HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

2014年が終わる

2014年12月31日 | Weblog
今年ももう終わろうとしています。
いろんな事があったし、勉強したり試験受けたりいろいろしたけど
自分ではがんばったかなと。

身内が亡くなったので新年の挨拶はできませんが
ここを見ていただいた方には感謝とともに来年も
また見に来てもらえたらうれしいです。
どうぞ皆様お身体に気をつけて、素敵な年をお迎えください。


それにしても今年はライブの本数は少なかったですが、
充実したライブばかりで、しかも遠征をしたという
いつもにない一年でした。
ほぼ会いたい人には会えた気がします。
でも会えなくて残念だったのが真田暎人さんと片岡大志さん。

あれだけ毎年ライブに行ってたのに。
来年こそ会えるといいなと願っています。

一方で5年ぶりに村松くんに会えたのがうれしかったです。
スカパーとかでナッシングスの映像を見たりしながらも
「拓ちゃんだよな~」って思いながら、なんか不思議な感じもします。
同じ人であり、お話してもまったく昔と変わってなかったのですが
あのアブスト時代の彼とはちょっと一致しない感覚もあって
それが不思議な感覚を呼び起こします。
でも、彼の声や歌い方はやっぱり大好きです。
これからも体に気をつけて素敵な歌を歌い続けてくださいね。

今年は自分の中ではたくさん細美くんの歌声やMCが聴けて本当にうれしかったです。
というか幸せでした。またカシクラさんに会って握手もしてもらえたし、
エレベーターで一葉君といっしょになったし、栄喜さんとお話できたし、
泰葉ちゃんともお話できたし、渡會さんや愛ちゃんや井上くんとも話せたし、
オクジマさんともお話できたし、結構いろいろお話できてうれしかったです。

「オレに出来ることはお前にも出来る」という言葉は渡會さんからいただきました。

それは渡會さんがその時お好きだった言葉なので、今はまた変わっているかもしれません。

昔、村松くんからいただいたのが「一期一会」という言葉。
彼が今もそれを書いたことを覚えていてくれたのがなんか凄いなと思いました。

まさに彼との出会いも一期一会で、その彼がいたabstract mashのライブで
当時「世界の終わり」となっていたSEKAI NO OWARIのメンバーとも出会い、
winnieとも出会い、その言葉通りだな~って。

そういえば、細美くんがUstで「セカオワにもいい曲あるよ。
いっとき、くりかえしスターライトパレードを聴いてたことあるよ。」
って言った時は、なんか繋がった気がしました。

セカオワの沙織ちゃんもハイエイタスのアルバム買って聴いてるし
大好きだって以前ブログに書いてたし。

来年もいろんな出会いがあるといいなと思うとともに
また素敵な音楽たちと出会い続けたいです。

私にとって音楽は酸素。永遠に必要です。



(今年行ったライブやイベント)

1月 栄喜インストアトークイベント
2月 栄喜ライブat梅田シャングリラ
3月 小南泰葉インストアライブat京都タワーレコード
4月 SEKAI NO OWARIライブat 大阪城ホール
   BUMP OF CHICKENライブat石川産業会館
5月   the BUCK HORNライブat滋賀U☆STONE
6月 the HIATUSライブat京都MUSE
   渡會将士、岩崎愛、井上陽介ライブat京都二条公○食堂
   ACIDMANライブat心斎橋BIG CAT
7月 the HIATUSライブat 金沢エイトホール
8月 SUMMER SONIC at舞洲
   村松拓、Brian the sun、04 Limited Sazabys FM802ROCK KIDS夏祭りLIVE
11月winnie 村松拓ライブat心斎橋Pangea
12月the HIATUSライブat武道館
   RADIO CRAZYatインテックス大阪

加えて サマソニでQUEENを見れたのは本当に感動的でした。
自分の人生においてターニングポイントになった
大事な音楽たちに今年はいっぱい再会できた年でした。
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RADIO CRAZY 2014(1日目27日土曜日)

2014年12月29日 | 細美武士/the HIATUS
今年一年生き延びたから、来年も生き延びようぜ!

その細美くんの言葉をしっかりと心に受けとめて今年も年末の大忘年会
RADIO CRAZYでライブ納めをしてきました。

2014年12月27日(土曜日)天気晴れ

10時開場でしたが、その少し前に到着したらもう開場されている感じですぐに入ることができました。
グッズ販売が今年から一番奥の方の場所をまるごと借り切ってやってくれていたので
最初すごい列だなって思ってましたが、案外早く進んで、いつもなら最初のバンドはあきらめていたのですが
今年はしっかりと間に合うようにグッズを手に入れることができました。

さすがにテレフォンズのグッズは列が凄かったですが他のバンドはスムーズに買えました。
ハイエイタスのグッズも武道館ではすでにソールドアウトになっていたパーカーと
赤い方のタオルもゲットできました。また、トライセラトップスの楽器のついたキーリングが
かわいかったのとgo!go! vanillasのグッズもかわいくて買ってしまいました。

今年の回った流れは

go!go!vanillras→昼食→阿部真央→THE BOWDIES→THE KING ALL STARS→THE TURTLES JAPAN→the HIATUS→くるり
→(ラスト2曲ほどback number)→Superfly

