救急車で運ばれてきた骨折患者が、コロナに感染していた、となれば、救急隊員および患者を受け入れた病院で院内感染を起こす。
発熱している場合は、どこの医院でも受け付けるのではなく、地域で発熱外来を作って、そこから振り分けをする、このための費用や態勢を国がもつ、こんなことが相当以前からテレビで識者が言っている。なぜできないのか。
政権は何をしているのか、さっぱり動きがみえない。誰が、中心となってコロナ対策をやっているのだろうか。民主党政権の時の新型インフルエンザのときは、実にスムースであったと記憶する。
それが安倍自民党政権では、なんだか口ではあれこれ言うけれども、実際の動きがさっぱりだ。とにかく遅い。対策が後手後手もいいところで、マスク2枚には驚いた。医療関係者への防護用具なども足りない。どのように手配し、見込はどうなのか、必要な情報をどんどん流すべきだ。
政治家が雁首並べて、何をしているのか。高い報酬をとっていながら、かれらはどんな思いでいるのか。閣僚の動きをみていても、痒いところへ手が伸びているとは言い難い。厚労省が変だ。邪魔ばかりしているようにしか見えない。
本当に国民のことを考えているのか、この疑念がもたげてくる。企業がどうのこうのいうが、そんなことは後からでも可能だ。まずは命だろう。命を守るという当たり前のことがわからないみたいだ。要するに軽視しているのだ。事業者に自粛をいうなら、その生存権を守ることは当たり前だ。きちんと補償するとしなければ自粛もできない。店が開けば、人も出てくる。感染者がふえる。
とるべき処置をとらず、ケチで、打つ手が遅く、やるべきことをやらなければ、感染大爆発を止めることはできない。目の色変えて、対策に動くべきではないか。熱がない。政権の本質がモロに表れてきている気がする。かっこうばかりではないか。
アメリカの感染者の増え方は、驚くべきものである。「ギリギリ」を連発している安倍首相!何をモタモタしているのだ、と言いたい。