきた。

実のところ、日々の忙しさの中で、当日までこのイベントに行けるとは思ってもいなかった。特にその水曜日はかなり憂鬱な日で、自分のふだんの仕事とは違う初めての講座というのか、そんないいもんではないけれど、2時間枠をしきらないといけない時間があって、自分自身もまだちゃんと理解してないような国際関係の話やワークショップのようなことやらをやらされて、とにかく自分の経験したことを交えて自分ができるだけのことをしたけれど、終わった後はくたくたのボロボロだった。

あ~

GIVE ME MUSIC!

っていうぐらい、その日は本当にかなり激しい音楽シャワーが私には必要だった。


携帯に京都MOJOのサイトを入れているんだけど、なんとなく本日のライブってところを見たら、FoZZtoneの名が!

そうだ。FoZZtoneが来るんだった。「京都大作戦」チケットすべて全滅の落ち込みやら、仕事の忙しさで「来る」って知っていたのにその日だというのをわかってなかった。


もうこれは音楽の神様が

You SHOULD GO!

You MUST GO!

って言ってくれているに違いない。


と、チケットの有無を確認してから、職場からMOJOへ!


さて、到着した時はちょうど最初のバンドTHE BAILEYSが終わったところだったようで、そのバンドのことはわからないので、その次のバンドから感じたことを書きたいと思います。


☆lego big morl

このバンドの物販のポスターがいい感じで、欲しいな~って思いつつ、結局いつもこの物販の周りには人が多くて、近寄れなかった。センスがきっといいバンドだと思う。

背のすごく高いボーカルさんはMCがおもしろくて、話に引き込まれてしまう。でも、歌うときはそのイメージとは違うんだよね。曲調はあえて、私の主観なので他の人が聴いたら違うかもしれないんだけど、バンプ・オブ・チキンにアークティック・モンキーズがブレンドされた感じ。

カッティングというのかどうか素人の私にはわかりませんが、スタッカートが入るというのか、弾いては休符を入れるようなギターがすごく印象に残りました。要するにアークティックモンキーズのギターワークを思い出す感じ。

で、曲の雰囲気はバンプと近い部分があって、そのブレンド具合がいい感じで、もっと聴いてみたいなと思うバンドでした。CDも買いたいな~って思っていたのになぜか人が多くて近づけませんでした・・・というか、いつもならきっと行くであろう私も疲れすぎてたんでしょうね。次回に・・・

そうそうスペースシャワーTVの「スペースシャワー列伝」にも今度出るみたいで、それはSSTV見てて知りました。

☆rega

このバンドのメンバーはみんなすごく個性的な存在感を放っていて、ステージが始まる前はなかなか近づける雰囲気じゃないな~って感じてました。

東京からのバンドなんですが、今回初京都みたいで、きっと多くの人には馴染みがないと思うのですが、ステージが始まって、びっくり!


ロックなインストバンドだったのであります。


ジャズ色の濃いフュージョン系のインストバンドは体感したことはあるのですが、ロック色の濃いインストバンドは初めてだったので、それがまず新鮮。次にそれぞれの演奏の上手さ。あれだけ複雑に交差する中で、誰一人リズムを狂わさず、音を重ね合わせてメロディを構築していくのは、かなりの練習量と個人の力とチームワークによるものなんだろうな~って。

ドラムさんのストイックで激しいドラムに釘付けになったことも。スキンヘッドまではいってなかったかな?そういう雰囲気の一見強面の方なんですが、ライブ終了後、外でちょっと休憩してたら、彼が突然前に現れたので、予期せぬトークができたのですが、お話するとすごく穏やかな素敵な方でした。

最近インストバンドにライトが当たってきていますよね。ロッキンオンジャパンでも特集されてたし。

そんなパワーをこのregaも持っていました。激しいステージアクションで、アフロヘアーのギターさん(おそらく、ボーカルがあるバンドでいうボーカルのポジションのギター担当です)がギターを振り回したり、今にも床に叩きつけるような行為をしたり、するんですが、天井に向かってギターを振り上げた時、そのギターに刻まれた傷や少し塗料がとれた部分とか見て

「あ~何年も大事に使っているんだな~。本当はすごくこのギターを愛しているんだな~」

って感じました。

まさに「相棒」

って感じで。

それ見て、余計にこのバンド好きになりましたね。暖かさが愛がステージにありました。

とにかく、うなってしまうようなベース・ツインギター・ドラムの4人組バンドでした。



次はFoZZtoneが出たのですが、

先にトリのsoulkids

このバンド名は聞いたことがあったので、どんなバンドなのか興味がありました。
説明するのは難しいんだけど、アンコール曲の「メキシカンドライブ」にはまりました。ああいう乗りがやっぱり好きな自分を改めて確認。


