HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

カイロの紫のバラってあるの?

2010年10月31日 | 細美武士/the HIATUS
細美くんは今はエジプト。

なんだかうらやましい。
休みなく働かなければならない自分にとって

カイロとか
ギザとか
ルクソールとか
ナイルとか
そういう言葉は
魔法の呪文のように聞こえる。

エジプトは私も行きたい国のひとつで
かつてアラビア語を大学で専攻していた友達がいて
彼女は頻繁にエジプトに行ってたので
よくいろんな話を聞いたっけ。

イギリスのバンドQUEENの歌に「ムスターファ」って
いうのがあるんだけど、その子と知り合うきっかけって
いうのはその子に私が「ムスターファ」って知ってる?
って話しかけたところから。

やがてその子はロンドン大学に行き、私がイギリスに
留学してたときもいろいろお世話になった。

話は戻るけれど、

私の行きたい3つの場所っていうのがあって
それはインカとインドとエジプトなんだ。

それぞれにその場所で夕日を見たいという
妙な願望と、それぞれの空に浮かぶ月と
インダス川やナイル川に浮かぶ月を見たいというのが
昔からの願望だった。


でも、年重ねて行くと、なかなか1人じゃいけなくなるし
いっしょに好んで行ってくれそうな人もいない。

内心、細美くんについて行きたい感じだけれど、
細美くんのような人はやっぱり1人旅が似合う人だよね。

って私もかつては1人旅人間だったけれど。


細美くんがブログで
「カイロでも同じ月が見えるよ」って書いてたけれど
それって私にはすばらしい事に感じるんだ。


それを最初に感じたのは中学生のとき
イギリスの好きなバンドのことを考えて
「彼らもこの月を同じ月を見てるんだ」って
思ったら、すっごく心の中が熱くなった記憶が
今でも忘れられない。

でも、考えてみたら
この月って自分が生まれるよりもずっと大昔から
この地球を照らしているんだよね。

そう思ったら、
かつて生きていたツタンカーメンも見ていただろうし、

砂漠で消息を断った、サン・テグジュペリも
同じ月を見ていたんだと思うと

なんかじ~んと来てしまう。


そして、


エジプトで細美くんが見た月を
私も見ているんだと思うと


月はなんだか地球のすべての人を
ずっと繋げてきているような
気がする。

太陽もそうかもしれないけれど
太陽は眩し過ぎて、じっと見れないものね。


アラバスタとネフェルタリのお墓に行ったって
書いてあったけれど、

ONE PIECEの登場人物ってこういうところから
来ていたんだね。

私を知る人は私のところも登場するって知っているよね(笑)

最近、砂漠ブームの自分だから
そんな砂漠に細美くんが行ったのも
なんか不思議だ。


最近読んだ本が伊坂幸太郎の「砂漠」
UESAの真田さんが書いた曲が「キャラバン」
前に読んだパウロ・コエーリョの「アルケミスト」も砂漠の世界。
そして、好きな本がサン・テグジュペリの「人間の土地」

で、細美くんが現在エジプトを旅してる。

なんか雄大なロマンを感じる。

で、共通するのは人の心の灯を大事にする人たちが
今砂漠を心に描いているってこと。

寂しい砂漠もあるだろうけれど
私には砂漠の中にホンワカと灯される
人の日々の生活の営みが見えるようで
それが今とても愛おしく思える。


そんな私が
「あ~エジプト行きたい」と言うのを聞いたある人は
「鳥取砂丘でいいやん。」と言ってきた。

なんかすごく現実に引き戻された気がしたけれど
実は鳥取砂丘も行ったことのない私なので
そこも是非行きたいと思っている。

絵本で読んだ「こんとあき」の舞台でもある
鳥取砂丘。なにか宝物が埋まっているかもしれない。
忘れかけていたものが。


最後に

「カイロの紫のバラ」っていう映画ご存知ですか?
かなり古い映画だかれど、ウッデイ・アレンっていう人が
監督して彼自身も出ている映画です。

砂漠のイメージがすごいインパクで残っているのは
「イングリッシュ・ペーシェント」

まあ、「ハムナプトラ」もエジプト舞台ではあるけれど。


細美くんはまたエジプトで感じたものを
歌にしてくれるのかな?

