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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

悪意が悪意を呼ぶ

2015年12月17日 08時20分09秒 | 思考試行

どの道、お互いにとって、生きることが、生まれてきた以上は、大事なことである。「神」とやらを持ち出して口実を作ったり、「感謝」したり、するよりも、もっと直接的に、人間同士、助け合うことを逃げるわけにはいかない。

神を持ち出して、権威を作り出したり、謙虚であれといったり、どこか胡散臭い。ストレートに生きることを考えるならば、神はいるのかいないのか解らないけれども、お互い助け合い生きて行くことを、素直に認めることが大事である。

弱者を切り捨てたり、不公平を当然としたり、そこに神のご加護があったものと、試練に会うものと、わけたり、区別したりする必要なんてないはずである。

共生していくために、テクニックとして、社会的にどのような進行をたどっていくのが、いいのかは、まさに今実験の真っ最中なのだろう。狂気の指導者がいる。とんでもない戦争推進勢力がいる。人間社会は大変である。

アメリカの共和党の大統領候補の議論が、支持を集めているという。イスラム移民を追い出そう、という極端なバカの言い分が、喝采をうけているらしい。恐るべき程度の低さである。

本当に人類は、やっていけないのかもしれない、という危惧を感じさせる。


どんどん時が経つ

2015年12月16日 10時08分08秒 | 思考試行

もう今年もあとわずか。今年は、病気があり、生活上も、長年懸案になっていた空家問題が解決したり、その対応に追われて、盛りだくさんの年であった。

健康問題は、いよいよ衰えが隠せなくなったのか、突然起こったりした。これが、年齢ということかもしれない。いつまでも、若い時代と同じにはいけないということだ。

心構えもそれなりにしなければならない。いまさら、何をどうこうしようという課題もないのだが、それでも放送大学は、最後までケジメをつけたいと思うし、俳句もそこそこの水準に行ってみたい。

結構欲張りなことを思っている。俳句は、少しは、上達しているのか、小ワザを覚えているだけなのか。本など読むと、生き方にもかかっていて、生半可な考えでは、道をそれてしまう恐れもある。

何事をやるにしても、結構、奥深く、簡単な話ではない。それが、また、魅力といえばそうで、簡単に上達するようなものでは、面白くない。家内も絵手紙教室に通うことになった。


北欧のようになれないのか

2015年12月14日 09時19分41秒 | 思考試行

消費税の軽減などと言っているが、これは、まやかしである。税率をあげるなかで、一部上げないだけの話であって、減らすわけではない。

まやかしだらけの政治の世界は、言い方でどうにでもなる。誤魔化しの連続、本当に、庶民の暮らしを考えているわけではない。

そこへくると、北欧は立派である。そうとう高い税金がかかっているが、それに見合う、ちゃんとした給付がなされている。安心の社会である。

いやだねえ。アメリカ式の酷薄無情な価値観は。アメリカの場合それでも、大富豪が結構寄付をして、社会貢献をしているらしいが、日本の場合は、それほどではない。いや、アメリカだって、今だに銃規制さえできず、簡単に人を殺し、殺される社会だから、まだ、原始時代みたいなものにしかみえない。

助け合うなんて、共産主義だと、いうのだから、こんな国の価値観をもちこむ自民党は大悪人である。こんな考え方は、伝統的な日本文化にはそぐわない。

地球上で、今、もっとも健全にみえるのは、北欧だろう。いずれも、大国とはいえないが、歴史と伝統をふまえて、健康的な国を作っている。いいところは真似しようではないか。


原発事故の悲惨さ

2015年12月13日 10時32分04秒 | 思考試行

ひどいことになる。これが現実になった。どう対処するのか、原発事故は、自民党が引き起こしたものであるのに、民主党がその尻拭いをさせられた。

あの間の、自民党の対応は忘れられない。ひどい言動。心の痛みを感じない連中の暴言。民主党はよく耐えた。菅首相は、よく頑張った。

それを事故原因のガンキョウどもが、恥知らずの非難を浴びせる。人間とは思えない連中。そう、それが、かれらの本質である。

今も変わらない。戦争法、どこまでも、弱者切り捨て、強者をサポートしていく。かれらの視野には、弱者の姿はない。単なるクイモノとしての対象にすぎない。

なぜこんな連中が、選挙に勝ってしまうのか、国民はバカなのか。選挙制度も少数の支持で、多数の議席を確保できるような構造にする。なんだこれは。

真に、民意を反映しようなんて少しも考えてはいない。自分達の都合ばかりである。そして、原発事故が起こった。

それでもなお、まだ続けようというのだ。自民党政府は。


プレバトの面白さ

2015年12月12日 11時45分30秒 | 思考試行

芸能人が、ほぼ素顔になって、才能のあるなしを判定される。なかなか、面白いアイデアの番組コンセプトである。とりわけ、俳句の場合は、言葉という誰もが使い、そして、深くはしらなくても、短いから、馴染みやすい。

