ダンポポの種

備忘録です

敦賀開業おめでとう

2024年03月16日 23時47分00秒 | 旅のあと


きょう、北陸新幹線の金沢~敦賀間が開業しました。
「開業おめでとうございます
北陸新幹線の躍進をお祈りします。
敦賀から先、大阪までの延伸完成はいつのことになりますやら…



北陸新幹線の金沢~敦賀間が新規開業したぶんを、ノリマに反映させておきます。
今回ノリマを修正するのはJR西日本のみ。ほかのJR各社に変更はありません。

〔新規開業〕令和6年3月16日開業
北陸新幹線:金沢~敦賀間、営業キロ125.1km。

《経営分離》同日
新幹線の敦賀開業に伴い、北陸本線(在来線)金沢~敦賀間130.7kmはJR西日本から経営分離されました。金沢~大聖寺間46.4kmは「IRいしかわ鉄道」に、大聖寺~敦賀間84.3kmは「ハピラインふくい」に、経営転換されました。

よって、JR西日本の営業キロは、125.1km増えて、130.7km減りました。
(…っていう解釈でいいんよね?)

ノリマをまとめると、JR西日本の「総営業キロ」は以前よりも5.6km短くなります。
北陸本線(在来線)がJRから分離されたぶん、「乗車済み距離」が130.7km減ります。
私はまだ北陸新幹線の敦賀~金沢間に乗っていないので、「未乗の距離」が125.1km増えます。
完乗率(達成率)は、これまでの99.77%から97.21%に下がります
「北陸新幹線、またいつか乗りに行く


   ◆          ◆          ◆

【ノリマ】=乗車距離まとめ
◎JR各社エリアごとの乗車済み距離や完乗率など。(本日現在の数値です)

JR北海道
 総営業キロ:2372.3km
  乗車済み距離:2223.5km
  未乗の距離:148.8km
  完乗率(達成率):93.73%(北海道新幹線のみ未乗)

JR東日本
 総営業キロ:7281.3km
  乗車済み距離:5945.6km
  未乗の距離:1335.7km
  完乗率(達成率):81.66%

JR東海
 総営業キロ:1970.8km
  乗車済み距離:1970.8km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%

JR西日本
 総営業キロ:4880.1km
  乗車済み距離:4744.0km
  未乗の距離:136.1km
  (可部線:可部~あき亀山、おおさか東線:新大阪~鴫野、北陸新幹線:敦賀~金沢、が 未乗)
  完乗率(達成率):97.21%

JR四国
 総営業キロ:853.7km
  乗車済み距離:853.7km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%

JR九州
 総営業キロ:2342.6km
  乗車済み距離:2273.0km
  未乗の距離:69.6km(西九州新幹線のみ未乗)
  完乗率(達成率):97.03%


ごくろうさん旅行(近場)

2023年08月29日 23時53分00秒 | 旅のあと



きのう~きょうの1泊2日で、母と私のふたりで「夏業務ごくろうさん旅行」に行ってきました。
うちの福利厚生事業…?

「母とふたりで行ってきたのか」
「夏業務の期間、母にも随分世話になったので。以前は父母私の3人で出かけていたけど…」

ごくろうさん旅行だから〝パァーッ!〟と出掛けたいところだけど、月末、私のスケジュールが案外詰まってしまったので、今回は「遠出」が難しかったです。近場でノンビリと温泉旅館を楽しもうってことで、行き先は<湯の花温泉>(亀岡)にしました



↑ここへ、行ってきました
 わし、湯の花温泉へ行ったのは今回が初めてです。
 旅館でのひとときをゆっくり過ごすことができました。
 晩ごはん、朝ごはん、完食 風呂3回(三度入浴すべし実践)。
 今回、親父の写真(小サイズ)も持参して〝一緒に〟ビール乾杯しました

