デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

サンクト編 7 帰国の闘い

2010-09-22 18:03:31 | お仕事日誌
帰国の日。10時にサーカス場で打合せ。帰りにうどん屋さんというファーストフードの店に寄り、かきあげうどん。日本円にして300円なのだが、これがなかなかいける。ウェイトレスのお姉さんが日本のと比べて味はどうでしたかと聞いてきたので、とても美味しかったと答える。店の内装も原宿のファーストフードぽっく、また流れる音楽も日本の曲。入ったのが11時すぎと早かったのだが、昼時とかは結構人気かも。
部屋に戻り荷物のパッキング。それでなくても本をたくさんもらったのに、昨日とどめに4冊の本を購入。完璧にエクセスモードである。どうきりぬけるかだな。12時45分ピックアップの予定だったが、この市内の渋滞では予定どおりなんか無理。バスが来たのは13時20分すぎ。モスクワまで同じ便の中国から参加したグループと一緒。このチームカザフスタンの国境の雑技団らしいが、中国人とウィグル系のエキゾチックな顔だちをした少女が何人かいた。14時前に空港着。チェックイン前にカバンを計ると26キロ、せめて23キロぐらいしないとまずいだろうということで、バックを開け、本を何冊か取り出し、計ると23キロ。まずはこれでやってみよう。15時10分からチェックイン。23キロとエクセスですがと女性の係員が言おうとすると隣の上司らしき人が、いいよこのくらいと助言、なんとかここはしのいだ。モスクワには定時通り着陸。乗り換えの時間が1時間10分しかないのでちょっとドキドキしたのだが、なんとかなるだろう。中国のメンバーのフライトは夜の10時だという。ここで団長のガオさんとお別れ、今後も交流を続けようことだ。彼のロシア語は完璧。
さてこれからが今日のメインイベント、国際線のチェックイン。がらがらなのはいいのだが、荷物を計量するとなんと24・4キロになっている。男の係員が完璧エクセス、外に出てまず超過料金を払ってから来てくださいという。でもなんでサンクトで23キロが、ここで24・4になるのだ!しかたがなく外に出て、料金所を探すが見つからず、またチェックインカウンターに行くと、あの嫌な男の係員がおらず、愛嬌の良さそうなお姉ちゃんがひとり。ダメもとでチェックイン。計量された数字を見て、顔をしかめる。ここの計量機ちょっとおかしくないと言ったら、そうなのよねえ、よくわかっているわね、でも1キロ分だけでもいいからカバンから取り出してという。そこにまたあの嫌な男が現れる。金を払ってきたのかと確認するが、お姉ちゃんはカバンから荷物を取り出したからとなだめ、なんとかなる。このお姉ちゃんに救われ、結局最大の難所をクリアー。時計を見るともうボーディングタイム。
まあこれでなんとかなったわけだ。
家に帰って本だけを計量した6キロあった。これじゃなあ。でも持ってきた本は貴重なものばかり、苦労してきたかいがあったというものだ。
日本は雨、しかも気温も20度ちょい、昨日までは熱暑だったらしいが、いい時に帰って来たものだ。

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