HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

約12年ぶりに

2021年05月09日 | インディーズ
昨日の夜、携帯が鳴っていた。
気付いた時は切れて、その相手を見て驚いた。
もう随分とご無沙汰していたアヤさんからの着信だった。
慌てて、折り返した。
そこから、恐る恐る私を確かめるアヤさんの懐かしい声が返ってきた。

ここのブログを始めた頃に出会った当時インディーズバンドVelvet Mellowの
ボーカルだったアヤさんだ。

とっても魅力的な人で、京都の通りを歩いているだけで、その存在感が
感じられるオーラを持った女性だ。

その当時はまだ20代だったアヤさんが昨日の電話でもう40歳を超えたと
聴いて、本当に時の流れを感じた。

自分自身は当時に比べて、もちろん体重も増えているし、全体的に
かなりの年を重ねてしまったけれど、きっと彼女は今でも
美しい人なんだろうなと思いながら、電話越しに彼女の声を聴いていた。

このコロナ禍でどこにも行けず、部屋を整理していたら、
昔、私が彼女のステージをMV風にして作ったDVDが出てきたらしい。
そこで、思い出してくれたんだ。でも、今まで私の電話番号を残してくれていたのも
驚きだった。そして、私の方ももちろんそのまま彼女の電話番号を残していた。


12年の歳月を経て、また繋がれて本当に嬉しい。
もちろん、今はすぐに会える状況ではないけれど、
彼女が、元気でいてくれたのを知れただけで本当に嬉しい。

彼女はとても繊細で、ガラスのような人だった。
だから、時々すごく心配になった。
どうしてるかなぁ
と何度となく思っていた。

正直、電話番号を残しているのも、時の彼方に
置いてしまっていた。

この12年間の間に、私にも彼女にもいろんなことがあって、
お互いに自分の毎日を精一杯生きてきたんだろう。

また繋がれて止まっていた懐かしい時が動き始めた気がした。

やはり音楽ってすごい。
音楽によって、こうして人はつながっているんだから。


*彼女との昔のエピソードはインディーズのカテゴリーで読んでもらえることができます。

Velvet Mellow 「Count THREE」
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初心忘れべからず

2012年05月13日 | インディーズ
なんか自分が年取ったのかな~って思う今日このごろ。
ってまあ年ですけれど。
私の年知っている人はぎょえ~って思うでしょうけれど。
でも、そんな年齢の自覚はないのです。残念ながら。
いつも20代そこそこの感覚のまま
私は年を重ねてて、相変わらずロックが大好きで。

まあ、そうだから本当の年齢はよくわからないようですが
そんな私が最近ライブで撮影とかすると(もちろん許可を得て)
なんか年とったかなって思うことがあります。
体力っていうのかそういうのが衰えたのかなって。
手ぶれがひどいというか。
三脚に頼っていたからかもしれませんが。

そんな私のもう8年ほど前撮った映像とか見たら
三脚使ってないのにがんばってたなって。
なんかとっても懐かしかったし
その映像に若さも感じたりして。

そんな時代に私にライブ映像を撮らせてくれた
バンドやアーティストの皆さんに改めて感謝します。
今はもう活動休止してたり、ソロ活動してたり
する方たちもいるけれど、私はいつまでも
あなたたちの音楽を忘れません。


あなたたちと出会って
最初に撮らせてくれるって言ってくれた時の
あのうれしさを今も忘れません。

ずっとずっと子どもの頃から夢だった
ロックのライブを撮るということ
ロックのMVを作るということ
それをさせてくれたあなたたちに
感謝します。

いくつか作ったけれど
YOU TUBEにアップできなくて
持っているものもあるけれど
そんなあなたたちの音楽を
少しでも残せたらと思っています。

BIG CATのような大きなライブハウスで
スタッフとして写真や映像を撮らせてくれた
AIRMASTERやFoggy Melancholicに感謝します。

もう今はどこでどうしているのかわからないけれど
今あなたたちは元気にしていますか?

