HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

目をとじて

2008年05月07日 | TOKYO DROP
♪目を閉じて、意識を集めて 確かめる足元♪

これはELLEGARDENの「ジターバグ」の一番好きなフレーズ。

なのに、今私はこのフレーズを聴くとTOKYO DROPを思い浮かべてしまう。

9日に正式名発表なんですね。

始まるんですね。


1度走るのをやめて、ゆっくりゆっくり歩いて、見落としていた小さな花や命に丁寧に心を注ぎ、大事な音や言葉を時間をかけて拾い集め、出会った頃より、ずっとずっと深みをもって、素敵な音楽を今届けてくれるTOKYO DROP。


足元を確かめて、


「大丈夫。俺達はやれる」


そういう決意が今、全身で感じられます。


9日はいけないけれど、だれもが指先から足元までその音を巡らせることでしょう。



始まる光に乾杯


   ☆
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そこにいること

2008年04月26日 | TOKYO DROP
かなり日記を書けずにいました。ほんとに時間がまったくありませんでした。特にこの2週間。毎日遅い帰宅で食事は夜の10時半ごろ・・・で次の日の準備してお風呂に入って寝るのが1時ごろで5時には起きてまたバタバタして出勤の日々。風邪などひかずに元気といえば元気ですが、疲労感はかなりのものでした。

そんな中、昨日は家族の用事のために午後からはどうしても帰宅せねばならず、お陰で遅くまで仕事をせずにいられました。ゆえに、なんとかTOKYO DROPの京都でのライブに行くことができました。(京都は2年ぶりぐらいに来てくれたのかな。)

京都MUSEでのライブだったのですが、そこは彼らと初めて出会った場所でもあります。

この日は全部で5組の出演で「ROCK Garden」というイベントでした。

まず、最初のバンドRhycol.さんは見れてないので感想は書けません。

次の森健一さんという今回はソロで登場した方(バンドの時もあるそう)は、まあ、ぬる~い空気感でロックではない感じでしたが、疲れている身にはまるでお風呂に入っているような感じにしてくれて、ほんといい意味で聴きながら眠りたいな~って思いました。

その次のBAGUさんはロックかと思って、ちょっと期待したのですが、あれれっていう感じでした。申し訳ないけど、手拍子がこんなにも辛いものかと思いました。たとえば、TOKYO DROPにしても、ELLEGARDENにしても、もう体が勝手に動いて、自分から我慢できなくて、手拍子したり、拳を上げたり、体動かしたりしてしまうわけですが、一方でちっとも体や心が反応しないのに、ステージからバンドさんの一生懸命な煽りを見て、申し訳ないからやろうと思う手拍子は辛いですね・・・って年のせいかな?

ただ、このBAGUで私が気に入ったのはベースです。すごい動きをしつつも結構細かいベースを弾くというのか・・・素人の私には説明しにくいのですが、ベースラインが好きでした。ゆえにずっとベースさんの指の動きばかり見てました。いいベーシストさんだと感じました。


この次がTOKYO DROPですが、先にトリのバンドのAIR DRIVEについての感想を。

彼らは今回で2度目ですが、私にはTOKYO DROPの方がずっとオリジナリティがあって、新鮮に思います。ごめんなさい。

彼らの歌は確かに聴きやすく、きっと万人受けするジャンルに入ると思います。でも、ミスチルとアクアタイムスの間のイメージで、結局いまだに自分たちの色を明確にできてないんじゃないのかな?って感じました。

あ~きっと「なんじゃ、こいつ~」ってファンの方やご本人様たちに怒られそうですが、正直な感想です。だからこそ、自分たちの色や何を結局歌いたいのかを明確にしてほしいなと願うわけです。ボーカルさんの声がそよ風みたいに流れてくるのだから、まさにAIR DRIVEって感じで。そのイメージをもっともっと明確に深めてほしいし、もっと素敵になれる可能性を秘めている分、期待しています。


*******

さて、ここからTOKYO DROPのライブについての感想です。

彼らは23日神戸、24日京都、25日大阪と3日間続けてライブをしたわけですが、その3日間すべて違う曲をやるということを約束されました。ゆえに3つとも行けた方は一日7曲としたら、計21曲聴けたわけです。私は残念ながら、京都だけだったので、たぶん7曲だったと思うのですが(なんか8曲だった気にもなるのですが)その1/3だけ聴けたわけです。

その1/3ですら、ものすごく濃厚であったから、全部見れたらどんな感じになったのでしょう?

