日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
クリの花が、いま盛りです
先日ちょっと用事があり、クリ園の横を通りました
クリの花が満開になろうとしていました
クリの花の時期は5月末から6月末ごろです
白く長く穂状に花をつけます
遠くから見ると、細長い1個の紐花のように見えますが、多数の小さな花が寄り集まって咲いているのです
風に吹かれると、ブランブランとして、柳に風といった風情です・・・言い換えると、栗に風という訳ですが、これは合わないな
穂状に沢山咲いている小さな花の大部分は、雄花です
たくさんの雄花の中に、目立たない雌花があるのですが、分かりますか!?
穂をアップして探してみましたが、見つかりませんでした
雌花は大抵、雄花の付け根にあるようです
気を付けてみると、雄花の付け根の所に、5㎜ほどの小さな雌花がひっそりと咲いているのを見つける事が出るそうです
雌しべの先端が白くなっているのでわかるようですが、この時は見つかりませんでした
クリの花の香は独特の青臭い香りで、あまりいい匂いとは思えません
でも虫にとっては美味しい蜜のあるクリの花は、大好きな匂いなのかもしれません
ハナアブやコガネムシが、花穂を渡り歩いています
こんな句を見つけました
「 逗留(とうりゅう)の 窓に落つるや 栗の花 」 向井去来
「 自転車で 田を見に来るや 栗の花 」 飴山 實
クリの花言葉は、「 満足 」、 「 豪奢 」、 「 私を公平にせよ 」 です
秋になると、美味しい栗ができるのですが、それにしてもこの花から、いがに隠れた栗の実ができるのは何とも不思議です
ハマヒルガオの花って、なかなか「情感あり」です
先だって千葉県・九十九里浜に行ってきました…一年ぶりです
この朝、群馬を発って、昼近く着いた九十九里浜をとても懐かしさを込めて散歩してきました
浜辺を歩いたら、ハマヒルガオ が砂の中から湧く立つようにたくさん咲いているのをみて、とても感激しました
とてもたくましく、格好いい姿に思えたのです
ハマヒルガオ(浜昼顔)は、ヒルガオ科ヒルガオ属の多年草で、典型的な海浜植物です
同属の他種がつる植物であるのに対して、匍匐性植物となっており、茎は毛はなくてなめらか・砂の上を這い、時に茎が砂に埋もれて葉や花だけが出ています
まるで砂風呂に入っているように見えました (上 の画像)
葉の形は腎心形で、やや丸くて基部は左右に張り出しており、長さは2~4cm、幅は3~5cmほどあります
葉色はつやのある緑で、厚みがあり逞しさを思わせます
開花は5~6月、白色が混じった淡紅色で、漏斗形をしています
花径は4~5cm、花柄は葉より長く、葉の上に抜き出て咲きますが、砂の中からまるで湧きだすように見えています
花はアサガオのような白い筋模様が入っています
ツボミのうちは、ねじれたようになっていますから、まるでビーチパラソルを閉じたみたい見えます
ハマヒルガオ(浜昼顔)の名は、アサガオ(朝顔)が朝に咲いて昼にしぼむのに、砂浜で昼も咲いているからこの名前がついたようですが、何とも単純明快といったところです
もっとも朝顔もヒルガオ科の植物だから親戚と云えば云えますね…ひとり・納得です
砂をかぶった花の表情は、いたずら顔
に見えました
翌朝、早起きして、砂浜を散歩しましたら、昨日見た場所とは違っているのですが、群生して咲いているハマヒルガオが、一斉に花開いて海を眺めているのを見つけました
可憐で鮮やかなピンク色の花・ハマヒルガオ(浜昼顔)が、朝日を浴び海からの潮風に耐えて咲き誇っている姿は、格好良く見えますよね
浜昼顔(ハマヒルガオ)の花言葉は、「 優しい愛情 」、「 絆 」、「 交誼 」、「 思慕 」 です
センダンの古名は、楝(あふち)といいます・・・花は、今が盛りです
センダンの花は、今が盛り!!