いろいろあったけれど
あなたたちの音楽は今も大事にしています。

そしていつも私に初心を思い出させてくれます。

もちろんCHAIRという京都のバンドにも。
そこのボーカルの山口茂さんにも。

もう一度初心に帰って
ライブ映像を撮りたいと思っています。

あの空気や熱や自分の音楽への愛が詰め込むことができますように。



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SONORITY

2011年09月19日 | インディーズ
RIDDLEは約5年前に出会ったバンド。
エモ系のロックあるいはメロディックパンクに
ジャンル分けされていた。

彼らのライブはその5年前に見て以来
まだ見ていない。その時にたくさんお話した
ベーシストさんが脱退してしまって
それからなんとなく遠のいてしまった。

私は双子のボーカルさんとドラマーさんと
お話はしたことがないんだけれど
ギターのShuheiさんとは少しだけ
お話したことがある。

私は彼のギターがすっごく好きなんだ。
それで彼が聴いて来たバンドとか
聴いたらSIAM SHADEって言ってて。
あ~やっぱりって思ったんだ。
だって、DAITAさんの遺伝子がそこに
あったんだもの。

今まで彼らはメロディックパンクだと
なぜか勝手にそのジャンル分けを
素直に受けとめていた。まったく
疑いも無く、実際彼らの出るイベントも
そういうバンドが集められたのが
多かったし。


でも、今回のアルバムを聴いてやっと気がついた。
彼らはそんな小さなジャンルでくくってしまったら
ダメなバンドだっていうこと。
もちろん、そういうタイプの曲もあるけれど
それより、もっとハードロック色が強い。
というかSIAM SHADEっぽい感じの曲が結構ある。

もちろん、全体的にRIDDLEだってすぐわかる
独特のメロディが溢れているんだけれど
そこかしこにかっこいいギターワークが
施されていて、ほんと惚れ惚れしちゃうんだ。

ドラミングもこれはハードロック系だろうって
思っちゃう。パンクとはちょっと違う感じ。

「SIREN」っていう曲なんて
ほんとSIAM SHADEっぽくて
なんかある意味泣きそうになる。

こういうバンドがここにいるんだ!って。

SIAM SHADEっていっときヴィジュアル系に
ジャンル分けされたけれど、ここにもあてはまらないし
他の日本のロックにもあてはまらなくて
音楽雑誌にもなかなかとりあげてもらいにくい
バンドだったと思う。ギグスとかほんの一部の
ギター系雑誌ではとりあげられていたけれど。

確かにこの間サマソニで見たガゼットの
演奏は素晴らしかったし、ビジュアル系は
演奏は確かなバンドが多いし、歌もうまい人が
多い。彼らが化粧とっちゃったら
ハードロックバンドになるのにな~って
あの衣装っぽい服を変えたらなぁ~って
思うけれど、逆にこのRIDDLEは
別に彼ら自身をどうこうする必要は
ないけれど、彼らはガゼットとかとも
ふつうに対バンできる音楽性があると
思うし、栄喜さんのひきいるDETROXや
ex-イエローモンキーのヒーセのバンドとかとも
いっしょにできるバンドだと思う。
まあ、そこと繋がるきっかけがなかなか
まだ無いのかもしれないけれど、
パンク系ばかりじゃなくて、別の場所でも
やってみたら、もっともっと上へ行けるんじゃないかな。

きっと自分たちのファンはこういう人たちだけって
思っているんだろうな。もっと彼らの
音楽を受け入れてくれるファンがいる場所が他にも
あると思う。

だから、どんどんいろんなイベントに
積極に参加して、彼らならではの音楽を
見せつけてやってほしい。

演奏も安心して聴けるし
初期に比べて日本語詩の歌も増えたし
その歌詞も素敵だし。
突抜感とか浄化感があるのがRIDDLEの歌だよね。

それにしても
Shuheiさんのギターの音色にほんとに
溶けそうになる。

もっともっと成功してもいいバンドだと思うから
絶対に自分たちを信じてやっていって欲しいと
アルバムを何度も聴きながら思った。

あと、英語詩より日本語詩の方が
いいかもしれない。逆にメロディックパンク系は
英語詩が多いから、そこを日本語を乗せてやることで
そのジャンルでも個性が出てくる気もする。

とにかく、枠をはずして進めば
きっと新しい世界が広がるはず。

そんなことを勝手に思う
ただの音楽バカのたわごと。




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恋に恋焦がれ~

2009年10月25日 | インディーズ
このフレーズで何を思い出します?