写真を見て、一句となるわけだが、夏井先生の容赦のない添削、コメントが実に面白い。浜ちゃんのツッコミも冴える。昨日は、梅沢特待生の昇級がかかった場面もあったが、詰めが甘いと現状維持となった。

添削されてみると、なるほどとみんなを納得させてしまう夏井先生の力量。語順が大事であると、一撃をうけたのだが、僕に厳しすぎるとナキをいれる梅沢特待生の嘆きぶりも面白い。こんなに愛しているのに、とツボをこころえたコメント。即座に私はそうではない、と夏井先生。

当意即妙のやりとりには、笑わせられる。芥川賞受賞者も、謙虚なもので、勉強になりました、と言わしめ同じ文字を扱う分野とはいえ、俳句の専門家の言葉への集中力は、小説家を凌ぐようだ。専門領域ということになれば、すごいものだと思う。


肝腎のところをとばしていないか

2015年12月11日 10時35分58秒 | 思考試行

政治家は選挙で選ばれれば、その職につく。その資質について、テストを受けたりしない。どんな考えかについても、名前だけ連呼とか、政見についての深い論議もないままに選ばれていく。宗教団体の推薦があれば、ほとんど確実に当選するという実態もある。

「教祖」の判断で、政治家が生まれてくる。民主主義が、本当に機能することは、結構大変である。その政策は、はたしてよく検証されているだろうか。官僚が、日本の場合、大きな力を持っている。もっとも、最近は、官僚の人事権を政治サイドが持つように仕組をかえてきたので、従来とは違うとも言われている。

だが、庶民をないがしろにする、政界、財界、官界の癒着は当然のことであり、貧富の格差拡大の政策は着々実行されている。かれらの視線は、弱者救済にはなく、軽蔑、侮蔑の目でもって、眺め施し的に対処している。上から目線が変わることはない。

格好だけは、顧客第一と言いながら、本音はそんなところにはない。エリートコースを歩んだものと、そうではないものとの差は歴然とある。そういう実態がある。これを見逃してはならない。


検査入院から帰る

2015年12月10日 12時01分25秒 | 思考試行

二泊三日の検査入院が終わり、結果は、狭窄が進行中で、冠状動脈の一本の根元が、7割も詰まっていると解った。

大動脈にステントが飛び出しているらしく、カテーテルのワイヤを入れるのに、苦労したらしい。ともかく、すぐに治療が必要ということではないということで、経過を観察することとなった。

同一箇所を何度も治療しているので、ストレスがかかっているかもしれない、の話もあった。簡単に外から、工作できないだけに、ようやるなあ、と感心するのだが、こちとらも、それなりに努力しているので、なんかあっても、それは仕方のないことと、割り切るよりほかない。

というわけで、薬の量が少し増えた。

それにしても、入院のたびに病院の対応というか、システムが少しずつ変わっているのが面白い。たとえば、食事について、19年前に入院したときは、みんな廊下にならび、名前をよばれて、お膳でうけとるというシステムだったのが、病室まで配膳されるようになり、そして、今回は、従来食べ終わったら、歩ける人は自分で、所定の場所まで食器を返却したものだが、病室まで、食器の回収にきてくれるようになっていた。

要するに、患者のために、の精神らしきものがみえてきているのである。そして、退院の際、なんと詰所の手の空いた人が、エレベーターまで見送りに来たのはビックリした。意味ないなあと思いつつ、競争が激しいのだろうかと邪推したりする。


社会保障のこと

2015年12月06日 10時24分32秒 | 思考試行

病気、加齢、障害、死亡による家庭崩壊、倒産、介護、などなど、普通に暮らせていたのに、経済的にやっていけなくなることが相次いでいる。

社会保障の谷間に落ち込んだ時の手当が充分でないと、起こる現象であり、国はこういう現象に、経済成長が、唯一の解決手段で、それが、すべてみたいなことを言っているが、これは、的外れな話であり、本質をみていない。

問題にキチント目をむけて対処しないと、それは、まともな解決を得られないのは、当たり前のことであって、本質を隠していては話にならない。

人類にとって、生存は大事なことだし、チャント暮らせることが大事である。であるならば、工夫が必要である。イスラム国をめぐって、大国同士が、それぞれの思惑もあって、綱引きを演じつつ、「爆撃」を行っている。

