空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

結局は基本が大事・・・ごまかしはダメ

2020年04月06日 16時13分59秒 | 思考試行

 いまだに検査を積極的には、しないつもりのようだ。当初から、検査の困難性をいい、検査の感度を問題にし、検査しないことが「良い」かのように公言していた。

 政府べったりのジャーナリスト田崎氏もそう言っていた。検査自体の困難さと、医療崩壊を招くと言っていた。

 何を言っているのかと思った。検査の正確性を問題にしたり、検査をして陽性がでると医療崩壊を招くと言ったり、市中感染が増えてきても、いまだに、検査は消極的である。

 病院の受け入れ態勢も発熱外来を設けなかったり、防護態勢が充分でなく、院内感染を起こしたりしている。これは、感染者が相当増えてきていることを意味する。

 要するに、コロナ対策が後手後手となっているのは、基本を踏まえた対策になっていないからではないだろうか。その後、検査をやれる能力を高めるなどと、言い始めたが、どうも実態は変わらない。スムースに検査を受けられないようだ。

 検査能力がないというが、積極的にやるつもりであれば、方法はあったと思われる。民間の活力を使うとか、アイデアはいろいろ出されている。

 どこが対策本部の中枢なのかわからず、前述の田崎氏も「なぜ検査がすすまないのかわからない」、などという始末である。

 検査をしなければ、どこに陽性患者がいるかわからず、対策もとりようがないのであるから、結局は、検査が必要となってきていることは明らかであるにもかかわらず、とにかく動きがにぶい。

 誰が、対策の中心で、躍起となっているのが誰かがはっきりしないことが原因ではないか。ようやく明日に緊急事態宣言が出されるようだが、これも遅すぎたかもしれない。

 要は、接触を避け、経済活動を抑えることしかないのであるが、いろいろアイデアがあっても、トライしている風がない。

 緊急事態宣言が、どんな風になるのか、みてみるしかない。自粛と補償がどうなるのかに注目したい。