これを聴いてそのまま続けて歌える人は
まちがいなくGLAYファンでしょう。

正直、今現在、私が「好きなアーティスト」
とか書くときにGLAYを書くことはないでしょう。
かと言って、嫌いになったわけではないけれど
彼らの音楽は私の今の音楽ではないということです。


ですが、今日久しぶりにタワーレコードに
行くと彼らのベスト盤ががんがん流れていて
その中でこの曲が流れたとたん

彼らと出会った当時の感覚がふわ~っと
蘇ってきたのです。確かにそのときは
大好きでした。ただ、3ヶ月しか
続かない恋みたいな感じでしたね。

その3ヶ月後かもっと前かに出会った
SIAM SHADEにぞっこんになって
それはいまだに継続しているので
もう恋を超えて愛になってしまったんだと
思うわけです。


で、話を戻すと

そのとき見てた、いかにもヴィジュアル系バンド仕様の
ロンゲのテルくんとロマンティックな映像の「RAIN」が
ものすご~く見たくなり、もちろんYOU TUBEとかでも
見れるでしょうが、ちゃんとでかい映像で見たくて
それに曲も聴きたい曲がいろいろあったので

買っちゃいました。予定外です。
何を血迷ったのかと今の私を知る人には言われそうですが、
初期の頃の彼らと再会したくなったのです。

それはきっとその時代の自分と会いたくなったからでしょうね。

まだ細美くんともJet Lily Starとも出会っていなかった時代。



そのせいでといってはなんですが、the pillowsの新譜を
今日は買いませんでした。ただ、the Birthdayの「愛でぬりつぶせ」
とMUSEの「The RESISTANCE」は買いました。以前もらった
タワレコでの商品券も使いつつ、コインの10%引きも使いつつですが。

MUSEはDVD付きが出るまで待ったものね。やっと手に入れられた。
ほんとうに待ちこがれてたアルバム。

the Birthdayもかっこいい毒をいつもくれるから
免疫力が強くなる。


11月になると欲しいCD発売が目白押しで
どうしようかって感じです。



あと、京都の新風館というところでフリーライブをしてた
山口茂さんのライブを見ました。

2曲だけのベリーショートタイムでしたが、
私の好きな2曲だったのでうれしかったです。

私はステージ前の席ではなく、
ちょっと遠くの高台からステージを見ていました。

野外なので、それぐらいのところで聴く方が
ちょっとしたフェスっぽく聴こえるかもと
思ったからです。


そんなところで見ていた私を
山口さんは見つけてくれてたみたいです。
あとから聴いたところによればです。


彼のライブを見たのは一年ぶりぐらいかな?


その一年もお話するとあっという間に
縮まるのは不思議ですね。



No music, No Life?で
the BAWDIESのROYくんが

時に音楽は踏ん張った足を宙に浮かして、心を開放してくれる。
そして、「感じる」ことの喜びを再び思い出させてくれる。


って言ってたけど、

ほんとそうだね。


音楽は「感じる」喜びそのものだもの。

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ミリオンダラーホテル

2009年10月12日 | インディーズ
最近のことだ。って言っても9月のいつか。

なんかこの映画が見たくなってDVDの棚から
これを引っ張りだして、自分の机の横に置いていた。

見たいんだけど、時間がなくて結局見れなくて。

でもまるで「待ってるから見て」とでも
いうような感じでずっとそこにあった。


この映画を見ようと思ったきっかけは

インディーズバンドのAIR MASTERのギタリストだった圭吾くんが
是非見てほしいとオススメしてくれたときだ。


もう4、5年以上前のことだ。

私がAIR MASTERと出会ったのはかなり前で2003年ぐらいだったかなぁ~。
もう忘れちゃった。

初めてみたステージで最初に引きつけられたのが
彼のギターを演奏する姿だった。

それについては過去の私の日記の回想編みたいなのに
書いていると思うけど、
素足で修行僧のように弾く姿だった。

彼が好きな音楽とか映画とかが私と似ていて
彼がいいというのはすごく自分にフィットした。

この映画も実際は私の好きなヴィム・ヴェンダースの映画だし、
U2のボノの原案からなる映画なので、それだけでも
好きにならないわけはないけれど、

それをピンポイントで(もちろん私がヴェンダースファンなんて
知らずに)オススメしてくれたんだ。

だから、それ以来、この映画のタイトルを見たり
このDVDを見るたびにセットのように圭吾くんを思い出した。


本棚の上にはAIR MASTER初期の頃のワンマンでメンバーが会場に
配ったドライフラワーがまだそのままの形で残っている。
それぞれにメンバーのメッセージがついていたのだけれど
偶然に私のには圭吾くんのものがついていた。

