ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

北九州市PCB廃棄物処理上積み問題(7) 7/7(月)エコタウン事業を知る会 北九州市役所、JESCOへの取材報告

2014-07-05 | PCB

北九州市PCB廃棄物処理上積み問題(7) 7/7(月)エコタウン事業を知る会 北九州市役所、JESCOへの取材報告 

問い合わせ  kitakyu.mamoru@gmail.com

エコタウン事業を知る会 http://ameblo.jp/kitakyu-mamoru/entry-11878736298.html


中間貯蔵、国の特殊会社が運営 法改正で県外最終処分明記

http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2014/03/post-9029.html

東京電力福島第1原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐり、政府は26日、国の特殊会社「日本環境安全事業」(JESCO)の関連法を改正し、同社が施設の運営を担当、汚染廃棄物を30年以内に福島県外で最終処分すると明記する方針を固めた。福島側の中間貯蔵施設受け入れを前提に、今国会中にも改正案を提出する。

石原環境相と根本復興相は27日、福島市で佐藤県知事らと会談し、福島側の見直し要請に応じて新たに作成した建設計画を提示する予定。

中間貯蔵施設をめぐっては、双葉、大熊2町など候補地では不信感が強く、福島県は県外最終処分の法制化を要求していた。(2014年3月26日) 


(管理人より)

北九州市周辺のみなさん、北九州市の風下に位置する自治体にお住まいの皆さん。今、北九州市で行われているエコタウン事業について一緒に勉強しませんか?

今、北九州はこういう状況になっています。

①JESCO除染廃棄物受け入れ問題

小倉タイムス6月21日号より転載

PCBの次は中間貯蔵施設『運営にJESCO浮上 すでに調査業務着手済み』 

 石原伸輝環境大臣が6月15日に「最後は金目でしょ」と、翌日謝罪した、東京電力福島第1原発事故に伴う汚染土などを保管する中間貯蔵施設建設問題だが、その施設運営主体に浮上しているのが、あの日本環境安全事業株式会社(JESCO)だ。

北九州市若松区を含む全国5か所でPCB廃棄物処理事業を展開する国策会社。環境省は5月末から6月15日まで、高濃度の放射性廃棄物を集中的に貯蔵する施設建設について、その建設候補先の福島県双葉町と大熊町の地元住民に説明会を実地。

配布された資料「中間貯蔵施設に係る土地への対応、生活再建、地域振興策等について」の中で、「PCB廃棄物の処理に実績にある同社がく国等の委託により中間貯蔵に係る事業を実施出来るようにし、会社の名称も『中間貯蔵施設』を位置づけたものに変更したいと考えています」と明記した。

 JESCO東京本社経営企画課は「中間貯蔵施設のことは新聞報道程度しか情報がない。正式に国から話はない。仮に中間貯蔵施設の話があっても、PCB処理とは別のもの。若松区のPCB処理工場で中間貯蔵事業をすることはない」と本紙の電話取材に話した。

 同課によれば、環境省が行っている中間貯蔵施設についての検討会や先日行われた地元説明会にも一切、JESCOは参加していないという。一方で、JESCOは、放射性廃棄物や中間貯蔵施設に関する調査業務を2年前の2012年7月から5回、公募している。

 最初の業務名は「放射性廃棄物の処分施設等に関する国外文献の和訳業務」、12年8月には「中間貯蔵事業に関する基礎的資料等の整理・作成業務」、13年6月は「中間貯蔵施設における操業上の技術的課題の抽出・関連データ収集及び体系的整理業務」、14年1月は「中間貯蔵事業の発注方法等に関する検討業務」、同年5月に「中間貯蔵施設に係る管理システム等の技術的事項に関する検討業務」。

 JESCOはPCB廃棄物処理事業に特化した国策会社ではなかったのか。もちろんPCB処理が第1の目的ではあるが、それ以外に、会社定款(2004年3月24日認可)に記載している「環境の保全に関する情報又は技術的知識を提供する事業」が、今回の調査業務の根拠になるという。しかし定款の「目的」には「放射性」といった文言は一切出てこない。しかも公募した調査業務は中間貯蔵事業に対してかなり具体的で、同事業を行うことが前提のようにも受け取れる内容。

 経営企画課は「(調査業務を始めた)理由は、中間貯蔵事業を実施することを想定し検討するため」と話した。

2年前の2012年からということは、北九州市が災害廃棄物の広域処理に関する業務をしている時期とちょうどと重なります。

震災がれき広域処理の話が押しすすめられている水面下では、すでに除染廃棄物中間貯蔵施設(=最終処分場)の話が行われていたことになるというなんとも恐ろしい話です。

放射能汚染を免れた九州の地において高濃度放射性廃棄物の最終処理なんてとんでもありません。

国から処理要請が北九州に来る前に、市民一人ひとりができることを一緒に考えましょう。

放射性廃棄物は、高濃度汚染地域に無人エリアを作って集中管理させるという原則はどこにいってしまったのでしょうか?

 

②響灘東地区処分場整備事業

「北九州市では、廃棄物の減量化、資源化に努めていますが、市民生活や市内企業の経済活動を支えていくためには、長期にわたり安定的な廃棄物処分場を確保する必要があります」と書かれています。

まさに北九州は廃棄物=商品の街だということです。

 

③北九州市地域エネルギー拠点化推進事業

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/00200086.html

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000165125.pdf

洋上に70基もの洋巨大風車を設置しようとしています。狂気の沙汰!風力以外にも、ゴミ発電、火力発電などやりたい放題です。

 

 

これから先、響灘の生態系、周辺に住む人たちの健康は守れるのでしょうか?



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