そしてそして

やっと生で聴けた

☆FoZZtone

初っ端に「黒点」が来て、わあ~ってすぐにテンションがあがりました。
こんな至近距離で「黒点」の音楽シャワーを浴びれるなんて・・・
ほんと、幸せとしかいいようがありませんでした。この曲で彼らのファンになったわけですから。

MOJOはどちらかというと小さなハコ。ステージはまるで洞窟の中にあるようなイメージ。そのステージを激しく動き回るギターの竹尾さんにベースの菅野さんそしてフロントの渡會さん。その佇まい、そうバンドとしてのたたずまいがなんてかっこいいんだろう・・・って思いました。ドラムの越川さんの姿はちょっと見えにくかったので、そのビートを感じて、存在感を感じてました。

去年このMOJOでのライブがあった日にメジャーデビューしたそうです。あれから2年目に入ってますますパワーアップしているって感じをMCで渡會さんが言ってました。

「BRUTUS」かなりアップテンポで、渋い曲。メンバーの暴れ具合がかなりのもんでした。越川さんのドラムのビートを土台にしてギターが絡み(すごい早弾きも)、そしてベースがぶっとく曲を引っ張っていって、竹尾さんの挑発だったり、菅野さんの弾け具合だったり、渡會さんの「ちょっと会場にダイブする気?」って思うほどの乗り具合。ちょっと危なかったかも・・・渡會さんが怪我しなくてよかった。

「平らな世界」
先の曲とは打って変わって静かに入ってくる曲。
大好きな曲のひとつ。絵が見えてくる曲。

♪あらゆる想像に耐え得る 心を養っとけ♪

っていうフレーズが好きなんだけど

この渡會(わたらい)さんの言葉選びというか詩の世界が私の好きな真田さんとか藤巻くんと、あるいは吉井さんと共通なものがあるな~って。

言葉のデッサンで情景を浮かび上がらせる

私はまだFoZZtoneのファンになって浅いから、メンバーのそれぞれのことはあまり知らないんだけど、渡會さんがジャケットのイラストとか描いているんですよね。

絵を描く人なんだ~って思うと、なんかかつて絵を毎日描いていた私には親近感を覚えます。

言葉のチューブを塗り重ねて心のカンバスにいろんな情景を彼は描いているんですよね。


「Elevator」

MUSIC!MUSIC!

ってまさにその日の私が欲したもの

その詩の中の音楽のイメージはまさに私のイメージするもの。

ベースがすごく響く曲。

ジャージーな部分とロックな部分が交差する。


「TWILIGHT」

どこかジョー・ジャクソンのステッピンアウトを彷彿させるベースとドラムのビート。そこから、気持ちよく曲が展開されていく。

そして

「The World is Mine」

新曲でつい最近SSTVでPVを見たばかりだ。すごく心に響く力強い曲だ。タイトルをTVで見た時はちょっと「くるり」を思い出してしまったけど。なぜだろう?

ザ・ワールド・イズ・マイン!とみんなで言うときは、やっぱり拳をあげてしまうそんな曲だ。

直球でここ(胸)に届いてくる。

早くCDでないかな。


それにしても竹尾さんはしまいにはステージから降りてきてギター弾いてくれました。三つ編みヘアでボブ・マーリーかスティービー・ワンダーかっていうヘアスタイルでしたが、端整なお顔にはそれがまた似合うというか。ギブソンが似合う方でした。弾き方はハードロック系の早弾き系の遺伝子をお持ちかと感じました。

そう私の好きなギタリスト系の人でした。


菅野さんは若いイメージでパンクなベース(ってどんなん?)を弾きそうに見えて、渋いベースを弾くんですよ。元ブランキーの照井さんを思い出す感じ。こういうベースにも私は弱いです。

越川さんのドラムもいいですよね。結構洗練されたムードをかもし出すドラミングっていうのか、表現するのが難しいんだけど、ちゃんと計算された曲をいかに浮き彫りにするかを知り尽くして、その影をしっかり描くドラムというのか。見た目の若さとは違って大人な感じの安定したドラムで、全身を委ねられるという感じ。


最後、渡會さんは、PV見るたびに髪型が変わるので、いったいどんな方なのかって思ってたんだけど、今回はサラサラ系のヘアで、実際にお会いするとやわらな雰囲気の素敵な方でした。で、彼のギターが演奏中気になって仕方がなかった私です。
ブルーを貴重としたギターでネックのところにかわいいドクロくんが白く描かれていて、どこのブランドだろう?って見るんだけど、どうしてもわからない。