あっちこっちで咲いているのを見かけます
センダンの古名は、楝(あふち)といい、万葉時代から詠われている植物です
開花期は、5月中旬から6月中旬で、薄紫色の花が咲く様子はとても趣があります
センダンはセンダン科の落葉高木で、 だ円形の果実 をたくさん付けます
果実は秋~晩秋にかけて黄褐色に熟し、大きな核の部分(梅干しで言うとタネの部分)を果肉が薄く覆っているような感じです
早朝ウォーキングしていたら、朝日の照る中で、センダンの花が輝いていました
センダンの花は遠目には地味ですが、よく見ると筒状なオシベがとても特徴的で、個性的な美しさが感じられます
花びらは5~6弁、竹とんぼが 回転しているような姿で、かわいらしく、やさしい、上品な花に見えます
万葉集で、楝(あふち)の花を詠った歌を見つけました
「 妹が見し 楝の花は 散りぬべし 我が泣く涙 いまだ干なくに 」 山上憶良(やまのうえのおくら)
歌の意 ; ( 愛しい人がかって見た棟の花はもう散ってしまいそうだ。 亡き人を偲んで流している私の涙がまだ乾かないというのに。 )
「散りゆくあふち」には、再び「逢えない」悲しみを重ねた意味になっているのでね!!
センダンの花をアップして見ました
清少納言が『枕草子』に、「 木のさまにくげなれど、楝の花いとをかし。 かれがれにさまことに咲きて、かならず五月五日にあふもをかし。 」 と書いてあるそうです
清少納言はあふちの花を「いとおかし」と表現しているのは、とても趣があり美しいと想ったのでしょう
センダンの花言葉は、「 意見の相違 」 だそうですが、変わった言葉です
群馬・榛名山麓にある「長峯公園」のツツジが満開です
先日新聞を見ていたら、群馬・榛名の「長峰公園」が、ヤマツツジで真っ赤だと、報道になっていました
野次馬根性一杯の私は早速見に行ってきました
「長峰公園」は、伊香保温泉から榛名湖へ約1km程のつづら折りになった道路沿線(標高800m)にある公園です
園内には、約1万本はあるというヤマツツジが植栽されており、今がちょうど見頃です
展望台が整備されて、そこから伊香保の温泉街や子持山や赤城山が見え、真っ赤なツツジと新緑の山々とのコントラストが実に見事です
でもこの日は、ちょっとかすんで、遠くの山並ははっきり見えなかったけど、それでもなかなかその眺めは絶景でした
展望台から眺めたヤマツツジの群落 右奥は、伊香保温泉街です
展望台から、見える山並みは子持ち山かな!? 右の方には赤城が見えるはずなんだけど・・・この時は見えませんでした
ヤマツツジは雌雄同株で、両性花です
花期は通常4~6月で、枝先に朱赤色あるいは赤色、紅紫色の花が2~3個咲きます
花冠は5裂し、雄しべは5本・花の色は、個体により微妙にことなるようです
長峰公園のヤマツツジは、鮮やかな朱赤色をしていました
園内を歩いたら、ヤマツツジが、かぶさるように咲いていました
朱赤と真っ青な空のコントラストは、息をのむ鮮やかな色合いです
野ばら咲く・・・わらべは見たり ~
早朝ウォーキング で見かけた野ばらの花です
朝の冷気の中で咲く姿は、とても凛々しく見えました
高速道路の土手の法尻に咲いていたのですが、結構大きな株立ちに生っており、野ばらもまとまって咲くとなかなか見事です
野ばらの正式名はノイバラ(野茨)・バラ科の落葉性のつる性低木で、沖縄以外の日本各地の山野に多く自生するバラの原種です
野ばらの高さは2mぐらいになり、葉は奇数羽状複葉で、小葉数は7~9枚、長さは10cmほどです
小葉は楕円形、細かい鋸歯があります
花は枝の端に、白色または淡紅色の花を散房状につけます
花期は5~6月・個々の花は白く丸い花びらで5弁あり、径2cm程度、黄色い沢山の雄しべがあり、ほのかに香りがします
優しい花ですし、優しい香りで、古来から親しまれています
野ばらをみると、耳元で、「野ばらの詩」が聞こえてきます
わらべはみたり 野なかのばら 清らに咲ける その色めでつ
あかずながむ くれないにおう 野なかのばら
