HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

ROCK STITCH

2010年07月31日 | FoZZtone
昨日、やっと仕事帰りにタワレコに
『ROCK STITCH』を買いにいくことができた。

最初、Jロックコーナーを探してても
見つからず、もしや洋楽コーナーのオムニバス?
いやディズニーコーナーだろうと
いろいろ探したけれど見つからず。

仕方が無く店員さんにたずねると
連れていってくれたのがまさかの
「PUNK/ハードコア」のディスプレイコーナー。
で、『ROCK STITCH』のコーナーは確かにあった。
けれどCDが無い!!!もぬけの殻。売りきれか?
ドキドキ。

そこで店員さんは別の店員さんを呼びにいく。

で、やっと別のところにかろうじてあった
2枚のうちの1枚をゲット。

ほんと危ないところだ。

甘く見るなスティッチを!

っていうか、このアルバムで曲やっているメンツが
凄すぎたんだね。

ハイスタの難波さんを始め、
ACIDMAN
LOWIQ
FAT PROP
MONGOL800
the pillows

でFoZZone。

私の好きなバンドばっかり!

他のバンドも名前を知っている
すごいバンドばっかり。

それぞれのファンを考えたら
売りきれの可能性大だね。

初回盤は早くなくなるかも。

このアルバムのジャケットの裏側の
おしりむけて飛び上がっているスティッチの絵を
見てたら

なんだかアルバム「My Own Destruction」の
裏ジャケットの細美くんを思い出した。
というか細美くんに見える。

ステッィチを細美くんと重ねるなんて
the HIATUSをぜんぜん見に行けない(チケット当たらずで)
私がどうかしたのか?暑さのせいか?

********

このアルバムを全部聴いて
すっごいレベル高いなぁ~って感動しました。

みなさん素晴らしすぎるカバーです。
一発目の難波さんからもうノックアウトって感じです。

ACIDMANはエルヴィスの名曲をカヴァーです。
これはいろんな海外のアーティストも今までカヴァーしてきて
いろいろ聴きましたが、しっかりACIDMANになっているところが
すごいです。

ACIDMANといえば、まあ昔から嫌いではないけれど
いまいち踏み込めない感じだったのですが、
最近出た「DEAR FREEDOM」を聴いてがつんと来ました。
その前の曲ぐらいからちょっと変わってきたなって
思ってたんですが,この曲で何か脱皮したような
力強さがリアルに感じられるようになった気がしました。

話それましたが、

HEY-SMITHからFAT PROPの流れの2曲が
またすっごくいいです。

かっこよすぎます。

FAT PROPはCDも持っている好きなバンド。
彼らをなぜ私が好きになったのかが
ここで再確認できました。

エルヴィスの「Heartbreak Hotel」をカヴァーした
FoZZtone。これは本当に素晴らしいですよ。

ちょっと他のバンドとは色が違うけれど
かなり良質のカヴァーです。

エルヴィスの曲を聴いた事がある方は
え?あれがこんなにハードロックになり得るの?って
感じで、ロックファンは感動すると思います。

しかもすごく新鮮。ギターソロもかっこいいし
クラプトンかフルシアンテかサンタナかって感じで
溶けそうになります。

そして、しっかりフォズトーンの曲になってるんです。
彼らのカラーがこれでもかって溢れているんです。

私がFoZZtoneのファンだからっていうのではなくて
音楽を長い年月聴いてきたものとして
この『ROCK STITCH』というアルバムの中の
逸品だとお薦めできます。

でも、この曲は彼らが選んだのでしょうか?
それともレコード会社から提示されたのか?
もし自分たちで選んだとしたらなぜこの曲にしたのでしょう?

このアレンジを見ると彼らのアルバム
『The Sound of Music』に繋がる部分がありますね。


the pillowsはやっぱりピロウズにしてましたし
モンパチもやっぱりモンパチになってましたね。

真空ホロウは初めて聞きましたが
このアレンジも素敵でした。


とにかく、このアルバム是非聴いてください!


それと先日私にとっては大ニュースが飛び込んできました。

9月にFoZZtoneとAbstract Mashが千葉ルックで
対バン。2バンドで。

これって夢のような共演です。

私の好きな人たちがいっしょにやるんですよ。

どちらも最初出会ったのが京都のMOJOで
アブストはまだ結成間もないときで
フォズトーンはメジャーデビューして一年目で

そして時が流れこんな夢のような繋がりが
できたんです。

でも
でも

残念ながら関西でしかも仕事上行けない私は
泣くしかありません。


できたら、これを映像で残して
見せて欲しい。

洋楽好きの2バンドだから
さぞ音楽の話で盛り上がることでしょう。

またどなたかレポお願いしますね!