そこでライブ終了後、直接渡會さんにお聞きしたら、ESPのカスタムメイドのオリジナルですと教えてくださいました。きっと高価なんでしょうね。


別れ際に握手してくださったんだけど、ちょっと今までやった事がない握手の仕方できっと私はびっくりしたような顔をしてたんだろうなって。


こうして、またこの蒼い星の何十億という人の中のひとりと繋がることができました。


そして、素晴らしい音楽と出会うことができました。



きっとこの日のライブはそれぞれのファンにとっては


The World of FoZZtone is mine!

だったに違いない。

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WantsそしてTHE BUNGY

2008年05月28日 | NICO TouchestheWalls
もう眠ろうとしている今。
心がとっても温かい。

なぜなら、寝る前にたまたまつけていたVMCでまず、BINECKSの「GLORY DAYS」のPVを見て、チャンネルを替えてSSTVにしたら、GRAPEVINEの「Wants」のPVとNICO Touches the Wallsの「THE BUNGY」のPVが見れたから。

まず、BINECKS。どうしてあんなにかっこいいのだろう。誤解ないように言うけど、顔がかっこいいとかそういうのではないよ。なんていうのか音楽への姿勢というのかロック魂というのか、ロックってこんなもんだろ?っていう感じの。

The Birthdayのようなアプローチももちろん私は大好きで、チバさんのたたずまいとかすべてかっこいいし、あれこそロックだといつも思うんだけど、一方でSIAM SHADEの血筋を受け継ぐこのBINECKSのようなストレートなハードロックもすごくかっこいいと思うんだよね。爽快なロックが。

B'Zというユニットがいる。誰もが知る日本でもトップのロックユニットだ。彼らの曲で名曲もたくさんある。でも、私は嫌いではもちろんないけど、心底からは好きにはなれなかった。どうしてかわからない。松本さんのギターは凄いし、稲葉さんも素敵だ。でも、どうもあのタイトルとか選ぶ日本語とかがいまいち私の心を外す。稲葉さんの声もややストライクゾーンを外す。「アローン」は名曲で今も大好きな曲なんだけど。

でも、そのB'Zでは得られなかったストライクをくれたのがこのBINECKSだ。もちろん、SIAM SHADEカラーが漂うからでもあるけれど、ボーカルのKEITAくんの声がストライクだ。ちょうどいい具合に届いてくる。ギターは松本氏のやや脂っこいギターとは違って、何歳になってもどれほど早弾きをして複雑に弾こうともさわやかさと温かさとシャープさが無くならないDAITAさんのギターはやっぱり日本でナンバーワンだと私は思う。

ベースのBOHさんもシークエンスプログラマーのTESSEYさんもすごくかっこいいし、そのちょっと恐いかんじがまたいい。いいドラマーが加わればもっとすごくなるんだろうね。今でもすごいけど。

さて、うって変わってGRAPEVINEの「Wants」はずっと田中くんが弾き語りするシーンが繋がる。都会のビルの風景を背にアコギを弾く田中くん。バインもやっぱり私の大事なバンドであり続ける。SIAM SHADEと平行にいつも彼らは側にいてくれたもの。そういえば、彼らが一番長く側にいてくれているのかもしれない。

PVはあの須永さんの手によるものだけど、やっぱり須永さんは都会を描く第一人者だと思う。なんかビルの風景にドキドキするもの。モノレールに哀愁を感じるもの。

なんとなく、田中くんのアコギを弾く姿を見て、君を思い出したよ。そう君のライブに行きたいな。

君の歌う「月 満ちる間に」がまた聞きたい


そして、NICOの新曲「THE BUNGY」は前の「夜の果て」とはまったく違うアプローチ。すごくおもしろいし、なんか新鮮だ。彼らは本当に自分たちの世界をもっている独特のバンドだと思う。こんな曲って今までなかったよな~って思わせてくれる。早くCDを手にしたいな。

あ~もう寝ようっと・・・





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こんな現実は狙っても起こせない

2008年05月27日 | ELLEGARDEN
IVORYLINEの国内盤がやっと出て、やっと買った。HMVで輸入盤を視聴して、即座に「好きだ」って思ったバンドだ。

