「新冠」
さて何と読むでしょう?
北海道の難読地名の一つで、以前、友人に出題したこともある。
正解は、「にいかっぷ」と読みます。
この町を含む、「日高」と呼ばれる一体は、国内でも有数の馬産地として知られ、とりわけこの新冠は、競馬界にその名を轟かす名馬が多数輩出されていることでも有名。
ざっと挙げてみると・・・
ナリタブライアン
ハイセイコー
マヤノトップガン
ヤマニンゼファー
オフサイドトラップ
シルクジャスティス
キングヘイロー
テイエムプリキュア
ロジック
ノーリーズン
ヘヴンリーロマンス
レギュラーメンバー
カネツフルーヴ
コスモバルク
ユキノビジン
最初から3つぐらいまでは、特に競馬に詳しくない人でも恐らく知っているであろうと思われる。
これらの名馬を輩出した牧場の集中するエリアは、「サラブレッド銀座」という通称で知られ、私も、先日、家族で墓参りに行った際に、途中の展望台に立ち寄って写真を撮ってきました。
因みに、最後の「ユキノビジン」という馬は、実は大学の同級生の実家が営む牧場で産まれた馬。
G1にも出たことあって、そこそこ有名だったようですよ。
展望台から一枚。
日高の雄大な景色が感じられる。
そんな牧場の一角で見つけました。
最大限ズームアップさせて撮ってます。
同じく最大限ズームアップさせた一枚。
白い馬って、普段なかなか見かけないだけに、これは貴重かも?
3連休初日。天気も良かったので、襟裳(えりも)岬までドライブしてきた。
かつて、森進一さんの歌で、「何もない春」と歌われた襟裳岬だけど、秋の今なら何かがあるんじゃないかと思い(冗談ですよ)、帯広から約2時間半車を走らせ、辿りついた。
この景色は、1枚目の写真の看板近くから撮ったもの。
万里の長城のようにどこまでも続いているように感じたが(んなわきゃないか)、せっかく来たのだからと、歩いて先端を目指した。
因みにこの時私の頭の中で流れていたのは、森進一さんの歌ではなくて、「太陽にほえろ!」の「ジーパン刑事のテーマ」。
なんでそんな曲がって思うかもしれないが、実は、14年前、平成5年の夏にもここに来たことがあり、その時は、カーステで「太陽~」のサントラを聞いていた影響で、自然とテーマ曲が頭に流れていたのだが、そのことを今でもはっきりと覚えていたので、今回、意識して頭の中で曲を流したというわけです。
て言うか、覚えていることに自分自身ビックリなんだけど・・・(笑)。
とりあえず5分ほどで先端に到達。
本当は階段の終点よりももう少し先へ行けるんだけど、そこは昆布干場になっていて関係者以外立ち入り禁止なので、私はそこでUターン。そのUターン時に岬の先端から撮ったのが、この写真です。
再び最初の看板の位置へ戻り、次に入ったのが、この「風の館」。
ここ襟裳岬は、季節を問わず強風に悩まされることが多く、それを逆手にとって観光シンボルとした施設である。
この写真、ちょっとぶれちゃっているけれど、何かと言うと、館内の強風体験コーナー。
奥に見える大きな穴から風が送り込まれる仕組みになっていて、穴のすぐ側は風速25mにまで達するとのこと。私もすぐ側まで行ってみたが、立っていられないほどの強風で、押し戻されては前へ、押し戻されては前へを何度か繰り返し、結局10分ほど強風を体験してきました。
これは、館内に展示されているアザラシ君。
何ゆえアザラシ君かと言うと・・・、
これは館内から撮った岩場の写真なんだけど、実は襟裳周辺は野生のアザラシが多数生育していて、館内設置されている望遠鏡から、写真の岩場にいるアザラシの姿を確認することができるようになっているのである。
私も早速見てみたが、海鳥と一緒に、かなりはっきりとアザラシの姿を確認することができた。
水族館では見たことがあるけれど、野生のアザラシをこういう形で見るのは初めて。
今度は、もっと近くから見てみたいものです。