地球岬からバス停へ戻る途中、下り坂の道中でこんな光景に出合った。
向こうに見えるのは、平成10年に供用開始された海上橋「白鳥大橋」。
車では通ったことはないのだけど、一度間近で見てみたいという思いはずっとあったので、こんな感じで見ることができる場所があったというのは、今回の旅の大きな収穫だったと思う。
ということで、バスを乗り継いで近くまで行ってきました。
展望台があるそうなので、階段を登って行きます。
展望台からの光景。
白鳥大橋が渡っているのは、川でも湖でもなく、海なのです。
室蘭は鉄鋼産業を主流として発展してきた工業の町。
全盛期に比べるとかなり下火になってしまっているけれど、伝統ある産業がしっかりと町を支えていることに変わりはありません。
反対側には、こうして石油の備蓄基地も見ることができます。
白鳥大橋を離れて室蘭駅へ戻る途中に、こんな物を見つけました。
白鳥大橋をバックに飛び跳ねるクジラです。
室蘭周辺の海は、イルカ、クジラなどの海洋哺乳動物に出合える機会の多い場所としても知られていて、海上でのウォッチングも、観光メニューの一つとして高い人気を呼んでいるのです。
普通列車の車窓から見つけたガスタンク。
室蘭は、室蘭大谷高校(現・北海道大谷室蘭高校)がサッカーの強豪としても知られていますが、このような物も、洒落ていていいなと思います。
いきなりだけど、最後に紹介したいのがこのノート。
実は、小学校3年生から4年生にかけての春休みの時に、私と同じ職場にいた伯父を頼って、自由研究で、室蘭に関するレポートを作っていたのです。
工業地帯や地球岬などもさることながら、当時まだ事業が始まったばかりだった白鳥大橋も、伯父からパンフレットをもらって、それをもとにレポートを作成していたので、あの時に調べた場所が今ではこうなっているというのを見ることができたというのは、感慨深いものがありました。
2月に実家へ帰った際に見つけたので、そのまま持ってきていました。
室蘭では、人気の観光地なんだけど、恐らく子供の頃にも行ったことがなかったと思われる、「地球岬」へ行ってきた。
最寄りのバス停で一枚。
今回利用した「道南バス」の車両。
バス停から岬までは、距離にして約1kmほど。
陽射しが強いけど、それほど大した距離ではないので、気にせず歩くことに。
辿り着いた、展望台からの光景。
下まで降りていくことはできないのだけど、ここから灯台を見下ろすこの光景は、ガイドブックにも載っている有名な景色です。
快晴だったこともあり、海と空の青が本当に眩しく感じられます。
室蘭市内の有名なスポットの一つ、「測量山」もこうして綺麗に見えます。
展望台を離れ、広場にはこんな物が。
最近は街中でもあまり見かねなくなった公衆電話ボックスでした。
なかなか洒落たデザインですね。
地球岬の側には、このような場所もあるので、帰りがけにちょこっと寄ってみました。
これまた綺麗な景色に心が奪われます。
どうやらここは、日中よりも夕焼けの時間帯がオススメのようです。
それはまた、次のお楽しみとして取っておきますか。