空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

理不尽なことには付き合わないでいいではないか

2019年10月25日 21時32分23秒 | 思考試行

 韓国の日本に対する姿勢というか、もめ具合はどう考えても韓国側に問題があると思う。過去の日本の仕打ちが忘れられないということだろう。

 しかしながら、今となっては、当事者の方はほとんどいないわけで、恨みを忘れないように続けてきた努力の「成果」が今日の事態となったということだろう。

 歴史を振り返る意味は、過去の出来事のなかから、今後繰り返してはならない事象を忘れないようにすることであって、現在のなかで、なにかことを起こすためにあれこれいうために、振り返るわけではない。

 韓国のやり方は、過去の恨みつらみを忘れず、現在の今の今、どうやって、このうらみをはらそうかという考え方のようにみえる。絶対に、過去のことを忘れないし、この恨みをいつまでも言い続けるのだと、そしてその話になったら必ず日本は謝るべきだというようにしかみえない。

 ドイツは、いまでも謝り続けているという。それに引き換え日本は、いつまでも謝り続けるのは嫌だといっているように見えるといわれている。

 主体的に、謝り続けるのはいいのだが、相手から謝れ謝れといわれるのは、時が過ぎ、世代が交代するなかではいささか行き過ぎではないだろうか。

 ドイツは、主体的に謝っているのであって、謝れ謝れと言われ続けているから謝っているわけではない。戦争となれば、どこの国も極悪非道のことをやっている。

 多くの人びとがひどい目にあってきた。いまもなお、その事態は続いている。人類は、はたして生存をつづけていく「資格」があるのだろうかとも思える。

 非科学的な考え方が、いまだに政治の世界に影響を与え、それを知りつつ、選挙で勝利するためには、そういう考え方を「尊重」する動きさえある。せっかくの科学的成果も平気で無駄にしてしまうのである。

 おそるべき不合理がのさばり、せっかくの合意事項も平気で「ひっくりかえす」し、そこには、問題解決の糸口さえみえない。なにしろ「一度や二度合意したからといって問題は解決しない」と大統領が言うのだから初めから、合意なんてするつもりはないのだろうと思う。

 合意なんて、そのつもりはないのかといえば、いや話し合いが必要だという。いったい、何を話し合うのだろうか。


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