どの道、お互いにとって、生きることが、生まれてきた以上は、大事なことである。「神」とやらを持ち出して口実を作ったり、「感謝」したり、するよりも、もっと直接的に、人間同士、助け合うことを逃げるわけにはいかない。
神を持ち出して、権威を作り出したり、謙虚であれといったり、どこか胡散臭い。ストレートに生きることを考えるならば、神はいるのかいないのか解らないけれども、お互い助け合い生きて行くことを、素直に認めることが大事である。
弱者を切り捨てたり、不公平を当然としたり、そこに神のご加護があったものと、試練に会うものと、わけたり、区別したりする必要なんてないはずである。
共生していくために、テクニックとして、社会的にどのような進行をたどっていくのが、いいのかは、まさに今実験の真っ最中なのだろう。狂気の指導者がいる。とんでもない戦争推進勢力がいる。人間社会は大変である。
アメリカの共和党の大統領候補の議論が、支持を集めているという。イスラム移民を追い出そう、という極端なバカの言い分が、喝采をうけているらしい。恐るべき程度の低さである。
本当に人類は、やっていけないのかもしれない、という危惧を感じさせる。