この日他にも見たいバンドはたくさんありましたが、欲張ると中途半端になるので
今年はそれぞれをしっかり見ようと思ってのぞみました。

スカパラとゴーバニの選択。悩んだけれどやはり新しいバンドも見たいし
発見したいという思いでゴーバニの方へ行きました。

途中でスカパラへ行くという選択もあったかもしれませんが
最後まで聴くことでそのバンドの良さやこの日のセットリストへの
思いが届くんじゃないかと思って最後まで見ていました。

もちろん曲のタイトルとか知らないのですが、
良いバンドだなと感じました。

どこかandimoriを彷彿する感じで
若さとエネルギーを感じました。

andimoriはもういないけれど、andimoriをこのRADIO CRAZYの最初の時
(まだそのときは毎年やるなんて想像してませんでしたが)
次世代アーティスト枠として阿部真央、andimori、OKAMOTO'S、サカナクション
の4つが取り上げられていて、その4組を見たときのときめきを今回は
このgo!go!vanillasで感じました。

今回その時の阿部真央とOKAMOTO'Sも出てました。

ブログでだいぶ昔に自分がもしバンド作るならバンド名はvanillaがいいなって
書いたことがあります。それはthe CLASHにちなんで。
彼らにthe Vanilla tapeというのがあるのですが、私のとても大事なバンドの1つが
the Clashなので、そこから取ってそういう名前がいいなって。

ジョーストラマーが今も生きていたら、きっとNO NUKESの活動に参加しているなって
想像できるそういうロックで戦うアーティストでした。

さて、このバンドのあとは塩ラーメンを食べて、ついでにデザートにブリュレクレープを
食べてから、阿部真央へ。

彼女はまるでリクルートスーツのような格好でステージに立っていました。
やっぱり彼女の迫力あるボリュームあるボーカルが大好きだと思いました。
どこか自虐的なMCも混じってましたが、そんなに自分のことを低く見積もらなくても
いいのにって思いました。聴いている人たちがあなたの事を応援しているって
安心して思ってくれて良いんだよって思いました。
特にレディクレでは真央ちゃんはそこから生まれた子どもみたいなもんですから
みんなその成長ぶりに感動していると思います。

もしワンオクのTAKAのところを女性ボーカルに一日だけ変えるとしたら
絶対に真央ちゃんだと思います。それだけ迫力があっていろんな色を出せる
すごいボーカルだからです。男性ロックボーカルのトップがTAKAなら
女性は真央ちゃんです。

ドラムにはトライセラの吉田さんがいて、ずっと微笑んでいました。

「それぞれ歩き出そう」ではお母さんとの関係について話してくれて
武道館では泣いてちゃんと歌えなかったから今日はちゃんと歌いたいというような
流れで始まりました。彼女にとってお母さんの存在がどれほど大事かを感じて
ぐっときました。
そして「ふりぃ」を聞いたとき感動しました。
この曲はデビュー曲でレディクレの最初の時にもやってくれた曲です。
「あぁ、阿部真央だ~。」って思う名曲です。心がかき立てられます。

彼女がこの日リクルートスーツで来たのは、就活の学生のような気持ちで
観客に「私を受け入れてくれますか(採用してくれますか)。
私を必要としてくれますか。」っていうのを問いかけているようにも
感じました。もちろん本当はなぜそういう格好だったのかは知りませんが。

でも、私は彼女のことが大好きです。

次にその同じ場所でTHE BAWDIES

彼らは最初から温度がマックスですね。
めちゃくちゃ熱い!
サマソニで真夏の炎天下見て、熱い印象はかなりありますが
冬のレディクレでもやっぱり熱い。

ROYくんが「あ~きれいな湖だ。昼飯を食べよう。
あ~湖に昼飯を落としてしまった~。」

TAXMAN「ザブン。落としたのはこの金のパン?」
JIM「ザブン。それとも落としたのはこの銀のソーセージ?」
MARCY「ザブン。このケチャップもですか?」

ROY「う~んまとめてください!HOTDOG!」

という流れからの「HOTDOG」最高でした。

金のオノと銀のオノのお話のパロディですが
ドラえもんのきれいなジャイアンも結構思い出しますね。

そしてLEMONADEが生で聴けてすごくうれしかったし、
初期のIT'S TOO LATEも聴けたのが最高でした。

ラストのSING YOUR SONGも会場と一体化して
ほんとに楽しく熱いライブを体感できました。

ロックンロールバンドはまさに彼らの事ですね。

次はTHE KING ALL STARS

最初結構人が少なくて、大丈夫なのかなって思ったら
少しずつ人が集まってきました。
このとき他の会場ではゲスの極み乙女やテレフォンズがやってたから
みんな結構そっちに行ったのかもしれませんが、このライブは凄く
貴重だったと思いました。

