HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

ゴッチと秋元氏の対談から真田暎人氏が言うi lobe you

2012年01月22日 | 真田暎人/UESA
秋元康氏は言った。

ミュージシャンの人がこのベースの音を聴いてくださいと
言ってきたら、僕はちっぽけなカセットデッキで聴かせてという。
僕にとってのメジャーっていうのは港町の音の割れた町内の
スピーカーから流れてきても皆を楽しませることのできる音楽。
だから、ベストテンの時に新幹線からの歌の中継もした。

それに対してアジカンのゴッチは言った。

僕は新幹線で歌うのはいやだな。
そして音楽番組に出ないのはそこでの音響システムに
問題があるから。専門のPAさんとかいないもの。

秋元氏は日本のメジャーな音楽界に生きて
美空ひばりさんの名曲の歌詞などを書く作詞家でもある。
でも、どこか経済人としての顔が見え隠れするし
プロデューサーであることがよくわかる。

ゴッチはやはりアーティストでミュージシャンである。
でも、最近は自分でthe future timesを発行する
エディターであり、ジャーナリスティックな面も
出してきている。

本でたとえるなら
秋元氏はフィクションで
後藤氏はノンフィクションだ。


作りに作り上げたもので夢を見せるのが前者で
現実にあるものを真摯に伝える事で生きて行く力を
くれたり、希望を与えてくれたりするのが後者である。

どちらがいいとか素晴しいとかは
言えない。

ただ、私はやっぱり割れた音で音楽を聴きたくないし
新幹線の発車の音に紛れた歌を聴きたくない。

まっすぐにその歌の言葉までギターの音まで
ドラムのビートまでベースの低音まで
届く場所で聴きたいし、できるだけ
最高に近い音を聴きたいと思っている。

別に楽しければいいってもんじゃない。
悲しい音楽でも怒りの音楽でも構わない。
もちろん楽しいのもいいよ。

でも一番望むのは
それこそ割れたスピーカーからも
カセットデッキからも
そのアーティストの思いと言葉と
メロディが確かに伝わる音楽というものを
私の愛するミュージシャンたちには
いつも作って欲しいってこと。

レコーディングで音や歌を上手にコーティングすることなく
そのまま、あるいはそれ以上を生で聴かせることのできる
音楽をずっと聴いていたい。

多少音がはずれることもあっても
感動をくれたのならそれでいいから。

bye bye circusの真田暎人氏が目指す音楽も
きっとそうなんだと思う。

I LOVE YOUが
しっかり最後の最後まで
遠くの遠くまで
しっかり先の先っぽまで
そのまま伝わらないのが嫌だという
その思いをこれからも
絶対に貫いてほしいと思う。

私はそんな彼だからこそ
そうだと思っていたからこそ
8年近くも彼の音楽を聴いてきているんだ。
そして、これからも聴いて行く所存です。




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LOVE

2012年01月22日 | FoZZtone
今日は私の好きなアーティストたちが福島県に集まっていた。
福島にはシンペイさんが率いるアナサニとFoZZtone
磐城にはthe HIATUS

どのライブもきっと素晴しい夜を多くの人と
分かち合えたのだろうね。

大雪が降っている街で
いろんな事を抱えている街で
音楽は明日を信じさせてくれたのかな?

私は本当にいつも東北の人のことを考えると
申し訳ない気がする。放射能のことや原発のことを
話していたとしても現地にいる人たちの
恐怖心や不安からすれば
想像の域を超えていないわけで。

もし、私にまだ小さな子どもがいたとしたら
いろんな事が頭をよぎり、
いろんな事が心配で心配でたまらなくなり
脅迫概念の中で毎日過ごしているかもしれない。
そういう方達がまだまだほとんどだと思うその地に
リアルな音楽を届けているアーティストたち。

今朝NHKの課外授業は石井竜也氏が
茨城県の被災地の小学校へ行き授業をするものだった。
彼自身の生まれ育った街でもあるんだよね。

彼はそこで子どもたちが抱えている
いろいろな思いや苦しみを吐き出させてあげようと
最初はダルマから作る顔玉をそれぞれに作らせるのだけれど
それには彼が思うほど子どもの心が表現されているようには
思えなく、またそれだけで子どもの心にあるものを
発散させれたようにも感じられなかったようだ。
それで、今度は子どもたちに震災後の恐怖や悲しみなどを
もし書けるならノートに書いてもらい、それを
歌にしていこうと考えた。
そして、ひとりひとりとそのノートを見ながら
話す彼。中にはなにも書けなかった子もいたけれど
話すといろいろ言葉が流れ出た。