万葉集の歌を見つけました
万葉の頃は、野ばらは「うまら」と呼ばれていたそうです
「 道の辺の うまらの末(うれ)に 這(は)ほ豆の からまる君を はなれか行かむ 」
野ばらの花言葉は、「 素朴な愛 」、「 孤独 」、「 才能 」、「 詩 」 です
コマツヨイグサの花が咲き出してます
ウォーキングを昨年始めた時、色んな花が道端で咲いているのにとても新鮮な感じがしました
日ごろ車でばっかし移動してましたから、身近なとこでこんな花が咲いていたのかと、今更ながら驚いたのを思いだしました
そんな気持ちの中で、1年たった今、足元で小さく咲いているコマツヨイグサ の花を見つけましたら、忘れていたあの新鮮さを思い出しました
去年は鉄路の道で見たのですが、今のウォーキングコースは違っており、畑横の荒れ地で咲いていました
朝露の滴を少~し花びらに残して、周りの大きな草に負けまいと咲いていました
コマツヨイグサは北米原産の帰化植物です
秋に芽生え、春から黄色い花を咲かせ、都会の荒れ地や河原などに生育し、特に海岸の砂浜などによく見られます…千葉県九十九里浜で見かけたコマツヨイグサの花姿を思いだしました
茎は地面をはうことが多く、結構長く匍匐するように伸びていきます
時に若干立ち上がって高さ40~50cmほどにもなっているのを見る事があります
葉の形は変異が大きく、深く切れ込むものから、鋸歯状のものまであり、この形が特徴になっています
花の直径は2cm前後・澄んだような黄色の花は、葉脇に単生し、しぼむとやや赤色を帯びます
結構成長力があり、荒れ地で繁殖しますが、花姿は可憐な感じで、清楚さを感じます
ジャケツイバラ(蛇結茨)の花が、谷間で咲いていました…いやぁ~いいもの見ちゃいました!
先日群馬・高崎の植物園に行ってきました
植物園は群馬高崎の観音山丘陵の一画にあります
高崎市染料植物園と名付けられた植物園は、古くから伝えられてきた日本の染織文化やその魅力を多くの人々に伝えるために造られた植物染色のテーマパークとなっています
私は時たま植物園だけでなくこの辺りの観音山丘陵をよく散策しますが、今の時期緑いっぱいの丘陵は特にお気に入りです
高崎白衣観音から丘陵の尾根を抜けて、谷間にかかったつり橋を渡ると染料植物園に抜ける道になっています
訪れたこの日も、緑がとってもきれいでした
つり橋を渡る時、ふと谷間の下の方から湧き上がるように咲いている黄色の花を見かけました
最近視力が落ちてはっきり確認できなく、てっきりキングサリ の花かと思ちゃいました
深い谷間で、底は20mくらいありそうです
キングサリってこんなに高木だったかなと帰宅して調べたら、ジャケツイバラの花だと分かりました・・・思い込みが激しいと反省です
よく見れば、キングサリは垂れ下がって咲くのに、この花は花房を直立させて咲いていますからすぐ分かるのにね~
ジャケツイバラは川のそばや崖の斜面などの撹乱を受けた環境によく出現するマメ科のツル性樹木です
自立した場合は1~2mほどになりますが、斜面に生え、つるでそばの高木に絡まり上の方で花開いたものと思います
幹や枝から葉まで植物体全体に逆向きの鋭いトゲがあるので、絡まりやすいのでしょう
葉は二回偶数羽状複葉で、全体の長さが20~40cmほどにもなるほどおおきく、3~9対の羽片にはそれぞれに5~10対の小葉を並べています
小葉は長さ1~2cmの楕円形で、鮮やかな緑です
ジャケツイバラの花は5~6月にかけて、枝先に頂生の総状花序を付け、その長さ約30cmにもなる花序が葉の上に屹立するように咲きます
あまりアップできなかったのでよく見れませんが、萼は黄緑色で5片からなっています
花そのものは径2.5~3cm、五弁は大きく開きわずかに左右対称で、鮮やかな黄色をしています
雄しべは赤く、花糸の中央より下に白い毛が密生しているそうです
ジャケツイバラは雌雄同株で、花は両性花です
ジャケツイバラは別名カワラフジとも言い、 花言葉は 「 賢者 」 です
何で、賢者なの・・・??