加山雄三さんを生で見てみたいというのもありましたが
なにせthe HIATUSのウエノさんがベースで参加しているわけですから
見ない訳いきませんよね。シアターブルックの佐藤タイジさんとか
すごいメンツがそろっていますし、きっと演奏すごいんだろうなって
思っていたら、やっぱり凄かったです。
洋楽のカバーから最新曲まで。加山さんって77歳なんですね。
ぜんぜん見えません。ずっと若く見えます。そして彼って
ギタリストでミュージシャンなんだと改めて思いました。
ギターを演奏している時の姿が長年弾いて来た人だというのが
オーラとなって漂っていました。

ウエノさんを紹介するとき「ハイエイタスだよ!」って
凄いバンドにいる人だよっていう感じで言ってくれて
このような大御所にそう思われているっていうのも
ハイエイタスファンの私はすごくうれしかったし
誇らしかったです。

父や祖父の時代のヒット曲「君といつまでも」
を生で聴けて、感動しました。
「僕は幸せだな~こんなにオーディエンスに来てもらって」って
お決まりのセリフの中に今日の言葉を入れてもらって
それもうれしかったです。

よく見える位置にいたので彼の笑顔がすごく素敵でした。

終了後、まだすごく若い子たちが「今日のチケット代
これだけでもう払ったかいあったな~。」って言ってて
それだけ年代を超えて感動をくれたライブでした。

実はこのあと最初はトライセラを見る予定だったのですが
ハイエイタスの事が気になって、ここで見てたらハイエイタスのときに
入れなかったり、見にくい場所になったりするかもしれないという
不安が出て来て、あきらめてTHE TURTLES JAPANへ。

このバンドは亀田さんが率いるバンドで
flumpoolの山村隆太さん(YAMAMURA)と阪井一生さん(SAKAI)と
久しぶりに見たレミオロメンの神宮寺さんと磯貝サイモンさんがメンバーでした。
インディアンっぽいメイクと衣装である意味ヴィジュアル系な感じでした。

フランプールのファンが結構来るんだろうなって思ってたし、
そういうファンを結構見つけました。少しは楽曲に期待したのですが
まずボーカルと演奏の音のバランスが悪過ぎて、声がちゃんと聞こえなかったです。
何言ってるのかほとんどわかんなかったです。私のいる場所が悪いのかな~って
思ってたのですが、その同じ場所で後で見たハイエイタスやくるりはしっかり
聞こえたので、あくまでセットするときの音の調整がちゃんとできてなかったのですね。

ここでちゃんとしたバンドかどうかわかる気がします。どんな大きなフェスでも
いいバンドはちゃんとバランスをとっていますもの。

このバンドにはがっかりでした。多少期待はしてたし
flumpoolに対しての印象も生で聴いたら変わるかなと
思ってたのに。彼らの曲はCDとかMVで聴くといいのに
どうして生はだめなんだろう?って
何言ってんのかわかんないとノリようがないだろう?って感じでした。
私はNICO Touches the Wallsをプロデュースするまでは亀田さんって
凄い人だと思っていました。もちろんベーシストとしては今でも
リスペクトしています。でも、ニコは亀田さんによって
彼らの良さをつぶされたと今も思っていますし、FoZZtoneだって
結局彼らの良さを出せなかったわけで、それ以来なんかがっかりすることが
多くありました。東京事変はあれは林檎さんの力が強かったから素晴しかったのです。
音楽プロデューサーならもっとちゃんとステージの音のバランスを考えてほしいと
ほんと思いました。
また、A-haのTake On Meもどきの曲もあって、なんだかな~って。

この日見たバンドの中で唯一残念だなと
思ったバンドでした。唯一よかったのは久しぶりに神宮寺さんのドラミングが見れたことです。
元気そうでよかったです。

さて、いよいよthe HIATUS

flumpoolファンらしい人たちがはけてハイエイタスファンが集まってきました。

武道館後初のハイエイタス

<セットリスト>
1 The Ivy
2 Storm Racers
3 The Flare
4 Thirst
5 Unhurt
6 Lone Train Running
7 Insomnia
8 紺碧の夜に

こういうセットもあるようでなかったので
すごくうれしかったです。

この日の細美くんを見ていて
武道館のときはいつもどおりにやっている感じがしたのに
レディクレで見たら、やっぱり武道館モードだったんだなって
感じるほどラフな日常に戻った感じの普段着なライブでした。

レディクレでも大きな会場なのにすごく近く感じて
彼の笑顔がまたいつもどおりな感じでこっちも気持ちがラフで
日常的なモードで聴けてすごく楽しかったです。

もちろん武道館は武道館でそこでしか見れない彼やハイエイタスを
見れて、いっぱい曲が聴けて、ペン子さんの手話も見れて
ジェイミーの歌も聴けて、最高に幸せな時には違いありません。

でも、レディクレみたいなthe HIATUSや細美くんを見てると
洗いざらしのシャツでいるような自分でいられる感があって
落ち着くな~って思いました。

この日も演奏前のちょっとしたリハで
Silver Birchをやってくれました。
この日はなぜか同じ会場にもうひとつ小さな会場があって、かわりばんこに
ライブするっていう感じで、リハ中でもあちらがライブしてたら演奏できない
感じでした。だから最初細美くんがやろうとしたらスタッフにとめられて
「今日はやれないのかな~」って思ったら、本番始まる前にやっぱり
やってくれました。