そのひとりひとりとの話が終わった時に
石井氏は重くて歌が作れないと言って
その日は結局歌はできなかった。

それから一ヶ月後に彼は子ども達の言葉を
つなげてひとつの歌を作り、さらに
その場で曲の2番をいっしょに作った。
1番は前に書いてもらったそれぞれの悲しみや
恐怖を綴ったものだったけれど
その場で作った2番は明日や未来への思いや
震災で学んだ事を子どもたちに発言してもらって
それを歌に繋げて行った。

そして最後にタイトルをつけるという時に
ノートに綴る事はできなかったけれど
いろいろお話はしてくれた女の子が
「世界の絆」と手をあげて答え、
別の子は「命にありがとう」と言った。

それでその歌のタイトルは
「世界の絆~命にありがとう」

となった。

家が全壊してしまった子や
震災後になかなかお母さんが迎えにきてくれなくて
一番最後に来てくれた時に本当にうれしかったという子
ずっと練習していたピアノが壊れてしまったけれど
そのピアノが忘れられないという子など
いろんな思いを抱いている子たちが
そこで学んだ事は

「家族や友達の大切さ」
「当たり前にあるものの大切さ」
だったりした。

私はここに出ていた子ども達を見て
もしかしたら子どもって大人より強いのかもしれないと
思った。大人は子どもは自分たちより弱いものと
思っているけれど、彼らは自分で戦える力を持っていて
大人がわからないだけで勇ましい精神の持ち主なんだね。
だからこそ、思いをなかなか吐き出さないんだけれど
それを出させてあげなくちゃいけないんだ。

そんな子ども達にも音楽っていうのは
やっぱり心をほぐす力をもっているのが
この授業を見ていて思った。

みんなで歌うことで
心にためていたものが
流れ出て行き、
浄化されていくような
そんな感覚を見ていて思った。


石井氏は今までもポンキッキーズとかで
子ども番組に曲を提供しているからか
子どもが歌いやすいメロディを作るセンスが素晴しかった。
子どもの心を感じ取れるというか。
もちろん、彼自身もお父さんだからだろうけれど
この歌はどこかぽかぽか太陽が照らしている
冬の日のような感じのするメロディで
包まれていた。

この子どもたちのこれからの人生に
この歌が寄り添って、そして
幸せな賢い世界(石井氏が言っていた)を
子ども達が作って行ってほしいと
私も思った。

子ども達それぞれに無限の可能性があるのは確かなんだから。

FoZZtoneの新曲に「LOVE」という曲がある。
4月に出るミニアルバムに収録されるし、アルバムタイトルにもなっている。
2月にはiTunesでダウンロードもできるのだけれど
この曲は本当に彼らの名曲のひとつになると思っている。

Have a happy birthday. I'm glad to see you.

この言葉はフォズの「LOVE」の中の一節だけれど
これをすべての子ども達に捧げたい。

今日々いろんな困難にも立ち向かおうとしている子ども達にも
これからこの世に誕生してくる子ども達にも

♪生まれ変わろうとした日々は
僕を愛せない日々だった
体は前を向いて生まれ変わり続けてた
歌を信じるように明日を信じてもいいんだ♪
           (「LOVE」より)


この言葉たちは強く強く心に響く。
私自身もまさにそうだった。
自分を今を愛せなくてどうなんだって。
そして人は知らぬ間に自分を脱いで脱いで脱いで
また新しくなっていってるんだね。

だから私も素晴しいアーティストたちの歌を信じて
言葉をそばに置いて、明日を信じて行こうって思う。

朝目覚まし時計が鳴って、
音を止めたあとに
最近この「LOVE」が頭の中で鳴り出すんだ。
そんなに聴いたわけでもないのに
とっても耳に残るメロディと言葉。

一度是非聴いてみてください。
FoZZtoneのHPからでも少しだけ聞くことができますから。
http://www.fozztone.com/
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The Kids from Yesterday~My Chemical RomanceとONE OK ROCK