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under the fragrant olive

2010年07月28日 | 邦楽
2002年の7月にリリースされた片岡大志さんのアルバムを
最近手に入れることができました。

片岡さんは私の大好きなJet Lily Star及びUESAのプロデューサーであり
かつて矢井田瞳を育て、最近ではmiwaなどをプロデュースされています。

片岡さんの「唄会」には行ったことがあるので
ライブで歌を聴いたことはありましたが、
音源は持っていませんでした。

だから、初音源でドキドキしながら聴きました。

今から8年ぐらい前だからちょうど今の真田さんぐらいの時なのかな?
ちょっとはっきりわかりませんが、そのときの私は何をしてたのかって
考えると、今とはまったく違う生活スタイルでしたね。

そのときに矢井田瞳のCDとかは持っていたけれど
プロデューサーさんのことはあまりわかってませんでした。

私がずっと若くて、80年代とかの洋楽とかを知らない人だったら
どんな風にこのアルバムを聴けたか自分で興味がありますが、
残念ながら80年代の洋楽を知っている自分には同じ時代の
音楽を聴いてきた片岡さんの歌をどうしてもセンチメンタルに
聴いてしまいました。

きっとここをご覧のほとんどの方は知らないと
思いますが、ポール・ディヴィスって知っています?

私はヘヴィメタもハードロックもソウルも
聴きますが、ポール・ディヴィスのような音楽も
聴いてました。あるいはアイズレーブラザーズ。


そんな彼らの遺伝子をこのCDを聴いて感じてしまいました。
あるいはブルース・スプリングスティーンや
ボブ・ディラン。

そして忌野清志郎さん。

ハモンドオルガンが結構響いていた80年代の音楽が
このアルバムの中から香ってきました。

このアルバムジャケットはプラスティックじゃなくて
良質の紙ジャケット。イラストはヤイコ。

ゲストミュージシャン群が結構凄い感じ。

Neil Larsenの名を見たときは驚きました。

でも、私がなぜNeil Larsenを知っていたかは
あまりにも古い記憶すぎて思い出せないけど
知っているんです。

どの曲も素敵なんだけれど

私が特に好きなのは「Shatter」と「青すぎるブルー」

「青すぎるブルー」はどこかブルース・スプリングスティーンを彷彿させるし
その広がり感がすごく好きです。ニューヨークのコニーアイランドとか
行ったことないけれど、そんな場所が似合いそうな歌で
ブルースが描く空気感と共通の空気感が詰まってて
風を感じます。

「Shatter」からポール・ディヴィスやアイズレーブラザーズの
香りがして、忘れていた時代を思い出して、キュンとなる感じがしました。

♪君が好き それだけで素敵~

からの部分が特に好き

♪夢の続き~っていうところがふわっと
溶けちゃいそうになる。


この曲を作った時の大志さんってどんな人だったんだろう?
誰を思ってこの歌を作ったんだろう?

って思ってしまいました。

♪君が好き~に入る前のドラミングとかインストの部分も
すごく好きです。

♪誰でもない僕を見つけて

このCDから私の知らない大志さんを見つけました。
で、いろいろ謎だらけですね。

もちろん、今もですけどね。


「B-love」のHonkeytonkな女達は~って聴いたときに
すぐに浮かんだのはローリングストーンズ。

あとでキース・リチャーズっていうのが出てくるから
あながち外れでもない?

この曲も楽しい歌。
ヤイコがハモっているのがすごくいい感じですね。

でも、この曲昔どこかで聴いた気がします。
ヤイコとライブかどこかで歌われてましたか?

「 September」も好き。レヴェル42風で
ベースとカッティングギターがかっこいい。
でも、大志さんの声って艶があってほんとうにいい声だなぁ~
って改めて思いました。