それが楽しみ。


どうか身体を壊すことなく
元気いっぱいで帰ってきてくださいね!


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今ごろわかるなんてバカな自分。

2010年10月30日 | 邦楽
ACID BLACK CHERRYの存在はもちろんずっと前から知ってたし、
そのボーカルがジャンヌダルクのYASUさんであることも知っていた。
ただ、それが個人だとは知らず、バンドだと思い込んでいた。
それがまず間違い。

そして、サマソニのとき、人がいっぱいで雨も降ってたから
見れたのはギターとベースとyasuさんだけ。

今その時のブログを見ると「さすがヴィジュアル系のバンドの
ギターはうまい」とか書いているけれど、当たり前だよね。
ラクリマのSHUSEIさんなんだもの。気付かなかった~。
って私、ラクリマの特にファンではなかったから、ライブに
行ったことがないので当たり前なんだけれど、ラクリマ自体の
インタビューとか写真は雑誌とかでよく見かけていたので
メンバーの顔を知っていたはず。が、まったくわからなかった。

で、トドメがこれ!

その時ドラムを叩いていたのがSIAM SHADEの淳士さん!
まったく見えなかったし、アシッドのメンバーのことは
そのとき知らなかったので、想像もしてなかった。
それを知っていたら、もう必死だったはず!

だから、ドラムがすごく上手いな~ってそのビートだけで
感じたんだね。

なんてバカな私。

SIAM SHADEが解散して初めてメンバーの生演奏を聞いたのは
実は淳士さんのドラムだったんだ!

DETROXは今年になって見れたから。

あ~すごく後悔。

でも、実際は聴いてたし、そのビートは心臓を揺らしてくれてたんだから
いいんだ。

あ~SIAM SHADE復活しないかな。
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SIAM SHADE~重なりあう影

2010年10月24日 | DETROX/栄喜/SIAM SHADE
来週、SIAM SHADEのトリビュートアルバムが出る。
同時にベストライブアルバムも出る。

今、なぜSIAM SHADE?って思う人もいるだろうけれど
私のようなSIAM SHADEファンにとってはこれは必然のように思える。

2002年に解散して以来、彼らの後継者となり得るバンドはまったく
出てこなかったから。

彼らはまさにオンリーワンのロックバンドであり、
今のそれぞれのメンバーの音楽活動を見る限り、
彼らは根っからの音楽好き、ロック好きだったんだと
わかる。

変に芸能界に入ってセレブ気分のどこかのバンドの
人たちとは違って、今も音楽を純粋に追いかけて
歌い、演奏し続けているのを見て、ファンであって
本当によかったと今も思えるんだ。

DETROXで実際にライブを見て、
CDを聴いて、栄喜さんが今も
進み続けて、新しいロックを作り出しているのが
本当にうれしいし、信じていてよかったって
思うと同時に

日本でナンバーワンのギタリストだと思っている
DAITAさんも常にギターを弾き続けて
BINECKSや氷室さんのバンドでその歌うような
深いギターの音色を聴かせてくれている。

ベースのNATCHINも
ドラムの淳士さんも
ギターボーカルの一馬さんも

自分たちのバンドやサポート
元イエローモンキーのアニーと
バンドやったりして
それぞれの音楽を止めることなく
追い続けている。

SIAM SHADEっていう名前を
最初に目にしたとき

なんだこれは?って

すごく不思議な感覚になった。

直訳すると「タイの影」って

余計わからない。


この名前はメンバーが英語の辞書を見て
探したらしいけれど、

何かのインタビューでは「重なり合う影」って
いう意味だと書いてあった。

タイはとても熱い国で
日差しが強いから影もくっきり映る。
そのイメージから強い「光と影」が
ファンになった当時
このSIAM SHADEという名前から感じられた。