思えば、2020年にコロナ禍が始まったのを機に、親父も外出を控え気味になりました。
2020年の時点では、まだ親父の「癌」は発覚していないです。
『コロナに感染したらいけないから、旅行に出かけるのも控えよう(自粛)』
…ということで、私も、父母と旅行に出かけるのを中断しました。
『コロナが終息しないうちは、温泉へも出かけられへんなぁ』
と親父は言って、コロナ終息の後にはまたいつか旅行できることを楽しみにしていました。
でも、翌年2021年に癌の病気が見つかり、以降、旅行どころではなくなった…。

よく言われることですが、旅行って『自分が元気で行けるときに、パッと出かけておかないと、ダメ』やね。
「いつか行こう」「そのうちに行こう」なんて考えていたら、結局、行けないまま終わってしまう、かも



↑旅館の売店で、かめまるシールワッペンを買いました。



↑旅館で一泊して、きょうは、湯の花温泉から兵庫県篠山の福住へ行き、福住駅跡の碑を見学しました。
 福住から京都縦貫道「京丹波みずほ」インターへ至り、そこから縦貫道を天橋立方面へ突っ走りました。
 この画像は、由良川PAにて。今回は「パ号」で出動した。
 きょうは縦貫道も空いていたのでスイスイ走行でき、結局、このあとホンマに天橋立まで行きました。
 天橋立で昼ごはんに海鮮丼を食べて、また縦貫道を引き返してそのまま帰宅しました。
 久しぶりに温泉旅行に出かけられて良かったです



◎福住駅跡(国鉄篠山線跡)に立ち寄る


↑国道372号線沿いに、福住駅跡の碑があります。
 篠山線(ささやません)の終点だった福住駅が、この場所にあった。
 現在、国道372号の道路になっているところが線路跡地みたいです。
 篠山線は、私が生まれる前の、昭和47年3月に全線廃止されています。
 福住の読みは「ふくすみ」が正しいようですが、当時は「ふくずみ」の表記も混じっていたとか。








↑「ふくすみ」の駅名標石碑の向かいに農協倉庫の建物があります。
 いかにもプラットホーム的な雰囲気なので、「貨物積み込み用のホーム跡か?」と思って撮影。
 でも、帰宅後に調べてみたら、この倉庫建物は当時の鉄道施設とは無関係のようです。



↑『交通公社の時刻表』1972年<S47>2.3月号(復刻版)、索引地図より。
 福知山線の篠山口から福住までを結んでいるのが、篠山線。
 この号が、篠山線掲載の最終号。1972年3月1日に篠山線は廃止されました。



↑『交通公社の時刻表』1965年<S40>11月号(復刻版)より。
 篠山線の列車運行は1日7往復でした。
 時刻表では「ふくずみ」と印字されています。



↑『交通公社の時刻表』1972年<S47>2.3月号(復刻版)より。
 1972年3月1日の篠山線廃止直前の時刻表。昼の列車が無くなり1日6往復になっている。
 上段、播但線には「特急はくぎん」!? なんだ、それ。 しかも和田山も通過
 「はくぎん」は、播但線経由・大阪発鳥取ゆき季節臨時特急だったんやね。
 大阪8時07分発。停車駅は三ノ宮、姫路、八鹿、江原、豊岡、城崎、浜坂、鳥取12時36分着。
 快速「但馬銀嶺」号もユニーク 終着江原3時13分って…


   ◇          ◇          ◇

丹波地域を走っていた「国鉄バス」時刻。(1972年2.3月号復刻版より)


篠山口駅~園部駅を結んだ園篠線(えんじょうせん)のバスが、福住を通っていました。篠山線(鉄道)は、福住からさらに園部まで路線延伸する計画があったようですが実現しませんでした。鉄道延伸の夢を乗せて国鉄バスが篠山~園部を結んでいたのですね。
篠山口駅~福住駅の間にも国鉄バスが走っていたんやね。篠山線(鉄道)と国鉄バスが競合してしまうように思えますが、鉄道は篠山の中心地からだいぶん離れたところを通っていたので不便だったという話も有名です。その点、国鉄バスは道路を通って篠山の中心部へ乗り入れたので使い勝手が良かったのでしょう。
現在、この区間に国鉄バス(JRバス)は走っていないけど、地元バス会社に受け継がれています。篠山~福住間はウイング神姫(神姫バス)、福住~園部間は京阪京都交通が運行しています。