それも大切に残している。


いろんな時がいろんな流れ方をして

いつしか私はAIR MASTERというバンドから離れた。

音楽が嫌いになったわけではないけれど

そういうこともあるよね。



私が本当に音楽が好きでライブに来てくれる人じゃないと
意味がないっていうような発言をしたことがあった。

メンバーとお話できるとか、何かの特典があるとか
いろいろなおまけのことで人を呼び込んで、会場を
いっぱいにするのに対して、少なからず私の中の
ロック道においては反発せざるをえなかった。

たった3人しかいなくても、その3人はほんとうに
その音楽を好きで来てくれたんだから、それが
最高じゃん。って思うのが私だけれども

実際の現実の収支のことでいうなら赤字だ。

そのことを圭吾さんに言い返されたことがあった。

そうだ。実際には動員数なんだよね。
経済的にも動員数なんだよね。

わかっている。
少なくたって一時的なファンじゃなく
ずっとエターナルなファンがいてくれたら
と思うのは素人の考えなんだろう。


でも、本当にその音楽を好きで来てくれてないと
いつしか、消えて行くように思うんだけれど。


一生もんの音楽だと思ってくれるファンを
コツコツと集めて行く方が

結局、ウサギとカメのような結果になるんじゃないかな?って


でも、きっとAIR MASTERはエターナルなファンを集めて
今に至るんだろう。ワンマンやイベントもいっぱいこなして。
CDも出して。


でも、なぜにそこを彼は去ったのか?


HPを見ても真相はわかんない。

ちょうど、私がミリオンダラーホテルを出して
置きっぱなしにしている時期とそれが重なって
不思議なだなぁ~って思う。


彼の日記が突然見れなくなる前まで

彼の日記にはなぜか京都の話がよく書かれてて、
近くにいるんだなぁ~っていう感覚があった。

どこかですれ違ってたりしてなんてね。


ZILcoNIAの植田さんももうすぐ彼のバンドを去るけれど
圭吾くんは植田さんのことがすごく好きなんだろうなって
日記からいつも思っていた。

植田さんの脱退理由も知らないけれども
圭吾くんの気持ちはわかるのかもしれないね。



ただ、日記を読んでいても、圭吾くんのやりたいことは
この音楽の中にあるのかな?っていうのはときどきあった。

Lostageがすごく好きな彼。
やっている音楽と聴く音楽は違うものだけれど、
圭吾くんにはどこかモノクロな音楽が似合う気がしてた。

それに比べてAIR MASTERはキャッチーな歌ものロックで
ヘビィじゃないから。もちろん、いい曲はいっぱい
あるバンドなので、誤解のないように。


実際のところ、音楽を辞めてしまったのか
家の事情なのか、まったく私にはわからない。


ただ、遠い昔のあの日々のことだけが
きっと一生心に残っていくだけ。

それだけ。


でも、君はキラキラしていた。

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不確かな未来でも

2009年08月01日 | インディーズ
昨日はなんだかとても眠くて気がつくと寝てしまってた。
今日はやっとお休みだと思いたいが、実は夕方から仕事が入ってる。
まあ、夕方からの仕事っていうのはめったにないんだけど。
しかも休日に。

昨日はあることがあって
どの音楽もどうでもいいやって
ちょっとやけ気味になってしまって
このブログもやめちゃおうかって
いう気分になった。

でも、ある意味過去のいろんな思い出も
かなり書いているわけだから
それを消すとなると
ちょっと寂しいかと
やっぱり細々ながら
続けようっていう気持ちになった。


なんていうのか
私の音楽に対する気持ちなんて
結局誰にとってもどうでもいいことで
ミュージシャンに向けて気持ちを
込めて書いたところで
見てくれているわけでもないんだから
ひとりよがりにほかならないし
なら、ちゃんと手紙でも
書いて送ればいいじゃんって
ことになるんだけど。
でも、手紙を書くとなると
時間はそれこそなくて
その瞬間に感じた気持ちを
書くにはやっぱりここしかないなぁ~って

