EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

大阪モノレール

2007年08月21日 | 近畿

070421osakam26174  大阪モノレールは地元茨木市内を走るため、結構馴染み深い路線だが、乗り潰しを達成したのは全線が開業してから、かなり時間が経ってからのことだった。当初は初乗りで、南茨木から門真市まで開業当初に乗っている。京橋へ出るのにわざわざ阪急で茨木市から南茨木へ行き、モノレール経由で門真市から京阪を使っている。この時はさすがに大阪空港まで乗ることはできずに、南茨木~大阪空港間の乗り潰しはしばらく保留状態だった。南茨木から門真市までの間はその後も何度も利用するようになり、一時期定期利用者だったこともあり、非常に馴染み深い路線だ。当時はまだギネスに乗る距離が長いモノレールというだけで、黒字転換前だったため、定期券の発売もやる気がなく?平日に門真市のみで販売する(千里中央あたりでも販売してたかも?)形をとっていたので、定期を買うためにわざわざ平日の早い時間に帰宅したり、平日休みの日に門真市まで定期を買うために出向いていったりしていた。南茨木でも予約販売などをしていたようだが、今はもっと簡単に定期も入手できるようになっているはずだ。ダイヤの方も昔は当初15分毎、後に12分毎の運転で、朝夕ラッシュ時15分サイクルの阪急や京阪との運転サイクルの不一致で乗り継ぎには時間がかかった苦い思い出がある。

 大阪空港乗り入れは最近でこそ飛行機に乗る時にはモノレールに乗って大阪空港までということが多くなっているが、昔は飛行機自体に乗らなかったということもあり、大阪空港まで行く機会は全くなかった。大阪空港初乗り入れは飛行機に乗るため・・・ではなく、3DAYチケットを利用して神鉄や能勢電に乗って、帰り際に蛍池で降りてモノレールで帰ろうと思い立ち、どうせなら大阪空港で折り返して乗り潰しを達成しようということで、めでたく大阪モノレールの乗り潰しを達成した。門真市方面へ乗っていた時は、利用時間帯が早朝と夜ということもあり、モノレールはガラガラというイメージがあったが、空港方面への利用は多く、初めて大阪空港に乗り入れた時も空港帰りの利用と万博帰りの利用で大変混み合っていた。門真市方面でもたまにラッシュ時に乗ることがあったが、京阪沿線への通勤利用などで混み合っており、昔のいつでも空いているモノレールという印象が徐々に薄れてきていた。定期的にモノレールを利用した期間はあまり長くなかったので、朝晩は本数が少ないのと阪急、京阪との乗継ぎが悪いという印象しか残っていないが、後に朝晩の本数も増発され、モノレールの10分サイクル化、阪急、京阪の10分サイクル拡大などにより、かなり便利になってきており、かつての不便な印象が嘘のようだ。

050227osakakosokukadomashi4  今後も空港輸送を中心に中央環状沿いの衛星都市を結ぶ路線として活躍を続けると思われる。門真市以南や大阪空港以西への延伸計画もあるが、彩都線の動向次第とした方が無難と思われる。彩都線はしばらくは利用者が少ないとみられるので、同線の利用動向が上向いてきたところで、延伸計画を検討した方が経営的にはよいと思う。また、フリークェンシーに関しては10分毎の運転になり、便利になっており、各線との連絡もほぼ良好になったと言えるので、現状維持が望ましい。ただ、大阪空港までの輸送に関しては少々時間がかかり過ぎの感がある。蛍池で宝塚線沿線とのフィーダを行うだけなら何もスピードアップをする必要はないが、千里中央、南茨木、摂津、門真市方面からの利用に関しては現在のスピードでは物足りない。快速運転や区間内でのスピードアップを望みたいところだ。