駆け込みノリ

2023年03月31日 23時59分00秒 | 旅のあと


あす4月1日から近鉄電車の運賃が値上げされるので、現行最終日のきょう、乗ってきました
値上げ直前の〝駆け込み〟乗車、というやつ。
行き先はどこでも良かったのですが、久しぶりに「大阪線急行乗り通し」をやってみました。
主に急行電車で、五十鈴川まで往復してきた、だけ。


以下、いつもの如く、写してきた画像を全部貼っておきます。
(*^-^*)



↑午後1時前、大阪上本町駅改札口前。乗り鉄スタート。






↑きょう乗るのは、大阪上本町13時28分発の五十鈴川ゆき急行です。
 大阪上本町から五十鈴川まで、途中停車駅は26駅、所要2時間29分。
 途中で降りずに、終点まで全区間乗り通してみたいと思います。



↑13時11分頃、青山町ゆき急行が発車したのと入れ替わるように6番線に上本町終着の電車が到着。
 高安からの普通だったようですが、これが折り返し「五十鈴川ゆき急行」になります。
 5820系6両編成。L/Cカー。
 大阪線所属なので、トイレ付き車両を連結しています。
 「でも、ホントは5200系に乗りたかったなあ…」



↑すでに五十鈴川ゆき急行として乗車口ドアは開放されています。発車待ちの状態。
 電車が入線したときから〝不安〟だったんだけど、座席フォーメーションはこのままなん?
 ドアが開く前に車内整備が行われてクロスシート配置に切り替わるのだろう、と期待したのに。
 「うそぉ ロングシートで五十鈴川まで行くんかい…



↑この5820系では、6両編成のうち2両にトイレが付いています。



↑上本町から五十鈴川まで139.1km。所要2時間29分の旅が始まります。
 でも、もう一度言う。ラッシュ時じゃないのにロングシートで運行するのは何故だ
 2時間29分って近鉄の急行列車の中でも屈指の所要時間だと思うけどなぁ。
 ここでクロスシート配置にしないのなら、何のためのL/Cカーなんだ~



↑私は「端っこの座席」にすわることにしました。車端部のところです。
 座って、上半身を少しひねって、壁(妻面)にもたれるようにして窓の景色を眺めます。



↑こんなふうに車窓風景が見えます。長時間この姿勢だと、首が痛くなるけど



↑きょうはきっぷを買いました。
 大阪上本町から五十鈴川まで1840円です。
 運賃改定により、明日4月1日からは同区間2180円(340円アップ)になります。



↑定刻13時28分に大阪上本町を発車。まずは大阪線を走ります。
 「大和八木へは、後の特急(名阪乙)が先に着く」旨のアナウンスが入り、次駅の鶴橋に停車。
 鶴橋から乗ってくる人は多かったけれど、乗車後も座席は全部埋まらない程度でした。
 ロングシートなので、車内が込んでくると〝撮影〟は難しいです。
 撮っていたらひんしゅく買うだろう 自粛。

布施の次の停車駅-河内国分で、待避線に入って5分ほど停車しました。
名古屋ゆき乙特急アーバンライナーが追い越していきました。
鶴橋でアナウンスがあった、「大和八木へは特急が先に着く」というやつです。


◎大和八木から撮影再開


↑大和八木で降りる客が多くて、車内が空きました。私の隣りに座っていた客も降りた。
 「隣りも、その隣りも空席だし…、こうやって写真撮っても大丈夫そうだな」
 ここから撮影を再開しました。
 以下、このアングルばっかりで単調ですが、撮ってみました。
 大阪上本町から40分経過。14時08分に大和八木を発車。まだ先は長い。



↑大和八木を出ると、すぐに耳成山が見えてきます。



↑大和八木からは「すぐ」ですが、桜井の街並みと三輪山が見えてきました。



↑14時12分、桜井。降りる客のほうが、乗ってくる客よりも多かった。
 急行はここから先、榊原温泉口まで各駅に止まっていきます。
 この先、停車する各駅で写真を撮ろうと思います。(可能な限り)