うれしかったです。

♪彼女は僕の頭の中で今日を救ってくれている(the Ivy)
♪もうちょっとだけシンプルに行こうぜ(Storm Racer)
♪灯をともせ 夜を終わらせよう(The Flare)
♪この時間 忘れられた瞬間に 待っている(Thirst)
♪きっと今日も生き抜ける だから飛び込むぜ(Unhurt )
♪朝になれば新しい一日がやってくる(Lone Train Running)
♪もうしばらくここにいて ちゃんとするから(Insomnia)
♪思い出の中に君がのこしたかけらは咲いて(紺碧の夜に)

この日something ever afterをやらなかったのは
あれが死がテーマだからかなと思いました。
年度のしめくくり、そして来年への思いがつまった
セットをやってくれたのだな~って。

結構ファーストの曲が多かったですよね。
ここからまた新しい幕が上がったのかもしれません。

細美くんから「よいお年を」って言われて本当にうれしかったです。

それにしてもスクリーンに映る一葉さんはいつも目を閉じていました。
彼はどんな世界を心で見ながらキーボードを叩いていたのでしょう。

カシクラさんも笑顔でドラムを叩いていました。

マサさんはなんか髪の毛がさらさらになっているような気がしましたが(笑)
そして、ウエノさんは相変わらずマイウエイな感じでかっこよかったです。

フェスでよくありがちな、このあとのバンドも最後まで楽しんで下さい!というような
社交辞令的な言葉がないところがまたハイエイタスの細美くんの好きなところです。

その瞬間、そこを自分たちの世界にする徹底ぶり。
レディクレだけれどもその中のthe HIATUSのワンマンみたいな感じにしていくところ。
それが大好きです。ファンの跳ねようは半端なかったですけれど。

そんな至福のときを経て、またまた大好きなバンド
くるりの登場です。

くるりの岸田さんはほんと不思議な魅力のある方です。
ふんわり京都弁を話されて、こんなに広いRステージをその言葉で
まるでお茶の間にいるかのようなくつろいだ雰囲気をもたらしてくれます。

くるりと出会ってもう十数年たちました。
まだデビュー前でこれからどんなバンドになるのかなんて
想像もできなかった時代にそれでも生で聞いたインストアライブでの
歌や演奏に深く感動して「音楽を生で聴くってこんなに素敵なことなんだ。」と
感じさせてくれた私にとっては日本で初めてのバンドでした。

クイーンが好きだとかきいて、私といっしょだと余計に感動したことを
覚えています。

彼らの歌詞は日本語の独特の雰囲気をかもしだしていて歌詞自体は
和テイストなのですが、メロディは洋楽なのですよね。その組合せが
「くるり」サウンドになっていて、彼らしか出せない音楽を作り上げています。
洋楽の影響はすごく感じるのにそれを完全に自分たちのものにしているのも
凄いな~って思います。

私は「東京」で彼らを知ったのですが、一番大好きなのが「ばらの花」でした。
でも、それを彼らのライブでまだ生で聞いたことがありませんでした。

それが予想もしなかったレディクレでやってくれたのです!

もう泣けて来ました。一音一語もらさないように聞き入りました。

そしてラストのWORLD'S END SUPERNOVAも聴けてほんとうにうれしかったです。

彼らのライブ中にずっと思ったのは彼らのすべての音と歌をこぼしたくないという思い。
隅から隅迄しっかりと音楽が存在して、どこにも無駄な場所なんてないし、ひとかけらも
感動できない場所などないと感じました。
切り取った場面がすべてすばらしい絵画になるように
どこで切り取ってもそこが感動をくれる音となることです。
ファンファンのトランペットもほんとうに素晴しかったです。

とにかく「ばらの花」を聴けてほんとうに最高でした。
当時のいろんな事を思い出しました。大事な大事な曲のひとつです。

くるり後、ブンブンに行こうか悩みましたが
こういう時にしか絶対見ないだろうなとSuperflyを見て来ました。

そして見てよかったな~って本当に思いました。
彼女の声の素晴らしさと人柄がにじみでるMC。
すごく温かく心に響きました。

「愛を込めて花束を」を生で聴けてほんとうに感動しました。
この会場はほんとギュウギュウだったのですが、意外と前の方に来た方が
空間があって、結構よく見える場所で彼女を見ることができました。
すごくキュートで半端ないボーカル力で圧倒されました。

声も外見も美しくしたジャニス・ジョプリン(ジャニスすいません)のようなオーラのある人でした。

アンコールもやってくれて本当にいいライブを見れて、素晴しいRADIO CRAZYを満喫できました。

年々いろいろな面で会場も改良されてきて、より過ごしやすくなってきています。
ただ、チケットがものすごく取れにくくなって、ほんと困ってしまいます。
去年からほんと大変で、今年もやっと取れました。

関西で冬に唯一あるフェスだから仕方がないのかもしれませんが、
来年も是非参加したいなと願っています。



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the HIATUS Closing Night-Keeper Of The Flame Tour 2014-at 武道館