2012年01月18日 | ONE OK ROCK
久しぶりにMy Chemical Romanceの新作MVが届いた。

それは彼らのファンのひとりEmily Eisemannがディレクトしたものだった。
今回マイケミは10年の自分たちの軌跡をコラージュのように入れるMVを
作ろうと思った。で、いろいろなところから彼らの映像を探していた時に
偶然に彼女の作ったファンビデオに遭遇したらしい。

彼女はいろんなファンビデオを作ってYOU TUBEにアップしている人だった。
クイーンとかのもやっていた。

そんなこともあるんだね。でも、これって海外だから出来る気もする。
日本だと基本的にライブ映像なんて撮れないし、販売されているDVDを
勝手に編集してアップもできないしね。

過去に録画したビデオからパソコンにデータを送ったら
きっと私の場合は「SIAM SHADEの軌跡」みたいなのはできるかもしれないけれど
ビデオもどこに入っているのか時間がないと探せないし、ビデオのデッキ自体が怪しい。

しかもこの間ブルーレイDVDのデッキが突如潰れて移動してなかった貴重な
FoZZtoneとかのインタビューとかいろいろなのがすべて消えたし、
細美くんのも消えた。だいたいどうなってるんだSONYのデッキ!
まだ買って2年も経ってないし、信じきって容量のでかいのを買ったのに
ハードがいかれるなんてある?ほんと裏切られた。
もう二度とSONYは買わない。大事な映像を消されちゃったわけだから。

さて、話が飛んだけれど

そのマイケミのMVは結構じわ~っと来るよ。
日本でのライブの映像も入っているし。

今でもマイケミのサウンドにほんとのほんとの最初に
出会った瞬間を忘れない。

京都のタワレコの視聴コーナーで
ヘッドホンをつけて流れて来た一曲目「HELENA」
それで一発でやられた。

サマソニで確かアークティックモンキーズと
かぶっていたと思うんだけれど
その瞬間マイケミを見ようって思った。

そして、初めて見たジェラルドは
その最初に見た「HELENA」のMVの黒髪で長髪ではなく
銀髪でショートへアだったのでほんとイメージが
ぜんぜん違ってびっくりしたけれど、
そのステージが本当に素晴らしくて感動した。

その後単独ライブも最高だった。

そんな彼らを2年前だったかのサマソニのヘッドライナーとしてみて以来
ライブが見れていない。また見たいな~。

今回の映像見て改めて思うけれど
ONE OK ROCKのタカはかなりジェラルドの影響を受けているよね。
歌い方がかなり似ているもの。でもそれほど好きになっちゃうのが
わかるし、それをしっかり自分のものにして素晴らしいロックを
やれちゃうワンオクって凄いと思っている。

年末のRADIO CRAZYでも思った。

ワンオクに関しては彼らにはいつもハングリーな気持ちがあって
たぶん一度は負け犬感を味わった人たちが
「くそ、見返してやるぜ。」っていう気持ちと
そんな自分たちを支えてくれた人たちへ
「本当にありがとう。」って思う気持ちが
常に原動力となって楽曲に反映されていると思っているし
ライブで表現されていると思う。

まだまだワンオクが今ほど浸透してなかった頃に
くだらない芸能ニュースみたいなところで
森昌子の息子はバンドしているけれどイマイチ売れてないみたいな
事が書かれていて、私は「バッカじゃないの。これ書いた人。」って
思ったし、音楽を聴いてない連中だなって思った。
まだ無名であったとしても、一度聴けば
「こいつらただ者じゃない。」ってロックファンなら思ったはず。

だから、私はこれからも彼らにすごく期待しているし、
ほんと日本のマイケミになってほしいって思っている。

マイケミとワンオクの対バンというか
マイケミのオープニングアクトにワンオクっていうのがあれば
最高だよね。なんかきっと泣けてくるよ。










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日本の音楽から世界の音楽へ~2012年音楽の旅

2012年01月16日 | ストレイテナー
終わっちゃったけれどDevilockの遠藤さんが言ってたように
これからは世界と堂々と並んで行ける日本発のロックを
もっともっと発信して行かなきゃって本当に思うし、
そういう時が来たんじゃないかと思っている。