でも、私はその一夜だけでも大満足で、とても幸せな気持ちです。


もうセットリストは書いていいですよね。

といいつつ、すべては書きませんが(また彼らのHPで教えてくれるでしょうから)



1曲目・・・で奇跡が起こりました。こんなことってあるんだな~ってほんと不思議でした。

その日、仕事場から帰る途中にずっとシャッフルしてi-Podを聴いていたのですが(TOKYO DROPだけでなく、入っている1000曲ほどをすべてシャッフル)そこで「今日はどんな曲で始まるのかな~」って思った瞬間に耳元で流れ始めたのが

「世界の終わる夢」

この曲を聴きながら、この曲ってだいぶ前に真田さんが作った曲だよな~なんていろいろ思いをめぐらせていたんです。


それが、この日のライブの一発目に飛び出した時にはほんと鳥肌ものでした。

「わ~奇跡だ~」って

でも、この曲はその作られた時から時を経て、今こんなにも熟成されたんだな~ってその分厚さにぐわ~っと前身をがんじがらめにされました。

最後から2番目にやってくれた「シンクロナイズドスイミング」は私が行くときはいつもやってくれて、大好きな曲だから何度聴いても心に共鳴していくわけですが、今回は今まで聴いた「シンクロナイズドスイミング」の中でも最高でした。最初は不安げに泳いでいた歌が、何度も練習や場数を踏んで、自信を持って泳ぐようになった・・・そんな感動をくれました。歌を泳ぎ終わった後の彼らに拍手喝采と胸にこみあげる「やったね」という感動の気持ちをどうしたら伝えられるのかと思うぐらい、すばらしかったです。

「生きていくためにどうして経験が必要なの?」
「生きていくためにどうして努力が必要なの?」

それを彼らは今回のステージで見事に答えを差し出してくれた気がします。



私にとってその京都での一夜が「千一夜」・・・そう一生に一度しか訪れない一夜となりました。

偶然なのですが、去年の同じ4月25日に私はTOKYO DROPのライブを見ました。去年の4月28日の日記を見ていただけたら、その日の感想を書いてます。その日はいろんな事を乗り超えて復活したTOKYO DROPの大阪での復活ライブでした。その日の最後は「千一夜」で締めくくられました。


そして、今年の4月25日の京都でも最後は「千一夜」で締めくくられました。これは偶然なのでしょうか?必然なのでしょうか?

一年前の「千一夜」から一年を経て、3人が声を重ねて力強く歌うそのメロディが深く、深く、重みを持って、彼らの決意がそこにあるかのように全身から伝わってきて、そして聴き手の私の全身に降りてきました。


これから自分たちの「千一夜」を作っていくのですね。毎日、毎日、多くの人たちが聴き続けていく音楽を。


操さんがどれだけ、自分を前に出していこうとしているかはあのコーラスを見ればわかるし、やぶさんがどれだけ練習したかはあのギターを聴けばわかるし、何度も自分と押し問答しながら、ドラムを打ち鳴らしたかが長尾さんの姿から想像できるし、そして、そして、真田さんがどれだけ努力し、練習したかはあのボーカルを見ればわかります。


真田さんは歌う人ではなく、それ以上に表現者になられてました。言葉を発するだけではなく、全身で言葉を伝えようとするボーカリストになってました。


私はMCがたくさんあるより、曲がたくさんある方が好きだし、MCがあってもワンフレーズだけで何かが伝えられる人が素敵だと思ってます。なんだか真田さんもそういうボーカリストになりつつあるような気がしました。


この京都でのライブはタイトで無駄のない限られた時間を最高に分厚く観客に差し出してくれたまさに力強いロックショーでした。


京の都での千一夜。
きっと紫式部も清少納言もあなたたちの音楽を満喫したことでしょう。



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Happy Birthday

2008年03月16日 | TOKYO DROP
今日16日はTOKYO DROPのギタリストの薮内さんのバースデー。

ここを見てくれるかどうかはまったくわかんないけど

「お誕生日おめでとうございます!」


たとえるなら、ひとつの繊細な何かが見つからないために動かない時計・・・時だけが目に見えぬまま過ぎていった苦しい時・・・そんな時にあなたがやってきて、そしてTOKYO DROPというバンドを再び動かしてくれた・・・そんな気がします。


4人でひとつ。

素晴らしい音と歌を。

あなたの色のギターで。

これから、もっともっとあなたのことを知りたいから

素敵な音色をこれでもか!というほど聴かせてくださいね。



Have a beautiful birthday with your wonderful friends!
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君のとなり

2008年02月24日 | TOKYO DROP
「君のとなり」

これはTOKYO DROPになる直前、JET KELLYの名でライブ会場だけで販売された曲のひとつだ。

もちろん今も演奏されることはあるんだろうけど、まだライブでは一度も聴いたことがない。

この曲から見えてくる映像は微笑ましいカップルだ。この曲を最初に聴いたときは曲を作った真田さんのごく身近な人へと捧げた曲なのかな?って思いつつ、未来の真田さんも思い浮かべてしまった。きっと子どもにはメロメロのパパになるんだろうな~とか。


昨日、あるカップルが入籍をされました。
そのお二人は実はこのブログが縁で私が出会うことができた方たちです。

不思議ですね。気まぐれで始めたこのブログによって、この広い日本のまったくふつうでは出会えるはずのない人と出会えたこと・・・

しかも、実はここでは一度もコメントをいただいてない方なんですよ。それがあるところでふと繋がって・・・


そして、ライブ会場でついに出会うことができて・・・それも別に予め連絡をしていたわけではなくて、そのお友達が私を発見してくれたんですよ。なんかテレパシーってものを信じれそうな気がしました、その時は。