まあ、他の人にとっては
どうでもいいことなんだけど。


とにかく気持ちは下降気味。

でも、細美くんは大丈夫だったので
それはちょっと救われたかな。


気持ちは落ちているんだけど
これは書きたいってことは
いろいろあって

でも、時間がなくて。


隙間をさがしてこうして書いている。


一昨日木曜日(7月30日)に
久しぶりに京都VOXHALLへ行った。

choriさんという京都の詩人さんであり
VOXHALLのブッキングマネージャーさんの
レコ発イベントにSORANOTEが
出て、仕事との調整がうまくいって
なんとか時間が作れたので行けた。

一年以上ぶりぐらいかもしれない。

choriさんは由緒ある茶の道を
作った千利休の末裔になるのか
詳しくはわからない。
だから興味のある方は
彼のHPに行ってほしいんだけど
そういう家柄の京都のプリンスの
ひとりではあるけれども
反骨精神豊かで既存のレールを
飛び出して、ある意味パンクな
生き方をしている人である。

いろんな戦いをして
挫折をして
あらたな道をみつけて
ある意味彼は今生き生きとして
彼の人生を送っているように
私には感じられた。

でも、私はそんなに彼について
知っているわけではないので
このへんにしておく。

で、SORANOTEのことを


このユニットは私の昔からよく知る
泉さんとアヤさんのユニットで
その独特の世界を伝えるのは
ちょっと難しいけど
もともと泉さんはひとりで
vanillamanをやり
アヤさんはvelvet mellowという
バンドのボーカルだった。
この2人が合わさると
ハードロックではなくて
空間音楽に変わった。

といいつつ、泉さんのギターには
いつもガレージっぽいあるいは
ヘビィロックっぽいギターが
入るので、ある意味安心するというか
そういうのがないと私は
ちょっとしんどい。

ずっと空間系のまま
癒し系のまま進んで終わる音楽に
私は救われない。

怒りとか悲しみとか強い感情が
現れる音楽にしか
結局、私のように感情が実は
激しいタイプとは
折り合いがつかないんだ。

アヤさんは昔とぜんぜん違って
ソフトにまるで泳ぐように
歌い続ける。
泉さんの弾くギターに
ゆれるように
溺れるように
安心しきったように
歌い続ける。

見ていて
幸せそうだなぁ~って思った。

彼女はそこにいることで
安定しているって思った。

私はいつも彼女のことが
心配で、ときどき今すぐにでも
会いに行きたいって思う事がある。

見た感じはかっこいいロッカーで
街に出ても、ぱっと人の目をひく
美しさだ。

でも、いろいろ抱え込んでしまって
たまにそれが混乱してしまって
すごく不安定になる。

私はそんなとき
どうしていいのかわかんないけど
ただ、側にいてあげたいって
思う。でも、実際はできないんだけど。


心でごめんねって言うしかないんだけど。


でも、そんなアヤさんが
安心しきったように歌っている姿は
心をほっとさせる。


もちろん、これからの課題は山盛りあって
泉さんはかなり高い音楽性を持ち、信念を持っている。
それにアヤさんはこれからさらに自分を磨いて
ついていかないといけないんだろう。

素敵なものをいっぱい持っているアヤさんは
まだ自分でも気がついていない可能性を
秘めている。それをもっと外に出すのは
実は自分自身の音楽との向き合い方でしか
ないのかもしれない。

だから、それをやって
私が本当は見つけているアヤさんのすばらしさを
自分で見つけて、それを泉さんにぶつけてほしいなと
思うんだ。

あるいはいろんな人にそれを見せつけてほしいんだよね。

自分をフィルターからはずして
もう一度見て下さい。

あなたの今まで気がつかなかった部分が
きっと見えてくるはず。

それにはこれからもいっぱい歌って
ジャンルもいろいろ超えて
ヘビィメタからポップまで
とにかくいっぱい欲張って歌って

自分の行くべき道を見つけて
多くの人にその歌を伝えて下さい。


私は泉さんもアヤさんも大好きだから
2人が夢を叶えるように
ほんとうに祈っています。





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君の声が聞こえる

2008年11月30日 | インディーズ
もう一年以上は会ってなかった。
そんな山口茂さんのライブを今日久しぶりに見た。
京都の新風館という場所でのイベントだったんだけど、
私の好きな「Flow」と「月 満ちる間に」が聴けて本当によかった。

正直1年以上過ぎるというのはかなり変化があるのではないかと
思っていたけれど、彼自身は何も変わることがなく
相変わらず誠実な人柄がにじみ出て、暖かさは変わることは
なかった。