私は昔から変なやつだったので
自分を日本地図の中の人とは思わず
世界地図の中の人と考える事にしていた。
日本人じゃなくて世界人あるいは地球人。
そんな10代を過ごして大人になったから
やっぱり今もヘンテコな人間だ。

くだらない事を書いて
つぶやいて
「なんだこいつ。」って思われて

でも、純粋に音楽が好きなだけだ。
それだけだ。


で、遠藤さんはきっとやってくれると思うけれど
今まで日本のアーティストの海外デビューとか言って
成功したことないよね。なんか中途半端に終わってて。
あの宇多田ヒカルさんだって決してうまくいったって
思えないよね。これはやっぱり日本人が日本人を
真剣に海外にプロモートしないからだと思う。
アメリカ人のプロモーターとかに頼んでも
やっぱり日本人ならではの良さを伝えることはできないし
売り方だってわからないと思う。

だからだ。
今こそ海外にも売り込める能力やプロモートする力の
ある人たちが日本発のすごい音楽を放つ時が来たと思っている。

the HIATUSの「A World Of Pandemonium」は
十分に海外で評価されると思うし、

ストレイテナーのホリエさんの個人活動のentも素晴らしいと思う。





もちろんすでに海外で評価されているブンブンサテライツとかも素晴らしいし
ヴィジュアル系でも海外のファンを掴んでいる実力派バンドたちもいる。

たとえばNothing's carved in stoneも海外で通用すると思うし
FACTはすでに評価されている。

もっともっとちっとも海外のバンドからひけを取らないバンドが
あるはず。

だからこそ、今真剣に日本人の海外発信への組織ができたら
もっと音楽の領域が広くなると思う。

そういえば由紀さおりさんが海外で評価されているよね。
若手だけじゃなくても、日本からの独自の音楽で
海外の人たちの心をゆらす時代が来ているんだ。

街の小さなライブハウスから
世界のライブハウスへ音楽が繋がって行くなんて
すっごく素敵なことだよね。

日本のロックってすごくかっこいいねって
いろんな国の人に言ってもらいたいな。

いろんな海外のフェスにも当たり前に呼ばれて
当たり前にヘッドライナーやったりして。

そんな時ももうすぐ来るのかもしれない。


日本からビートルズやクイーンやオアシスに
匹敵するぐらいのすごいバンドが出てくるかもしれない。


私は今そんな楽しい胸騒ぎがしているところだ。
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オリジナリティ

2012年01月15日 | 邦楽
今の時代に少ないもの

それはオリジナリティ

みんなファッションでオリジナリティを出しているとか
言うけれど、雑誌を見てどこどこのブランド行けば
これ買えるんだとすでに用意されたファッションを買いに行く。
もちろん、それが悪いことではないけれど、探す必要がない分
楽してるよね。

私は10代~20代の頃はあまりファッション誌を
買わなかった。一方で映画ばっかり見てた。
しかも海外の。そしてたまに映画の雑誌を買い
音楽はずっと聴いてたから洋楽系の雑誌も買っていた。

で、そこに登場する女優やロックスターたちの
服装を見て「こんなのかっこいいなぁ~」
とか「こんなカーディガン着てみたいな~。」って
思う。

それからはとにかく「その形、色」だけを求めて
お店を回る。どこどこのブランドとかそんなの関係ない。
しかもお金もないから買えるお店に行く。

で、そういうのを見つけたらすごく幸せになる。

探すのが楽しかったそういう時代があった。

音楽だってそうだ。
オリコンチャートが何位だからとか
テレビの主題歌で人気があるとか
そんなのどうでもいい。

自分の耳で探さなきゃってね。
もちろん人から教えてもらって聴くのもいい。
まずは自分が好きかどうかから始めなきゃって。

一般大衆が好きだからではなくてね。

だから売れている売れてないとか
そういうのはちっとも役に立たない情報だ。

売れてない方が一生ものになる音楽があるかもしれない。
自分だけの愛すべき音楽が。


中学時代だってロックなペンケースなんて
売ってないわけで(笑)ハローキティとか
そういう感じが人気だったけれど
私は自分で布にロックバンド名を刺繍して
自分だけのペンケースを作って持っていってた。
ケース型下敷きには色鉛筆と鉛筆で描いたアーティストの
絵を入れてもっていってた。