こんなことで、問題の解決は、できるのであろうか。さらなる憎しみを呼び、問題が飛び火するだけではないだろうか。

共生する人間同士としての、問題解決の姿勢がなければ、単に、武器商人を喜ばせるだけのことである。ここにも、社会保障の考え方が必須である。


どうすればいいか

2015年12月05日 12時52分15秒 | 思考試行

自分に反対するものは、やっつける。これは簡単明瞭である。力があればできる。その代わり、恨みも買うだろう。だが、そういう兆しがあれば、直ちに手を打って、目を摘んでしまえばいいわけだ。

暗殺、抹殺、人事の更迭、なんでもありのでっち上げ事件でもいい。こういう事をやって、支配者は権力を守り、磐石のものにしていく。

そのおもしが取れたらどうなるのか。あとは、混乱が待っている。今の中東の情勢は、こういう事象の積み重ねのなかで、起こっている。

人間の限界か、それとも、改善して良くなることはあるのか。中国の動向も気になる。大気汚染の凄まじさばかりではなく、国内外との抗争が始まろうとしているのだろうか。

日本も、そう簡単に理想の方向を向いているとは言えない。貧富の格差を拡大し、弱者切り捨てが行われても、ちょっとした宣伝で、ごまかされて、自分が悪いなどと思い込まされたりしている。

少しは、怒りを覚えることも必要である。なめたらいかんぜよ!


自分だけよければいい!か?

2015年12月04日 10時19分40秒 | 思考試行

そんなはずがない、と言っても、現実はそのように動いている。自分のことばかり。自分中心を徹底しているようにしかみえない。

こういう人ばかりであると思っている。と、そんな人の集まりのなかで、果たして自分はどうなのだろうか。少し思い返してみると、自分こそそうだった。

そんな寂しいことになるのは、辛いことだ。人には優しく、自分には厳しく、そうありたいが、なかなかそうはいかない。言うは易く、行うは難しである。

それでも、そのことに思いを致して、少しでもいい方向をと目指すならば、いつの日か改善されて、人生の姿は変わってくるのではないか。

愛想わるく、人を見下し、自分さえよければいい、と考える人ばかりの社会なんて、とても生きるに値しない。楽しくないし、喜ばしいことも起こらない。それこそ、金が全てだと言うような連中ばかりということだろう。

住みやすい、生きる喜びに満ちあふれた社会にするかどうか、これは、ひとりひとりの姿勢にかかっている。


親切が一番

2015年12月03日 17時30分13秒 | 思考試行

無愛想なんだが、親切というケースは稀であるが、たまにそういう人に会うと嬉しい。実は心優しいのだが、少し偽悪的な構えをする。

それとくらべると、無愛想で、心根もとても優しいとはいえない分かりやすい人もいる。こういう人は、なかなか厳しい人生となるのではないだろうか。

ご本人も、人生はすばらしい、とかはとても思えないだろうし、落ち着いて考えると、なんという人生を過ごしてきたのかと、悔いに苛まされることになるのではないだろうか。

あるいは、そういう自覚がなくとも、つまらない人生だったと嘆くハメに合いそうなきがする。

過度に親切であったり、無理をするのは、いいとは思えないが、それでも、それが自然に出来る人は、やはり、素晴らしい。こういう人に出会うと、本当に幸福感に満たされる。

みんなが、みんな、いつも、いつでも、そうではないけれども、そのように心がけている雰囲気があれば、人生はまことに心地よく、過ごしやすいことか。

5兆円を寄付したアメリカ人がいる。これもまた、素晴らしい。富者は心がけて、実行してもらいたいものである。こういう人が増えれば、テロなんて、すぐ、なくなると思う。


官僚の視線

2015年12月01日 17時25分20秒 | 思考試行

三橋さんによると、官僚の動きが変わってきているという。内閣が官僚の人事権を握る構造にしたために、従来とは違う動きになってきているという。

従来は、官僚組織のなかで、長年ライバルとして戦って、事務次官になるのは、彼(彼女)だろうなという阿吽の呼吸があったという。

ところが、内閣に人事権が移ったとなれば、政権の意向に沿って、官僚達が行動しようとする。この傾向は、さほどでない官僚も、うまく立ち回れば、周辺の評価が低くとも、政権の意向に沿えば、出世が可能と考える者がでてくる。

ナチスドイツが、ヒットラーの意向の沿って、官僚組織が動いたことで、あの蛮行が可能になったという。国民の生活に寄り添い、弱者のための政策を実行する気ものない政権の意向にそって、公共サービスの切り捨てをする政策がうちだされている。

この傾向を打ち破るのは、まさに、有権者たる我々の投票行動にある。騙されることのないように、真っ当な政権を選出するよう、願うばかりである。