4月28日土曜日。おでかけパスの旅も終盤。内原で紀勢線をちょい撮りして、紀三井寺から和歌山へと戻ってきました。10日にも和歌山に来ているのでちょっと和歌山駅も飽きた感があります。また、今度連休には違うところへ来るつもりなんですが・・・。次は南海で行く予定です。乗車前に柿の葉寿司のミニサイズを購入して車中で頂きます。飲めたらいいのですが、下戸な私はお茶がお供です。10分あまりで後続の特急くろしおに乗り継ぎ。283系くろしおをチョイスしたのは287系続きを避けたのともう一つ、座席表から一番前の席が取れたこと・・・。しかし、やってきた283系は展望タイプではなく、タンゴディスカバリーと同じような顔をした普通車。これは想定内。タンゴディスカバリーと同じ顔なら前面展望もきくだろうと高をくくって車内に入りました。驚いたことに前面は・・・塞がっていました。最悪です。座席の前はただの壁。しかも利用者ゼロ。車内貸切状態が唯一の救い。これなら次の287系にしとけばもっとゆっくりできたのに!前面展望もくそもないのでとりあえず寝ることにしました。
ん?はこっちのセリフじゃ!と壁に向かって文句を言うてみたくなります。
283系は以前に新宮から新大阪まで乗ったことがありますが、287系と比べると少々見劣りしますね。座席のリクライニングの角度は小さく、座席も薄っぺらい造りです。しかも観光列車の割にテーブルは肘掛収納の小型しかなく、座席背面はバスと同じくドリンクホルダーがあるのみ。同時期に登場した281系はるかと似たような座席構造です。バブルがはじけた後の車両だけにフリースペースが設置されるなど、バブル色が残るところはありますが、如何せん座席に関しては287系よりも見劣りするものとなっています。登場から15年ほど経っているので、281系とともにそろそろ更新時期に来ているのではないでしょうか。287系に合わせた座席への交換を期待したいものです。列車は阪和線内は順調に走り、天王寺手前で信号待ちがあったものの、梅田貨物線内もそれなりに走っていました。新大阪には定刻通り到着。このあと列車は京都まで運転されていましたが、ゴールデンウィークとはいえ、逆方向の列車で車内は寂しかったです。