どんだけめんどくさいやつだったか
わかるでしょ(笑)

そういう人間だから
どうもこだわりのアーティストばかり
好きになるような気もしている。

っていうかこだわるから
アーティストっていうんだよね(笑)


私は今年もまた新しい音楽と
いっぱい出会いたいなと思っている。

ライブにも行きたいと思っている。

ただ、ライブはセレクトしていこうと思っている。

私は10代の脳みそのような若い脳ではないので
あの曲はいつのライブでやったっけ?みたいに
たくさん行きすぎるときっと混乱してくる。
そういうのが最近嫌だなって思っている。

ひとつひとつを鮮明に覚えていたいんだ。
ひとつひとつの歌や演奏をしっかり心に刻んでおきたいんだ。

それには容量っていうものがあるから
私には多すぎない方がいい。

だからひとつひとつ今年はライブをより大切に
していきたいと思っている。

あ、最近注目しているナンバーワンは小南泰葉さんだけれど
今年はwinnieがもっと注目されていい年だと思っているし
wash?という奥村大さんのバンドももっと注目されるべきだと思っている。

FoZZtoneは去年から上り調子だから、いつかまた大舞台へ戻るだろう。
アプリキャットスペクトラももっと人気が出るだろう。
a flood of circleはより活発になり
NICOもまたがんばっていくのだろう。

NICSは当たり前に人気を継続し
ホリエさんのentもまた評価され
the HIATUSは次の段階へ入って行くのだろう。

東京事変は解散しても
椎名林檎はきっと新しいプロジェクトを出してくるだろうし
99RadioServiceは今ちょっと大変だけれど新たな展開を期待できるだろう。

UESAが活動休止になっても
植田健一氏は彼らしく活動を続けるだろうし
真田暎人氏はbye bye circusで勝負をかけるだろう。

で私は今年は自分と勝負する年だと思っています。

音楽とともに生きながら。







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FoZZtoneライブ☆東京キネマクラブ「組曲白鯨」ダイジェスト by Music on TV

2012年01月09日 | FoZZtone
私は実際にはこのFoZZtoneのライブには行ってない。
だから初めて見るものだった。

まるで昭和の時代のような映し方で
とてもノスタルジックで
最初に写し出されるランタンと
聴こえる館内放送と
波の音がそのムードをかもしだしていた。

このままがDVDとして出るのか
それともこれはあくまでエムオンさんの独自のものなのか
それはわからないけれど、この編集の仕方はエムオンさんの
その番組ディレクターの好みなのだろうなと感じた。

きっとこのディレクターはギターが好きだ。
もちろんボーカルの渡會さんを写すのはふつうだけれど
それよりもそれと対等かそれ以上にギターの竹尾さんを
写し出すシーンの多い事。彼の指先やら足下やら
コーラスシーンやら。とにかく竹尾氏を見てた感が
すごくある。

自分がライブ中ずっと竹尾さんばかりを見てたかのような。

もちろん、ドラムの武並さんもベースの菅野さんも
しっかり写し出されているし、素敵な演奏シーンも
あるのだけれど、今回だけはギターの演奏シーンが
脳裏にかなり残っている。


渡會さんの方も歌っているシーンと同じくらい
彼の指先やギターを弾いているシーンがかなり
多く写し出されていた。


音響的には最初の方は私としてはイマイチだったけれど
だんだんと曲が進むにつれていい感じになってきたように思う。

きっと音がホールに馴染んできたんだろうね。

でも実際にその場にいたら、もっと凄かっただろうし
音もきれいに聴こえていたんだろうな。

やっぱりライブはその場にいないとだめだね。
それを思い知らされた気がした。

でも、全曲アンコールまで網羅して放映してくれたのには
感動した。ふつうダイジェストだとちょっと飛ばすところ
あるよね。それが無い。

だから、少しずつかもしれないけれど、なんだか
全部聴いたような気すらしてしまった。

これで満足したらいけないんだろうけれど
案外満足している自分がいる。


2月には限定1500枚というDVDが出る。
行った人には十分思い出として楽しめるのがDVDだろう。
私にはどうなんだろうかとふと思った。

ダイジェストでは見れてないところがいっぱいあるだろうけれど
そこにいなかったものにはどう響くのだろうか?