2014年12月24日 | 細美武士/the HIATUS
2014年12月22日(月)晴れ

この年齢にして人生初
一人で東京までライブを見に来ました。

Keeper Of The Flame Tourを京都と金沢の二カ所見れたのも
そういうのも今までなかったのだけれど
そこにこのClosing Nightで
初武道館に参加できたことを家族と音楽の神様に感謝します。

チケットが本当にとれなくて7、8回の落選とともに
迎えた一般発売日に音楽の神様が微笑んでくれて
ようやく行けることになり、本当に本当にうれしかったです。

日時的にも平日ではあったものの休暇のとりやすい
ほんとうに一年のうちのごく僅かな日のひとつだったのも音楽の神様の配慮かなと。

細美くんはこの日のライブのMCでこんな事言いました。

「神様について考えてた。願っても叶わなかったり
辛いことがあっても助けてくれるわけじゃないし、
努力しても報われるわけじゃないし、
いいやつが幸せになれるわけじゃない。
でもこれだけはずっと変わらずにあるなと思えるのは
辛いことや苦しいことに出会うたびに少し強くなれることです。」

ほんとそうだなって思いました。
そして音楽の神様においては、なんか人それぞれのタイミングに合わせて
もしかして選んでくれてるのかなって。

今回行きたくても行けない人もいっぱいいたと思います。
でも、その人たちにはその人たちのタイミングで音楽の神様が
必ず素敵な一生忘れ得ぬライブや音楽を選んでくれると思うのです。

私には神様は辛かったあとに少し強くならせてくれることに加えて
よい音楽をその時に合わせて渡してくれてる気がしてます。


到着したのはもう陽も傾きかけた頃だったのでグッズ販売には長蛇の列が。
ようやく販売所にたどり着いた時には武道館Tシャツは完売でした。
すごく欲しかったのに......
でも、考えたのです。(負け惜しみ言うなよと
買われた方は思われるでしょうが
そんなのどう思われようがどうでもいいです。)
今回チケットを手に入れなかった方たちにもグッズは買えるという状況で
中に入れなかった人が武道館Tシャツを着ることでいっしょだったんだよって
いう気持ちになれるかもしれないなって。きっとあれはどちらかというと
中に入れなかった多くの人たちが買えていたらいいなと思います。
そういうのを細美くんは考えたんじゃないかなって思いました。

私はあの空間にいっしょにいれただけで本当に感謝しなければいけないなって。


私はスタンド席でしかもギリギリに取れたのでほぼ天井桟敷状態。急斜面から見下ろして小さく見える感じ。
最初にステージに白い幕が下ろされていました。

SEにはビヨークとかそういう細美くんが好きな音楽が流れていました。
今回はDVDも出るというのでカメラも何台も入ってました。上から見ていると
いろいろ見えてそういうのはおもしろいです。

震災後ずっと東北の現状を写真を撮り続けている石井麻木さんも来られていて
いろいろ写真におさめていらっしゃいましたし、塁さんもいつものように
あちこちにアグレッシブに動き回っていらっしゃいました。

私は西側でしたが、反対側のスタンドを見てもどこを見ても人が会場をまさに舐めるようにいて
天井までぎっしりで人で編み込まれた器のように武道館がなっていました。

アリーナはある程度安全やカメラの場所を見込んで区画がはっきり作られていて
大きなテニスコートみたいになってました。

ステージからはちょっと距離があるかなと思いました。

ほぼ定刻の7時過ぎに暗転
白い幕は映像が映し出されるスクリーンになりました。
とても幻想的な映像が動いている後ろから
「Roller Coaster Ride Memories」が聞こえて
Closing Nightが始まりました。

この曲をこのツアーのオープニングにもってきたのはなぜだったのだろう?
と考えながら、そのスペクタクルな映像のシャワーに圧倒されていました。

♪You take a ride with me anywhere All the way down
(お前と俺は最後までどこまでも道づれだ)

私をこれを聴いて思います。
どこまでもあなたについていきます!と。

この曲が終わったあとに白い幕がどっと落ちて彼らの姿がステージに。
なんか泣きそうになりました。

すべての曲について書いていたら一冊本ができそうな感じになりそうなので
ある程度にします。

The Flareは最初のアルバム『Trash We'd love』に入っている曲。
5年前にthe HIATUSが結成されて5月にこのアルバムが出た時
エルレのファンがすごく戸惑っていたのを今も覚えています。
でも、私は最初からthe HIATUSというバンドが好きでした。
自分でも不思議なのがエルレの続きでこのバンドを見てなかったこと。
また新しいバンドに出会った感じで不思議なほど素直に受け入れられたのです。
細美くんのまた別の音楽の顔も見れたのと彼がまた居場所を見つけたことの
安堵感も当時ありました。エルレの休止後の彼の無理してる感じや不安が
彼の言動からなんか伝わってきてて、早く次のバンド始動しないかなと
思っていて、ようやくアルバムが出た時はほんとほっとしたし
「凄いバンドが生まれたんじゃないか」と驚きすらありました。

このThe Flareは特に好きな曲のひとつでこれを聴かないライブは
今までなかったように思います。(私が参加した中で)