お互いに顔も何も知らないのに感じる何か。


そして別な状況で知ることとなった方がまさかその方の彼女でこうして伴侶になられる方だったのもまた驚きでした。


こんなに世界は広いのに


だから私はすごく今うれしいです。


心からおめでとうと言いたいです。



きっとこの曲ならすぐに聴いてもらえると思うから


あなたたちお二人に捧げます。


「君のとなり」を


ずっと、ずっとお幸せに。
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Terra69 後編

2007年12月27日 | TOKYO DROP
今年を締めくくるのに最高のライブでした。
昨日のTokyo Dropのライブは。

真田さんが何度も「地球を揺らせ」と言ってましたが、このイベントのタイトルはまさに地球ロックですよね。

何から書いていいのかわかりませんが、久しぶりにクアトロで、着いてそうそうチケットを受け取るところでセカンドラインの今富さんを見て、いきなりの遭遇で結局挨拶もできず・・・・・でも、ちらっと見ただけでも素敵な方でした。

さて、ディズニーランドのような(笑)蛍光のワッカ(笑)を戴いて、その色がその日の私のカラーのブルーとマッチするブルーでうれしくなりました。

そんなのどうでもいいですよね。

会場に入ると「あ~これがクアトロだ~」って思いました。MUSEのライブの時を思い出しました。あのステージに白いグランドピアノを置いて、赤いバラの花びらを投げまくったあのステージだ~って。

そのステージで大好きなTOKYO DROPが見れるなんて、なんかすごくうれしくてワクワクしました。このステージでやると何か奇跡が起こるような気がして・・・・・


そして、彼らのステージが始まりました。

セットリストは

アイスクリーム
タイムマシン
ナナ
東京
彼女のショコラ
心臓のインベーダー
空に風、声は羽根

楽園

東京と彼女のショコラあたりはちょっと怪しいですが、順番が。
東京っていう曲もあっているか怪しいですが・・・何せ聴いたのが2度目なので。

忘れっぽい年齢に入っているので許してください。


とにかく今回泣きそうになったのは「雷」を聴けたことでしょう。これが聴けるなら弟子たちを無理にでも連れてきたのに~。後でいうと弟子Aはくやしがってました。行ったらよかったと・・・・・

すごくロックな曲でこの曲はきっと男性ファンをかなり引き付けると思います。特にミッシェルガン系バースディ系お好きな方。でも、それよりもっと広いファン層をつかめる曲です。

オープニングの「アイスクリーム」も思い出深い曲のひとつです。セカンドラインのクリスマスイベントでやってくれた2年前を思い出します。冬なのにアイスクリームです。その歌詞の深さ、冬が浸みる言葉とメロディの透明さ。冷たいはずなのに温かいその歌が、白く今年も心に降り注いできました。心はその歌で浄化されました。ありがとう

「タイムマシン」は何度聴いても私をハイにします。すごく高揚してきます。なぜだかわかりませんが、とにかく大好きです。

「ナナ」はもう欠かせない曲となりましたね。会場がひとつになる曲。人と人が繋がる曲です。

「東京」はいろんな思いがこもっている曲なんだろうな~って思います。

東京には2つの価値観が存在していると私は思っていて、それをある小説を最近読んで改めて再認識しました。

それは見えるものと見えないもの。形のあるものとないもの。それのどちらを選ぶかという価値観。

その小説の作家は「形のないもの」を選ぶと言い、私も東京での思い出は形のないものが残ってます。

その空気感、風、空、ビルの谷間の朝、夜のネオンの下を歩く不安な自分・・・・・

私が音楽を好きなのは・・・・・・目に見えないもの、形のないもの、つかめないものだからなのかもしれません。


TOKYO DROPの「東京」を聴きながら、そんなことを思いました。きっと真田さんも東京の空気感というか、そういうものを住むことで感じられてきて、その中でいろんな曲をまた生み出されているんでしょうね。


「彼女のショコラ」相変わらずおもしろい曲です。♪見えない明日をショコラショコラって食べちゃえ(ちょっと歌詞混乱してますが)♪というあたり、ほんと感動してしまいます。どうやったらこういう流れの言葉つなぎになるのか。「溶ける」っという言葉も印象的で、これがいろんな言葉に繋がって言葉を膨らませていくんですよね。すごいな~って思います。

なんかこれ辛いことがあったときにチョコレート食べながら口ずさみそうです。


「心臓のインベーダー」聴けば聴くほどいい曲ですね。これも聴いていて体が熱を帯びてきます。

「空に風、声は羽根」これは彼らのライブには欠かせない曲という感じです。でも、最近聴いてなかったので、聴けてすごくよかったです。

♪ベイビーここが君のいるべき場所です♪っていうときに正式加入した薮内さんにその言葉を送った真田さんになんかジ~ンときました。

そうです。ついに4人目のメンバーが決まりました。正式にギタリストの薮内さんが加入されました。

そういえばセカンドラインでのライブの時に帰り際に薮内さんに握手してもらったときにためらっていた彼を思い出しました。自分はメンバーじゃないのにいいんですか・・・って。今思えばなんか感じたんですね。私にはあなたが4人目になるってことが。だから握手してもらえてうれしかったです。ありがとう。ちょっとワイルドですが、そういうところがTOKYO DROPにいい意味でのエッセンスを加えてくれるんでしょうね。

