藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

情報を、チャンスにしよう。

2005年05月21日 | テニス
「ルパン三世になろう。 パート13」

ルパンが負傷して、寝ている部屋の窓から、1枚の紙が落ちてきます。
「不二子の単車だ!」
「今日の新聞の切り抜きだ。」
「明朝、結婚式のため、バチカンから大司教が来るかぁ。」
ルパンはニヤッっと笑います。

情報はヒントです。
情報を利用し、活かすことによってチャンスに変わります。

テニスが上達するためには、情報を自分なりにアレンジし、活用していくことです。
テニスのレッスンでは、情報という上達のヒントがたくさんあります。
その情報を、まずはキャッチし、自分なりにアレンジしてみましょう。

ヒントは、ただ聞いているだけでは、ヒントになりません。
自分なりに考え、行動していくことで、はじめてヒントになっていきます。

藤原コーチが、「フォアハンドストロークは、右足の軸足の位置が重要なんですよ。」
と何気なく言っていたとします。
「ふ~ん、そうなんだぁ・・・」
と、思っているだけでは、情報はヒントになりません。
ヒントにするためには
「右手は意識してたけど、右足はどの位置で打ってるかな?」
「ボールの入射角に合った位置にあるかな?」
「右足の軸足に、体重乗ってたかな?」
「軸のバランスは取れてたかな?」
「重心の移動は出来てたかな?」
など、自分でチェックしてみましょう。

そうやって、情報をもとに、実際に行動できる人が成長します。
「あれ?右足の軸が崩れているな。左足ばかり意識してたなー。」
など、自分で考え
「軸がまっすぐになるように、気をつけてみよう。」
のように、修正していくことで、はじめてヒントが活かされていきます。
すると、自分の打つボールが変化していくのです。
また、
「コーチはフォアハンドストロークでアドバイスしてたけど、これって、ローボレーのときも使えないかな?」
などと、自分なりにアレンジを加え、試してみましょう。

コーチの発信した情報を、応用することで、ヒントの可能性が拡大します。
ヒントで思考し、行動して試していくことで、チャンスはどんどん拡大していくのです。

ルパンのように、ヒントを見つけたらニヤッっと笑って、作戦を考えましょう。

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