安倍政権に味方する発言は、みんな市民の敵とみて間違いない。彼が、どういう本音をもっているか、弱者のことなどまったく眼中にはない。彼をもちあげる、タレントの言動には注意が必要である。
金持ちはより金持ちに、弱者はさらに追い込む。かくして貧富の差がひろがり、人間にあたかも、どうしようもない差があるかのように、演出する。やる気のないものが脱落したかのようにいう。
全体をどうにか良くしようとする考えがないのである。富者が富めば、貧しい者にも、そのうちおこぼれがあるはずという。いつまでまっても、そんな日が来ることはない。そういうふうに、配分しようと思わないかぎり、そうはならない。
思い切り富をゲットした人でさえ、それをいわれて、いやいやこんなものですよ、と親指と人差し指で、つまむような仕草をする。わずかなもんだというつもりだ。彼の、資産に話が及んだときには、そうするように決めているのであろう。
彼の頭の中には、まだまだ、自分がトップではないと考えているのかもしれない。一人で使い切れない金額の資産になれば、必死で、その活用、還元を考えてほしいものだ。
考え方を変えてもらいたいものだ。