↑大和朝倉。
 大阪方面から走ってきた準急・区間準急・普通の多くはここで終点になり、折り返していきます。
 かつては昼間も準急・普通は榛原まで到達していたんだけどな。
 利用状況に照らしてか、現在は大和朝倉で終着となってしまう列車が増えています。
 その代わりに、急行が大和朝倉と長谷寺に停車するようになりました。
 ホーム向かい側に止まっている電車は、折り返し大阪上本町ゆき普通。
 「下りホーム待避線に到着したまま、そこから折り返して行くんやね」(上りホームに回送されない)



↑大和朝倉を出ると、ぐんぐん坂を登っていきます。
 今までに当ブログでも書いたことがあったと思うけど、私はこの区間の車窓風景が好きです。



↑長谷寺。ホーム越しに大きな桜の木が見えます。



↑長谷寺から榛原へ、さらに坂を登っていきます。



↑14時24分頃、榛原(はいばら)。
 特急待避は無く、すぐに発車しました。












↑三本松~赤目口間では、地形が開けて、蛇行する宇陀川を三回渡ります。
 ここも車窓風景がいい区間だと思います。



↑赤目口に着く手前で、また川を渡ります。これは宇陀川に注ぐ支流。
 「さくらがきれい」






↑名張に着きます。(反射映り込みがあります)



↑14時40分、名張に到着。ホームの画像ありません(反射映り込みアリ)
 私が乗っていた車両からの降車客は少しでした。
 名張では9分停車し、名古屋ゆき甲特急「ひのとり」の通過を待ちました。
 所要時間の面では、この駅で大阪上本町~五十鈴川の〝真ん中〟です。



↑五十鈴川へ向けて、後半区間に突入。
 名張を14時49分に発車して、さらに、各駅に停車しながら進みます。
 桔梗が丘、14時52分。



↑ステーション・ナンバー〝デゴイチ〟の、美旗。
 大阪線の駅ナンバーは、大阪上本町「D03」から始まっています。

※追記
大阪線の駅ナンバーは、大阪上本町「D03」から始まって、真菅「D27」までは一つずつ数字順に進みます。しかし、真菅の次駅-大和八木は京都・橿原線からの通し番号を用いて「D39」を名乗っています。
大和八木以東の大阪線各駅は「D39」から一つずつ数字順で進みます。



↑14時57分頃、伊賀神戸。
 伊賀鉄道(伊賀線)乗り換え駅。
 上本町からの乗車時間はほぼ1時間半。ここから五十鈴川まで残り1時間!



↑伊賀神戸を出てすぐに渡る鉄橋。この川は、木津川なのだそう。
 いつも私が地元で眺めている木津川の、うんと上流に当たります。
 車窓に見えている鉄橋は伊賀鉄道。鉄橋を渡ったら伊賀線は ぷいっと向こうへ離れていきます。
 京都線だけじゃなく、大阪線と伊賀線にも木津川鉄橋がある―、というお話です。



↑たくさんの線路(電車の車庫)が見えてくると、青山町に着きます。
 青山町車庫。



↑15時01分、青山町。
 特急待避は無く、すぐに発車しました。






↑「こうづ」と読む、伊賀上津。
 青山町から先、伊勢中川までの各駅は、昼間の時間帯は〝停車列車〟が少ないです。



↑伊賀上津~西青山間では、大阪線の旧線跡(単線時代の線路敷跡)を横目に走ります。
 赤マル印のとこらへんに旧トンネルの入り口があります。ちゃんと写っていないけど






↑鉄橋の柵の向こうに、旧線(単線時代)の橋脚が見えます。
 複線化によって新しい鉄橋に架け替えられたので、旧線の鉄橋は廃止されたんやね。
 旧鉄橋の橋桁は撤去されたけれど、橋脚はそのまま残されているのですね。



↑一層、山深い景色になってきました。まもなく西青山です。



↑近鉄電車の秘境駅ともいわれる、西青山。



↑乗降客はかなり少ない駅ですが、ホームはガラ~ンと広いです。
 西青山を発車すると、すぐに、近鉄線最長のトンネル(新青山トンネル)に入ります。
 西青山から次の東青山までは近鉄線で駅間距離が一番長い区間です。(合ってるよな?)