このダイジェストで驚いたのは
missing massだけ
しかもインストのこの曲だけ
全部やってくれたんだ。

なんか凄いよね。
そして、うれしかった。
あれほど去年聴いた曲だもの。
ライブであんなに忠実バージョンは初めて聴いた気がした。
それはもう1人ゲストギタリストがいたからできたわけだよね。

組曲の締めくくりに歌われた「MorroW」はぐっときた。

アンコールがいらなかったという参加者の言葉を以前読ませていただいてたけれど
アンコールが案外よかった。これは行ってないから思うんだろうね。

「LOVE」はすっごくよかった。なんか一番ダイジェスト版では
心に響いた。

最後の「school」もなんかぐっときた。

そんな感じで

ステージは正装で会場がTシャツにタオル巻いている人が
スタンディングしているっていうのがちょっと違和感は
あったけれど、まあそういうのもありかと。

またこういうの番外編みたいなのを
関西でも是非やってほしいな。

今度はFoZZtoneサーカスみたいな
それぞれがイタリアのベニスの仮面をかぶって
ジョジョに出て来そうな格好してやるライブとか
見てみたいな~。
あるいはHUNTER×HUNTERのヒソカみたいな感じで。

武並さん似合いそうだな~。

梅田シャングリラならできそうな気もする。


ということで2月3日に果たしてDVDを
買うことが私はできるのだろうか?

仕事だよ。
ふつう仕事。

しかも朝から休憩なしで夜帰るのは9時ぐらい。
それでもあるのかな~。

そうそうしかも節分で家では
鬼は外~福はうち~もしなくちゃいけないのに。

いっそのことオーダーメイドの時みたいに
パンクしちゃったらいいのに(笑)

そしたら時間かせげるかもね。


なんて悪いやつでしょう、私。

どうか福が来て
このDVDが買えますように!








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クジラの歌、そして「水際」 by FoZZtone~CDショップ大賞の行方

2012年01月06日 | FoZZtone
年始からずっとiPodのシャッフルを続けている。
私の持つiPodクラシックは8000曲ほど入るっていうので
もうかなり前に買った。今だったらもっと入るのだろう。
で、そのクラシックには今現在で6825曲入っている。
おそらく、家中にあるのをすべて入れたら足りないだろうな。

そんな6825曲をしつこいようだけれどシャッフルして
なんと103曲目にしてFoZZtoneの「水際」登場!
FoZZtoneの曲は90曲目に「音楽」
そして、この後107曲目には「Lodestone<North>」が流れた。

6825曲もあるのにね。
不思議だなぁ~。

しかもFoZZtoneの王道的な曲たち。

「音楽」「水際」「Lodesotne」って
なんかキラキラしている感じがした。

希望が見えるっていうか。

そんな時にこんなニュースが!

「全国のCDショップ店員さんが、年に一度の投票で選ぶCDショップ大賞に
FoZZtoneの「NEW WORLD」がノミネートされました! 詳しくはコチラ。
http://www.cdshop-kumiai.jp/?page_id=2688  #fozz_news」

(FoZZtoneのツイッターより)

「Lodestone<North>」はその「NEW WORLD」に入っている曲だ。

このノミネートにはマンウィズやandymoriやサカナクションも
入っている。でも、彼らはもうフェスとかでトリを飾るバンドだから
別にショップ大賞にならなくても十分知られているから
今こそ、こんなに素晴らしいバンドFoZZtoneが多くの人に
知られるきっかけになったらいいなと本当に思う。