メンバーがどんな風だとかまったく知らず、ただ音楽だけでストレートに心をつかんでくれた。

CDについていたPVでやっと彼らはどんな感じなのか知ったわけだけど、ボーカルはまだ若くて、レッジャンのボーカルみたいにストレートのロングヘアだ。

あとで知ったんだけど、私が以前すごく気に入ったバンドとして日記にも書いたMAEと同じTooth&Nail Recordsのバンドだった。このレコード会社はすごくすごく良質な音楽を送り出すインディーレーベルだ。

とにかく、聴いていて気持ちがいいというか、心が洗われるかんじというか。

Jimmy Eat Worldとか好きな人にも好かれるだろうし
The USEDとか好きな人にも好かれるだろう。

ときどき、私の好きなUKバンドのMy Vitriolのギター風なところもあるし、もちろんMAEっぽいところもあるし、なんかほっとするロックというのか。


是非1度聴いてほしいと思うバンドです。


MAEが好きだと言っていたNorhtern19さんにもお薦めします(笑)

Northern19といえば、新作でます・・・というかもう今日出たかな?
ついこの間みたいに思ってたライブからもう随分と経つ。

今月のロッキンオンジャパンはエルレのロングインタビューもすごかったけど、雑誌としてすごく充実してた。このNorthern19のインタビューもあったし、グレイプバインの田中さんのもあったし、大好きなNICOのもあり、バンプありビークルあり、アジカンあり、そしてそしてBINECKS!

BINECKSって?

と思う方いるでしょう。これは元SIAM SHADEのリードギターのDAITA氏が率いる新バンドでサウンド的にはSIAM SHADEファンなら好きになることでしょう。

「わ~このギターだ~」って思うSIAM SHADEを思い出すフレーズ。実際DAITA氏によれば、SIAM SHADE時代に使っていたギターを引っ張り出してレコーディングしたとか。

デビューシングルの「GLORY DAYS」はほんとボーカルのKEITAが語るように笑顔になってしまう曲です。これも出たばっかり。

NICOももうすぐ新作でるし。


エルレを愛してやまないのは偽りないし、日々聴き続けるわけだけど、この世にはすご~くかっこいい音楽がいっぱい隠れていて、それを見つけながら生きていくっていうのもいいじゃん。

恋愛で、もうこの人以外には絶対に好きな人は出てこないって思っていても、絶対にいるんだよね。好きになってしまう人が。

それと同じでSIAM SHADEが解散した時はもうこれほど好きなバンドは出てこないんじゃないかって思ったけど、ELLEGARDENというバンドに出会えた。そして、jet lily star(ex JET KELLY, TOKYO DROP)に出会えた。

今、少しあるいは長くELLEGARDENがお休みしていても、私をjet lily starが支えてくれるし、元SIAM SHADEの栄喜さんがDETROXでDAITAさんがBINECKSで側に戻ってきてくれた。すっごいいい音楽を携えて。

だからこそ、信じられる


ELLEGARDENもこんな風に私の人生のサイクルの支えてほしい時に笑顔を携えて戻ってきてくれるって。

「こんな現実は狙っても起こせない」はIVORYLINEの「We both know」の訳詩の一節。なんかこの曲聴いてエルレを思った。
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今日を記憶に変えていける

2008年05月21日 | ELLEGARDEN
なんだろう。

今、ELLEGARDENに捧げる歌として一番ぴったり来るのは彼ら自身の曲だ。

「虹」

細美さんの言葉をひとつひとつこぼさないように大切に自分の中に落としながら、この曲が痛いほど、頭の中でずっと回りつづける。



私が思っていたより深かった。

彼らに抱く希望が弱い光を放つ


「俺たちはずっと仲がいい」

この言葉がそれを表す。



仲がいいからこそ、難しいんだよね。
大好きだからこそ、だめなんだよね。



こういうことって経験した人ならきっと
感じるだろう。


身内だから、家族だから、恋人だから
とついつい甘えて、前しか見てなかった人なら

どちらもちっとも悪くなくて

お互いに大好きで

でも、

でも、

「疲れちゃった」

と感じる時。


それをある日打ち明けられて
「愕然」とする時。


人って大人になるとそんなに大きくは変えられないと思う。

だから、

「明日からはちゃんとします」

と言ったからって簡単には軌道修正なんてできやしない。


こんなこといってしまっていいのかな。


細美さんは変わらない。

ただ、年を重ねることはできる。

そこで、エッジが多少は削られていくかもしれない。

そして、前よりはときどき後ろを振り向いて、あるいは周囲をゆっくり見回して
大事な人たちがそこに笑顔でいるかどうかを確かめる余裕は出てくるかもしれない。
自分でそれはあえて意識してやらないとだめかもしれないけど。