彼らが当時はすべてだった。
だから、彼らが解散するときの絶望感は
かなりのものだった。

そのあと日本でもう好きなロックバンドって
出てこないのかもって思ってたところ

ELLEGARDENと
JET KELLYに出会って

今に至るわけだけれど

この2バンドも今は実際のところなくて

細美武士氏や
真田暎人氏の
音楽活動が私の支えとなっている。

音楽は変遷していく。

ずっと同じものをやっていくのは
とっても難しい。

だからローリングストーンズは本当にすごいと
思うし、GLAYもある意味すごいと思う。

でも、変化していくことを拒絶することは
しない。いい音楽がまた生まれるなら
バンドが活動休止しても解散しても
希望を抱き続ける。


ただ、またそのバンドのライブを見たいと
願うのがファンだ。

ELLEGARDENのライブもまた見たいし
JET KELLYやJET LILY STARのライブも見たい。


そしてもう一度、SIAM SHADEのライブが見たいんだ。


栄喜さんが言ってたんだ。

「万が一、このトリビュートアルバムが一位になったら
メンバーを集めて、ライブするかもしれない。」って

もちろん、他のメンバーの気持ちもあるから
栄喜さんだけの思いでは実現しないかもしれないけれど

栄喜さん自身はそう思ってくれているんだ。

そう言ってくれるだけでも私は幸せだ。


こうして、いまだに昔のファンのことも
思ってくれている栄喜さん。


いまだに熱くてロックに対してひたむきで
ライブに全力投球でファンを大事にする彼。


私は栄喜さんのファンであり続けて
本当によかったと思う。


トリビュートに参加するのがほとんど海外の
大物ばかりで驚くけれど、

それだけ彼らの実力が世界的に通用するものだったと
わかるよね。

DAITA氏からおそわったDREAM THEATER。
今このバンドのドラマーは私の大好きなAvenged Sevenfoldの
サポートドラムをやってくれている。

いろんな部分で好きな音楽は手を繋ぎ合って行く。

下記の曲は私が初めて買ったSIAM SHADEのアルバムに
入っていた1曲目の曲だ。彼らの歌は「1/3の純情な感情」しか
知らなくて、実際どんなバンドかわからずに
エイって感じで思い切って(視聴なしで)買ったら
この曲が最初にきて、これで一発でやられた。

これは栄喜さんがファンに向けて書いた曲だ。
彼の愛情が溢れている。

この映像は解散ライブの映像なので
途中で栄喜さんがぐっとくる部分もあるけれど
それを含めて、彼のピュアな音楽魂が
この日で終わらず、今も継続中なのが
曇った今の音楽業界に晴れ間を見せてくれる。
















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「がんばる」三段活用。

2010年10月19日 | JET LILY STAR
「がんばって!がんばろう!がんばります。」
これはある方からいただいた言葉。

私にがんばって~という応援と
いっしょにがんばろうという励ましと
おれもがんばるからねっていう強さの
三段跳びのごとくのお言葉をいただいて
これを読んだのが朝だったので
今日一日それに支えられてがんばれました。

昨日一昨日はほんとうにどうしようもないくらい沈んでた。
もう生きてるってなんだろうみたいなくらいに
くたくたに心も身体もすり減って
このまま終わっちゃうなんて悲しすぎるな~って

身体が疲れすぎると
心もしなびてくる。

健全な肉体には
健全な心が宿るっていうのは本当だと思う。

私は今その真逆で
毎日睡眠平均4時間。
朝6時半に家出て帰るのは夜10時半平均だった
最近の1ヶ月。ってまだ終わったわけじゃないけど。
寝る時間は夜中の1時半ぐらい。別にテレビ見てるとか
だらだらしてるとかじゃなくて、ご飯食べて片付けたり
次の日の仕事の準備したり、お風呂入ったらこれぐらいになる。

仕事帰りにライブなんていう元気は
少しも残ってないし、だいたいライブ終わる時間に
職場を出るんだから話にならない。

音楽を聞く時間もすごく減ってしまった。
でも、聴かない日はやっぱりない。

細々ながらも聴き続けている。

最近はサカナクションとフォズトーンが主だけれど
今日なんか無性にthe HIATUS聴きたくなって
ずっと仕事帰りにi-Podで聴いてた。

そして、Jet Lily Starの曲の「yes」も最近
よく聴いている。

何に「yes」を求めているのかな?