ただ、変わったなぁ~って感じた事があった。
それは歌声。
彼の声が以前より、力強く、そして広がりをもっていた。

「Flow」を聴きながら、
なんだか胸の奥が熱くなってきた。
なんか目の前がにじんできた。

そして、今世界をめぐっているこの曲を
思った。いろんな国の人がどんな風に
聴いているのかと想像するだけで
私がワクワクしてくるのだ。

「月 満ちる間に」も何度聴いても
やっぱり名曲だった。


いろんなことを思い出した。
いろんな季節を思い出した。


君のために

いつも
君のために

何かできないものかと考えていた。

しおりを作ったり
写真集を作ったり
アーティスト写真を撮ったり


それがとりたてて役に立ったとは思えないけれど

映像だけは今もちょっとは役に立っているかもと
最近思える。


これから先も何かすごいことができるかなんて思わない。

ただ、応援するのみかもしれない。


ただ、その歌はどんな時でも
私にとってはベストヒットソングだ。


君の音楽との出会いは私にとっては運命的出会いに
他ならない。一生もんの音楽に他ならない。






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better than

2008年11月02日 | インディーズ
KnotlampとGlory hillはポストエルレなんて言われてる。

そんなKnotlampの音と歌っている姿を最近観た。
はっきり言って、一目ぼれのような感じだ。

もちろんその歌に

確かにエルレと似ているといえば似ている。
特に英語で歌うときなんて、そう感じる。
でも、それはまねしているというのではない。

クオリティが高いというのかな。

エルレをまねしようとしても
実はそう簡単に誰もがマネなんてできやしない。

Knotlampにはエルレと関係なく
そういうセンスが最初からあったということだと思う。

改めて思うんだけど
私はこういう声やこういうメロディ展開が好きなんだなぁ~って。

申し訳ないけど
Glory HillよりKnotlampの方がクオリティが高いと感じる。
ボーカル力、演奏力、英語力、メロディ力すべてにおいて音楽自体において
Knotlampはすごいって思う。


英語詩の時はエルレかなって思うほど雰囲気が似ていることも無いこともないけど
日本詩の時はKnotlampの個性が見える。
日本詩の時こそ、彼らの色がくっきりしてくる。

まだ、セカンドアルバムとシングルの「LAST TRAIN ー新しい朝ー」しか聴いてないけど
どの曲もはずれ曲がない。

爽快感と疾走感があって
熱い感情があって
素敵な言葉があって

まだあまりというかほとんど彼らのことを知らない。
でも、地にしっかり足がついている
そんな感じがするバンドだ。

自分たちのペースでいるというか。

来年ぐらいサマソニとかに出てくるのかな?

なんかドキドキしてきた。



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Soranote

2008年08月02日 | インディーズ
SORANOTEって最初「空ノート」って思ってたら、「空の手」だった。なんか野田秀樹の本を思い出す「そらみたことか」っていうの。

言葉遊びの達人の野田秀樹いわく、この言葉は「そら見たことか」っていう、ざまあ見ろっていう意味にもなるし、「空見た子とか」っていう空を見上げている子のことともいえる。そんなことを書いてた本だった。

で、話を戻すけれど、SORANOTEは私のよく知るvanillamanさんと元Velvet Mellowのアヤさんの新しいユニットである。

この二人のそれぞれのことはこのブログでもいろいろ書いてきたけれど、大好きな二人がこうしていっしょに音楽をやることになったのは、なんだかうれしい。

以前からライブの後なんかになぜかよく3人で話をすることがあって、不思議と3人でいっしょにいるとほっとしたものだ。私の悩みや苦しいことなんかもいつもわかって応援してくれた二人。

そんな二人の初ライブが7月28日(月)に京都VOXHALLであった。その日は仕事もあったんだけど、なんとか間に合った。まれにみる雷雨と豪雨の中、その「空の手」に会いに行った。

自分の中ではこの日は「行かなくちゃ」って強く思った。
まるで、出産に立ち会うかのように

一発目のバンドの途中から会場に入ったんだけど、ほんの少しVOXHALLの中も変わっていた。ほんと久しぶりだものね。

そのバンドはインストバンドだったけれど、あまりインパクトはなかった。この前みたMOJOの「REGA」が凄すぎたから、あのバンドを超えるようなインストバンドに会わない限り、REGAが今のところ日本でのインストバンドのナンバーワンだね。