ベニバナトチノキに、花が咲きました
先日群馬・高崎観音山丘陵にある「高崎ファミリーランド」を覗いてきました
過日ファミリーランドにあるシャクナゲが沢山咲いてたよと友人が教えてくれましたので、大分時が経ったのですが行ってきました
残念ながら、咲いていたというシャクナゲは全部散ってしまってましたが、シャクナゲに代わって、五月晴れの下で、赤く燃えるような勢いで、ベニバナトチノキ の花が咲いているのを見る事が出来ました・・・チャンスをくれた友人に感謝です・・・シェイ・シェイ(謝!!謝!!)
ベニバナトチノキはトチノキ科トチノキ属の落葉高木で、分類体系によってはムクロジ科とされています
ベニバナトチノキの花は、5月の花です
枝先に長さ15~25cm程ある大きな円錐花序を天に向かって直立させ、雄花と両性花をつけています
トチノキ属の染色体は概ね2n=40ですが、ベニバナトチノキは2n=80の4倍体となっているそうです
ちょっと知ったかぶりですが、染色体とは、いわゆるDNA と 塩基性タンパク質のヒストン、およびその他の多様なタンパク質からなる生体物質を指し、生物種によって染色体の数が勿論異なって、その倍体も色々あるのだそうです
自然界は何とも不思議な集まりですね
ベニバナトチノキの花の天に向かって輝いている姿を見てください
日本ではトチノキの街路樹を時々見かけます
パリでは、「マロニエの並木道」が有名ですが、このベニバナトチノキもよく植えられて並木道があるといわれています
樹高は10~20mくらいもあるので、花咲く時期はどんなにか見事でしょうね!?…写真でもいいから、見てみたいな~
トチノキの花を詠った句を見つけました ( 作者不詳です )
「 紅つけて 召さるを待つや 栃の花 」
「 橡の花 ひそかな紅を 身の奥に 」
こんな歌も見つけました
「 紅さして 弾む枝先 ゆらゆらと 橡(とち)の花咲く 五月の空に 」
「 新緑の 空に響きて 神楽鈴 花の季節を 尊ぶように 」
房咲きの花で、花弁は4枚、雄しべは花の外まで突き出していました
トチノキの蜜は、美味しいとして、ミツバチを筆頭に沢山の虫たちがおとづれます
まだ数は少ないけど、昆虫が沢山おとづれていました
早朝ウォーキングで見た花です → ムギナデシコと タニウツギ
すっかり五月晴れ が続くようになりました
毎朝5時に、「歩き」 始めています・・・あっち行ったり、こっち行ったり、徘徊ではありませんよ
つい先だってまでは、5時は暗かったのに、今では太陽が正面に見えるくらいに眩しくなったいます
紫外線も強くなったようで、帽子もかぶらず歩いていた為、きづかぬ間に随分黒くなりました
まっ!!あんまり気にする歳ではないですかね
ウォーキングコースで、色々なお宅の庭や生け垣が歩きながら眼に入ってきます
季節感をウォーキングしながら味わえるのは何ともいい気分です
ムギナデシコ の花が、ブロック塀の塀際にびっしり植えられ咲いていました
朝早いのにしっかり花が開いています
ムギナデシコはカワラナデシコなどと同じナデシコ科で、「ムギ」とついた由来は原産地であるヨーロッパで麦畑の雑草として扱われていたことからつけられたものらしいですから単純名づけですね
日本では園芸用や、コスモスなどのような休耕田を利用した景観植物として最近栽培されてきています