「楽園」で締めくくられたライブ。
この曲はきっと私にとってはJET KELLYそしてTOKYO DROPとしっかり出会うための重要な曲でした。この曲の歌詞の「手を伸ばし36度探した」というフレーズ。これでノックダウンでしたから。こんな人いるんだろうか?こんなすごい言葉を歌にしていける人が・・・・・って。「カーテンで白い朝隠した」っていうところもすごくリアルでそのとおりで、でも言葉にはなかなかできないんです。その描写力に完敗でした。

この曲はライブで4人のギタリストで聴くことができました。やっぱり初代の葉山さんは最高でしたが、それぞれの味があって、そんないろんな味の「楽園」が聴けたことを幸せに思います。

でも、これからは薮内さんの「楽園」のギターを大事にそして、どんどん曲に溶けあっていくギターを弾いていってほしいと願います。どうか、TOKYO DROPになくてはならないギタリストさんになってくださいね。


そして、この日のライブの勢いそのまま、それ以上に来年は多くの人の心を揺らしてください。

We are TOKYO DROP!って


終わりの終わりに

演奏の音量を静めて

会場と「ららら」で

「楽園」を歌ったひととき



あの心に触れる思いが伝わるひととき



生涯忘れないでしょう。



あなたたちは最高です。


ありがとうTOKYO DROP。

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Terra69 前編

2007年12月27日 | TOKYO DROP
昨日は有休をとり(といってもこれは実は職場の関係でこのあたりにまとめて取るように指示されるわけです、実際のところ)、今年最後の大阪でのTOKYO DROPのライブがあるということで心斎橋クラブクアトロへ行ってきました。

Hippogriffが主催するイベント『Terra69』というイベントで、オープニングアクトのchaqq、FREENOTE、TOKYODROP、そしてHippogriffというラインナップでした。

まず、こんなこと言っていいのかわかりませんが

イベントになぜにオープニングアクトがいるの?

っていうのがあります。


それがなかったら、もっと早く終われるのに~って


私は大阪からかなり離れた場所に住んでいるために終電との戦いが毎回イベントライブのたびに起こります。せめて10時にはすべて終わってほしい。

昨日も10時の時点で最後のイベントのトリのHippoの前半が終わったところ。でまだ後半おそらく30分ぐらいあったでしょう。しかし、それを見ることなく、後ろ髪を引かれる思いで会場を出た私です。

これって悲しくありません?


同じチケット代で見たいバンドが見れなくて、見たくないバンドを無理に見せられる・・・・・ってこれはちょっときつい言い方ですね。すいません。


まあ、オープニングアクトのchaqqは初めて聴いたし、曲調はとても聴きやすいバンドだと思います。FM802のイベントにも参加されるそうですし、それなりの評価があるバンドさんなんでしょうね。


でも、昨日のライブに関して言わせてもらえば、ギターボーカルさんとリズム隊が溶け合ってない!バラバラ。

すいません。私は確かに昨日は体調がいいとは決して言えませんでした。それゆえに余計そう感じたのかもしれません。

ベースさんのずれ具合がすごく気になるし、ドラムさんのシンバルの叩き方がすごく気になりました。まるで火事のときの「カンカンカン」という音のように聞こえてくる音に悩まされました・・・・・・倒れそうになりました。とにかく、ドラムもベースもギターもボーカルも全部別々の場所に存在しているかのように単独で耳に入ってくるんです。


溶け合ってないんです。少なくても私の中では。

久しぶりでした。溶け合ってないバンドサウンドを聴いたのは。

あと、激しいバンドなのかと思ったら、ふつうなところが「どっちかにしてくれい~」って感じもありました。私は激しいパンク系も好きだし、歌もの系のバンドも好きですが、そのどっちつかずは困ります・・・・・乗りそこなうというのか。



もしchaqqのファンの方やメンバーさんが見られたら、ごめんなさい。


それは私の体調不良のためにそう聞こえたのかもしれません。

今回だけでchaqqさんをこうだと決めつけることだけはしませんので、また次回に期待したいと思ってます。


さて、オープニングアクトの後に登場したのがFREENOTE。
確か、ロッキンオンジャパンで目にしたことがある気がする名前だったのでどんな感じなのかな~って興味がありました。名前からジャズの香りがするのかな~って思ったり。

ボーカルさんが女性ですごくキュートで雰囲気のある素敵な方でした。グリーンのTシャツというラフなスタイルで、歌の感じもある意味、初めて感はありませんでした。でも、歌はうまいし、とにかくボーカルさんに引き込まれます。キーボードも弾かれるし、いろいろ才能のある方なんだな~って思いました。

「あおいくま」が印象に残ってます。

実際のところ、私の中では彼女が素敵だっただけにこのジャンルにいるのはもったいないな~って思いました。この感じのバンドは結構今の日本にはたくさんいると思うからです。その一つ上というか超えた何かがないとメジャーで旋風を巻き起こすことはできないだろうな~って。

でも、惜しいな。申し訳ないけれど、私は心のスクリーンで勝手に彼女を映して彼女を別人に仕立ててました。そう、髪の毛は真っ黒。化粧はエヴァネッセンス風。服装はシド・ヴィシャス風。ってな具合で。彼女をハードロック系のバンドのボーカルにしたら、すごいだろうな~って。めちゃくちゃかっこいい女性ボーカルが日本にも誕生するのにな~って。