一方で、他のメンバーもそんな細美さんに対して今よりもっと大きく包める存在になれるかもしれない。

「解散」にいきつく直前で本当の思いを正直に打ち明けてくれたメンバーにある意味感謝。

このまま抑えていたら、手遅れてになるところだったんだね。


9月まではまだライブはあるようだけど、その後が恐い。


ねぇ、ELLEGARDENはすごく大事なバンドだし、唯一無二のバンドだ。

だけどね。

私にはすごく細美武士っていう人の存在が大切なんだ。


君に出会えた私の人生は捨てたもんじゃないなって思えるんだよ。本当に。

よく、俺が悪いとか、自分に対していい風に言わないことがある君だからこそ、声を大にしていいたいな。

君は君が思うほど悪くない。でも、すばらしいなんて言葉も言いたくない。

そんな形容詞で表せるほどのありきたりな存在ではないんだ。

いつのまにか、この魂をささえる礎のひとつになってしまっているんだ。

君の歌がね。私の中に流れないと私は自分を支えられずに横たわるしかない。


絶対に約束だ。


私よりは絶対に長生きすること


そして、生きているかぎり、ELLEGARDENの復活を待ち続けるから。


正直、

「I HATE IT」

の気持ちだ。

私は君がいない時間がどうしようもなく嫌いだ!


本当は


いやで、いやで、いやで

どうしようもなく嫌で

泣くに泣けないよ。



そして、こんなにエルレを愛している自分がなんかせつないよ。






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天井裏のフェト

2008年05月17日 | JET LILY STAR
まず最初に

きっとこの日記は長くなる。

ということでお許しを。


「天井裏のフェト」

これは村上春樹の「ノルウエーの森」の最初にある

・・・・・多くの祭り(フェト)のために・・・・・

というところから取られたと聞きました。


フェトというのはfeteという英語がありますが、もともとはフランス語から来ています。祭りや祝祭日という意味で、カトリックの国では祝名節として使われることがあります。

「名前を祝う」

っていうことでは昨日の「フェト」はぴったりだったのではないでしょうか。


そう、昨日は「JET LILY STAR」がその名を初めて大阪で掲げた日なんですから。

偶然にも対バンしたDIANA DIANAもGreedychairが新しい名前を大阪でお披露目した日でもあり、その「フェト」は彼らにぴったりのイベント名だったわけです。


まさに

ウエルカム・トゥ・ザ・「天井裏のフェト」

場所は大阪福島セカンドライン。

ここは同じUnder the Rでも、Under the roof というより Under the railroadで、案外心地よい電車のガタンゴトンが合いの手のように入ってくる場所であります。

よく考えたら、この「天井裏のフェト」というイベント名ってすごくいいですよね。天井は英語ではRoof・・・これって頂点という意味があるんです。天井裏はUnder the roofというので、解釈を変えると、頂点のもと・・・すなわち「これから頂点を目指すための祝日あるいは祭り」という意味あいになるわけで。


そんなことをあれやこれやと思い巡らしながら、仕事をぎりぎりまでして向かったので、結局開演時間には間に合わず、オープニングアクトの「DIANA DIANA」の途中から参加しました。


☆DIANA DIANA

このバンドの前の名前のGreedychairは目にしたことが何度かありますが、聴くのは初めてです。最初に会場に入って聴いた曲から「いいバンドだな~」って感じました。メロディラインがはっきりしているのに、ロックなビートで、ある意味やりたいことがはっきりしているというか。私のお連れもこの日の対バンではダントツによかったと言ってました。

CD買えなかったので残念でしたが。

まあ、比較して申し訳ないですが、NICO系のバンドかなと。どこか同じ香りが・・・

今後に注目です。


ただ、どうしてDIANA DIANAなんでしょう?

ダイアナ妃やダイアナ・ロスを連想してしまいますが。


☆redballon

このバンドは民放の毎日だったか?でプッシュバンドに以前なっていて、テレビではよく目にしたことがありました。

聴きやすい。

そういうメロディだったと思います。

ただ、歌詞は早口で歌われるので、よく聞き取れません。そういうスタイルもあるので、それがいいとか悪いとかはまったくありませんよ。

残念なのはあれだけテレビで流れていたのに、まったくどんな曲だったのか覚えてないということです。

ゆえに昨日その曲をやってくれたのかどうかわからないということです。

ごめんなさい。

今後に期待します。


☆plane

このバンドにめぐり合えたこと。
本当に音楽のつながりを改めて感じます。

実は今朝から2004年11月12日(金)の「スペースシャワー列伝」を録画してたDVDを引っ張り出して観てました。

そう、4年前のplaneが出ていた列伝です。

昨日うれしかったのはその列伝でやってくれた

「嘘つきな君へ」

をラストにやってくれたことです。


歌詞を変えたとか、言ってましたが、昔のは若干恋愛色が強かった気がしますが、今はもっと広い意味へと変わっていったのかなって、まあすべての歌詞を覚えているわけではありませんが、そう感じました。

