スマートメーター、全家庭に 電力10社、24年度末に
http://www.asahi.com/articles/ASG3G56DTG3GULFA020.html
大手電力会社10社は、通信機能がついた次世代電力計「スマートメーター」を2024年度末までに管内のすべての家庭に設置するという計画をまとめた。普及を急ぐ政府の要請に応じ、各社が設置時期を大幅に前倒しした。20年代には、国内のすべての家庭で、節電などに便利なスマートメーターが利用できることになる。
スマートメーターは通信機能があることから、各家庭と電力会社の間で、電気の利用状況などを素早くやりとりできる。電気の使用量を30分ごとに把握できるため、電力会社側は多様な料金メニューをつくることができる。利用者側は、節電に役立つメニューを選んだりでき、電気代を抑えることもできる。このため政府は電力会社に導入を急ぐよう求めていた。
大手10社は17日、スマートメーターについて話し合う経済産業省の作業部会に各社の計画を示す予定だ。それによると、東京電力はすべての家庭に設置し終える時期を従来より1年前倒しし、最も早い20年度末とした。関西電力と中部電力が22年度末で続き、九州、四国、東北、北海道、北陸、中国の6電力は23年度末、沖縄電力は従来計画より8年も前倒しして24年度末としている。(藤崎麻里)
(管理人より) この報道の仕方に呆れました。
いかにも国民全員にメリット「だけ」がある便利な?スマートメーターを導入するのが早くなった、という論調です。国民は、こんなもの頼んでませんので、導入したいのは原子力ムラ=再エネムラ。
スマートメーターのデメリットに国民が気づく前にさっさと、導入してしまえということです。
ここで「電波」について基礎的なことをおさえます。
調べてみてわかったことは、電波においても、その危険性について、放射能における「自然放射線と人工放射線」みたいな”まやかし”があるということです。
電磁環境委員会が出しているパンフレットには、「電離放射線は危険だけど、非電離放射線は安全だ」ということになっていますが、実際には海外では非電離放射線もDNAを二本鎖切断することが確認されています。(この記事の下に動画を掲載)
この図↓は電離放射線と非電離放射線を分けてますから大きく載せません。
そもそも電離・非電離と分けること自体がナンセンスであり、古い考えとされているそうです。これは、きちんと検証しなければ取り返しのつかないことになりそうです。
ネット上でわかりやすい図や表を拾ってみました。「日焼けサロン」も出てますね。 『見て見ぬふりをする社会』という本で「日焼けサロンの危険性」について読んでいたので、この表はわかりやすかったです。
「原発問題で味わった悲しい経験を、二度と味わいたくない」電磁波問題の第一人者・荻野晃也氏に聞く より
電磁波とは、ごく単純に言えば、「電波」のことである。しかし、その電波には、周波数の違い、あるいはエネルギーの違いによって様々な種類に分類されている。周波数が高い電磁波としてよく知られているものとしては、原発のガンマ線やレントゲン撮影のエックス線がある。
一方、周波数の低い電磁波としては、送電線や家電の極低周波電磁波がある。さらに厳密にいえば、送電線の極低周波よりも、更に低いシューマン共振・電磁波と呼ばれる自然界の電磁波も存在している。
人間の脳波との相応性から察して、人体が完全に順応している電磁波は、極めて微弱なシューマン共振・電磁波だけである可能性が高い。それ以外の電磁波、とりわけ人工の電磁波は、人体になんらかの悪影響を及ぼす。学術的に電磁波は、次のように分類されている。
電離放射線とは、物質を構成している分子や原子をバラバラにする電離作用がある電磁波で、遺伝子を破壊してしまう。これに対して非電離放射線は、従来は物質を構成している分子や原子をバラバラにする作用はないのだが、最近はフリーラジカル効果などの類似の作用があるとする説が有力になっている。
つまり電離放射線も非電離放射線も危険というのが常識になってきた。事実、2011年の5月、世界保健機関(WHO)傘下の世界ガン研究機関(IARC)は、2001年に極低周波に、2011年5月にはマイクロ波に発癌性がある可能性を認定した。
日本では、電離放射線を放射線と呼び、非電離放射線を電波と呼んで区別しているが、欧米では全てが電磁波であり、同時に放射線の仲間である。米国で原子力問題の専門家が荻野氏に、極低周波電磁波と白血病の関係を扱ったワルトハイマー論文を紹介したゆえんである。
携帯電話による脳腫瘍のリスクについて 2009年9月14日のアメリカ上院公聴会での証言
ケータイ技術の潜在的な危険について、知る権利が侵害されています。
広島原爆では、1回の曝露で影響がわかるまで40年かかりました。
携帯電話は常に使っています。特に子どもは、これまで経験のないレベルでの曝露です。
1994年、ヘンリー・ライとシン両博士が、DNA損傷を調べる技術を発明し、ラットの脳への高周波(無線電波)の照射で、DNAが傷つくことを発見しました。
そのときの産業界の反応は、国立衛生研へ行って研究費を止めるよう働きかけるというものでした。
