ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

念願の深入山に登る

2013年10月23日 | ちいさなたび
 今朝は聖湖キャンプ場で目を覚ました。昨夜はこの広いキャンプ場に自分ひとりだ。このキャンプ場は広島県が管理しており、整備も行き届いていながら利用料は無料、一日出入り自由だ。トイレも水洗で清潔。惜しむらくは古いスタイルのキャンプ場なのでオートサイトはなく、サイトの近くまで車が通路を入れるが、荷物を下ろしたら駐車場を利用することになっている。


 ここを利用することになったのは、八幡高原から昨日の美都、匹見峡にかけて出来合いの食品を売っている店が見つからず、道の駅で野菜、豆腐、冷凍の肉などしか手に入らなかった。そこで外で肉を焼いて洗い物ができるところということで、キャンプ場にやってきた。よくある公園のテーブルつきベンチや東屋があったので、そこにカセットコンロを持ち出して食事をした。山の日暮れは早い。あっという間に暗くなってきて急いで食べた。ランタンを家に下ろしてきてしまったのを後悔した。

 さて昨朝は道の駅「匹見峡」の目の前にある旧割元庄屋「美濃地屋敷」を訪れた。入場は無料。

美濃地氏は戦国時代から続く家柄で、この地の大庄屋などを務めていた。この屋敷も壮大で、什器類も華美ではないが充実している。江戸時代の小藩の家老の屋敷をしのぐ。ただ庭は何もない。たぶん作業の場所が重要で、風雅な庭は不要だったのだろう。
 

 ただし、この表の間の神棚はすごい。

 この後は、紅葉には早いが匹見峡(表)にいってみる。
島根県道307号を匹見町の中心部に向けていくが、道路の状態がどうかネットで調べると、おおむねセンターラインのある道路のようなので安心して走っていく。
新道のトンネルの手前にくるまを停めて、旧道を歩いていくことにした。
 


上流側から歩いていったわけだが、下流の方が見所が多いようだ。水は澄んで深い淵では真っ青に見える。上流部にダムなどがなく、山の水源から直接流れ下った水だ。魚も多いが、年間全面禁漁という表示があった。往復で3時間半の行程だった。この旧道は一車線の道路で車はあまり通らないが、途中で中型の観光バスが走ってきたのは驚いた。紅葉シーズンになると相当たくさんの車で混雑するかもしれない。

 さて、簡単な昼食の後にいよいよ深入山に登る。深入山グリーンシャワー管理棟に行って、森羅万象という三段峡や深入山の散策マップを手に入れ、南登山口より頂上に向けて一直線の登山道だ。
 
 登り始めからすごい急坂。ダブルストックのありがたみがわかる。

途中で登ってきたグリーンシャワーを見下ろす。

道の途中にわずかながら花がある。
 
 
 


東登山口との合流地点に到達。
 あと一息。

山頂に到着。
 
深入山山頂1153m、所要時間60分。ここは周囲360度見晴らしがいい。残念ながら曇りであまり見通しが利かない。昨日の臥竜山方面を望むが山頂付近は少しガスがかかっているようだ。(写真は聖湖)

 下山道は林間ルートにした。
 なだらかな樹林帯の道をどんどん下る。もとの南登山口に戻ってきた。
 
 後はキャンプ場に行くのみ。

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