でも、いまだにくやしいんだ。
このバンドをなくしたことが。


この喪失感をどうしても埋めることができない。


大好きなフォズだってなかなか多くの人に
わかってもらえない。
フォズみたいにピュアな音楽に気がつかない
日本のリスナーが嫌になる。

ファストフードに冒されたごとく、
チープミュージックに冒された子ども達には
いい音楽がわからない。


私みたいな音楽業界人じゃない人間が
何を言っても始まらないけれど

正直、腐ってるよ。ヘドが出そうな腐った音楽。
ニオイがするぐらいの勢いで頭痛をもたらす
ウソっぽいポップミュージック。

すべてのポップミュージックを言うのではないよ。

ある部分の極端に商売のニオイがたまらなくする
ポップミュージック。


ストレイテナーのホリエくんや
サカナクションの山口くんが
言っているように街で流れてくる音楽は
聴きたい音楽じゃない。

聴きたい音楽は隅っこで細々とやるしかないのか?


DJを最近好きなアーティストたちがやっている。
たとえば、フォズの渡曾さんや
細美くん。

これってやっぱり音楽好きが自分の好きな音楽を
伝えたくてやるのかな?


私もやってみたいけど、年齢的に無理そう。


ただ、ロンドンナイトを主催している大貫憲章氏を
知る限り、年齢ではないと思えるからできるのかもしれない。
(ってやらないけれど)

実のところこの大貫氏は私にとってはロックを好きになる
きっかけをくれた1人でもあるんだよね。

だから、もしかして細美くんも大貫さんのラジオとか
聴いてたのかな?ってふと思ったり。

今度熊本のロンナイに細美くんが出るなんて
すっごく熊本の人がうらやましい。

東京からなんで熊本なの?って


でも、きっと京都なんかよりずっと熊本や福岡の方が
ロックに熱い場所なんだと思う。


京都はロック不毛の地だ。くるりや10-FEETは別として
たとえ彼らががんばってくれても
かっこいいロックバンドとは
私が音楽を聴き始めてから会ったことないもの。

もともと生まれた産院は福岡だった私は
そこでロック魂が注入されてたのかも。

今日初めて毛皮のマリーズの新曲の「Mary Lou」のPVを見た。
グラム感ギラギラでイエモンの遺伝子も引き継いでいて
なんだか懐かしい感じすらした。

だいたいタイトルからして昔の少女マンガのタイトル風。
絶対に志磨氏は少年だけじゃなく少女マンガも読んでいる可能性あり。
じゃないとこのタイトル出てこないもの。

あ~突然話がアニメな展開をしてしまった。


そうそう、細美くんもアニメ主題歌の演奏やったって
HPに書いてあったね。DVDのみらしいけど。

アニメといえば、NICOもまたナルトの曲するし
Magic Partyも関東圏でしかおそらく見れないアニメの
主題歌やるし、アニメ曲ラッシュだ。


Jet Kellyのデビュー曲をテレビで見た(聴いた)のも
「アニメシャワー」だったなぁ~って

SIAM SHADEを好きになるきっかけとなった
「1/3の純情な感情」もアニメ「るろうに剣心」だったし
アジカンもナルトの曲の「遥か彼方」だった。

ただ、どちらもアニメ曲だと知らずに音から入ったんだけどね。

話がごちゃごちゃになってきた。


でも、ここまで書ける元気がでたのは

「がんばる」三段活用を送って下さったあなたのおかげです。


どうもありがとうございます。


少しずつ上向きにやっていきます。








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闘う音楽家たち

2010年10月11日 | FoZZtone
今日はFoZZtoneと竹内電気のツアーのファイナルだった。
もちろん地方在住者である関西人の私は行けない。
私はお金持ちでもないし、仕事も実は休みが無い。
あえて、無理矢理作らなければ休みなんてできない職種だ。
だから、金無し時間無しのド級残念な人。

でも、音楽自体はCDとかでは聴けるわけで
ライブに行けなくても、私を癒してくれる
ってことにしておこう。

最近読んだインタビューでまさに私がいつも思っていることを
サカナクションの山口氏が語ってくれたし、
ストレイテナーのホリエ氏も同じ気持ちなのがわかって
なんだかうれしかった。

「バンドというかロックというものがちょっとメディアから
軽視されているような気がしていて。メディアの表面に
流れている音楽の中に僕らが好きな音楽って
あまり含まれていないような気がするんですね。
それはなぜそうなってしまったのか・・・」(インタビューより)