↑15時14分、東青山。
 駅前には「東青山四季のさと」が広がっています。



↑東青山では、当駅始発の伊勢中川ゆき普通と接続。1253系の2両編成。
 急行は榊原温泉口から先は通過運転を再開するので、東青山での緩急接続は良いと思います。
 ダイヤ的にはうまい設定だと思いますが、肝心の乗り換え客(乗り継ぎ客)が少ない



↑東青山を発車したところ。四季のさとを見ながら進む。
 桜が立ち並んでいるとこらへんが、大阪線の旧線跡だろうと思います。



↑現在線「新総谷トンネル」の手前付近。
 このあたりが総谷トンネルの入り口があったところだと思う。
 画面右端のとこらへん、黒く陰のように見えるのがトンネル入り口かな?
 いっぺん東青山で下車して、四季のさとを散策してみないといけませんな。
 


↑榊原温泉口の色褪せた駅名板。塗り直し作業中かな?
 桜井から続いてきた「急行の各駅停車区間」はここまで。
 五十鈴川に向けて、ここからは急行運転(通過運転)再開します。



↑山間部の区間を走り切って、伊勢の平野部に下ってきました。



↑伊勢中川の短絡線。



↑名古屋線の線路が近づいてきます。合流地点が伊勢中川駅ホーム。



↑15時27分、伊勢中川着。上本町からほぼ2時間です。
 これで、大阪線(大阪上本町~伊勢中川間108.9km)を全部乗り通しました。
 伊勢中川でも特急接続・待避はありませんでした。



↑15時29分に伊勢中川を発車。
 ここからは山田線(伊勢中川~宇治山田間、28.3km)を走ります。
 五十鈴川まであと30分ほど。ラストスパートです。



↑伊勢中川から7分ほどで松阪(まつさか。←濁らない)に到着。
 まとまった下車があり、私が座っている周囲が全て空席になりました。
 チャンス到来とばかりに、写真撮りまくり!
 ここで賢島ゆき普通と接続。

私は、上本町出発のときから一貫して車端の妻面を背もたれにして座っていたけれど、鶴橋から乗ってきた高齢女性が私と同じロングシートの乗降ドア側(らくらくコーナー)に座っておられました。この方も、松阪で降車されました。
「鶴橋から松阪まで<急行>で移動する〝一般の方〟もおられるのだな…」と私は感心してしまいました。
なんとなく、大阪~松阪間だったら特急利用がふつうでは?という私の先入観がありました。

そもそも、いま乗っている急行は、終点の五十鈴川まで〝先着〟するダイヤなのです。

この急行は、河内国分で名古屋ゆき乙特急(アーバンライナー)、名張で名古屋ゆき甲特急(ひのとり)に追い抜かれました。特急に追い抜かれたのはその2回だけで、特筆すべきは(?)伊勢志摩方面への特急に追い抜かれていないことです。
大阪難波14時10分発の賢島ゆき特急が、大阪上本町をこの急行の45分後(14時13分)に発車し、後方から追い上げてきているのですが、五十鈴川着は急行到着の3分後です。

昼間の時間帯、大阪~伊勢志摩方面の特急も運転回数が減ってしまったのですね。
大阪難波~賢島間の特急(乙)が片道1時間に1本走るだけか…。
昔は乙特急が毎時片道2本ありましたよね。
加えて毎時片道1本阪伊甲特急が走っていた時代もあったと思う。鶴橋から宇治山田まで止まらないやつ。当時は伊勢市にも止まらなかったですね。昼間にも甲特急が走っていたなんて、懐かしい時代やね。