2番目にSORANOTEが登場。

相変わらずエフェクターやらパソコンやらメカが並ぶ泉さんのステージの真ん中に一本のマイクスタンド。その横にフォークロアな布で包まれた譜面台が置かれてた。

ライトを何度もチェックするスタッフ・・・昔はパイロンっていうバンドでギターやっていた人だった。今は他のバンドみたいだけど。

客席にはかつてのVelvet Mellowのドラムの大地くんも来ていた。

1曲目が始まった。

どう説明すればその空気感が伝わるのかはわかんないけど、たとえばアイスランドのバンド・シガーロスの空気感と近いものがあるかもしれない。ここで新鮮に思えたのはその空気感に揺らぐ歌声が女性ボーカルであるということである。海外とか日本とかそういう空気感のバンドをいくつか聴いたことがあるけれど、すべて男性ボーカルだった気がする。それが女性となると、こんな風に揺らぐのかと新鮮だった。

全部で何曲やったのか・・・なんか思い出せない。

でも、1曲、1曲のアヤさんのボーカルが違うんだ。まるでコップに満タンの水をこぼさないように歩くように歌ったり、スーパーボールを追いかけるように歌ったり、泳ぐように歌ったり・・・表現するのは難しいんだけど、私はそう感じた。

ロックな弾けっぷりは皆無だった・・・でも炎でいうなら青い炎のような熱さをアヤさんから感じた。ワイングラスに灯された青い炎。

ボーカルが淡々と歌い上げているときもギターを弾く泉さんは全身全霊で弦をかきむしるように感情をぶちまけるように弾き続ける。そのアンバランスがすごく心地よい。ここでギターがセンチメンタルな音をゆったり鳴らしていたら、つまらなくなるだろうけど、泉さんにおいては絶対にそんなつまんない音楽をかき鳴らすっていうことはないから安心だ。いつもノイジーでヘビーでグランジな世界を背負っているそんな人だから。そして、激しいのに優しい。初めて彼に出会ったときにそんなギターに一目ぼれっていうのだろうか、強烈にインパクトを受けたんだもの。

最後の曲のクライマックスのとき、静かに初めてギターを持ったアヤさん。そして泉さんとアヤさんがいっしょに感情をぶつけるようにギターをかき鳴らす。そのインパクトはすごかった。静けさを切り裂くその感情はまるでその日の豪雨の中に空を切り裂く雷のようだった。


音楽を実際にやっている人にはどう映ったかわからないし、ご本人たちもまだまだこれからで課題は多いと言っていたけれど、なにも複雑なことがわからない私の思ったままの感想はこんな感じ。

「凄いんじゃないの。こういう音楽。知らないよ今まで。テレビでも見たことないよ。私が音楽関係者ならすぐにひっぱっていきたくなる。」

私がかつてシナリオの先生から言われた言葉

「技術なんてあとでいくらでもどうにかなるんだよ。大事なのは感性。人に何かを感じさせる力なんだ。それを持っていることが第一なんだ。上手い下手。そんなのはどうでもいいのさ。」


誤解ないように言うけれど、演奏だって、パソコンを駆使した打ち込みだって、そりゃあかなり高度なテクニックで、誰も彼もが簡単に真似ができるようなものではないし、ギターのテクニックだって泉さんはすごい。

アヤさんのボーカル力だって表現力だって半端じゃない。何より彼女自身から放たれる美しいそして妖しいオーラは類まれなもの。

そんな二人だから、求めるラインが高いんだよね、きっと。

これからどんな風に進化していくのか楽しみであり、音源も期待してる。


「空の手」って想像するとちょっと恐いけど。なんだかブルーマンの手がボヨ~ンって空から地上に向かって出てくるようで。

あるいは雷の手でギンギンなのかも。

正直なところ、アヤさんにはこういう世界の方が合っている気がした。もちろんロックするアヤさんもかっこいいんだけど、今回のユニットのアヤさんの方が等身大のアヤさんのような気がした。無理してないというか、ナチュラルというか。わかんないけど、本当のところ。