まあ、妄想はここまで(笑)

この次に登場はTOKYO DROP。

彼らについては後編で書きますので、

先に主催者のHippogriffについて書きます。

最初彼らの曲は初めて聴くと思ってたら、ずっと前に買ったセカンドラインのオムニバスアルバム『HELLO!!』の1曲目が彼らの曲だったのを思い出した。あの彼らか・・・・・・

でも、すっかり記憶から抜けていたので改めて真っ白な気持ちで聞く体制に。

そして始まる。



・・・・・・・・確かにかっこいい。
・・・・・・・・だが、どこかアジカン
・・・・・・・・・ときどき、ゴーイングアンダーグラウンド

その印象は真っ白な気持ちにふんわり出てきた素直なものなので怒らないでくださいね。私はアジカンもゴーイングも好きですから。最近ぜんぜん聴いてなかったから久しぶりに思い出したかんじでした。


アジカンと思ったのはちょっとアジカン独特の名詞で言葉を閉じるというのか、韻を踏むというのかが似ていたからかもしれません。ゴーイングと思ったのはちょっと切ない感じというかキュンとする感じというのが似ていたからかもしれません。

でも、演奏力とかボーカル力は素晴らしかったです。特に私はギターさんばかり観ておりました。なんかこの人の音運び、私の大げさにいえばDNAに記憶がある・・・・ってそんなことありませんが、好きでした。ゆえに家に帰ってからもらったリーフレット見て名前を確認。へえ~竹内さんっていうのか~って思いながら、なぜか久々に『HELLO!!』を聴こうかな~って聴きながら、メンバーの名前見るとその時のギタリストと名前が違う!

そうかメンバーチェンジしたんだ・・・・・

言い換えれば、今のギターの方がいいんだ。私としては。だってこのときはあまり印象に残らなかったのに昨日はすごく印象に残ったもの。

Hippoを聴くついでにこのアルバムで気に入っていたバンドをいくつかピックアップして聴いてみました。


そして、the storefrontというバンドの曲を聴きながら、作詞作曲のところを見てびっくり!この名前、昨日のHippoのギタリストさんといっしょだ!

偶然の一致なのか。
同一人物なのか。

確かめないとわかりませんが、確かにこのバンドの曲に出てくるギターインストと昨日聴いたギターインストと共通なものがあるんですよ。


私の好きなタイプのギターフレーズだから印象に残っていて。ループやカッティングもあって、アークティックモンキーズっぽいというか、素人の私がいうのでまあ、適当に聞き流してもらって結構ですが、いい感じなんです。

なんかファンになりましたね~。

なんかまた聴きたいですね~。あのギター。



もっと聴きたかったな~。
あと半分。どんな曲やったのかな~。



ゆえに昨日は帰宅したとき、ちょっと荒れてました私(笑)

ただ、TOKYO DROPのライブは素晴らしくて。ある意味そこだけで抜き出して、永久保存版としたいぐらいのライブでした。後編へ続く・・・・・








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なんだか

2007年12月06日 | TOKYO DROP
こみ上げてくるもんがある。2004年12月20日に初めてJET KELLYというバンドと京都のMUSEHALLで出会って、もう3年も経つ。私がこのブログを始めたばかりの時だ。そうこのブログも最近は滞っているけれど、3年が今月の12日で過ぎようとしている。

その間にJET KELLYはTOKYO DROPとなり、ELLEGARDENは驚くほどビッグなバンドになってしまった。

TOKYO DROPはこの12月3日に東京でワンマンライブを見事に成功させて、新たな大きな一歩をまた進み始めた。


WE ARE TOKYO DROP!


って真田さんが言ったんだって。


それを行かれた方から聞かせてもらって、本当にうれしかった。私の思いが勘違いかもしれないけれど、届いたって思った。


そうあなたたちは


まさにTOKYO DROPなんだよね。


大阪生まれのTOKYO DROPが東京で


「TOKYO DROPここにあり!」って胸張って


多くの人たちに感動を与えたんだ。




すごくうれしい。本当にうれしい。


これからももちろん変わらず永遠に応援していくから。



でも、同様に京都で活動しているソロアーティストさんの山口茂さんやvanillamanさんやバンドのvelvet mellowさんを変わらす応援していくことを改めてここに書かせてもらいます。

あなたたちのことをいつも思ってます。

自分のことで今はいっぱいながらも、忘れたことはありません。


私はTOKYO DROPを始め、こんなに素敵なアーティストたちと出会えたことを毎日神様に感謝しています。

つぎはぎだらけの今の私の心に再生という力をくれるのはあなたたちです。


ありがとう。 
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Hi-switch ~ double click ~

2007年11月24日 | TOKYO DROP
昨日、何年ぶりかにOSAKA MUSEに行った。High-G主催の2マンイベントで、その対バンがTOKYO DROP。いつもより長い時間彼らのライブが楽しめるということは、何よりも素敵なことだと思いながら、前日までの仕事上での憂鬱な気持ちをとりあえず家に残して、久しぶりに弟子Bといっしょに心斎橋まで繰り出した。