「smile」はこれは唄会で確か聴いたと思うのですが、
しっとりしていて、間にポエトリーリーディングのような
部分も入っていて、そこがまたいいですよね。

「ミサヲ」もスケール感のある歌で、どこか
ボブ・ディランの遺伝子も感じました。

力強さのある曲でこの曲も好き。って
結局全部好きって感じですね。

ギターのインストの部分とかも
この曲は素敵です。

よく考えたら、このアルバムは
バンド形式で大志さんは歌っているんですよね。

バンドでの大志さんの歌がすごく聴きたくなりました。

「Step」はNeilがキーボード弾いている曲で
ジャージーでホーンセクションがまたいいんですよね。
こういうタイプも素敵ですね。

「Life goes on 2002」はどこか忌野清志郎氏の遺伝子を
感じてしまいました。どうしてだろう?
このキーボードがやっぱりポール・ディヴィスの歌風。

「Swallow and Blue」はなんだか懐かしい感じがして
そういえば「ベティーブルー」っていうフランス映画見たなぁ~って。

夏の夕方に海辺の高台で風に吹かれながら聴きたい曲。

ベティーブルーも海辺の話でちょっと悲しい話でしたが。

大志さんの声ってガラス玉が転がるような透明でキラキラする声だなぁ~って
この歌を聴きながら思いました。


あれこれ感じたままに書きましたが、
これが2002年だったら、また私の感じ方も違ったかもしれませんね。

でも、音源を持つことができて本当に幸せです。

他のも本当は欲しいけれど。

最後にみなさんのきっと知らないと思うポール・ディヴィスの
有名な曲を。








コメント (4)
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Dot of the Galaxy Tour at 京都MUSE

2010年07月27日 | 邦楽
最近、頭の中が混沌としていて
でも、とてつもなく音楽を身体が要求していて
やっとやっと仕事に晴れ間が見えたときに
チケットぴあで見つけたライブ。

それがknotlampのライブだった。

まだチケットがあると知り、急いで取ったんだけど
京都でknotlampが見れるなんて考えてなかったから
すごくうれしかった。

もちろん昨日7月26日は月曜日で
仕事はふつうに8時半からスタートしてあったわけだけど
熱中症になったらだめだぞと自分にいい聞かせながら
とてつもなく暑い室内に汗だくになりながらいた。
「ライブ前の暑さの練習さ」と思い込もうとしたけど
実際はライブ会場の方が涼しかったけどね。
当たり前だよね。エアコン入ってるものね。

久しぶりのライブとなると
なんだかドキドキしすぎて
体調悪くなりそうなぐらいで(ってそりゃあ職場の問題でしょ!)
とにかく、緊張すらしてしまってた。(ちょっと情けない)

knotlampに加えて、対バンがジンやtribal chairという名も知れたバンド
だから、さぞ通りまで人が並んでいることだろうと思いきや

え?っていうぐらいのさわやかさ。

改めて思った。

京都はロック不毛地帯だ。

妙な環境音楽もどきやら
フォーク調の音楽はよく京都から出てくるけど
ロックってそう出てこないものね。
特にヘヴィメタ系は聞いたことないもの。

10-FEETとくるりしか誇れるロックバンドないのかな?

その日LABRETというどうやら地元らしいバンドも出たんだけど
こういうバンドにもっと頑張ってほしいと思った。

このメンバーを始め、ジンもtribal chairのメンバーも
開場前にふつうに出歩いてたりしてたね。


めちゃギュウギュウを想定していた私は
このフェイントに戸惑いつつも
もしかしてこんな近くでknotlampを見れるチャンスなんて
そうないんじゃないかとそれをラッキーと考えることにした。

本当のところはやっぱり彼らはギュウギュウの会場が
似合うバンドだとは思うんだけどね。

ある意味京都は穴場かもしれない。

以前

「世界の終わり」だって
「DETROX」だって

関東地方や大阪じゃあ考えられないぐらい側で見れたしね。

LABRETというバンドがどういう音楽に影響を受けたのか
全く知らないけれど、ギターのインストの部分にエルレの
音があったりして、やっぱりエルレが好きだったのかな?って
感じた。歌は英語詩だったけれど、発音はよくわかんなかった。
きれいなグリーンのベースが素敵だった。

彼らのファンは結構いてて、すごく暴れている人たちもいた。
まるでネズミ花火みたいにくるくるどこに飛んでいくか
わかんないくらいの踊り方暴れ方してたね。
可愛さのある若者達って感じだったけど。

ジンはスカパーとかで彼らのPV見た当時の印象で
ステージに出てくるのを待ってたら、ボーカルの彼女が
ぜんぜんイメージが変わってて、ある意味、個性がなくなった
感じがした。もちろん、きれいな大人の女性になっているんだけど
あのボーイッシュなイメージがジンっていう感じだった。
ただ、素足で歌うのは変わってなかった。
ギターとかの演奏はやっぱりプロだったけれど

曲は全然知らない曲ばかりだった。
(ってもともと知らないけど)


次に出て来たtribal chairという名前は
ロッキンオンジャパンとかで見たりして知ってたけれど
まさかのラウド系バンドだとは驚いた。

ボーカルさんはとっても端正な男前さんで、見た感じ歌ものロックでも
やるのかな~たとえば、cinema staffとかその辺り系かと勝手に思ってたら
リンキンパーク?って感じで予想外だった。

5人編成っていうのも最近は新鮮。
昔ならSIAM SHADE
今はレヴはいないけどAvenged Sevenfold

ロンゲの見た目メタリカ風のギターさんはそのものだけれど
もう1人のギターさんもゴリゴリのヘヴィメタスタイルで
(外見は違うのに)ギターをかき鳴らしてました。

久しぶりにヘドバンやれるバンドと会ったって感じ。
もちろん、私はヘドバンもどきしかしませんが。
(真剣にしたら、ぶっ倒れると思ったので)

ただ、もう少し歌声がギターにかき消されなければよかったなぁ~。


で、いよいよknotlamp登場。

そういえば、今回のBGMってjimmy eat worldだった?