ムギナデシコの草丈は60~90cm位で、茎は細く立性です
ヨーロッパで見られるように麦畑状に群落で咲いていたら、さぞや綺麗でしょう
葉は全縁の麦の葉に似た線形で対生に付いています
花期は5月~6月頃で、長い花柄の先に紅紫色で大きさ5~7cm位の5弁の花を咲かせます
花弁には放射状に筋がはいり、中心に向かって白色にグラデーションがかっており、花弁の先は優しく外側に反り返っています
ピンクと白色の花が混在して植えられていました
ムギナデシコの花言葉は、「 気持ちがなびく 」、 「 品位 」 です
早朝咲いている様子は、実にいい表情をしていました
庭先で畑をしているお宅があり、生け垣のはずれに、タニウツギの花が咲いていました
タニウツギ(谷空木)はスイカズラ科タニウツギ属の落葉小高木で、田植えの時期に花が咲くので「田植え花」としても知られています
開花期は5~6月です
タニウツギの樹高は、2~5mになります
見かけたタニウツギは見上げた枝先からまるでしだれるように咲いていました
葉は長さ3~10mmほどの葉柄が対生し、葉身は長さ4~10cm・巾2~6cm、形は長楕円形で縁には鋸歯があります
花は今年枝の先端か葉腋に散房花序をつけ、多数の花をつけます
5裂する萼裂片は長さ4~7mmで、花冠は淡紅色の漏斗状をして、花びらの先端は放射相称に5裂しています
雄蕊(おしべ)は5本あり、雌蕊(めしべ)の花柱はそれより長くなっています
梅雨時期に山道を歩く時、新緑の中で群生して咲くピンクの花があれば、タニウツギと思ってよさそうです・・・とても映えて見えるそうですから
タニウツギの花を詠った歌を見つけました
「 強引と 思うばかりに 蜂もぐる 筒花ゆらぐ タニウツギかな 」 鳥海 昭子
タニウツギの花言葉は 、 「 豊麗 」 です
ミモザの実が、生ってました
早朝ウォーキングを始めて1年が経ちました
始めた頃はすぐあきらめるだろうと自分で思っていましたから、まず3日はクリヤー、そして1週間、1ヵ月、3ヵ月、半年、1年と目標を広げられたらと思っていました
コースは決めずに、出るとき決めることにしてあっちこっち行ったりして、自分の興味を喚起してきました
これは長続きさせる方法にいいかなと思ったのです
今思うとこれは継続の方法として、肩ひじ張らずするのに我ながらよかったと思います
そして新しい発見が、日ごとにあるのが楽しい事だと気づきました
今朝歩いていて発見したのは、ミモザ の実が生っているのを見つけた事です
朝日の中で、大きな豆の実に似た果実がぶら下がっています
このミモザの樹が花開いていたのは、つい2か月前(=3月)でした
黄色い花姿は知っていたけど、その後の姿をみたのははじめてです
何と自然のことが分かっているつもりが、分かっていなかったいや知らなかったなと、反省です
ミモザって、こんな豆っぽい実が付くとは知りませんでした
しかもあの細かな花から、結構大きな実に生っているので、びっくりです
この形状を見ると、莢ごと枝から離れ、地面に落下して子孫を増やすのでしょうか
小鳥が運んで増えるとは思えません
実際実生で、ミモザは増やすとものの本でありましたが、自然界ではどんな知恵で増えていくのでしょう
トクサって、スギナの仲間だって知ってました!?