もっといろいろあるんだけど、まさにそれ。
軽視されすぎ。
流れている音楽の中に好きな音楽があまり含まれない。

だけど、それに負けててはいけないんですよね。
アイデアとパワーなんですよね。

山口氏は本当にアグレッシブな人だと思う。
いろんなフェスとかで対バンする大物たちから
いろいろ熱心に勉強してくる人。
たとえば、ブンブンサテライツなら
そのスタッフから聞き出してたりして
ブンブンさんから「それはちょっと困るよ」って
言われるぐらい熱心にいいところをしっかり
もらってくる。

すばらしい。

まるで開拓者のように。

彼は音楽界を変えようとしている。

フォズの渡曾さんがオーダーメイドアルバムという
世界初の手間のかかる、でもすばらしいアイデアの
発想を実践するように

今少しずつ音楽界に変化が見えて来ている。

洋楽がぜんぜん売れない今、

そんな洋楽で育ってきた日本のバンドたちが
洋楽をも活気づけようとしている。

素敵だ。


ひとつ悲しいことがあった。

ワーナーミュージックの社長さんが亡くなったこと。

きっと彼も音楽を愛していた人だろう。


彼のためにもロックが不況に負けそうな音楽業界を
元気づけないと。

かつての映画業界は
もうだめだと言われたけれど、
今こんなにもがんばっている。

だから音楽もアイデアと心意気で
見事復活してみせようぜい!

加えてRADIO CRAZY2010開催!
万歳!

the HIATUSに会える~~~~~~!
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~electro magnetic TOUR~

2010年10月04日 | FoZZtone
FoZZtoneと竹内電気との2マンライブのこのツアー

名古屋、大阪、東京の3カ所のみ。

ここでオーダーメイドのアルバム用新曲が披露されるというので
絶対に行かなくっちゃと仕事をなんとか間に合わせて行ってきました。

10月3日(日)大阪MUSE

あいにくの雨。

でも、もしかしてフォズが降らせたのかも?

だって「Rainmaker」って曲、新曲にあったもの。

さて、セットリストはまだツアー中なので書けませんが
新曲いっぱいで、タイトル無いのもまだあって
どれをオーダーメイドアルバムに入れるかはまだ混沌としています。

さて、最初に登場が竹内電気。

正直ほとんど知らなくて、前日YOU TUBEでちょっと聞いたぐらい。
でも、初ライブなのに最初からぐいぐい引っ張られた。

すごくいいバンドで思いのほか得した気分。
メンバーさんの名前とかも知らないんだけど

ついつい見てしまったのがジョーイ・ラモーンがウォーリーの格好を
しているような出で立ちのリードギターの人。

水色のあのギターは何?フェンダーUSAのクラプトンシグネチャーモデルっぽい
ストラトキャスター?素人なのでよくわかりませんが、ふつうの
フェンダーとは違った。

で、その方はギブソンのレスポールの黒も弾いてた。

彼の出すギターの音好きでした。


もうひとりのロンゲの彼はESPのギターオンリーでした。

キーボードのボーカル氏は素敵な方でしたが、
なぜか、ビークルのヒダカさんを思い出してなりませんでした。

ぜんぜん違うと思うんだけれど

このバンド、下ネタを言わない上品なビークルのイメージがあって
楽しいメロディメーカーなバンドに感じました。

まったく知らない曲ばかりなのにすぐに身体が反応して
ノリまくりました。

これこそ、渡曾さんが言っていたことであり、
いい音楽は初めて聞いても人の心と身体を揺らすのであります。


たまに好きなバンドの対バンでもまったく身体が反応しないのもあって
そのときは「最悪だ~」って思うんだけど

今日はその反対で「もう最高だ!」って全身で感じられました。

竹内電気はいいバンドです!


そういえば、竹内電気始まる前のBGMに「カモーン・フィール・ザ・ノイズ」(Quiet Riot)
が流れてたけど、彼らが好きなの?