できれば「R」も聴きたかったな。

菊池さんは(漢字あってます?)ぜんぜん雰囲気変わってなくて、そういうのっていいですね。

JRの「大人の階段」話やジャリズム、世界のなべあつの話・・・などきっと話してたら、おもしろい人なんだろうな~って。

ステージのそでから真田さんの「おもろ~」はずっと鳴り響いておりましたが(笑)

planeはもちろん「飛行機」のこと。
JET LILY STARのJETも大きな意味の中でジェット機を指すことがあります。

もし・・・

この2つのバンドがツーマンでツアーにまわる時があったら

「アテンション・プリーズ・ツアー」

とか

「世界を巡る旅へようこそ」

とか

「マッハでゴー」

とか

果てしなく、バカな私はタイトルを考えてしまうのです。

すいません。


脱線しすぎました。

とにかく、私は4年前に知っていたバンドのplaneとこうして昨日やっとめぐりあえたわけです。

菊池さんが真田さんとは4年前ぐらいからと言っていたので、このころから実はJET LILY STARとも私は繋がっていたんでしょうね。


☆JET LILY STAR

「ランドリー」からスタートしたこの日のライブ。

アレンジがよりロック色を強めて、すごくかっこよかったです。自然に体が乗ってくるというのか。

セットリストはまた彼らのHPで発表されると思いますが、初めて聴けた曲もあって、すごくうれしかったです。

新曲や以前1度だけ聞いたことがある曲でまだ音源になっていない曲は歌詞をはっきり把握しているわけではないのですが、結構社会的な歌詞と日常的な歌詞がうまくブレンドされていて、そこがいいな~って思うし、真田さんならではだな~って思いました。

日々流れるニュースを彼自身が感じ思ったことを歌にしていってるんだな~って。

今までの日本のバンドにはあまりなかったから


こういう歌を唄うバンドをどれだけ待っていたか


そんなバンドが今ここにいます。

ではセットリストとは関係なく思いつくまま書きます。

「星のリンダ」・・・これが彼らとの出会いの曲。この曲、勝手に私の誕生日月の曲と決めてますが(笑)

この曲中にメンバー紹介をされて、操さんやヤブさんが前方に出てこられて、ソロを少し演奏されたのですが、操さんの演奏にドキ!

「これはマンドゥ・ディアオの『sheepdog』のインストではありませんか!」

マンドゥの私はファーストアルバムが大好きなんです。ゆえにそれを操さんのベースで聞けるなんて・・・ってもし違ったらごめんなさい。


さて「彼女のショコラ」・・・これって本当に聴くたびに深みを増してきますよね。

これを聞きながら思いました。

「細美さんに聴かせてあげたい」

それはなぜか。

細美さんは人生っていうのはチョコレートの箱みたいにどんなのが出てくるかわかんないって言ってたんですが、だったら真田さんが言うようにいっそそのチョコ溶かしてしまったらいいのに・・・って。そうすれば難しいことも簡単なことも混ぜこぜになって「なるようになるさ」って思えるんじゃないかなって。

あっ、話それましたね。すいません。

「タイムマシン」はやっぱり好きですね。あれがくると「やった~」って思います。体の波長に合うんでしょうね。

最近思うんですが、私にはあまり懐かしむという感覚がないということ。もちろん、家族との思い出とか友達との思い出とかは大事ですよ。私がいう懐かしむは「昔の音楽」や「昔のドラマ」とかについて。

ゆえにサマソニに昔のバンドの「セックス・ピストルズ」が来ると聞いても別にどうでもいいし、いろんな昔のバンドが復活しても、懐かしいから聞きに行きたいってあんまり思わないんです。その時の歌はその時にきらめいて、今ではないから。もちろんCDでは聞きますが、今の彼らではそのときの曲を聴きたくないというか。

たとえば、ストラングラーズのようにずっと現役とかサザンの桑田さんのように今も新曲があるとか、そういうアーティストはいいんですよ。昔の歌をやってくれても新鮮なんです。だけれど、ブランクがあってなんかイベントで再結成っていうのはあんまり好きではありません。