好きなのかな?


さて、ギュウギュウじゃない会場なのでモッシュとかダイブとか
どうなんだろうと思ったら、隙間ある中でおそるべき男女集団が
まるでアクロバット劇団のように男性が女性を肩車して
それも4、5組いっせいに女性をダイブさせるところから
始めるという技をやってみせた。

KEIT氏は「怪我するなよ。こんなところでするか。」みたいに
言ってましたが、それがもうチームになっているので
ぐちゃぐちゃみたいなんだけど、息が合ってて、見事に
集団でダイブしまくってた。男女ともに。

しかも、私は少し離れていたからかもしれないけど
あまり周囲には迷惑にならないようにしてたように
感じた。

これほどこじんまりした中で大胆なダイブを
アクロバット式にやってみた彼らには
ちょっと好感持ったかな?

さて、新曲を織り交ぜながら、
すべていい曲ばかり。

セットリストは
ツアー中だから書かないとしても

Last trainをしてくれたのは書いていいよね?

これは絶対に生で聴きたいと思ってたから
最高だった。

英語版か日本語版かと
思ったら

日本語版だったけれど
ほんとうにうれしかった。


あと、アンコールのときに
「innocent days」をやってくれて
それも幸せだった。

だって、この曲で彼らと出会って好きになったんだもの。

KEIT氏の歌声はすごく好きだ。
あと、TETSUNARI氏のひたむきにギターを弾き続ける姿が
じわ~っときた。TOHRU氏のベースもかっこよかった。
AKIHIKO氏はほんとうにコボちゃんに見えた(笑)


どこかKEIT氏のMCは細美くんを彷彿させるけれど
曲もどこかエルレを彷彿するけれども

よくエルレの後継者とかで出て来ているいろんなバンドの中で
唯一、私が他の後継者といわれるバンドと違うと思うバンドがknotlampだ。

彼らは彼らだってライブ見て改めて思った。
彼らには芯があるというか、しっかりした根っこがあるというか。

今回のツアーは本当は新譜がリリースされているはずだったのが
延期になって出る前に始まったことについて
「アーティスト側の勝手な延期で」と
それをすごく申し訳ないとKEIT氏は言ってたけれど、
ファン側としてはそれくらいこだわって
納得いくまで頑張ってくれたんだと
多少遅れても待ってるからって
思うんだよね。

伝わっているからknotlampの気持ちは。

最後はドラムをKEIT氏がたたき、
AKIHIKO氏がギターボーカルで終わるという
グダグダながらも

リンゼイケンプカンパニーの映画「真夏の夜の夢」
の芝居のようなお笑いで終わる感じが結構よかった。

CDの全曲終わったあとにしばらく長いブランクがあって
そこにおまけの音源が入っているみたいな。
おまけの会話が入っているみたいな。

そんな楽しさがあった。


ライブ終了後は久しぶりに汗だくになったけれど
なんだか幸せな気持ちになれた。

またロック不毛の地に懲りずに来て欲しいな。


加えて、母方祖母が福岡にいて、私が生まれた産院も
福岡なんだけれど、

KEIT氏が使ってた「~やけん」っていう
言葉が懐かしかった。
おばあちゃんが使ってた言葉だ。








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summer summer swimmer~ su su swi?

2010年07月25日 | 洋楽
なんとなく夏だなぁ~
暑いなぁ~
泳ぎたいなぁ~って
思ったら、こんなタイトルが浮かんだ。

mmerを取ったら、なんとなくフランス語っぽくなった。

フランス映画で「サブウエイ」っていうのが大好きなんだけど
やっと来月かそれくらいにB-rayが出るそうで、絶対に買う!と
誓う私です。

あれはフランス映画なのに超ロックでありポップである
かっこいい映画で、絶対に見るべき映画のひとつであります。


テレビ見てたらジェラルドと氷室氏コラボの「Safe and Sound」のPVが
流れた。ジェラルドはやっぱりかっこいいぜ~っていうか歌い方が好き。

マイケミのライブをまた生で見たい!