フォズのときはthe music とアークティックモンキーズはしっかり確認できたけど
レディオヘッドも流れてたかな?結構会場はおしゃべりとかで音がかき消されてたので。


私は今回、一番前ではないけれど、結構前方の方へ行きました。
なんか気分で、今回はチケットナンバーも前に行けそうだったので
行こうと。

が、ちょっと失敗だったかもと思ったのは最初の曲が
始まったとき。

渡曾さんの声が聞こえない。というか演奏にかき消されているというか。
よくあるんだけど、前に行き過ぎるとスピーカーより前になるので
バランスよく歌と演奏が聞こえなくなることがある。
特にロックバンドの場合。

で、サポートで入られたキャプテン氏はかなりの敏腕ドラマーさんというのは
すぐにわかりましたが、ビートが激しい。おそらく、まだフォズとのバランスを
試行錯誤中かと思いました。なんかコッシーのやさしいドラム。みんなに合わせた
ドラムが懐かしく思えてしまいました。もちろん、キャプテンさんも
素敵なんですが、あうんの呼吸にはあと少しかと。
素人がえらそうにすいません。素人なりに感じたままだけ書いています。


一曲目のメルヴィルの小説のタイトルにもなっているような同名の曲の
歌詞がほとんど聞き取れなくて、なんだか最初パニクりました。

どうしたんだ!マイクが悪いのか!私の耳が悪くなったのか!

フォズで今までそういうこと一度もなかったので
やっぱりスピーカーより前は来たらだめなのかと
次回からは中盤あたりで見ようと思いました。

2曲目も歌と演奏がまるで絶対音階の耳の人はこんな風に聞こえるのかと
いうぐらい、歌と演奏が別枠でそれぞれが聞こえてきてしまって
こんなこと初めてで、またパニクりました。

ようやく3曲目でいつもの歌と演奏が聞こえて、
ジャンプしまくることができ、ほっとしたしだいです。
このとき、めちゃくちゃ押されて、久しぶりのギュウギュウ感でしたが
まあ、マイケミとかグッドシャーロットの時に比べたら
ぜんぜん大丈夫でしたが。モッシュやダイブはなかったですね。
今回。女の人が前方に多かったからかもしれないし、
スタッフもダイブとか無いと確信してたのか
前方にいませんでしたものね。

「猿飛」?っていう曲のイントロで
ビージーズの「スティンアライブ」を思い出しました。
こういう感じ好きです。


「Jaguar in the stream」は本当に素敵な曲です。
大好きです。竹尾氏のギターの音色に本当に
溶けそうになります。音を抱きしめたくなります。
キャノン氏のベースも最高。これは痺れまくりでした。

竹尾氏は相変わらず、客を煽ってきますが
彼のギターはすばらしいです。

ギブソンのレスポールを本当に愛しているのですね。

渡曾さんはオーダーメイドのブルーのギターと
フェンダーのストラトキャスターを使いわけてました。
あとアコギと。


タイトルの無い新曲もあって
なんだか、生き物のように
思えました。まだまだ進化系って感じで。


渡曾さんがGrateful Deadの話をしてくれたのですが
デッドヘッズとバンドとの関係。

内容は東京でも言われるかもしれないので
書きませんが、


いい音楽なら絶対にCDやレコードで持っておきたいと
思うのがファンだと私も思います。

ダウンロードした薄っぺらな音じゃなくて
深い音を本当の音を聞きたいから。

音楽への良心と良心との関係を
このデットヘッズとバンドが象徴してるように
私は感じました。


私は本当に音楽特にロックが好きです。
でも、たまに今の日本の音楽界にうんざりします。

だからこそ、フォズのようなバンドがいてくれるのが
本当に救いです。

彼らは真底、音楽を愛しているから。
音楽の良心を抱き続けているバンドだから。

今回のライブでさらにそれを感じたし、

竹尾さんがあんな風に言ってくれたことを
ファンとして誇りに思うし、なんだか
初めて褒められた気がしました。


フォズのファンは回りに惑わされないんです。
自分で音楽を選択できる人たちばかりなんです。


まだまだ書き足りてないことはありますが、
とりあえず、今日はこのへんで終わります。

明日もヘビーな仕事が私を待っているので。

あと、grateful deadのキャラクターのクマちゃんは
皆さんご存知ですよ。このバンド自体知らなくても。

かわいいんだから。
私も持ってるし。







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