「テンションが上がり狂って、わけわかんなくなっちゃう前に言っとくわ。
今日は、俺たちをここ日本武道館に連れてきてくれて、どうもありがとう!」

と最初に細美くんが言ってくれたのですが、私もあなたたちだからこそ
地方者の私をここへ連れてきてもらえたのですとありがとうといいたいです。

「俺たちみたいなオルタナティブなバンドが武道館でやれるのはおまえらがこんなに
ここに集まってくれたり、チケットとりたくても取れなくて来れなかった人たちの
のおかげです。」(これはそのままではありません。そういう感じで言ってた記憶です。)

会場を見渡してると細美くんの声に向かってすべてのファンの心が目に見えないレーザーのように
光を一直線に放っているような気がしました。会場が本当にキラキラしていました。
どれだけこのバンドをみんなが愛しているか、どう表現していいかわかんないけれど
全身で感じるのです。

「大好きだ~~~!」っていう思いを。

今回はグラフィックやライティングやレーザーもかなり使われていて
今まで見たハイエイタスのライブでこんなに華やかなステージは初めてかなと
思いました。

まあ、細美くんが言うにはLEDを使ったもんだから赤字になっちゃったよって。

武道館はお椀のような形をしているのでスタンド席が結構ステージに近く感じたりするのですが
ライブ中のどこだったかのMCで
「俺さ、お前らが楽しそうに笑ってる顔見るのが、この世で一番好きなんだけどさ。
普段だったら、こっち(正面)しかねえんだけど、今日は横見ても、上見ても
俺、超好きかもしんない、この景色!」
って言ってましたが、私は上の方から見てるので
なんかそのLEDの青の光のせいか、まるで水中にいるような気持ちになりました。
海底都市的な。海の底にステージがあってみんなが泳いでいる。上から見ているとアリーナは
ほんとうに泳いでいるようです。
同時にそのレーザーの光のせいか宇宙空間にいるような錯覚にも陥ることもありました。
海底と宇宙。まるでレイ・ブラッドベリやコナン・ドイル(彼はシャーロックホームズだけじゃないSFも書いてます。)
の世界のように、イマジネーションをくすぐられました。

ステージは前方に向かって左からウエノさん、細美くん、マササック
後ろは平行に並んでドラムセットとキーボードがきちんと配置され
タカシくんと一葉くんが演奏をしてました。

今回歌ってた一葉くんのハーモニーがなんか印象に残りました。
結構低音でいい感じに響いていて。

「Monkeys」もライブで聴かない日がない曲。
これでの盛り上がりも凄いです。

この曲が終わった後のMCで
『5年ほど前に矢野顕子さんがこれを見たらいいよって
教えてくれた映像はどこかのフェスで聴覚障害の人がいっぱいいて、手話通訳の人が
音楽にのりながら歌詞を手話によって伝えて、それを見て聴覚障害の人たちも
音楽を楽しんでいて、いいなと思って
日本でも早くやらないかなって待ってたけどロッキンとかでもぜんぜん
やらないしって、今日山崎来てるはずだけどね(笑)で、今日それを
やってみようかなと思って、ペン子という手話通訳の人に来てもらってます。」
(こんな感じで言ってましたがその通りではないです。)

この時にああ、今日は聴覚障害のファンの方もいらしているんだなって知りました。
そして、普通のミュージシャンとかアーティストだと「武道館でやる」という
だけでいっぱいになってしまいそうなのに、こういう時にこういうことを考えて
やってしまう細美くんはほんとなんて言ったらいいのか
いつも相手の事を考えているというか、音楽をいかに多くの人に楽しんでもらえるか
だけをどんな時、どんな場所でも考えているんだなって改めて感じました。
素晴しいとか素敵とかそういう言葉では軽くなってしまうから
そういう彼の行動力を言い表す言葉は見つからないのですが
彼は自分のことより人が昨日より今日が少しでも幸せになることを考えている人なのですね。
私はそういう彼が人間的に大好きです。

そして、「武道館だから」という感じはみじんも見せずに
まったくいつもどおりの細美くんがずっとそこにいました。

髪型だけは気にしていましたけどね。
まさか最初で最後の武道館でDVDに残るのにこの髪型かよって(笑)
もっと伸びると思っていたらしいけど、思いのほか伸びなかったらしく
でも、私はいい感じだと思いました。というか
申し訳ないけれど、私は丸坊主であろうがロンゲであろうが
細美くんの髪の毛で彼を見てません。細美くんの声と言葉と歌と指先と笑顔しか
正直毎回見てません。すみません。あなたの存在がそこにあればそれで私は幸せです。
加えて、襟元の毛先は赤かったけれど。
それは偶然の武道館カラーでしょうか?