田舎から出て行くといつも思うけれど、本当に大阪は人が多いな。京都の比でない。弟子Bは将来東京に出るらしいから、「東京はこれより人多いんだよね~」ってつぶやいて、かなり覚悟したようだ。

OSAKA MUSEはおそらくミルクランのワンマンライブ以来だろう。なんか懐かしかった。

2マンであとゲストにAIR DRIVEが登場した。

最初はTOKYO DROP


不思議だな~
先月セカンドラインで見た時となんか雰囲気が違う。
まだ一ヶ月ちょっとしか経ってないのに、あれがすごく昔のように思える。
自分自身の毎日も苦くて濃い日々だったからかもしれないけれど、彼らが来月にひかえてる東京でのワンマンライブのためにかなり音楽力というのか、全精力をそこへ向かって集中させているからか、すごくパワーアップしているのに驚いた。

サッカー選手が大事なゲームで最高なプレイができるように、マラソンランナーが大会でベストタイムを出せるように、TOKYO DROPも最高のライブをやりとげるために、今強いオーラが放たれている・・・そんな気が昨日はした。

最初の曲は初めて聴く曲だった。

「願い」

その曲からすでに、今までとは違う何かがステージから溢れ出てきた。ドラムもベースもギターも、そしてボーカルすべてが分厚く、深く、最高のエキスを今抽出しようとしていた。

彼らはきっと、TOKYO DROPという誰にも作り出せない結晶を輝かせてくれるだろうと、その「願い」を聞きながら、強く感じた。

「サテライト」

これはJET KELLY時代からの曲。これを聴いたのは久しぶりだったので、なんだかドキドキした。これをよく聴いていた時代は私はまだ会社勤めで、その時のいろんなことを思い出した。今と比べるとまだまだ生ぬるかったな~って思う。かといって、そこにまた戻りたいなんて、これっぽっちも思わない。別に意地張っているわけでもなく、本当にそう思う。正直、今の仕事は辛いことの方が多いかもしれないし、体力精神力とも消耗する。でも、どこか、それこそ未知なる結晶も見え隠れする場所なんだ。だから、その結晶が見たくて、しんどいのに離れられない・・・困ったもんだ。

この曲は初めて買ったJET KELLYのCDの最初に入っていた曲だ。そう家で初めて聴いた彼らの曲だ。


♪見えない闇を突き抜けられたら、ここからどこへでもいける♪


まさにそうだよね。今の闇を突き抜けられたら、もうどこへでもいけるよね。そう思ってやってみるよ・・・ってこれは私自身に向けてのひとりごと(笑)

「destory」

自分が崩壊しそう・・・って思ってたけど、その前に目の前の壁を壊していかないときっとだめなんだろうね。戦うことそれをやめたらだめなんだ・・・自分自身と

身近な一人の心の痛みから世界のどこかで悲しみの中で戦っている人のことまでも思いやって歌が書ける人が好きだ。心をいつも無限大にどこにも線を引かずに広げられる人が好きだ。

君がそういう人でよかった。

「シンクロナイズドスイミング」

これはJET KELLYからTOKYO DROPへの橋渡しとなっている曲。大事な曲。どのライブでも聴けなかったことはない。いつもやってくれる曲。

きっとこれから先、人生の波に沈みそうになったりしてもこの曲がきっと救い出してくれるんだろうな・・・って

「くたばれナイトメア」

きっとライブでは私は初めて聴いたと思う。JET KELLYのアルバムには入っていたのでCDでは何度聴いたかわからない。これは村上春樹の「ノルウエーの森」からインスピレーションを受けて書かれたとどこかで聞いた気がする。彼、真田さんの詩は電車のシーンがよく登場する。日々電車通勤の私にはその歌詞はとても身近で案外リアルだ。ニューヨークのライターにピート・ハミルという人がいるんだけど、彼が書く文章と共通する人間の温度を感じるのが真田さんの詞だ。

「心臓のインベーダー」

タイトルからどんな曲なのか推測不可能だったけれど、実際聴いてみて「やられた~」って思った。ラップを取り入れながらもTOKYO DROPのメロディはしっかり存在感を示して、その新しさが彼らの新たな世界を広げていく。弟子Bもかなり気に入っていたし、もちろん私も。それにしてもどんなタイトルでも言葉で納得させていく彼の言葉力は凄いと改めて思った。

「タイムマシン」

♪どうせ会いたくなるから 君を忘れられないから
きっと泣きたくなるから  君を忘れられないから

このフレーズの歌われるときのメロディラインというのか、ハーモニーというのか半音階というのかが凄く好きだ。なぜ?って説明できないんだけど、体の奥底の沈みこんでいる血まで沸きあがって熱くなっていくというのかな?きっと私の感情の源泉と共鳴するんだろうね。

大好きだ。本当に。なんでだろう?

