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”アブチロン”の花が咲いているのを見つけました

今日の紹介画像は、産直の温室花木コーナーで見つけた“アブチロン”です 

“アブチロン”はアオイ科アブチロン属の常緑小低木で、 原産地はブラジル、6月頃から10月頃にかけて、いろんな色の花が咲きます

“アブチロン”の花は下垂気味に長期間咲く熱帯花木です

別名を“チロリアンランプ”、 “浮釣木(うきつりぼく)”とか呼ばれますが、この名は幅広タイプの花の両方の名前で区別され、其々はまるで別な花のように見えます 

“アブチロン”の原種は、半つる性の系統と、低木系統のものが交配親のようで、花の色、形も変わって見えるようです

温室で見つけた“アブチロン”は、低木形の花も「葵」の花のような形です

“アブチロン”でも品種によって割に耐寒性があるようです

関東地方南部では戸外でも冬越しするものもあると聞きました

「アブチロン」の仲間は、熱帯から温帯にかけて、約100種類以上あり、更に沢山の品種が作られているそうです

「アブチロン」という名の由来は、ギリシャ語の「牡牛」と「下痢」の二つの意味からなっていて、家畜の下痢止めに効果がある...と云う事から来ているのだそうです

花は葉腋に通常1つだけ着き、複数の花が着く場合は集散花序か円錐花序を形成するようです                                 色は白、黄、ピンク、赤などあります

よく見る花形は釣鐘形ですが、構造的には葵形の花も同じで、萼は5裂し、花弁は5枚、雄しべは複数で雄ずい筒を形成しています                                                                                 花柱は5つ以上で、雄ずい筒に囲まれ、咲き終わる頃には花芯が黒く色づきます

“アブチロン”の花言葉は、「 尊敬 」、「 良い便り 」、「 憶測 」 です

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