EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

北陸鉄道浅野川線

2007年08月14日 | 北陸

070729hokutetsu8813  北陸鉄道浅野川線には07年7月29日に乗車している。富山地鉄遠征を計画し、黒部峡谷鉄道などを乗り潰して2日間を富山ずくしで過ごす計画を立てたが、少し時間が余るということで、どうせなら未乗の北陸鉄道も乗り潰しておこうと思い、金沢からの乗り換えが容易な浅野川線を乗って帰ることにした。北鉄金沢は金沢駅東口の立派な地下街の中にある。地下街と言っても店が連なっているわけではなく公的な地下広場みたいなところだ。広々として開放的ではあるが、その分人が少ないと閑散として感じがする。立派な地下駅に浅野川線は発着しているが、改札は昔ながらの係員が切符を切る手動改札で、最近導入されたICカードの読み取り機があるぐらいで、真新しい地下とアンバランスな駅の構成となっている。利用動向としては郊外電車のため、北鉄金沢と各駅を結ぶという性格はわかるが、各駅の中でも終点の内灘までの利用が圧倒的に多かったのが印象的だ。内灘から先バスに乗り換えて住宅地へ向かう需要が大きいようで、それに対応して北鉄金沢からかつては急行が設定されていたのだと思われる。ただ、路線としては制限がかかる区間が多く、かなりゆっくり走る区間が多いので急行運転をしても所要時分の短縮は高々知れているということなのだろう。それで急行運転をやめて全て普通として各駅の乗車チャンスを増やした形になっている。しかし、内灘からの利用を見る限り、やはり速達電車の設定は必要と思われる。行き違い設備が三ツ屋のみという欠点もありフリークェンシー運転にも限度がある。行き違い設備を増やし、スピードアップと電車の増発(15~20分毎の運転が理想)を行って郊外電車としての役割をはたして欲しいところだ。