花木センターで見つけたトクサの鉢物です
トクサは 北半球の温帯に広く分布する植物でスギナ(つくし)の親戚で、日本では中部地方より北の山間などに自生しています
ぞっくり林立させて、プランターや鉢に植えてある様子は、とても面白く見えました
トクサは、地下茎で増え、地上に向けて茎を直立させます・・・自然には大きくなると1mくらいになるようです
茎は濃い緑色で表面がザラザラしてかたく、竹のように中空になっています
茎の途中には節がいくつかあり、上に引っ張るとその部分からすぽっと抜けます
節の部分には、囲むようにギザギザのハカマがあり、これが葉に当たるのだそうです
通常は茎は枝分かれしませんが、先端が傷んでそれ以上生長できなくなった場合、まれに枝分かれすることもあるようです
夏に茎の先端からつくしの頭のようなかたちをした花(胞子葉群)をつけ、そこから胞子がとばされるそうです
トクサは日陰でやや湿り気のある場所でも育つので、日本庭園の下草として植えられたり、草もの盆栽としても利用されているのを見る事が出来ます
茎の表面はザラザラがあります
この表面は表皮細胞の細胞壁にケイ酸が蓄積して硬化したものだそうで、煮込んで乾燥させた物を薄板などに貼り付け、ツゲ櫛などの木工品を磨くヤスリとして利用されているそうですが、天然素材の紙ヤスリといったところですね
別名の砥草(トクサ)の名前はこの性質に由来しているようです・・・砥石になる草から研ぐ草即ちトクサなんですね
音楽家の「滝廉太郎」は、身だしなみに気を遣ったため、常々トクサで爪を磨いていたことが知られているそうです
アップしてみたトクサは何となく愛嬌あると思いませんか!?
白山木の花が、鉢植えになってました
一昨日久しぶりに雨が降って、乾燥していた畑はやっと生き返りました
昨日は畑の水やりはやめて、代ってできなかった種蒔きと、植え付けに頑張りました
地域の溝さらい行事の参加も重なって、終日の労働は日ごろの怠け癖が応えたせいかとっても疲れ、夜はバタン^キュウ^ でした
そんな訳で昨日はお休みでした
この画像は先日行った産直の花木コーナーで見つけた白山木(ハクサンボク)の鉢物です
白山木はスイカズラ科ガマズミ属の常緑小高木で、山野や海岸に生える日本固有種です
なかなか素敵な名前ですが、この和名の由来は定かではありませんで、石川・岐阜県境の白山に生えていたからと誤認された説がまかり通っているそうです
鉢物なので、樹の様子は名前負けで、あまりロマンを感じません
花の白さと咲き振りに「白山」を思い浮かべることにしました・・・無理でしょう
白山木の樹高は、地植えだと2~6mくらいになります
葉の形は幅広の卵形で、対生して生え、葉の表面は艶があって、縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)があります
開花時期は4月から5月です
枝先にいくつも集まって小さな白い5弁花をつけ、飛び出すように雄しべは5本ありました
花の後にできる実は楕円形の核果で、秋には真っ赤に熟します
花や葉には匂いがあり、あまりいい匂いではありません・・・真っ赤になった実はガマズミの実 にそっくりです
白山木の花言葉は、「 忠実 」 です
河の中で、矢車草が今盛りです
普段畑仕事をサボっていたので、このところ大忙しです
時期をずらすと、畑のものはうまく育ちません
まさに天地人が農場の極意だなと、一人で納得しています ・・・何せ150坪の畑を人力スコップ耕農法でしているのですから
大急ぎで、いや必死になって掘り起し、数日前やっとトマトを植えました
ざっと植え付けたところで、支柱を立て始めています
このところしばらく雨が降りません
買ってきたトマトやナス”、ピーマン、キュウリの苗を植えたのですが、枯れちゃうと大変とばかり、早朝歩きのコースはすっかり畑コースに変えて、水やりに毎日出かけています
マイ畑は川のほとりにあり、水やりは川辺に下りて水汲みしては運んでやってます
奥で黄いろに咲くのは、ケール(=青汁の素)の花です 向かって左の白いのはネギ坊主です
畑の隅では、蒔いておいた 矢車草 が毎年場所移動(→矢車草に任せてます )して花開きますが、今ちょうど咲き出し満開になっています
水汲みに下りる川辺にも今年は種がこぼれ、沢山の矢車草が咲き出しています
昨年、河さらいした時は綺麗になっていたのが、こんなに草茂って、広い川幅も5m位の幅しかありません・・・実際は目測で川底幅で10m近くあります
護岸工事で出来た土手は高さ5mほどですが、土手には色々な花が種が飛んできて咲きだしています
勿論我が家エリアの川辺には、矢車草です・・・上の画像で中央紫色の花は、花大根 の花です
なんか河を汚す一因になっているのかもしれませんが、花としてみれば、なかなか綺麗なので、目をなごませてくれます
エンジ色の矢車草がとっても色鮮やかに輝いて見えました 向かって左の黄色い花は菜の花です
矢車草の花言葉は、「 教育 」、 「 信頼 」 です
ハナスオウの白花は珍しくないですか!??