ペン子さんが登場し、黒のストンとしたワンピースでクラシカルな雰囲気をした服装の
彼女のための小さなステージがあって、そこで「Horse Riding」を
体をリズムののせて歌うように、まるでパントマイムを見ているような感じで
軽やかに手話で歌われていました。こういう光景は生まれて初めて見たので
「こういうのってほんと支援学校とかでもやってほしいな。」と思いました。
耳の不自由な子どもたちが子どもの時から音楽を楽しめるようになるのにって。
こういうライブを武道館で(あるいはコンサート全体で)
やったのはthe HIATUSが日本で初めてなのでしょうが
きっとこれは他のアーティストたちを刺激することでしょう。
「こういうのがあったんだ!」って。
何人かの人たちがまた少し幸せになれた瞬間のように思えました。

この曲のあとに
「もう一人今日はゲストを呼んでいます。Jamie Blake!
2曲のために16時間(だったけ?)もかけて日本に来てくれました。」

と細美くんが言った時はほんと驚きとうれしさでいっぱいになりました。
私はずっと「Souls」をJamieの声とともに生で聴きたかったのです。
やっと願いが叶いました。
でも、「Souls」だけじゃなく、その前に「Tales Of Sorrow Street」も
いっしょにやってくれたのです。なんとゴージャス。
Jamieはとても気さくで、チャーミングなシンガーでした。

「Souls」まで3曲ペン子さんもいっしょに手話で歌ってくれていました。
そしてその後にJamieとペン子さんはいっしょに舞台を去りました。

MCで「41年生きてきて、一度も命令に従った事がなくて
仲間がいなくなったりとかしたけど、今もやっぱり
誰の助けも借りねえで、どこまでだって行けると思ってるけど
この景色を今日、お前らと共有できたのは、最高に嬉しいです。」

と言う彼の言葉を聞いていたら、なんかこれから生きて行く上で
自分の信念っていうのをまだまだ曲げずに生きて行ける気がしました。
私は私の生き方でってね。


「エルレが休止したせい、震災があったせい、ではなくて
エルレが休止したおかげで、震災があったおかげで、多くのいろんな人たちと
出会えたというふうに思ってこれからもやっていこうと思います。」

ほんと「~のせい」ではなく「~のおかげ」に全部変えて生きて行けたら
もっと前向きに生きていけそうですね。

「俺やお前らみたいなのが下向いてたってしょうがないんだから
少しぐらい辛かろうが痛かろうが顔をあげて前向いて
ゲラゲラ笑っていこうぜ。」(こんな感じで聞こえました。)
って言う言葉も心にぐっと来ました。



なんの取り柄も無い自分だけれど、前だけは向いて歩いてるっていうのも
取り柄になるかもしれないですね。生きる意欲を持つことが
結局は一番大事なのかもしれません。頭がいい事や運動神経が良い事よりも。

「Lone Train Running 」の時に会場がいっしょに歌って
私も歌ってました。

♪Away now~away now~

今旅に出ようぜって。

なんかハイエイタスの歌があれば絶対に一人じゃないって思えます。
どんな時もなんかそこにいてくれる感じがします。
だから一人で何かに挑戦して旅に出ても大丈夫な気がします。

「この年になると親しいやつでも先に逝ってしまったやつもいて
いつか俺もそっちにいくからっていうような歌です。」

というような事を言ってから始まった
「Something Ever After」

私が細美くんの言葉でまず脳裏に浮かんだのはKの事でした。
PTPのK。
また、細美くんは京都でのライブの時に震災で奥さんを
亡くした人の事を思って書いたと言ってましたが
この曲は大事な人を失った人に寄り添う曲なのだと思うと
同時に何度聞いても胸の奥がぎゅっとなる曲です。
せつないほど大好きな曲です。

「紺碧の夜」でも会場の盛り上がりも凄かったし、
アリーナはもう混沌としてサークルが回りに回って
渦を巻いていました。

♪冬の日の夕闇も航海に浮かべて
僕らは月の影にそって歩き続けるんだ

この日のセットリストは1stアルバムからの曲が
Keeper Of The Flameに続いて多かった気がします。
初心に戻るというのか、あの結成当時の自分たちに
この日を見せてあげたいという思いもあったのでしょうか?
きっと武道館でやる日が来るなんて想像もしてなかったのでしょうね。

本編最後が「Ghost In The Rain」
この曲がラストに来たので本当に泣きそうでした。いや泣いてました。
細美くんがこれからどうなるのかな~ってエルレ休止後思っていて
ひとりで籠ってまるで基地みたいだって話していた頃や
彼が北海道にひとりでいた時の事も思い出されて
そんな中でマサとまず始めて、名前もまだついてないバンドが
できて、the HIATUSって名前に決まったぞ~!って
発表があって、そこで初めて出たアルバムの最初の一曲目がこの曲でした。

この曲はいろんな人に「聞いて」と今まで聴いてもらいました。
彼の歌う「rainbow」という言葉が大好きで、聞いた人たちも
そこを強調して歌ってくれました。

♪I'm a ghost in the rain
rainbow~

僕は雨に立つ亡霊

君は僕を見分けられない雨に立つ亡霊
変わらぬもの君はそのまま進むんだ
やがて世界が君を見つけ出す ♪


この時まだ世界はハイエイタスを見つけてなかった
でも今はちゃんと見つけ出してくれています。

オーロラは夜空に揺れてきれいだとみんな思っていますが
実は冬も夏も昼もオーロラは存在しているそうです。
ただ見えないだけなのです。
目に見えないけれど美しいものあるいは大事なものは存在していることを
オーロラもハイエイタスも教えてくれているんだなと
改めて思いました。