↑松阪を出ると、JR紀勢本線としばらく並走。



↑松阪で降車が多かったので、そのあとの車内はガラーンとしました。
 この先は伊勢市・宇治山田・五十鈴川に止まるだけなので、もう車内が動くことはなさそう。



↑櫛田川をわたる。



↑明星検車区(車庫)のそばを通過。



↑上本町からずうっと私が座ってきた座席。



↑宮川をわたる。



↑JR参宮線と寄り添って、伊勢市に着きます。
 画面中央、小さい写り方だけど、JR駅にキハ25編成が停車中です。



↑伊勢市に停車。外宮前です。
 「しまかぜ」を含めて、伊勢市には甲特急も停車します。
 近鉄とJRと、双方の伊勢市駅が並んでくっ付いています。
 ここから先、急行は各駅に停車します。



↑伊勢市から目と鼻の先(?)、すぐに宇治山田に着きます。15時53分。
 山田線の区間はここまで。
 宇治山田で終着になる急行も多いけど、この列車はもう一駅先の五十鈴川まで行きます。



↑宇治山田から先は、鳥羽線に入ります。
 鳥羽線は、宇治山田~鳥羽間13.2kmの線区。
 この急行は五十鈴川までの一駅区間1.9kmだけ鳥羽線を走ります。



↑大阪上本町から約2時間半の〝急行のひととき〟が、まもなく終点です。



↑五十鈴川に着きました。
 「ロングシート運用に、乗り通したぞ



↑とくに遅れはなく、定刻15時57分頃に五十鈴川着でした。



↑約3分後の16時ちょうど頃に、大阪難波からの賢島ゆき特急が到着しました。
 急行で上本町を出発してから初めて「伊勢志摩方面ゆきの特急に追い付かれた」という状況です。
 と言っても、もう急行は五十鈴川終点に到着済みですけれどね。
 事前に特急券を確保してあれば、ここでスムーズに特急に乗り継ぐことができます。



↑下りホーム待避線(1番線)に到着した急行電車。「お疲れさま~」
 乗車口ドアは開いたままで、すでにテールライトが点灯しています。
 約15分のインターバル後に大阪上本町ゆき急行として折り返し発車していきます。
 「また今来た道を<急行>で戻っていくんやね。お疲れさま~」



↑五十鈴川駅。



↑五十鈴川駅前で連節バスに遭遇しました。


   ◇          ◇          ◇

◎私も五十鈴川で引き返す


↑15時06分。上り4番線に賢島から走ってきた伊勢中川ゆき普通が到着した。
 3番線から、後続の名古屋ゆき特急が先に発車します。(先発)
 それに続いて1番線から先ほどの大阪上本町ゆき急行が発車します。(次発)
 この普通は、五十鈴川に10分停車して「次々発」となります。
 私は、この普通に乗って伊勢中川まで戻りました。






↑16時58分、伊勢中川へ到着。
 ここからは、大和八木経由で京都方面へ帰ろうと思います。
 中川での乗り継ぎ候補列車は、このふたつ。
 ・17時10分発、大阪難波ゆき特急(賢島から走ってくる列車です)。
 ・17時13分発、大阪上本町ゆき急行(当駅始発です)。
 ホームのコンビニ売店で缶ビール買って特急で八木まで帰る…のも悪くないと思ったけど、
 思案して、結局きょうは帰りも<急行>に乗ることにしました。



↑17時01分、名古屋からの五十鈴川ゆき急行が入ってきました。
 「出た 5200系やんか!」
 きょうは私もこの車両に乗りたかった~ 車内は転換クロスシート。
 名古屋線の急行には5200系がよく使われています。



↑17時07分、大阪上本町から走ってきた伊勢中川終着の急行が2番線に静々と入線。
 この電車が折り返し17時13分発の大阪上本町ゆき急行になります。
 入線のアナウンスが「4両編成」であることを告げて、それで私も初めて気が付いた
 「えっ、4両なの
 この画像は、所定の4両停止位置に電車が止まった状態。
 ホームで私が待機していた地点に届かず、ずうっと向こうのほうで電車は止まってしまった



