ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

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ゴミ焼却施設の煙突から大気中に放射性物質が放出されている可能性について、三田茂医師も言及

2014-03-01 | 放射能汚染

 

三田茂医師(小平市三田医院・院長) 「関東の子どもたちの異常について」

(49:00あたり~の文字起こし) 

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3565.html  より転載抜粋

で、それよりも優先的にやるべきなのが、もっと簡単に出来ますから血液検査です。



白血球の数。白血球の分率と書いてありますけれども、末梢血液像とか白血球分画とかいろんな言い方がありますけれども、
何%ずつなのかと、リンパ球、好中球。
好中球は桿状(かんじょう)球と分葉球に分けることもあります。
好酸球は増えている人が多いと思います。
で、異形リンパ球というちょっと特殊なものが出るんですけれども、




ここにはね、好中球、好酸球、単球、リンパ球って印刷があるんですけど、この異形リンパ球(ATY-LY)って印刷がないんですね。
というのは、普段はこういうのは出るわけがないから印刷がないんです。
でも、この電離放射線(障害防止規)則には異形リンパ球が最初から入っている位、これが決め手なんじゃないかと思っています。

で、実際に異形リンパ球をはじめとした白血球異常がですね、これわかりますよね、東京湾です。東京都で、神奈川県、埼玉県です。




ここに丸くしてあるのが2011年末から2012年春。
これは三田医院で検査を始めて3~4カ月間で、白血球異常があると僕が判断した人達の分布です。




これは知っていますよね、皆さんご存じの、これが妥当かどうかというのはあるかもしれませんけれども、
流れてきて、松戸・柏・三郷・流山・守谷これ特にポトンと落ちたと。
西の方は比較的きれいに保たれた。
実は秩父からこうやって入ったとも言われているけれども、

この3月から1年以内の三田医院の受診者で見た時に、異常のある子がこういうふうに集まったんです。
この辺が三郷ですね、この辺にさいたま市があるのかな、で、三郷と埼玉で中のいいお母さんたちがいて、
ここの子が、さっきから見せているように2回、3カ月間見続けても異常が出続けたわけだけど、こっちは異常が出ていないんですよね。
で、「何かの間違いだと困るからもう一回やって」というお母さんたちが沢山いました。
2回やっても異常は出なかったんです。
これが1年以内の事です。

2012年末から2013年の春、こんなふうです。




ここが全然いないのはみんな逃げちゃってうちに来ないからだからです。
治った訳じゃないです。ここの人が来なくなった。
で、文京区はどうでしょうか、一人いたような気がする。
多摩とか横浜とか、神奈川、埼玉市、川越とか所沢とか、こういうところに

前は2回測ってもいなかった地域の子から異常が出始めるようになったというのが約1年前です。

ですから、多分、事故があって1年間というのはホットスポットのところにものすごく強い影響があって、
その他は比較的保たれていたんではないかと思うんですけれども、
無頓着な事をしているから、みんながじゃないですね、行政がですね。
無頓着だからこういうふうに広がってしまったというのが考えられると思います。

(ブログ「風の谷」管理人より追加画像)



これは「えんとつ」という新聞に折り込まれているチラシみたいなもんですけど、「小平、村山、大和衛生組合」って書いてあります。
小平市、東大和市、武蔵村山市。小平市の、これら3つの境目にあるにあるゴミ処理施設ですね。
ゴミ処理とか下水道の処理施設が、こういう折り込みを入れてきました。2012年ですね。



空間放射線量測定結果、地上高さ1m、5回測定平均値。
バックグラウンド、ちょっと離れたところの雑木林の中で、大体0.05位。
で、ここで測ると、0.08とか、こことちがうところの東村山というところのデータは、0.1近いものも出ています。
こういうのはゴミの焼却炉と関係しているかなと思います。
こんな高いところは僕が住んでいるところのまわりに普通ないです。

これが高さ1mですから、多分煙突から出て空間線量に影響があるのではと思っています。



これは、ここは新青梅街道って言うんですね。右が新宿で左が青梅。
小平ってこっちの方ですけど、東村山っていうところの人が子どもの未来を考えるゆるやかなネットワークというところの人が、
ここに空堀川という川が流れています。
この辺というのはほとんど武蔵野台地ですから、川らしい川が流れていないんです。
雨が降るとちょっと水流が増えて、雨がしばらく降らないとチョロチョロチョロという、そういうものなんだけど、
丹念に調べたらここでも1マイクロシーベルト近いところが何カ所かあると。

この地域というのは2011年の直後にも調べられていて、こんなに高くなかったんですね。
ですから、これは2013年の3月ですけど、2年間ぐらいの間でかなり汚染が濃縮している場所が何カ所もあったり、
綺麗だったところが悪くなっているという、そういう事実がある。


 (1:08辺りから 質疑応答内文字起こし)

