自営業は、定年がないから、いつまで続けるかは、自分で決めなければならない。何か、気に障ることがあれば、もう辞めようかという気分がでてくる。年金を受給するようになって、基礎的な生活保証が一応できると、ますますそのような気分になることが増えてきた。
趣味の世界に没頭するというほどのモノはないし、それだけだと退屈しそうだし、もう少し意味のあることをしたくなる。自分のビジネスの中でも、誰でもできるというか、他人との競争関係の中で、商売するものは、相手の顧客にとっても、小生でなければならない必要はなく、むしろ、小生が商売を続けることで、つきあわざるを得ず、「迷惑」と思う向きもあるかと思われる。
いまは、安い商品もあるし、選択できるので、やっているだけで迷惑をかけているかもしれないのである。そんな分野からは、速やかに撤退して、また、余裕をもって、生きるためにも、引くことも考えようという感じが出てきている。
それをいつにするか、年齢もいいかもしれない。きっかけとして、決めやすいし、後進に道を譲という意味もある。そうでない分野については、より、研鑽していけばいいし、そのことが新しい境地を拓く可能性を高めるかもしれない。期限を決めてみようかと考えている。