Avenged Sevenfoldの新曲「Nightmare」のPV。
ラストが泣ける。全体的には不気味な映像だけどね。

ラウドパークに来るから行きたいんだけどなぁ~仕事どうだろうなぁ~。

仕事で音楽を最近しっかり聴けてなくて、
今、少し時間が出来たから、一気に音楽を注入している感じ。

折よく、というかたまたま運良く明日ほんと2ヶ月ぶりぐらい?もっと?
ライブ行けることになった!

Knotlampのライブ!

初めてなんだけれど、すっごく楽しみ。

本物はどんな感じなのかなって。

CDとかDVDでしか知らない分、期待しちゃう。


先日、片岡大志さんのCDを手に入れることができて
今、それをくりかえし聴いているんですが、
先に書いたマイケミとかA7XとかKnotlampとかとは
まったく違うジャンルになるし、最近のロックファンだと
その共通の音楽がわからないかもしれないけれど、
その根本には同じものが流れているのですよね。

ある意味、その時代を共有しているから
心の振り幅がハンパじゃなくて
なんかちょっと泣けてきそうな感じで。

大好きな音楽を必死で聴いてきた時代の自分。
レコードショップへドキドキしながら行った時代の自分。

片岡さんの音楽の履歴書も垣間見れた気がしました。
また、ちゃんとその感想を書きたいと思っています。

今テレビではMUSEの新曲が流れてます。

こうして、私にまた色が戻ってきました。

なんか生き延びれたって感じ。

音楽がこの世にはこんなにも溢れて
あ~なんて幸せなんだろうって。












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やっぱり1年経ってもまだ自然と涙が出るよ。

2010年07月22日 | 邦楽
去年の今日なんだね。アベさんが日食に連れ去られてしまった日は。

今日は朝から通勤時にずっとミッシェルの音楽を聞いてた。
帰りももちろん。

今日は久しぶりに「え?こんなに早く帰れるの?」っていう時間に
家に帰れたので、昨日母親が突然、明日までの消費期限の牛ミンチ
使ってともってきたのを冷蔵庫から取り出し、ハンバーグをするには
少ないのでオムレツをつくることにした。

オムレツ作りながら、ミッシェルがBGMだ。
タマネギ切ってるときに流れて来たのが
「ゲット・アップ・ルーシー」で、
やっぱりアベさんのギター凄いなぁ~って
思ったら、涙が出て来た。
それがタマネギのせいなのかわかんないけど
ポロポロ流れ落ちた。

去年私の好きなアーティストが立て続けに
あちらの世界に行ってしまった。

マイケルは私の音楽の原点だったし、
清志郎さんは日本のロックの原点だったし、
Avenged Sevenfoldのレヴは大好きなロックバンドの
大事なドラマーだった。
フジファブリックの志村さんも日本の大事なアーティストの
1人だった。

どの人たちもまだこちらの世界にいて欲しかった人ばかりだ。

でも、

でも、

なぜだろう?

一番涙が出てしまうのはやっぱりアベさんのギターを
聴くときだ。このギターがもう聞けないのかって
思うと泣けて来てしまう。
彼の存在ってこんなにも大きかったのかって
改めて思う。


それは私の今の時代に一番近い存在だったからかもしれない。
彼がリアルな一番リアルな存在だったからかもしれない。

ポップアイコンでもなく、
芸能人でもなく、
外国人でもない

生粋のライブハウスでもっとも輝く
日本人ロックギタリストだったからかもしれない。


いろいろ聴いて、
名曲もいろいろあって、
どれも大好きなんだけれど、

今日はなぜか
「スロー」と「カーテン」が響いた。
なんでかな?


こうして書いてても
やっぱり涙が出てくる。

胸が詰まってくる。


今日みたいなギラギラに太陽が照りつける夏の日こそ
ミッシェルガンエレファントのロックが一番似合う気がする。

真っ黒なスーツを着て、
汗まみれで
太陽を直で受けて、
でも、ちっとも海の香りなんてしなくて
アスファルトの中で生きてるかんじ。


ずっと大好きだ!

ミッシェルと
もう永遠にそこを埋められない
ギラギラのアベさんのギター魂が!