「蘇芳(すおう)色」という言葉があります
「蘇芳色」とは黒味を帯びた赤色で、スオウの花の色です
スオウはインド・マレー原産のマメ科の染料植物で、古来から色々なものの赤色染料として利用されていたといわれます
スオウにはブラジリンと言う赤色色素がふくまれ、この色素を用いて明礬で媒染すると赤色、木灰などのアルカリ性水溶液だと色見本に似た赤紫、鉄を用いると黒っぽい紫(似紫)に染め上げられます
中国などでは、毛織物や絹織物のほかに木材を「蘇芳」で染めて高価な紫檀のイミテーションなども作られていたようです
日本には奈良時代頃渡来し後は、「蘇芳花」あるいは「蘇芳泡」と呼ばれる日本画の絵具としても使われ、紅と同じく心材を煎じ詰めたものを陶器などに塗って乾燥させて濃い赤色を出したそうです
スオウの花が咲いていました 早朝の咲き始めた”スオウです
スオウの開花は、4月初めから5月初めです
葉が出てくる前に、ピンク色の小さい蝶形の花がたくさんかたまって咲きます
先日産直の花木コーナーで真っ白いスオウの花を見つけました
今まで、蘇芳色以外のスオウを見たのは初めてです
白花のスオウはちょっと別な花のようにも見えます
白いスオウの花が咲いているのを見つけた時、頭の上で飛行機雲が見えました
白いスオウが飛行機雲と重なって見えました
サルトリイバラが咲いているのを見つけました・・・初めて見る花です
先だって近くの山に行きました
山といっても山林の散歩です
道端の樹に絡まるようになって花開いている樹がありました
葉は互生し、葉身は円形~広楕円形で先端は少し尖り、基部は円形となっています
硬く厚くて光沢があり、3~5本の葉脈があります
茎の基部に托葉の変化した1対の巻きひげが見られました
これは サルトリイバラ(猿捕茨)といい、サルトリイバラ科(またはユリ科)に分類される多年生植物(半低木)です
前から一度花の咲いているのを見てみたかったので、見た時はちょっとやった~といった感じです
何せいつも見るのは、秋の赤くなった果実ばかりでしたから
サルトリイバラは、草丈が70~350cmほどで這うように伸び、他の樹や草に絡まるように大きくなります
茎は硬く緑色で、棘が所々に生えていますから、これが名前の由来になっているのは知られるところです
サルトリイバラは雌雄異株で、4~5月になると葉腋より散形花序を伸ばし多数の花を咲かせます
花は淡黄色で、6枚の花被片は先端が反り返っており、雄花には雄蘂(しべ)が 6本、雌花には子房が3室・柱頭が 3本あります
目立たない花ですが、色合いから幻想的です
サルトリイバラの 花言葉は、 「 不屈の精神 」 です
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