藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

うまい計算をしよう。

2014年08月26日 | テニス
ヘンな計算に、気をつけることです。

「この調子でいくと、かなりキビシイ」と話している人がいました。
これからのことを計算すると、ムリっぽいそうです。

僕は、わりとテキトーな感じに見られたりします。
でも本当は、すべて計算されています。
ただ、経験上わかってきたことがあります。
それは、たいてい計算通りにはいかないということです。
そのことを踏まえたうえで、計算するようにしています。

計算は、うまくやることです。
「こんなにがんばってきたのに、まだ、ちょっとコントロールがよくなってきたかな程度だよ・・・こんなんじゃ、回転量の調節とか、こういうタイミングで打つライジングみたいな難しいショットは、いったいいつできるようになるんだろう?・・・たぶん、しばらくはムリだろうな・・・っていうか、できるようになるのかな?」などというのは、たいてい計算ミスです。
なぜなら、これは過去の上達ペースを基準に、これからのことを計算しているからです。
これからは、これまでと同じようにいくとは限りません。
だから、実際は「この調子」のままいくことは少ないです。

ヘンな計算をして、これからのことを不安に思わない方がいいです。
余計な心配をするのは、すごくソンです。
目の前のことに集中するのに、邪魔になってしまいます。

スピードアップを、計算に入れることです。
僕の場合、よく「ちょっと楽観的すぎない?」と言われたりします。
「厳しい現実を考慮した上で、冷静な計算でいった方がいい」と思っているみたいです。
でも、現実を無視しているわけではありません。
むしろ、わざと楽観的に計算しています。
そうすることによって、上達しやすくなるからです。

大事なのは、行動力を上げることです。
大変なのは、最初の方です。
自転車も、動き始めるときが大変です。
重いし、スピードがないときの方が不安定です。
でも、スピードが上がってきたときの方が安定してくるし、軽くスイスイ進めるようになってきます。
テニスも同じで、1つクリアするとラクにスピードが上がってきます。
コントロールができるようになってくると、「面操作の感覚がつかめてきた」「ボレーにも応用できそう」「こういう軌道で振れば、こんな感じで回転がかかるな」などと、いろんな方向に広がりが出てきます。
すると、途中からグングンうまくなっていったりします。

暗くなっちゃうような、ヘンな計算はしないことです。
それよりも、「この課題をクリアしたら、バンバンうまくなっていけるはず」と明るい計算をしてみることです。
目の前のことに集中しやすくしていくと、上達のスピードも上がっていきます。
うまく計算していきましょう。



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1 コメント

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Unknown (麦チョコ)
2014-08-27 09:29:04
上手くいかない時に、楽観的に考えるのは、なかなか難しい…けど、前向きになれそう…
で、夏の減量計画は、もちろん計算通りス~イスイですよね~、藤原コーチ!

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