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アジカンとレミオロメン

2010年07月19日 | 邦楽
ようやく一息つける時間ができた。
終わりのない仕事っていうのはどこで折り合いをつけるかが難しい。
まあ、でも夏が来たからいいとしよう!って意味不明だけれど。

豪雨のあとに突然夏が来た。
私が大好きな夏。
汗だくになっても好き。
夕方のあの海や湖からの風が好き。
京都なら鴨川からの風が好き。

正直、先週の金曜日までは
魂と肉体は別々な感じで
ただ、前を向いて進んで行くしかなくて
家に帰るともう10時は毎日回ってて
だから、ご飯食べる気力もあまりなくて
いい加減な食事をしていた。
そして、気づくとイスに座って寝てて
慌ててお風呂に入って、寝るという感じ。

やっと休みをとれたのは土曜日。
その夜だったか、NHKの佐野元春氏のソングライターという
番組にアジカンのゴッチが出てて、それを見た。

私がアジカンを知ったのは彼らがちょうどインディーズから
メジャーへの過渡期。「遥か彼方」がすごい衝撃だった。
日本語なのに外国人が歌っているのかって思うぐらいのインパクト。

この曲を聞いて10分後にはもうCDを買っていた。
これはおそらく人生でも曲聞いてから買うまでの最短時間で
新記録。いまだに破られていない。

『崩壊アンプリファー』『君繋ファイブエム』が
一番彼らにどっぷりの時期。ってかなり初期。

曲では「ループ&ループ」あたりまでがすごく好きだったかな?

彼らがすごく地上波のテレビへの露出度が高くなってきた時期に
なんとなく、少しずつ離れていってしまった。
というか、もうそのあたりはELLEGARDENにぞっこんだったと
いう時期でもあったわけだけど、エルレを知るきっかけをくれたのは
ゴッチだった。ストレイテナーにしてもすべてはゴッチから
始まったといってもいいだろう。


レミオロメンもその少しあとぐらいにインディーズでそろそろ
メジャーかという頃に知って、その詩にほれこんだものだ。
すごい詩人だと藤巻くんのことを尊敬してた。


なのにやはり彼らが国民的バンドになったころに
心は離れがちになってしまった。


ところが、最近再びレミオロメンに気持ちが戻って来た。
彼ら自身もいろいろ悩んだみたいで、再び初期の頃の
自分達を再確認し始めた『花鳥風月』を聞いたとき
あ~やっぱり藤巻くんはすごいと思ったからだ。


アジカンに関しても、ナノフェスを毎年積み重ねるごとに
アジカンのすごさを知り、音楽のポリシーをしっかりと
持っているバンドだと改めてわかったし、妥協しない強さを
感じたときに「新世紀のラブソング」を聞き、すごく
新鮮な感動を覚えたとき、心はすっかり戻っていった。

佐野氏の番組で「繋ぐ」という言葉をゴッチがよく使うという
話が出て来た。
そういえば、私は『君繋ファイブエム』により「繋ぐ」という言葉と
漢字をすごく意識し始めたんだった。

ゴッチは今の時代の「繋ぐ」という意味の不確かさを感じているようだ。
ネットで見知らぬ人が繋がっていく現代。

繋がりの曖昧さ
一方で、繋がっていることの大事さ。

mixiやtwitterなどいろいろな場所で人は繋がる。
それがいいことなのかわるいことなのか
ときどきわからなくなるけれど

こうしてブログを書いている自分に
お会いしたことがない方が心暖まるメッセージを
下さると、元気が出て、なんか弱音を吐いている自分を
奮い立たせることができる。

それってやっぱりいい意味で凄い事じゃないのかな?

mixiは見知らぬ人とも繋がれるけれど
私は基本的にはお会いした人としか
繋がらないことにしている。
だから、すごくマイミクさんは少ない。
ミュージシャンの方が多いけれど
ほとんど一度はお会いしてお話した
ことがある人ばかりだ。

でも、mixiにはプライベートな事を
書くので非公開にしてて、音楽のライブの感想などは
こちらに書くようにしている。

それにどちらも最近は忙しくて更新できてないけれどね。

さて、ゴッチは2年ぐらい前から自分を詩人だと
いうようにしているらしい。それまでは自分はミュージシャンだと
思ってたんだって(って今もそうではあるけれど)

彼がいうにはHIPHOPが出た時点でもうサウンドの新しいものは
出尽くしたように感じたらしい。でも,その中で自分で戦って
生み出したサウンドが「新世紀のラブソング」らしい。
3年かかったんだって。

そんな彼は歌詞にこそ、新しいものが生まれる余地が残っていると
今思うんだって。

彼は詩を縦書きに書くらしい。だから歌詞カードも縦書きなんだって。
本をかなり読むから詩は縦書きのイメージで、そうじゃないと
落ち着かないんだって。

今、世の中には洪水のように音楽が溢れているけれど
そこに素晴らしい歌詞はすごく少ないように思える。

「またそれか」みたいなのが多くて、誰でも書けそうな詩で。


そんな中、藤巻くんもゴッチも彼ら自身しか絶対に書けない詩を
書いていて、それがすごいエネルギーを持っている。

英詩が多いけれど、細美くんもやっぱりすごいし、
他に私がすごい詩を書くなぁ~って思うのは

FoZZtoneの渡會さん。
the Birthdayのチバさん。
NICO Touches the Wallsの光村さん。
グレイプバインの田中さん。
Abstract Mashの村松さん。

そして、私がずっと好きな元Jet Lily Starで現UESAの真田さん。

彼らは本当にすごい詩人だ。

言葉のエネルギーはハンパじゃない。

言葉からプラズマが出ている感じ?

