デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

白州で三河筒花火を見る

2009-08-15 12:40:31 | お休み日記
朝ジョギング中に駒ヶ岳を見る。今年初めて見た駒ヶ岳、やっぱいい。奥さんからメール、下の娘は無事退院したとのこと。義妹家族は渋滞を避けるため10時前に出発。こっちはやることもなくうとうとしながら高校野球を見る。12時前タクシーで小淵沢へ。途中国道で事故車処理のためストップ。なんとか小淵沢に12時20分に到着。29分発のローカル電車で隣の信濃境へ。井戸尻遺跡見学が目的。考古館で縄文時代(いまから5千年前)の土器に圧倒される。この展示館はそんな広くない、むしろ狭い、そこに密に展示される土器の数々。そんな土器とか考古には興味はなかったのだが、初めてじっくり縄文土器を見るうちに縄文の人々の抜群の文様センス、そしてそこに秘められている宇宙観に圧倒された。月というのは重要な意味をもっていたようだ。模様に多く取り上げられているヘビや蛙の意味、ほとんどなにも知識をもたずに見に行ったのが良かったかもしれない。1時間半ほど見ていた。期待していた遺跡公園はちょっと期待外れだったが、南アルプスの山々に囲まれたところなので、景色がきれい・・・2時間ほどいて駅に戻る。汽車が出るまで時間があったので、駅前のAコープでキスのテンプラとコロッケ、ビールを購入。テンプラコーナーにアンコの天ぷらが50円で売っていて興味はあったのだが、やはりやめておく。駅の待合で早速ビールを飲む。テンプラとコロッケがかなりいける。今日は諏訪湖で花火大会があるということで、浴衣姿の人たちが下り電車に乗り込んでいる。小淵沢のホームで、前からずっと食べたかった立ち食いソバを食べる。山登りをしていたころ、新宿発の夜行列車に乗って、小海線に乗り換える時、ここで食べたソバがどんだけ美味かったか、それを思い出した。やはり美味かった。
小淵沢で40分ぐらい待って、白州を回る巡回バスに乗る。乗客は自分の他に一人だけ。バスは横手の三好屋の前に停まる。ここに来るのは何年ぶりなのだろう。やはりいいところだ、稲穂の匂い、水の音を聞くと、懐かしい思いがする。森の中の受付へ。田中冺さんとばったり、「おや、久しぶりだな」と握手を求められる。冺さんと会うのも久しぶりだ。読んでもらおうと持ってきた長谷川濬の詩集『木靴をはいて』をプレゼント。森の中のカフェはたくさんの人で賑わっている。家から頼まれていた桃花村のお茶を購入。
19時から広場で花火がはじまる。まだ暗くないというので、前座で身体気象のワークショップに参加している人たちのパフォーマンス。実はこの時かなりいらいらしていた。韮崎からの特急券を買っていたので、それに乗らないといけない、バスもないので、タクシーを20時に頼んでいたのだ。7時20分からはじまったのでちょっとホットする。終わって冺さんに挨拶だけして、タクシーに乗り込む。30分ぐらい前に着いたので、なにか食べようかと思ったものの、韮崎駅周辺は、まったく何もない。コンビニぐらいはと思ったのだが、ナイ。あきらめて駅に戻ると、特急は花火大会の影響で20分以上遅れているという。花火大会の何の影響かはわからないが、腑に落ちない理由であるが、待つしかない。今日はひたすら待つ、そして事故に縁がある日なのかもしれない。とにかく12時10分すぎに冨岡に到着。

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