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‘オモト’の実 が、つやつやして綺麗だな (^^♪

お正月の縁起物植物というと、‘万両’、‘千両’といった実物木が上げられますが、‘オモト’はそれにも増して、江戸時代から縁起観葉植物として多く栽培されてきました 
  ユリ科  オモト属
葉は革質で光沢があり、耐寒性が強く、年中青々としている所から、「万年青」の呼び名があります
この呼び名は、漢名では「マンネンセイ」と読み「万年生きる」になぞらえているのかもしれません  
又‘オモト’の名は「大本(おおもと)」からきているそうです
昔から引越しの時新居の玄関口に‘オモト’を飾ると、とても縁起がいいといわれるのは、この名にあやかっているのかもしれません
江戸時代、‘オモト’を老母草(おもとくさ)と呼んでいたという説もあります
赤い実を子供に、葉を母に見立てたようですが、何故老母なのでしょう
南総里見八犬伝の著者・滝沢馬琴は著書の中(?)で、母人(おもと)から由来して、‘オモト’になったとあるそうです  


‘オモト’には、真っ赤な実がとても良く似合ってます
美味しそうに見えますが、‘オモト’はサポニン系の有毒物質が含まれており、食用にはなりません
根からこのサポニンを採り、強心や利尿薬に漢方として利用されていますが、素人利用は用心ですね
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