青い炎が出ている感じ?

あと最近、気になっているのは毛皮のマリーズの志磨さん。
世界の終わりの深瀬さんも。

あれ、結構詩人が増えてきてる。

これってうれしい現象だ!


ゴッチがいうようにこれからはメロディだけじゃなく詩が
バンドの未来を決めるかもしれないね。








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ANOMALY

2010年07月04日 | 細美武士/the HIATUS
6月29日(火)
とにかく買いにいかなくっちゃ自分がどうにかなっちゃう
って感じで、タワレコに買いに行ったアルバム『ANOMALY』

ティーンエイジャーの頃とかに
買ってきたばかりのレコード(そうまだレコードがあった時代)
をステレオの前に正座して聴いてた頃を久しぶりに思い出した。

このごろって音楽の扱いが軽くなってしまってて
きっと今の10代の子なんて正座してステレオに
向かって、ドキドキして流れてくる音楽を待つなんて
行為したことないんだろうなぁ~。

そんな感じで聴いた『ANOMALY』
でも、仕事が忙しすぎて、まだ数回しか聴いてない。

だから、今から書く自分の感じ方もまた変わっていくかもしれない。

今の時点で私がこのアルバムから感じたことは

このアルバムは細美くんの音楽の履歴書みたいなアルバムだな~って。

前作はとにかくエルレの自分を封印して新しい自分の音楽をっていう
意識がすごく強かったように思ったけれど

今回はエルレ時代の自分も含めて、今まで彼が生きてきた人生の中で
聴いて来た音楽、ある意味彼の血となり肉となってきた音楽が
細美くんというフィルターを通って、彼のものになって放たれた気がした。


なんていっていいのか難しいけれど

本当に真底この人は音楽がずっと好きで今に至るんだなぁ~って
それをすごく感じた。

ミュージシャンの中にはメジャーになって
忙しくなって、他に音楽を聴いたり楽しんだりする余裕のなくなる人も
いるけれども、彼はいまだに音楽ファンであることをやめてないし
私たちと同じ感覚で音楽を楽しめる人なんだと思う。

なんだかエルレの自分を許せなかったみたいな細美くんが
今はエルレの自分も受け入れられるようになってきたのかなって
今回のアルバムでは感じた。

「べテルギウスの灯」はそれをすごく感じた一曲だ。

「西門の味爽」もそういう部分もあるけれど、この曲では
どこかコウジさん色もあっておもしろかった。
なんかベースとギターの絡みがミッシェルっぽいっていうか
このアルバムは細美くんだけじゃなくて、他のメンバーすべての
音楽の歴史が綴られている気がした。

ミッシェルだったり、toeだったり
あるいは彼らが好きだった音楽がそこに自然ににじみ出てて。

シガーロスやレディオヘッド
ミューズにクイーン、クラッシュ
MAEあるいはYESなんか
別に意識はしてないんだろうけど
もう自分の身体にしみついてしまっている音楽が
じわぁ~っと滲み出てる感じで。



あと、なぜかわからないんだけど

「Walking Like A Man」を聴いてたら
SIAM SHADEを思い出しちゃった。

自分の中で突然栄喜くんとかぶっちゃって
ぜんぜん違う2人がどうして重なっちゃったのか
わかんないけれど。きっとこういう歌い方を
する人を私は好きになってしまうんだろうね。

「Walking Like A Man」のPVは海外のバンドのPVならきっとふつうに
感じるんだろうけど、日本のバンドで全編外国人しか
登場しないPVから感じる不思議な感覚が
これまたSIAM SHADEの「曇りのち晴れ」のPVを
思い出した。

「Notes of Remembrance」を聴いてたら
クイーンを彷彿した。きっとそんなのを思ったのは私だけだろう。
クイーンの曲をあの「born to love you」とか
「We are the champions」しか知らない人には
想像ができないかもしれないけれど、
クイーンが好きでずっと聴いて来た人だと
あ~ってわかってくれると思うし、
あのMuseだって、クイーンの本当のファンなら
どれだけ影響されているかわかるものね。
マイケミは自分から言ってるけどね。
影響すごく受けてるって。

