藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

マイペースに、もっていこう。

2005年05月26日 | テニス
「ルパン三世になろう。 パート18」

ルパンに学ぶ、テニスで勝つためのポイント。
3、こちらのペースに引きずり込むこと。

祭壇の裏から、次元と五ヱ門が、包帯でぐるぐる巻きになったルパンを担いで現れます
このルパンは、ダミーの人形です。
静かに、不気味な感じで現れ、伯爵を含め、皆が注目します。

その後、本物のルパンが変装を取って、姿を現します。
「へへーッ、確かにもらったぜ!」
クラリスと指輪を取り返します。

ルパンは伯爵の護衛達に取り囲まれます。
「妬かない妬かない、ロリコン伯爵、火傷すっぞ!」

ルパンの服の中には、大量の打ち上げ花火が仕込まれていて、それがバンバン打ち上がり、会場は大混乱になります。

この、ペースチェンジで、見事にこちらのペースに引き込んでいます。
ペースを乱された相手は、必ず隙ができるのです。

テニスでも、これが大切です。

例えば、試合の開始後しばらくは、丁寧にシコッて(※シコる:ひたすらミスしないようにつなげること)いるとします。
すると、相手は
「なんだ、シコラー(※シコってばかりの人のこと)かよ。」
と、思います。
そうなると
「多少、甘いボールを打っても、ハードヒットはないから安心だな」
と考え、シコラーからポイントを取るゲームメイクを考えます。

しかし、あるとき突然、バコリだす(※バコル:ハードヒットで叩いてくること)とします。
すると相手はビックリします。
「なんだ!この人は打ってこれるんだ!!」

すると、シコラー対策のプランが崩れ、1からデータの組み直しをしなくてはならないので、ペースが乱れます。
1度乱れたペースを戻すには、時間がかかります。
シコッたボールのイメージが、脳裏に焼きついているからです。

一方、こちらは最初から設定していた、チェンジオブペースのシナリオ通りなので、マイペースでプレイできます。

これが、決定的な差となるのです。

こちらは、あくまでもマイペースで、相手はこちらのペースに合わせていかなくてはならない。
こちらのペースに、いかに引きずり込んでいくか。
これが、有利に試合を展開させていくのです。

ルパンのように、ペースの主導権を握る、ゲームメイクをしましょう。

1 コメント

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はじめまして。 (lil'sprout)
2005-05-26 15:25:19
はじめまして。ネットサーフしていたらこちらのブログにたどり着きました。私は現在アメリカでテニスコーチをしています。日本では7年ほど教えていまして、結婚を機にこちらに来ました。私が働いているテニスクラブは紅一点、しかも日本人はもちろん私だけです。ジュニアがものすごく強いテニスクラブでものすごく勉強になるのですが、日本人のコーチといろいろ情報交換や日本語でテニスの話などをしてくてコメントの欄に書かせてもらいました。

今はUSPTAを取るのに勉強中です。分厚いマニュアルすべてが英語なのでストレスがたまります・・・

それではまた遊びにきます!
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