本編が終わって、茫然としつつも
アンコールへ拍手の波

メンバーが戻って来て
まず「Twisted Maple Trees 」
この曲ほんとうに大好きです。特にマサさんのギター。
いろんな意味合いがこの曲にはあるのだろうけれど
どうしてもこの曲聴くとウブさんを思い出しちゃうのだけど
そんな曲だからこそ、マサさんという頼もしいギタリストが
しっかり細美くんを支えて、今があるんだなって毎回
二人の絆も感じられて感動してしまいます。

2曲目の「Silver Birch」
これもやっぱりハイエイタスを始めたばかりの曲。
そしていつもやってくれる曲
「白樺」の事だけれど、細美くんが北海道に滞在中に
白樺の話をしたのを覚えています。そして雪ムシの話も。

ホリエさんが離れる時に「仲間の歌です。」ってこれを
やったのも覚えています。

♪We're aiming to uncover all the stars
(僕らはすべての星を見つけてやろうと企んでいる)

ある意味決意表明に似たものもあるのかもしれません。
ここから始めるよっていう。

ここから始まったのですよね。仲間が集まって
星を全部見つけてやろうと今も歩き続けているのですよね。

ここで帰ろうとしたウエノさんを呼んできて5人並んで手をとりあって
一礼で去って行きました。

でも、まだ会場はほとんど誰も動かずにSEが流れかかったのに
拍手拍手拍手。

するともう一度メンバーが出て来てくれました。

そして細美くんはマイク無しで武道館の全員に向かって

「武道館はやっぱり俺たちには似合わねぇな。
ここは、すごい楽しくて、好きになったけど、やっぱりお前らまでは遠い。
だから、また、どこかの街の、ライブハウスの汚ねえ路地裏で会いましょう!」

そしてラストのラスト「Waiting For The Sun」

♪waiting for the sun to come out from behind
(明日が昇るのを待っている 水平線の向こうから)

星を見つけるために月影にそって歩いて来た向こうには太陽が上ろうとしている
それがこの日のライブのイメージです。

実はこの日は朔旦冬至(さくたんとうじ)と言って19年に一度だけくる
おめでたい日でした。新月と冬至が重なる日すなわち太陽の新たに始まる日と
月が新たに始まる日がいっしょに来る日だそうです。
太陽も月も始まる日にまさに運命的にすら感じる「Closing Night」という言葉のもと
初の武道館ライブをしたthe HIATUS。
自分の19年前はほんと大変な苦しい辛い時でした。まだ細美くんには出会って
なかったけれど、その時も音楽が私を支え続けてくれていました。
細美くんは19年前だと22歳だったのですね。22という数字が何かの
素晴しいキーワードのようにも思えます。

この日のタイトル「Closing Night」は
終わりの夜というより夜を閉じるすなわち朝を迎えるっていうタイトルに
感じてしまうのは私だけなのでしょうか?


またここからthe HIATUSの新しい幕が上がったように思いました。
これから先もずっとあなた達について行きます。



ライブ後サイドのスクリーンにハイエイタスのメンバーからの
メリークリスマスとハッピーニューイヤーとともに感謝の言葉が
映し出され、1つのパーティーが終わったように陽気な
クリスマスソングが鳴り始めました。


<セットリスト>
1.Roller Coaster Ride Memories
2.The Ivy
3.The Flare
4.My Own Worst Enemy
5.Storm Racers
6.Centipede
7.Monkeys
8.Deerhounds
9.Bittersweet / Hatching Mayflies
10.Superblock
11.Horse Riding
12.Tales Of Sorrow Street
13.Souls
14.Thirst
15.Unhurt
16.Lone Train Running
17.Something Ever After
18.Insomnia
19.紺碧の夜に
20.Ghost In The Rain
ENCORE1
1.Twisted Maple Trees
2.Silver Birch
ENCORE2
1.Waiting For The Sun


P.S.

次の日関西に帰る前に東京スカイツリーには上らずに天空というところの
プラネタリウムを見て来ました。十数年ぶりかもっとぶり。
実は大学出てすぐに就職した会社がそれを作っています。

最初は冬の空の星の説明。
満天に輝く星たち。
私は田舎に住んでいるので結構星を見ます。
ただ、ここ数年は仕事が忙し過ぎて星をゆっくり見る時間すらないぐらい
疲れて、空を見てませんでした。
だからなのか、ハイエイタスのライブの影響なのか
すごく星が見たくなりました。人工であってもいいからって。

そして、
「冬の星の最初の1等星より輝いている0等星が
ベテルギウスです。」
とこの言葉が出て来た時はほんと驚きとともに
「繋がっている」と思いました。
武道館ではやらなかったけれどもthe HIATUSには
「ベテルギウスの灯」という名曲があります。
「さらに次に輝いている星がシリウスです。」と
聞いた時、the BACK HORNだ!と思いました。
彼らからの花輪も武道館に届いてましたよね。

こうして昔お世話になった会社から
「ずっと前からこの星たちが輝いていて
昨日の武道館にはその時から君は行くって
わかっていたんだ。」ってなんか言われているような
気がしました。

素敵な東京2daysでした。
コメント
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