室蘭では、人気の観光地なんだけど、恐らく子供の頃にも行ったことがなかったと思われる、「地球岬」へ行ってきた。
最寄りのバス停で一枚。
今回利用した「道南バス」の車両。
バス停から岬までは、距離にして約1kmほど。
陽射しが強いけど、それほど大した距離ではないので、気にせず歩くことに。
辿り着いた、展望台からの光景。
下まで降りていくことはできないのだけど、ここから灯台を見下ろすこの光景は、ガイドブックにも載っている有名な景色です。
快晴だったこともあり、海と空の青が本当に眩しく感じられます。
室蘭市内の有名なスポットの一つ、「測量山」もこうして綺麗に見えます。
展望台を離れ、広場にはこんな物が。
最近は街中でもあまり見かねなくなった公衆電話ボックスでした。
なかなか洒落たデザインですね。
地球岬の側には、このような場所もあるので、帰りがけにちょこっと寄ってみました。
これまた綺麗な景色に心が奪われます。
どうやらここは、日中よりも夕焼けの時間帯がオススメのようです。
それはまた、次のお楽しみとして取っておきますか。
9月26日(金)の午前中は、室蘭市内を散策。
住んだことはないのだけど、昔従兄妹が住んでいて(実は伯父が私の職場のOBだったりしている)、小学校から中学校の頃は毎年のように遊びに行っていたので、私にとっては思い出深い町なのです。
写真は、「現在の」JR室蘭駅。
何ゆえ「現在の」と断ったかと言うと、私にとっては、こちらの方が印象深いから。
こちらの旧室蘭駅は、明治45年(1912年)に建造された、北海道内の駅舎の中では最古の木造建築物。
平成9年に駅舎としての用途を廃止した後、平成11年7月に、「国の登録有形文化財」に登録され、平成22年10月には、JR北海道の「準鉄道記念物」に指定されている。
現在は観光案内所として使用され、ホールは、展示スペースや休憩所として一般市民に開放されている。
てなわけで、ちょいとばかし中をのぞいてみましょう。
この古い金庫に注目した理由。それは・・・。
「うーん」、「指差確認」と来たら、今は「あっちこっちどっちだ」と続くんですけどね。
決して「あっちこっちで落ちた」ではないです。ね、チャーリーさん。 ←(私信)
すみません、超内輪ネタになっちゃったので、これはこの辺で。
駅前にある、どこにでもありそうな光景。
ここには一体何が?
出ました!
先日予鈴でさらっと触れた「日本一の坂」。
さて、一体何が日本一なのでしょう?
坂のスタート地点。
別に、日本一勾配が急とか、そういうことではなさそうですね・・・。
途中からはこうして階段に。
そっか、日本一段数の多い階段・・・も違うか・・・。
因みに、上から見るとこんな感じ。
日本一、坂の上からの眺望が素晴らしい・・・というわけでもなさそうだけど・・・。
ということで、正解はこちら。
なんとなんと、この坂の下に、かつて、屋号に「日本一」が入ったそば屋さんがあったんだそうです。
それをこうして、坂名標柱まで作ってPRするあたり、なかなかシャレが効いているなと思いますね。
看板の全景写真。
この坂は、先日紹介した「穴場ハンター」の本に載っていたので、ぜひ行ってみようと思って行ったのだけど、これは本当に「穴場」的面白さがあると思いました。
長万部の次は、洞爺湖を過ぎ、室蘭の一歩手前にある「伊達紋別」で下車。
「伊達紋別」とは正式な自治体名ではなく、自治体名は「伊達市」。
仙台藩一門の亘理伊達氏第14代領主だった、伊達邦成という人物が、明治3年(1870年)から数回に亘って家臣等を率いて北海道に移住し、現在のこの地に当たる、胆振国有珠郡を開拓したことがルーツとなっている。
因みに、写真の兜の土台に書かれている「北の湘南」というキャッチフレーズは、積雪寒冷の北海道にあって、冬期間も温暖な気候が保たれ、雪も少なくて過ごしやすいことからそのように呼ばれている。
実際、この周辺や、室蘭、苫小牧などのエリアは、冬になっても「ここ本当に北海道なのか?」と思ってしまうくらい、雪の少ない地域なのです。
伊達市の由来は上記のとおりとして、駅名にある「紋別」について、オホーツク海に面した、流氷で知られる紋別市とはどう違うのかと言うのが気になる所だけど、これは、明治33年(1900年)に、この地が、1級町村制の施行により、「伊達村」という名前になった際、東紋鼈(もんべつ)村、西紋鼈村、長流(おさる)村、有珠村、稀府(まれっぷ)村、黄金蘂(おこんしべ)村という五つの村が合併していたという経緯から、「紋鼈」を駅名に採用して、「伊達紋別」としたとのこと。
因みに、オホーツク海側の紋別市の方は、アイヌ語の「モベッ」(静かである川)が由来とされている。
ここでも滞在時間はそれほど長くないので、早速駅の外へ出てみると、メインストリートにこのようなフラッグが。
歩道にはこのような模様も描かれていて、見ているだけで楽しく弾んでしまいそうな気分になります。
さらに歩いていくと、このような時計塔を発見。
これは一体・・・?
これは珍しい、漢数字と十二支で時刻を表示する時計塔でした。
そうか、私の干支は、時刻で言うと2時頃なんですね。
そんな時間帯は毎日グッスリ寝てますけどね。
なかなか趣のあるポストを発見。
この時以来、旅先で面白い形のポストに注目するようになったのだけど、これは、ありそうでない、なかなか貴重な形の物だなと思います。
最後に紹介するのはこの看板。
この頃を思い出して、近くに立って少しばかり待ってみたけれど、残念ながらリスは現れてくれませんでした。
「何じゃそれ?」と思われた方も多いと思いますが、どういう場所かは後日紹介します。
現場は室蘭市内某所です。
こういう場所にも行きました。ここもまた後日。
今日は岩見沢泊。
明日は、古巣滝川に行き、夕方に札幌入りして特急で帰るのだけど、滝川から何処へ足を伸ばすかは未定です。
本日の行程。
函館~長万部~伊達紋別~室蘭。
今夜は室蘭泊です。
明日は、宿泊地は岩見沢の予定だけど、さて、どこで下車するかな~?