「サンデージャーニー」

JET KELLY時代からの代表的な曲。久しぶりに聴けた。やっぱり「休日」感がいっぱいでくつろげるし、ワクワクしてくる曲だ。しかも太陽がいっぱいって感じで。

「彼女のショコラ」

不思議な曲だ。2度目だけど。ショコラと言ってもそんなに甘くない。むしろちょっと苦め。きっとカカオが多いんだ(笑)でも、この曲も彼らの新しい顔をのぞかせている。

「ナナ」

なんかよくわかんないんだけど、楽しい曲っていうのかな?歌詞もよく覚えてないんだけど「ナナナナナナナ」って言葉が繰り返されて、会場はすごく盛り上がってハイテンションになる。きっとこれから欠かせない曲になるだろうね。

でも、ナナっていうカタカナを良く見ると人がダンスしているみたいだよね。並んで・・・

そして

ラストの曲

「New day」

初めて聴いた。


そして感じた。



あ~始まるんだTOKYO DROPのNew dayが・・・って


もうそこまで昇ってきているんだね。TOKYO DROPの明日のでっかい太陽が。

この一年いろんなことがあって、私がこんなこと言っていいのかわかんないけど、本当にでっかくなったと思う。それは君達の心というのか踏ん張る力というのか音楽に対する真摯な気持ちというのか・・・特に昨日はそれを強く感じた。

そして、言葉ではなくぬくもりで伝わりました。君からの「頑張れ」のメッセージ。強く感じました。本当に。ありがとう。


TOKYO DROPの後に出たAIR DRIVEとHIGH-Gのライブもしっかり見たし、よかった。また改めて感想を書くかもしれない。

でも、ごめんなさい。

TOKYO DROPは今のマンネリ化してきたジャパニーズロックシーンに置いて、新鮮さを失っていないバンドの一つだと昨日のライブを見て言い切れる。


彼らを知らないで一生終わったら、ほんと千年の損失だよ。



大好きなんだ。本当に。笑えるぐらいに。泣けるぐらいに。








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さよなら少年から彼女のショコラへ

2007年10月14日 | TOKYO DROP
「最たるもの」というJET KELLY時代のミニアルバムに入っている「さよなら少年」という曲のベースの音がすごく好きだ。この曲はベースが曲をすごく浮き上がらせていると言っていいほど、ベースラインが胸に浸みこんで行く。

ベースラインを聴いているだけでも心の奥が熱くなる。そして真田さんの歌い方も今とはちょっと違って、ややチバさん風だけど、こういう歌い方も好きだ。

このアルバムにはアメリカ南部の香りもふと漂うところがあったな~って思う。


そんな彼らのおとといのライブでやった「彼女のショコラ」だったと思うけど、リズムの中にレゲエっぽい香りがあった。なんか珍しいな~って・・・彼らのサウンドでは。中南米の香りっていうのかな。それはギターでヤブさんがやってたんだけど。新鮮だった。

タイトルはショコラっていうだけあって、フランスの香りがするんだけど、音の中に南米があって・・・もちろんそれは一度だけしか聴いてない私の印象なんだけど。

**********

サマソニで来日したThe Academy is・・・というバンドを見ているとなぜかTOKYO DROPを思い出してしまうんだ。なぜかな~

そういえば、The Academy is・・・のメンバーはインタビューで「ELLEGARDENと会えてうれしい」って言っていたのが印象に残っている。こうして好きなバンドはまた繋がっていくんだね。




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Tommy never die 2007

2007年10月13日 | TOKYO DROP
突然行くことにしたライブ。
職場の大きな飲み会を新しく来たばかりの私は放棄して、すべての仕事への思いを脱ぎ去って向かった先は福島セカンドライン。

高架下にあってライブ中でも電車の通る音が「ガタンゴトン」と響くライブハウス。でも好きだな~って昨日改めて思いました。

昨日はここのブッキングマネージャーであり、セカンドライナーズのギタリストの今富さんのバースデーイベントでした。

私はここのブッキングが好きです。満足のいく組み合わせというか、DJでいうと選曲がいいというのでしょうか、行ったら満足が必ず得られるそんな感じです。


今富さんのセンスがいいのかな~。


そんな彼の誕生日を祝うために6バンドが出演しました。

私は電車に途中閉じ込められていたので、到着は遅れて結局「あすなろ」(ex 流星ワゴン)のライブは見れませんでした。次のnamidacoatは3曲だけ聴けました。


実はこのnamidacoatはsweepという名前のときに一度ライブを見ています。その時も曲を聴くのは初めてではなくてセカンドラインが出したオムニバスアルバム「HELLO!!」に入っていたsweepの曲がすごくよくて、今はもう解散してしまったJOHNNYACEと彼らの曲だけそのアルバムからはi-podに入れていたので初めて見れてすごくうれしかった記憶が残ってます。さらにそこでいただいた3曲入りのCDの音源もしっかりi-podに入れてずっと聴いてました。

そんな彼らが名前を変えざるを得なくなって新しくnamidacoatになっての初めてライブを見ることができました。sweep時代も本当はライブに行きたかったのですが、なかなか難しくて・・・だから昨日のライブはTOKYO DROPと彼らをマッチングしてくれたことを音楽の神様に感謝あるいはTOMMYに感謝です。