先月はもう去年なんだね。
そんな12月に大阪梅田のシャングリラでのフォズのライブで
「水際」をやってくれた。

この歌は夏の歌だ。
それをあえての冬に。

私は子どもの頃からどんなに「暑いからいや。」と
言われようが夏が大好きだった。

夏生まれのせいかもしれない。

映画でも夏の映画が好きだったりする。
そして、私は海を見るのが好きだ。
もちろん、泳いだりもするけれど
とにかく見るのが好きだ。

イギリスに行った時は
北の果ての海も
南の果ての海も
東の海も
西の海も見に行った。

フランスもドーバー側の海もカンヌの海も見た。
イタリアもナポリの海を見た。

日本海
太平洋
瀬戸内海ももちろんだ。

沖縄の海も素晴らしかった。

自分がなぜに「海洋学者」にならなかったのかと
大学卒業して就職した時に思ったもんだ。

まあ,能力の問題もあるけれど


そして、かなり若い頃(笑)
私は鯨を見るために和歌山の太地町まで
一人旅したこともあるぐらい鯨が好きだった。

映画でも「鯨」の出て来る映画を探して見たりしていた。
日本映画では妻夫木君が出ている「きょうのできごと」
にもくじら出てくるよね。
主題歌を歌っているのはヤイコで、そのPVには
プロデューサーの片岡大志さんも出ているんだよね。

一方でディズニー映画にしろ
実写版にしろ絵本にしろ
「ピノキオ」が好きなのもクジラに救われるからかもしれない。

イギリスの偉大なる女性シンガーのKATE BUSHの
「Moving」の冒頭に入っているのが鯨の鳴き声なんだ。

これは昔フォズの渡會さんが言っていた「ソング」なんだね。
鯨の鳴き声はWhale songと言われるけれど
コミュニケーションを目的としてクジラが発する一連の音なんだ。
なんか素敵だよね。

そんな鯨に17歳ぐらいで着目したKATEってほんとにすごいなって思う。

Yes, you are just as water.
............................................

How I'm moved.
How you move me
With your beauty's potency.
You give me life.

(「Moving」by KATE BUSH )

これは鯨からインスピレーションを受けた曲ということだけれど
水を表現しつつ、なんだか音楽を表現しているように
感じられるのは私だけなのかな?


そして、時代は流れ
今、この日本で
FoZZtoneというロックバンドが
「白鯨」という曲を「NEW WORLD」というアルバムで
組曲にして歌っている。それがまた素晴らしいんだから。


そんな曲を彼らが歌い上げるずっと前に
あった「水際」という曲。

この曲に

♪僕がこの先へ行けると信じてくれる?

っていう歌詞があるんだけれど

その曲が出たのが2006年だから
2012年の今からざっと見積もってもう6年も前だ。

それが去年の12月。
先月のライブでは

♪僕がこのままで行けると信じてくれる?

に変わっていたんだ。


泣けて来たよ。

本当に。

心でフォズのメンバーに向かって言ったよ。

「行けるよ。このままでこの先もずっと。」


ねえ、知っている?
クジラって海外では結構神格化されているところがあって
鯨が豊漁をもたらすということで大切にされていること。

そう、きっと「くじら」を歌にすると
多くの人を引き寄せるんじゃないのかな?

私の好きな作家のレイ・ブラッドベリの自伝的小説に
「緑の影、白い鯨」っていうのがあるんだけれど
なんかこれを読んだ後に残ったワードは
「音楽」だったんだ。
そして、白い鯨はやっぱり多くの人を惹き付けた。


「くじら」と「音楽」

それを歌にしたFoZZtone

きっと唯一無二のバンドになるに違いない。




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2012年 A HAPPY NEW YEAR!

2012年01月01日 | Weblog
明けました!

いろんな年越しをされたと思いますが
ここをご覧の皆様にとって
とても明るい素敵な一年となりますように

正直、元旦早々に
人生っていうのはままならないな~って
感じることがありました。

前へ進もうと思っても
後ろからひっぱられてしまう
そんな感じでした。

人間って難しい。
だからおもしろいといえば
そうなのかもしれませんが。

まだまだ長い道のりは続きそうです。

それではわずかな灯りを求めて
今日からまた歩き出します。

必ず
必ず
「よかった。」と思える日が
来る事を信じて

君を信じてよかったと
思える日が来る事を信じて

*****************************************

今年最初にiPodシャッフルして
最初に出て来たのは

ビートルズの「サージェントペッパーズロンリーハーツクラブバンド」
次はクイーンの「輝ける七つの海」

というイギリスの誇る2大バンドの曲でした。

洋楽からのスタートなんて何年ぶり?

邦楽で最初に出て来たのは
the Birthdayの「BABY YOU CAN」

なんかちょっと前向きになれそう



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