ダンポポの種

備忘録です

河津→修善寺(東海バス)と、 伊豆箱根鉄道 駿豆線

2013年05月28日 22時42分00秒 | 旅のあと
続き。5月16日の画像です。(今回が最終です)




私は、伊豆急下田16時34分発の伊東ゆき電車に乗って、下田を後にしました。

下田といえば観光的にも見どころが多い土地だけど、きょうは伊東線のついでに伊豆急にも乗ってみただけ…の立場なので、観光無しで帰ります
日帰りだし、すでに夕方4時半であることを考えれば、ぼつぼつ〝京都へ帰る〟方向で行動しなければいけません。

◎帰りのルート
伊豆急行線を逆戻りする(伊豆急行線から伊東線を経て、熱海まで戻る)のが、時間的にも一番早く京都へ帰り着くコースを形成すると思うのですが、
まあ、せっかく、こうして伊豆半島までやって来たのだから、できるならば「帰りは別ルート希望」っていうか
例えば、ついでのついでに、伊豆箱根鉄道(駿豆線)にも乗れへんかな~? とか思ったりしたわけです。

それで『時刻表』をいろいろ調べてみたら、河津から修善寺へ結ぶ路線バスが存在することを発見
運行時刻を確認してみると、伊豆急(電車)から乗り換えて河津駅前を発車する時刻も〝ビンゴ〟で、見事ぴったりでした!
もはや、『このバスを利用しない手はない』という感じでした

ついでのついで…とか言って申し訳ありませんが、これで、修善寺~三島間の伊豆箱根鉄道(駿豆線)にも初乗りできることになりました。

旅のラストは、三島から東海道新幹線(ひかり号)に乗れば、めでたく京都へ帰り着けるというわけです


それでは。
さあ、行ってみよう



↑伊豆急下田から3駅目の河津(かわづ)に16時49分着。ここで電車を降りて、駅前からのバスに乗り換えました。
 バスは、河津駅前17時00分発の修善寺駅ゆき。天城峠(あまぎとうげ)を越えるバスなんです(←実際に乗って、初めて知りました
 運行するバス会社は、東海バス(正式な社名は、東海自動車株式会社)です。小田急グループに属するバス会社です。(JR東海とは関係ない)
 上の画像は、河津駅前で発車前に撮影したもの。(できれば、〝修善寺駅〟ゆきの行き先表示幕で写したかったけど…
 発車の段になれば運転手さんが行き先表示を「修善寺駅(行き)」に切り替えるのだろう…と思って写したのですが、結局、この表示のまま発車したぞ



↑運転席まわり。
 このクルマは「1ドア車」というか、乗降口が前方1箇所しかない〝前乗り・前降り〟タイプでした。入口と出口が一緒です。
 運転席のそばには、運賃箱とともに整理券発行機も並んで配置されています。
 画像は、河津駅前にて、運転手さんが乗り込む前に撮影。



↑私と、ほかに3名のお客を乗せて、バスは定刻に河津駅前を発車しました。
 終点の修善寺駅までは、所要1時間30分の予定。私の個人的感覚では、運行時間(走行時間)が〝長い〟部類のバス路線に入りますな
 走り出していくつか停留所を進むうちに、私以外のお客は、順次、さっさと降車してしまい、序盤から早くも、車内には私だけが残される展開に…



↑天城峠に向けて、急カーブが連続する山道区間に突入していきます。







↑河津七滝(かわづななだる)のバス停に停車中。
 土産物店(?)のそばにバス停がありました。お店はもう閉まっていたのか、人の気配が無かったです。
 バスはここで、時間調整のため数分間停車しました。運転手さんはエンジンを切ったので(アイドリングストップ)、車内がシ~ンとなりました。
 この時点で、客は私一人しか乗っておらず(…っていうか残っておらず)、なんとも間が持たない、数分間の発車待ち(時間調整)でありました。
 運転手さんに、このバスの行き先表示について尋ねてみようか…とも思ったけれど、やっぱり、やめました
 (只今、このバスは「天城峠・河津駅」という行き先表示幕を掲出して走っています





↑河津七滝を出ると、ループ橋をくるくる登っていきました。
 高度をかせいで、峠越えに備えるわけですな。







↑特に予習はせずにこのバスに乗ったので、こんなループ橋を通過できるとは思っていなかったです。
 眺めも良いし、面白かったです。















↑ぴんぼけ。
 前方にバス停が見えてきました。学生服姿の一団が、待っていますね 下校の中学生たちでした。
 ここまで、ほぼ、私の〝貸切バス〟状態でしたが、久しぶりにお客が乗り込んできました。



↑乗り込んできた中学生たちは、しばらく走ると、停留所ごとに順次降車していきました。
 ここまで大半の停留所を〝通過〟してきたこのバスですが、この区間では、押しボタンによる「とまります」のランプが何度も点灯。



↑そういえば、さきほど乗ってきた中学生たちも、このバスの行き先表示については誰も何も言わなかったな…。
 乗車するときに「運転手さん、行き先表示、間違っているよ」とか言って指摘する子もいなかった。
 もしかしたら、普段から、こういう流儀で運行されているのかもしれへんね。乗る人(お客)も限られているみたいだし。



↑修善寺駅に到着する際の、運賃表。
 私は始発の河津駅から乗ってきたので、整理券番号「4」です。運賃は1650円。
 運転手さんは所定の時刻通りにきっちりと走り、定刻18時30分に修善寺駅へ着きました。



↑バスを降りたら、目の前に修善寺駅。伊豆箱根鉄道の駅です(JRの駅ではありません)。



↑休むひまもなく、修善寺18時42分発の三島ゆき電車に乗りこみました。
 これが、伊豆箱根鉄道の電車です。3000系。







↑車内はセミクロス。懐かしい…っていうか、いい感じのボックス席ですね。
 昔ながらの座席だけど、こういうシンプルなボックス席が、やっぱり落ち着きますね。
 修善寺からこの電車に乗って、約35分で三島に着きました。途中で日が暮れたので撮影も終了し、画像はこれでおしまいです。


…というわけで、これにて乗り歩き終了。
相模線・御殿場線・伊東線のJR3路線だけでなく、伊豆急行と、天城越えの路線バス、そして伊豆箱根鉄道にも〝初乗り〟ができました。

ラストは、三島19時48分発の新幹線「ひかり529号」に乗って、京都駅へは22時ごろに帰り着きました。




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