それから「現在どんどん広がっている」っていう話をしたんだけれども、
これはたぶん吸気の影響なんじゃないかと、なんとなく思います。

なぜ吸気の影響なのかというと、
やはり下水の処理工場とか、それからゴミの焼却場の周りの子たちの具合が悪いからです。

あと多摩川ですね、
南側の方を流れている多摩川の流域の子どもたちが悪いと思うからです。
光が丘の清掃工場の周りが悪い
稲城の清掃工場の周りが悪い
どうもそういう分布になっているように思えてしょうがない。

実際に孫がやっている血液の白血球やなんかをみて、「これは悪いね」と。
お母さんも血球以外に「顔色が悪いんです」とか「元気がすごくないんです」とか、そういう話があるから、
「とにかく西の方にまず逃げて下さい」って言って、2週間か3週間逃げてもらうと、
全てがいい方向に向かう事が多い。
全例ではないと思いますけれど、とってもそういう事が多い。
で、子どもたちも「声が綺麗になる」というふうに言ったおばさんもいます。咳やなんかは減ります。
咳というのは、多分ちょっと喘息的になっていたり、あとは副鼻腔炎ですね。
副鼻腔炎というのは昔でいうと蓄膿症だけれども、そういう種類のものがとっても治りにくいと思います。
治療すればある程度はよくできるんだけれども、昔の様に完治になかなか出来ない。
たとえば喘息なんかは子どもよりも、僕はお年寄りの方が悪いと思いますね。
うちでも10年15年喘息を診てきている人たちがいますけれど、
10年前、5年前は治療すればある程度発作が抑えられて、
うまくいけば薬が切れて半年、半年後に軽い発作が起きて薬を使うという、
こうやってずーっときていた人達が、今回は咳が3ヶ月止まらない、4ヶ月止まらない、
薬の量も今まで使っていた量の倍とか3倍近く、あるいはステロイドなんかもガバガバ使わないと少しも抑えられない。

で、僕は限界を感じまして、「どこかへ逃げて下さい」という訳です。

で、「北海道へ行ったら翌日に止まりました」とか、「名古屋に行ったら翌日止まりました」とか、
「スイスへ行ったら翌日」みんな翌日止まっちゃうんですけど、「止まりました」と。

で、飛行機に乗って帰ってきて、「山手線に乗ったらまた咳が出ました」っていうのがね。

そういう話やなんかを考えると、それからうちに来る人たちというのはお母さんたちが非常に気をつけていまして、
食べ物なんかは本当に気を付けているから、だから食べ物や飲み水よりも、僕は、現時点では空気への影響が強いんじゃないかと思います。


(管理人より)

「三年間やってきましたが、行政は動かせなかった、教育委員会も動かせなかった、保健所も動かせなかった、医師会もーー一緒にやってくれる人はいなかった。で、東京でやることに限界を感じて、50年続いた病院を閉めて、(移転先の)西から呼びかけます」 

と、岡山に移転を決められた東京小平市の三田医師。 

ゴミ焼却施設の周辺では、空気の体へ与える影響が強いのではないかと、三田茂医師が講演会で言及されています。

これはゴミ焼却施設の煙突から大気中に放射性物質が放出されている可能性があることを臨床的に裏付けています。

風車の低周波被害について臨床医のお話を昨日のブログ記事に書きましたが

全国で風力発電計画に反対運動 佐世保市宇久島 白浜町椿  安岡沖洋上風力 反対署名3万3000筆超!

普段から患者さんの診察、治療に携わっている「臨床医」から見た事例だけで因果関係は十分。

 

 焼却施設から空気中に放射性物質は放出されていないのか? 樗木博一

排ガス中の微小な霧状またはガス状の放射性セシウムを捕捉する方法(案)

一般焼却施設で震災瓦礫を焼却した場合、焼却炉(800℃)内で放出された放射性
セシウム(沸点671℃、融点28℃)は気化し、冷却装置(800℃→200℃弱)で200℃弱に冷却されて、バグフィルターの前では

①放出されたセシウムはミスト=霧状(複数個のセシウム分子が結び付いた状態)、またはガス状(融点と沸点の間の温度でも蒸気圧があるので、一部は揮発している)で排ガス中に存在することが考えられる。
②他の元素と化合して固体となっている。
③ダストに付着している。

といったことが考えられます。

空気の78%が比較的不活性な窒素N2 であることを考慮すると、冷却装置内で200℃弱に冷却されてからバグフィルターに入るまでの時間内に、ほとんど(実質的にすべて)のセシウムがバグフィルターに捕捉されるような大きさの化合物(固体)となっているという確証がありません。

また、残りのすべてがダストに付着しているかということも確証がありません。霧状またはガス状のセシウムが存在する可能性があります。
微小な霧状またはガス状のセシウムが存在すれば、バグフィルターを通り抜けてしまいます。



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