でも、誤解のないようにしてほしいのは
そんな自分たちの好きな音楽の遺伝子を
受け継いで、新しい彼らにしか作り得ない音楽が
このアルバムにあるっていうこと。
すべての曲において、新しいっていうこと。

世界中探したって、このような
言うなれば、ピカソとモネとシャガールとバルテュスとゴッホ
そして奈良美智氏がコラボして絵を描いたような作品は
誰にもマネができないよ。

申し訳ないけれど
今の日本のどのバンドにもこんな作品を作るのは不可能に思える。
好き嫌いは別にしてね。詩とメロディと演奏と歌のトータルにおいて
これを「はい作りなさい」って言っても誰もできやしない。

ひとつひとつが奇跡の重なり合いからできた作品のように思える。
何かひとつ欠けても成り立たないような。

「べテルギウスの灯」を聴いてると
私の勝手な感じ方だけれど、イギリスを感じる。

私は子どもの頃から日本でも東京だったり大阪だったり京都だったり
いろんな場所に住んでいた。だからその街の空気感の違いを
感じてその空気感と街がセットされて心にいつも残っている。
去年の終わりと今年の初頭に東京に久しぶりに行った時は
やっぱり「あ~これが東京だったなぁ~」って感じたし、
イギリスでもロンドンやエジンバラ、シェフィールドあるいはグラスゴーも
それぞれの空気感があって、それぞれに心に残っている。

この「べテルギウスの灯」はまずはヒースロー空港を思い浮かべた。
それからロンドン郊外の草原の風を感じた。
雲が分厚いグレイな空と風とヒースが咲く丘に立つ彼を想像した。
別にそう思おうとしたのではなく、一発目に聴いたときに
そう感じた。あの草原に立ったときの風をすごく感じた。

「The Ivy」とか「Talking Reptiles」とかの始まりは
ヘヴィというか激しい感じがするけれど、ラストのところで
カタルシスの部分が入ってそんな風に終わる曲が、
このアルバムに多い気がした。

映画でいうならヒチコックの「鳥」だったり
「ツイスター」とか「13日の金曜日」とか
えっとなんていったっけ、
パニックスペクタクル映画っていったらいいのかな
そんな映画の終わりとか、ホラー映画の終わりみたいな、
あるいは「プラトーン」みたいな戦争映画とかの終わりみたいな

終息をやっと迎えられて、
光が射すような希望が見えるようなエンディングが
ひとつひとつの曲にあるような気がした。

このアルバムの歌詞を細かく読み解いたわけでもなくて
ざっとしかまだ聴けてないけれども

どちらかというと楽しい時には使わない言葉が耳についた。

sin
wall
fear
ignore
pain
narrow
harm
maze
enemy
wire
down
nightmare
wrong
kill
break
aching
darkness
dying
agony
emptiness

あと、進行形の形がよく出てくる。
~ingの。

これって何を意味するんだろうって考える。

この歌詞を書いている時の細美くんの心の状態や
肉体の状態がそこに今となって現れているのかなぁ~って。



一方で
save
memoriesあるいはremembrance
という言葉がすごくたくさんでてきて

「救い」と「思い出」がキーワードなのかなって思ったりする。

まだまだそんなに聴いてないから
深いところはわからないけれど

今まで聴いた中で特に好きな曲はどれかというと
「My Own Worst Enemy」
「Insomnia」
「西門の味爽」

でも、他の曲も結局みんな好きなんだけれどね。



次はこういう風に展開するんだろうな~っていうのは
まったくわからない。


彼が
そしてthe HIATUSがどういう音楽をまた作っていくのか
まったくわからない。

ただ、今回のアルバムでは
細美くんは自分をある程度さらけ出している気がした。


期待通りっていう言葉が決して使えないアルバム。

なぜなら、どういう風に期待するのかも
想像できない音楽を毎回the HIATUSは出してくるから。


世界にたったひとつしかない芸術作品のように

ほんとうに完成してからしか
わからない音楽。


だから、その次の作品がいつ出るかはわからないけれど
それを聴くことを光にして、日々の苦しさも
乗り越えられていける気がする。


最後に

「重ねて」っていう言葉はなぜか細美くんの声で聴くと
安心する。
苦しい心もこの「重ねて」っていう言葉を聴くと
なぜか「ひとりじゃないんだ。」って感じられるんだ。

一つの音楽で時間も土地も環境も違う人たちが
重なって心がひとつになるそんなイメージが浮かぶ。
透明なそれぞれの人の姿がどんどん上に重なっていく感じ。

ほんの一瞬でもこの地球の何億っていう人たちが
ひとつの心を共有できるっていうのは素晴らしいよね。

音楽ってそういうもんだよね。

それをいつも細美武士っていう人は思い出させてくれるんだ。




















コメント
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