せっかくの好撮影地も柵が設けられ魅力が半減した/新大宮~大和西大寺間
5月12日土曜日。京都線撮影を終えて、新田辺発16時05分の急行で西大寺へと移動。まだまだ近鉄漬けは続きます。朝から歩き回ってきたので疲れが出て車内では爆睡しました。気がつけば西大寺に着いてました。西大寺の駅撮りで済まそうかと思ったものの、ここは最後の気力を振り絞って平城京跡まで足を運びました。平城京跡は過去にも2度ほど訪れているので、勝手は知ったるものです。徒歩10分少々で現場に到着・・・しかし・・・行ってびっくり。以前とは様相が変わっていました。まず線路際に柵が設けられています。足回りに被る程度でそれほど高いものではありませんが、以前のような画は撮れません。さらには平城京跡訪問用の駐車場までできているではありませんか。そういえば遷都1200年祭以前にしか来てなかったので、その時からの変貌を今の今まで知りませんでした。以前のような若草山バックの良質な画とか朱雀門と絡めた画とかを撮るのが難しくなりました。それ相応の画は撮 れますが、自由度が低いです。線路に寄って柵際から狙うということも考えられますが、せっかくいい光線で撮れる時間帯に来たのだから線路に寄るよりも離れたところから狙う方が得策かと思い、公園のグランドの端っこから狙うことにしました。草はまだまだ生え揃っていないので線路際まで寄ることは今のうちなら可能でしょう。雨が降ったりすると足場が悪くなるので気をつける必要はあります。木津川でも寒かったですが、平城京跡ではさらに寒さが増してきました。風がきついし、日は照っているものの西日なので暖かさは知れています。5月とは思えない寒さの中、制約が多いアングルという悪条件もあり、テンションは下がり目でしたが、小1時間ほど撮影しました。帰りは疲れていたので、大和西大寺から鶴橋まで贅沢に特急を利用。500円の投資は痛いですが、快適でした。もっとも前の席を外国人旅行者が占拠していて、指定席を理解せずに乗り込んだようで、検札に来た車掌ともめていました。布施を手前にしたところで収拾がついたようで、生駒から先はいまいち落ち着かない道中となりました。さらに鶴橋でかぎろひの往路を撮ろうと撮影していると、ホームの後ろでカップルが大喧嘩を始めました。さすがに勢い余ってホームに転落ということはありませんでしたが、居心地が悪いのと日没を迎えたため、かぎろひの前に来たあおぞら2の団体列車を撮って撤収しました。