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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

共存可能なラングドン教授の宗教観・・・ダビンチ・コードをみて

2009年05月17日 08時53分58秒 | 思考試行
昨日は、テレビで「ダビンチ・コード」を観た。小説も読み、映画館でもみているのだが、キリスト教にさしたる関心もなく、なんだか、面倒だな、ぐらいの感想しかなかったのだが、今回の「復習」により、ようやくストーリーの全貌が理解できた。また、小説の文庫本3冊を探し当てて、より精密な復習を開始したのである。

いま、コマーシャルで、同じ系列の、キリスト教をめぐる映画が、大宣伝されている。これも、小説を映画化したものであるが、説得力のある宗教をめぐる研究の進み具合が、人びとの価値観に、大いなる影響を与えているようだ。

キリストが神の子であるのか、ないのか、あるとしても、ないとしても、人間としての倫理感に大きな影響を与えないのではないかと思うのだが、キリスト教の文化圏ではそうはいかないのだろう。

ラングドン教授の宗教観が、語られ、現代での健全な常識を与えているようだ。エピソードとして、教授が閉所恐怖症であったのが、治ってそれをどう捉えるかの小道具などは、ドラマとしてうまい仕組みである。

しかし、このドラマは、キリスト教にそれほど関心を持たない小生としても、体系として、理解できるし、共存可能な考え方に西洋もなったきたか、という感じをもつにすぎないのだが、これは、対話が可能ということであり、対話ができるということの健全性を、歓迎したい。

鳩山氏に健闘期待

2009年05月17日 00時35分19秒 | 思考試行
自民党、公明党の与党は、補正予算のバラマキ具合をみても、真に真面目な働く人々の側にたってはいないとみる。

その点、民主党は、それよりかは、働く側に目が向いているようにみえる。ただし、憲法などに対する姿勢は、自民党と手を組む可能性をなしとしないし、戦争への道を歩まないとも限らない。そう見ている。

力のある者が、要求を強めて、したい放題をしている。株式を持つ者が、会社を支配し、ますます自分の富を増やすことのみに執心して、人を人とも思わない所業を続けている。

こんなことをいつまでやらせるのか、金融・資本の市場法制や、企業法制についても、適切な、健全な常識が生きることができるような、法制度の整備を望みたい。

民主党の新代表に、鳩山氏が決まったが、こういう方向をどれだけ出してくれるかが、問題である。