また、論文を受領したジャーナルへ行き、研究の発表を妨害し、別の科学者を雇い、影響がないという研究結果を出させようとしました。
複数の国と施設で実施された研究で、ケータイと同等レベルの電磁波で、DNA損傷が起こることを確認しました。
電離放射線だけがDNAを傷つけるという主張を覆すものでした。アメリカが(EUに比べて)遅れていることは明白です。
再生可能エネルギーと同じで、海外では悪い結果が出ているのに、それを隠して日本に導入しようということが見え見えですね。
1994年の段階でコメット分析法(彗星分析法)によって、高周波での被曝がDNAを損傷させることが証明されていたのに、潰されていたんですね。
原発同様、「命と健康」より「経済とお金」を国が選んだということです。
日本では、1995年にPHS、1998年頃から携帯電話が爆発的に増えました。
とんねるずが昔、「みんなを電話にする会社~♫、NTTパーソナル~♫」とテレビCMで歌ってたのを私は覚えています。
人気タレントを使ってCMをつくり、テレビでくり返し流し、購買欲を起こさせる。広告代理店にまんまと乗せられ、市民は一人一台、携帯電話を持つようになったというわけです。
その危険性も知らずに。健康に害があるとわかっていて日本に導入してたんですね。恐ろしいことです。
私はそれまでは、携帯電話は安全性が疑わしくて使っていませんでした。高圧電線の近くに白血病が多いという情報を本を読んで知っていたので携帯電話は避けていましたが、結局それが正解でした。当時、携帯電話を持っていない母親は誰ひとりいませんでした。私だけでした。
311後、市民運動のために仕方なくガラケーを使っていましたが、今はもう携帯電話をやめました。
要するに電磁波も放射線であり、被曝は放射能だけでなく健康への影響は同じということです。
ではどのくらい健康リスクがあるのでしょうか?この報告書のことを知らなければならないでしょう。⇒THE BIOINITIATIVE 2012
バイオイニシアティブ報告書2012
市民研活動日誌『バイオイニシアティブ報告書2012』について
http://blogs.shiminkagaku.org/shiminkagaku/2013/01/2012-2.html から一部転載。
『バイオイニシアティブ報告書2012』は、副題を「生物学にもとづく高周波ならびに超低周波の公衆被曝基準のための理論的根拠」とする、10カ国にわたる29名の、政府機関や企業から独立した科学者たち(主として学術誌『生体電磁気学』を刊行する生体電磁気学会に所属するメンバーであり、以前にその学会長を務めた者が3名含まれる)が分担執筆したレビュー論文を束ねたもので、2007年に出版された最初の版(以下「2007年版」と呼ぶ)の改訂版にあたる
2012年版報告書の冒頭のカラーチャート「携帯基地局、Wi-Fi、無線インターネットPC、スマートメーターなどからの高周波による低い強度レベルでの曝露がもたらす生物影響の報告」に一覧としてまとめられている
(そこでは、μW/c㎡を単位とする電力密度でいうと、なんと0.0001レベルで「生物影響あり」の報告数件からはじまって、500μW/c㎡に至るまでの数十事例が列挙されている)。
無線電波による健康リスク 〜バイオイニシアティブ2012早見表(μW/cm2) より
バイオイニシアティブ2012【低強度高周波被曝による生物学的影響】(簡略版)
日本の基準値 1000μW/c㎡ 高過ぎる!!
バイオイニシアティブ2012 μW/cm2(和訳) PDF版
https://docs.google.com/file/d/0B9cC2t6m-YEfSFcyMkZPNmZEbG8/edit?usp=sharing
バイオイニシアティブ2012~低強度高周波被曝による生物学的影響の報告(SAR値)~
http://ameblo.jp/for-women-safe/entry-11548395958.html
スマートメーターからも強烈な電波が出てますね。
こんな危険なものを、前倒ししてまで政府が急いで導入する意味は、さあなんでしょうか?
私は、すべての被曝の原因をうやむやにするためではないかと思っています。(原発事故後の放射性物質による被曝健康被害や、携帯などの電磁波健康被害)電力会社は「メーターの交換」と言って勝手に取り付けるつもりでしょうね。
命と環境を守るために、追加被曝はNO!という声を上げなければ、リスクは高まるばかりです。完全に国民の無知につけ込まれています。
自分が使っている携帯の危険性に気づいていないわけですから、スマートメーターのことまで考えもしないでしょう。
病気になってからでは遅いということです。
携帯電話亡国論 〔携帯電話基地局の電磁波「健康」汚染〕 | |
藤原書店 |
家庭に潜む電磁波の危険性をまず知る。スマートメーターが導入されるとさらに危険が追加されてしまう
【危険を隠蔽】スマートメーター全家庭に。電力10社 2024年度末に大幅前倒し!国民の無知につけこむ。
1日中、電波を出しまくり被曝を強要する危険な電気検針器=スマートメーターが日本に導入されてしまう!