ってまたまた脱線。

要するに「タイムマシン」で真田さんがいうように「今」を生きることが大事なんです。未来に後悔を箱積みにして並べないでいいように

「destroy」はアフリカンなビートがすごく好き。80年代のアメリカのバンド「TOTO」の「アフリカ」という曲もアフリカンなドラムが入っているんですけれど、音楽の起源は太古の調べというか、人間が自然界で生きていく上で雨乞いや天の恵みへのお祝いの祭り(そうフェトですよ)で物を叩いて音を出したところから始まったんじゃないかって言われてますよね。そういう香りと現代の悲しい現状がこの歌から光と影となって放たれています。


「beautiful noise」やっと聞けました。

美しい雑音・・・ってどんなのかな。


スヤスヤ眠る赤ちゃんの寝息
あるいはロックミュージックによくある不協和音

雑音って影みたいな存在で、実は素敵な音を浮き上がらせてくれるんですよね。

すべてきれいなもので飾ろうとするのは大間違い。

きれいなものとそうでないものが共存することで、どちらも存在感を強調し、素敵なバランスを作り上げることができるんですよね。


「バランス」


本当に大事です。

そして、そして

「parade」

聞きたかった曲。都会の交差点の映像が目の前に浮かんできました。

歌詞はまだしっかり把握できてませんが、1度聴いた印象で感じたことは、人はみんな結局知らないうちにこの世界のパレードに参加させられているってこと。歩きたくなくても歩かなくちゃいけないんだってこと。でも、そのパレードの中で君にも出会えるんだってこと。


だから、私もJET LILY STARに出会えたんですよね。

アンコール曲

「空に風、声は羽根」

この歌のように、その歌が風にのって、どこまでもずっと届いていきますように



こうしてフェトは終わりました。


そしてJET LILY STARの「NEW DAY」が始まりました☆












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JET LILY STAR

2008年05月10日 | JET LILY STAR
昨日、JET LILY STARというバンドが誕生しました。これでようやく、幼虫からさなぎを経て、飛び立つ準備の出来た蝶のように感じるのは私だけでしょうか?

JET KELLY → TOKYO DROP → JET LILY STAR

こうして、彼らの新しいチャプターがまた始まるわけです。


不思議なことですが、無意識のうちに私はこれの前の日記にSTAR☆を書いてました。なぜあのように、わざわざ書いたのか自分でもわかりませんが、光るものがバンド名に入るような気がしてました。


あと、JETですが、これがまた復活してくれてすごくうれしいです。つい最近、実はELLEGARDENの細美くんは当初バンド名をUB-JETSにしようとしていたそうなんですが、この中にもJETがあるし、私がこの日記を最初に書いた日のタイトルがやっぱり「JET☆」そして、JET KELLYもJETが入っているし、みんなJETで繋がっている~って家で騒いでいたところだったのです。

そうそう、UBは生方さんの名前からとったらしいのですが、よく見れば私の名前にも共通なものが・・・どっきりでした。

さらにさらに、驚きは私がこの日記を始めた頃はまだJET KELLYとは出会ってなかっと思うのですが、その最初の日記のタイトルが未来のこの新生バンドとの出会いを予測してたのか、というほどのタイトルですよね。

「JET☆」すなわち「JET STAR」もちろん、この間にLILYという言葉が入らないといけないわけですが、2/3の確率で一致していたわけです。


あと、今回新しい名前がつくということで、弟子達と「どんなのになるかな~」って話してたとき、やっぱりアジアン・カンフー・ジェネレーションとかマイ・ケミカル・ロマンスとか3つ以上に音節を区切れるバンド名がかっこいいよね~って話してたら

ジェット・リリー・スター

って3つに区切れるバンド名でした。


それにしても、どういう意図でこの名前になったんでしょう。

そもそも、ジェット・ケリーはカンフースターのジェット・リーと女優のケリー・チャンからつけられたって聞いてますが、


今回は

やっぱり、ジェット・リーのりーを残しつつ、ケリー・チャンの余韻も残して、

ジェット・リーはスターであるっていう意味ではないですよね。


いろいろときっと深い意味があるんだと思います。

リリーといえば思い浮かぶのは


まず、クイーンの名曲「LILY OF THE VALLEY」
で、次はピーターパンに出てくるタイガー・リリー
そして、ドラゴンアッシュの「LILY OF DA VALLEY」

そして、そしてミッシェル・ガン・エレファントの曲に

「リリィ」ってありますよね。大好きな曲のひとつです。

私の子どもの頃飼っていた、ウサギの名前も「リリー」でした。


まあ、とにかくここまでは私のたわごとで


本当に

本当に


今度こそは


その光を日本中、あるいは世界中の人の心に届けてくださいね☆
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目をとじて