「口笛は空へ」という曲は本当に心が空に羽ばたいていきそうなぐらいスケール感のある曲です。

全体的にメロディアスで透明感があって、心が洗われるような歌が彼らの持ち味ですね。

ドラムの方が覚えてくださっていたのがなんかうれしかったです。


彼らの次は

The Syndikate7というおもしろい構成のバンドです。埼玉だったかな?からのバンドです。ボーカルギター1人にドラム2人という構成。最初出てきたときはパンク系でファンがどど~っと前に駆け込んでモッシュダイブでもするんかな~って一瞬思ったかんじのバンドでしたが、よく考えたらその日の客層からそんなことありえないな~って気が付いて、曲が始まると案外メロディックなバンドでした。でもツインドラムがすごい。まるで和太鼓です。二人でドンドン叩きまくる。なんかその迫力に魅了されました。それと一人のドラマーがパンクスプリング07のTシャツを着てたから「あ~彼もあのライブ見たんだ」と仲間のようなうれしさがありました。

バースデーという歌で今富さんを呼んで3人でドラムを叩いてました。なんか楽しそうだったし、私も叩きたかった(笑)

時間的には次はTOKYO DROPの出演だったのですが、どうやら遅れていたようで東京からのバンド「BOO BEE BENZ」というバンドが登場しました。

最初出てきたとき「どっかで見たことがある」って思って「どこか他のバンドにいた人がいるのかな~」って曲聴きながらあれやこれや記憶を辿っていくと思い出しました!

スカパーのどこかの音楽チャンネルで見たんです。PVを。それも結構最近。曲の系統からいうとJET KELLYやSPLAY系かな?今度MINAMIWHEELに出るらしいです。

どの曲も聴きやすくてメロディもきれいではずれなしでしたね。ベースの人は裸足で弾いてたんですが、そのベースがすごくかっこよかったです。シンプルで重いというのでしょうか・・・
ギターさんは始めの方で弦が切れるというハプニングがありましたが、ステージでさっさと張り替えるあたり、すごいな~って思いました。ギター結構傷だらけで、でも愛着あるギターなんだな~って思いました。ボーカルさんのもギブソンのアコギ結構傷いってたけど、大事にしてそうでした。

彼らが終わったのはもう夜の10時を過ぎてました。どうしてイベントライブはこんなにも遅くなるんだろう・・・って当たり前ですよね。それぞれのセッティングがあるんですから。ただ、家の遠いものにとってはかなり気が落ち着かなくなるのでいつもどきどきもんです。


TOKYO DROPがいよいよ登場。

もう何ヶ月ぶりだろう?はっきり言って季節はあのときは春今はもう秋です。この間にあったいろいろなこと。私にもそして彼らにも言い尽くせないいろんなことがあったし、あったのでしょうね。

どれだけ彼らが今を握り締めているか。


それを今もがいている私は知りたかったのです。


最初セッティングのとき、ガムテープでエフェクターなんかをステージに固定している作業を私は見ていました。私は妙にそういうのを見るのが好きなんです。そういう手作業が暖かいステージを作り上げる気がするからでしょうね。


ステージがいよいよ始まりました。

あなたたちに会いたかったです。本当に

滲んでいく目の前を必死でこらえて、奥歯を食いしばりました。

「泣くな。泣くな。泣くな。」



「東京」という曲でスタート。新曲です。
TOKYO DROPの「東京」です。彼らの決意がタイトルに表れている気がしました。
君達が見ている今の東京はどんなんだろう?
そこにまだたくさんの夢や希望が発掘されずに埋まっているんだろうか?

今それを発掘しかかっている君たちはいつか高々とその夢と希望を手にもってたくさんの人たちに見せてくれるんだと信じています。

「bt fly high」「シンクロナイズドスイミング」「彼女のショコラ」「タイムマシン」「ナナ」と全曲TOKYO DROPの曲をやってくれました。そうJET KELLY時代の曲ではなくTOKYO DROPの曲だけです。

この日を待っていた気がします。もちろんJET KELLYのときの曲もこれからもやって欲しいです。でも、新しいバンドとしての音源が揃った・・・ってそんな気がしました。

特に「タイムマシン」はぱあ~っと前が開かれたそんな気がした曲でした。これがトンネルの出口かのように前に光がぱあ~っと表れてまぶしくて前が見えないんだけど、やっと抜け出たようなそんな感じです。

まさにTOKYO DROPの曲だって感じました。


雰囲気で聴くのではなくてこの曲は全身を集中して聴きました。するとそのTOKYO DROPとしての鼓動がしっかりと響いてきたんですよ。

あ~これだ。これなんだ。これを待ってたんだ。

そう思って全身がざわ~っとしました。

違う光を見つけたとき、また希望が見つけられる気がします。

私にもそんな光が見えてきました。


きっと見つけられます。きっと・・・


完全なTOKYO DROPがそこにありました。


大阪で生まれて、今東京で夢発掘中。

絶対にとんでもない宝物を彼らなら発掘できるはずです。


ワンマンが東京でまたあるそうです。


いつかワンマン見に行きます。


最後に握り締めたTOKYO DROPの音のぬくもりと言葉のぬくもりとそれを鳴らす手のぬくもりを抱いて、また私も進んでいきます。


ありがとう。


あなたたちに出会えて本当によかったです。


そして素敵な場を用意してくださったセカンドラインと今富さんに感謝します。


あそこは大阪での私の救いの場となることでしょう。




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