最後にある意味日本のダークなマイブラになれるかもしれない。

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トライレーン

2008年04月29日 | インディーズ
音楽は嘘をつかない。

そして音楽には正直でいられる自分が好きだ。


時の流れの中で、いつしか流れる方向が違っていって、だんだんと姿が見えなくなっていきそうになって

でも、いつも「がんばっているのかな?」っていうのは心にあって

忙しくてPCにむかう日も少なくなって、HPですら、そうエルレのHPすら見る時間もないから、新曲が出るかどうかもいつ出るかどうかも把握できない日々。

マイケミのDVDがいつでるとかもまだ把握してないし、
今日はやっとNICOのシングル発売日をメモしたところ。
IVORYLINEの日本盤もやっと出る日がわかってそれもメモ。

ゆえに何がなんだかわからない。
Riddleの「BLUE」もやっと今日ネットで購入。届く日が楽しみだ。


そんな私がこの間の土曜日にジョーシンという大型家電店に行ったときにそこのCDコーナーへ行った。

するとそこの視聴コーナーのトップにあるバンドのCDがあった。


AIR MASTER

「あっ、エアマスターだ」

驚きとともにいっきに昔がフラッシュバックした。


あの寒い雪の日とか
あのBIG CATの日とか
まだ今みたいに知名度のないELLEGARDENを是非聴いてと彼らに聴いてもらったときとか
勝手にPVを作らせてもらったときとか


なんなんだろう。


時ってたまに意地悪だな。


もう彼らの前に私はいない。



別に何があったわけでもないけど


ただ、たまに時とタイミングは意地悪をする。


でも、まあそんなことしょうがないや。



改めて思う。


私は音楽には正直でいられる。


嘘はつけない。


だから今日、ここに書かせてもらうね。


**********

視聴コーナーにあったアルバムは「トライレーン」

ヘッドホンを耳にあてて、聴いた。

・・・・・・

君のなつかしい声が聴こえてきた。

そしてそのメロディに一発でココが揺らされた。

そう体の中にすう~っと入ってきた。


私はそのアルバムを即座に手に入れた。


ここに実際に来て書いたのかわからないけど、リーダーのコメントが貼られていた。


昔からもちろん、その音楽が好きで聴いていたわけだけど、こんなにもスケールがでかくなったんだとアルバムを聴いて思った。


別に知っていたからじゃなくて、視聴して聴いた瞬間、知らなくても私は買ってしまうと思う。そういう力があった。

突き抜ける感というのか、

真っ青な空が見えるというのか

表題曲の「トライレーン」
あるいは「地球儀」から

爽快感が感じられる。


そして改めて思う、圭吾くんのギターはいいなって。囲いこむようにまるで足先から地面を突き抜けて地球を貫いてやろうって感じで弾く姿を思い出す。

メリハリのあるドラムも健在で、重量感のあるベースもより力を増して

ボーカルは果てしなく広がりをもって、空間に広がっていって。


なんかうれしくなる。



夢に向かって確実に走っているんだって。


「地球儀」のエンディングを聴くと、あ~エアマスだって思う。この曲はなんか彼ららしい、変わらない彼らがいる気がする。

「scenario」スローテンポなこの曲もエアマスの別の顔の彼ららしいサウンドだな~って思った。イントロのギター部分が好きだし、サビの部分はせつない感じできっと多くの人の心をつかむんだろうね。

「定休日」こういうタイトルがつくと、どんな展開になるのか・・・って思うんだけど、なるほど~っていうストーリーになっていた。ベースがすごくいい感じで、こういうモータウン的なベースの入り方は私の好きな感じ。とにかくベースが前面フューチャーされていて、好きだな~。ギターのソロもいいし。レベル42を彷彿する部分もあるし・・・はまる。

「光」・・・今年の私のテーマ漢字じゃなかったっけ?また前の4曲とは違うタイプの曲で、いろんな面をもつバンドだな~って改めて思った。テクノの要素も少し加わって、心地よく流れていく。

♪真夜中を泳いでいるふたつの光♪

っていう部分がとくにメロディも言葉も好き。

「Re'birth」

これもスローテンポの曲だけど、ある意味彼ららしい曲だと思った。昔から鳴らしているサウンドというか。


全体的に激しいロックというよりはポップチューンだと思うけど、気持ちよく聴けて、疲れている人に元気をくれるんじゃないかな?


日常を潤してくれるんじゃないかな?


そう、街の景色をバスの窓から見ている感じで、そこに心地よいそよ風が流れてくるように








コメント (2)
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