2008年05月07日 | TOKYO DROP
♪目を閉じて、意識を集めて 確かめる足元♪

これはELLEGARDENの「ジターバグ」の一番好きなフレーズ。

なのに、今私はこのフレーズを聴くとTOKYO DROPを思い浮かべてしまう。

9日に正式名発表なんですね。

始まるんですね。


1度走るのをやめて、ゆっくりゆっくり歩いて、見落としていた小さな花や命に丁寧に心を注ぎ、大事な音や言葉を時間をかけて拾い集め、出会った頃より、ずっとずっと深みをもって、素敵な音楽を今届けてくれるTOKYO DROP。


足元を確かめて、


「大丈夫。俺達はやれる」


そういう決意が今、全身で感じられます。


9日はいけないけれど、だれもが指先から足元までその音を巡らせることでしょう。



始まる光に乾杯


   ☆
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I Hate It

2008年05月04日 | ELLEGARDEN
「だっはっは、ドッキリでした!」ってみんな言うんじゃねーのかな、つーか言ってくれねーかなと本当は思っています。

細美くんが書いている日記の一部

これ読んだときに、この部分どこかで読んだ・・・って思ったんだけど、思い出せない。実は、それが夢の中でだったのかもしれない。


またか、って思う人もいるだろうし、信じられない人もいるだろうけど、また夢で見てしまった。この日のことを。


その夢を見た次の日には確認のためにELLEGARDENのHPやらいろいろ見て、大丈夫だと不安ながらも自分を安心させていた。

たぶんこの1,2ヶ月の間だったと思う。もしかして、日記に彼が夢に出てきたことを書いていたかもしれない。実はその時の夢が「解散」の夢だった。でも、実際は「活動休止」でよかったと思う。


彼らの正式発表の前にここにコメントでそのことを暗に教えてくださった方がいた。本当はエルレが・・・って感じたんだけど、恐くてそれを言えなかった。実はそのコメントを頂いた時に結構「活動休止」とELLEGARDENで検索したんだけど、どこにもそれを見つけることが私にはできなかった。だから、大丈夫だよねって自分に言い聞かせた。


でも、現実は予感どおりだった。


金曜の仕事中に知った私は、その日にあった親睦会どころじゃないよって思ったけど、仕事みたいなものなので、つまらない話に愛想笑いをしながら「早く帰りたいよ~」って思っていた。

帰りの電車でi-Podを聴いていると「I Hate It」が流れてきた。過ぎ行く夜の街の灯を見ながら、それが彼の答えのような気がした。


嫌だ、嫌だ、嫌だ・・・・


想像に過ぎないけれど


彼が日記でレコーディングがストップしていると書いたあたりから、これは何かありそうだな~って思っていた。


またやっちゃったかな~って


そう組織におけるルールとの戦い


メンバー間とのモチベーションの差っていうのは結構どこのバンドでもあると思うんだけど、このバンドはみんな向上心が強いから、他のバンドでいう温度差とはちょっと違う気もする。


細美くんは新たな段階へいこうとしたんだろうな、憶測にすぎないけど。

で、それが今までの路線と結構かけ離れていたんじゃないのかな。

それで、他のメンバーがちょっと修正しようとしたのかな~って

同時に、やっぱり締め切りの問題もあるんじゃないのかな。


デッドラインってやつ


「もういい年した大人なんだから、そろそろルールを守るようにしよう」ってな具合で、言われたのかもしれない。



でも、それに彼が妥協できるって思う?



それが彼がELLEGARDENに入る時の条件だったんだもの。
納得いくまで、自分の考えを貫くっていうことが、彼の芯の部分にあるんだもの。


それを抜くことはきっと不可能だと思う。



どんなに周りが妥協というものに流されていても、自分は流されなし、自分がその流れを止めてみせる・・・っていうぐらいの意思が彼の中にはあるんだと思う。



自分ではもっと周囲と合わせたほうがいいと思おうとしても、彼の中の基本がそこにあるから、無理だと私は思うし、そういうミュージシャンがいたっていいじゃんって思う。リーダーとしてウブさんは大変だろうけど、そういう細美くんの持ち味をウブさんが一番理解しているんじゃないのかな?


So just don't give up


ずっと待っているから


君みたいな人がいて

そうじゃない人もいて

だから、音楽っていうものがこの世に存在するんだよね。



もう君は私にとっては一生もんのロッカーです。
だから、ずっと待っているし、君の音楽はいつもとなりにいてくれます。


I love ELLEGARDEN!




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