日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
“カネノナルキ”の花が咲いていました
昨日に続いて・・・
産直で花の咲いた “カネノナルキ” を見つけました
薄~いピンク色の花がとってもきれいです
本名は「カゲツ(花月)」と云いますが、もっぱら「金のなる木」の名が良く知られています
この名前の由来は新芽に穴の空いた硬貨(5円・50円)を通しておくと、やがて芽が成長し、木にお金がなっているように見えるところから名付けられたそうです
しかし“カネノナルキ”は昭和初期に南アフリカから渡来した多肉植物なのですが、5円玉硬貨の発行は昭和25年だそうですから時期が合いません 栽培業者が販売促進のために“縁起の良い木”として売り出したとの話の方が妥当性ありですね
肉厚でコロッとした丸い葉から、 英名では「dallar plant」と云うそうです・・・さしづめ和訳すると「成金草」でしょうか
花言葉も、「一攫千金」だそうですから、納得!?
“カネノナルキ”というのは、昔から使われる言葉のようです
お金に苦労しない人を見ると、どんな“カネノナルキ”をもっているのかなと思います
こういうと、何か変な事をしてお金儲けをしているような感じですが、どうやらそうではないようです
江戸時代においては、“カネノナルキ”の絵を書いて、神社に奉納されていたそうで、その絵の樹は以下の様に描かれているそうです
「 根は正直(しょうじ木)、 幹は慈悲深き(じひふか木)と萬程の良き(よろずほどのよ木)、 左側の枝は家内睦まじき(かないむつまじ木)、養生良き(ようじょうよ木)、費えの無き(ついえのな木)、稼ぎ(かせ木)、そして右側の枝は油断の無き(ゆだんのな木)、辛抱強き(しんぼうづよ木)、潔き(いさぎよ木)、朝起き(あさお木)といった色々なの木で構成されている絵になっているのだそうです」
ということで、これ等の木に生るように、努力・心掛ければお金が貯まると云う事で、「金の生る木」が育つと言う訳です
このところ不景気(ふけい木)、とくにデフレ景気(デフレけい木)が芽生えはびこっているから、好景気(こうけい木)に育てて欲しいです