デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

モスクワ郊外の夕べ編 2 試演会

2009-08-21 15:17:56 | お仕事日誌
夜中何度もトイレに起きる。別に寒いというわけではないのだが。8時すぎに目が覚める。簡単な朝飯、簡単な方がありがたい。10時半道具、食料を積んで試演会の会場に向けて出発。11時半すぎクラスノゴールスキイの市民会館のようなところへ到着。なんかここの風景見たことがあるような気がしてきた。デジャブーであろうか。すでに会場では共演する2組のマジシャンが待っていた。撮影準備に入る。12時すぎに試演会スタート。これは来春にプレゼンしている創作作品。いままでいろいろメールで打ち合わせしてきたけど、とにかく実際に途中経過の作品を見て、そこで第二段階に入らないといけないということで、今回の出張と相成ったわけで、今回の出張の一番の目的となる。こちらが予想していたより、すでに作品になっている。さすがである。いい奴と組んだとあらためて思う。ロビーで撮影もかねて、打ち合わせ。ロビーにテーブルだしているうちに思い出した。ここは間違いなく来たことがあり、このロビーでビデオを撮影した。あれは7~8年前のこと。福井博覧会のために呼んだ民族アンサンブルの演奏風景を撮影し、ここのロビーで打ち合わせというか酒盛りをしたのだ。今日は酒盛りなんて下品なことはせず、ジュースやお茶を飲みながらダメだし。いい打ち合わせになった。いい作品が作れる確かな手応え。1時間ほど打ち合わせしたあと、トゥイチーの家に戻る。16時すぎサハサーカス総裁のセルゲイが来訪。今回の出張のもうひとつの大きな目的は、秋リトルで公演するサハサーカスの総裁セルゲイと最終的な打ち合わせをモスクワですることである。まずは9カ月ぶりの再会を喜ぶ。メールでいろいろやりとりしていたことの確認と、スケジュール、プログラムの内容を最終的にチェック、打ち合わせ。
トゥイチーとセルゲイは旧知の仲ということもあって、和気あいあいとしたもの。さっそく晩飯。セルゲイが持ってきたウォッカを飲みながら食事。今日はラグマン。
遅くなったのでセルゲイは宿舎に戻らず、ここに一緒に寝ることに。彼も眠そうだったが、放映中の世界陸上の男子高跳びの決勝を最後まで付き合わせて、消灯。


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