↑ドアが開くと、ホームで待っていた客が一斉に乗車。
 もう夕方の時間帯になっているので、乗客は決して少なくない状況でした。
 「モタモタしてたら座るとこ無くなる!?」と思い、私も急いで電車に駆け寄り、乗り込んだ。
 大丈夫でした。余裕で座れました。よかった~。
 2610系。もとは固定クロスシートを装備していた電車です。
 現在はロングシート改造されています。(トイレ前だけボックス席が残っている)
 私は中学・高校生の頃に2~3回、固定クロス時代の2610系に乗ったことあります



↑4両編成だったけれど、名張で前寄りに2両増結して6両編成になりました。



↑18時28分に大和八木着。
 伊勢中川から1時間25分、心地よく電車に揺られました。
 この急行に乗車した伊勢中川~大和八木間での急行〝通過駅〟は、
 川合高岡・伊勢石橋・大三・大福・耳成の5駅のみ

このあと、橿原線ホームに下りて、京都ゆき急行に乗って帰りました。

きょうは、五十鈴川まで<急行>で往復してきただけ、の半日でした。
みなさんは「これの何が面白いねん??」と思われるかもしれません。
私としては、車窓風景をたくさん眺めることができて、十分楽しかったです。
結局きょうは、特急利用が無いまま終わった。
缶ビール飲む場面が無かった。((+_+))



ノリマ修正〔西九州新幹線開業〕

2022年09月24日 22時18分00秒 | 旅のあと
西九州新幹線の武雄温泉~長崎間が新規開業したぶんを、ノリマに反映させておきます。
今回ノリマを修正するのはJR九州のみ。ほかのJR各社に変更はありません。

〔新規開業〕令和4年9月23日開業。
西九州新幹線:武雄温泉~長崎間、営業キロ69.6km。(実キロは66.0kmとされる)

これにより、JR九州の「総営業キロ」も69.6km伸びました。
私はまだ西九州新幹線に乗っていないので、「未乗の距離」も69.6km増えます。
「完乗率(達成率)」は100%から陥落して〝完乗くずれ〟となります。
「またいつか、きっと、長崎まで乗りに行くぞー


   ◆          ◆          ◆

【ノリマ】=乗車距離まとめ
◎JR各社エリアごとの乗車済み距離や完乗率など。(本日現在の数値です)

JR北海道
 総営業キロ:2372.3km
  乗車済み距離:2223.5km
  未乗の距離:148.8km
  完乗率(達成率):93.73%(北海道新幹線のみ未乗)

JR東日本
 総営業キロ:7281.3km
  乗車済み距離:5945.6km
  未乗の距離:1335.7km
  完乗率(達成率):81.66%

JR東海
 総営業キロ:1970.8km
  乗車済み距離:1970.8km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%

JR西日本
 総営業キロ:4885.7km
  乗車済み距離:4874.7km
  未乗の距離:11.0km(可部線:可部~あき亀山、おおさか東線:新大阪~鴫野 のみ未乗)
  完乗率(達成率):99.77%

JR四国
 総営業キロ:853.7km
  乗車済み距離:853.7km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%

JR九州
 総営業キロ:2342.6km
  乗車済み距離:2273.0km
  未乗の距離:69.6km(西九州新幹線のみ未乗)
  完乗率(達成率):97.03%



またノリマを更新する

2022年06月26日 21時57分00秒 | 旅のあと

きょうも、また「ノリマ」です

きのうのブログでノリマを更新しました。
そのあと、また路線距離を計算していたら、新たにひとつノリマ修正箇所が判明しました。
JR四国ですわ。
数年前にJR四国の営業キロ数にも変動があったのですね。一部区間の廃止によるもの。
わし、きょうまで、そのことを全然理解していなかった(本当にテツなのか

二日続きですが、きょうもノリマを修正しておきます。


〔廃止された区間〕
JR四国区間で一部廃止がありました。

・2020年(令和2年)10月31日廃止。
 牟岐線の、阿波海南~海部間、1.5kmが廃止された。

廃止された1.5kmぶん、JR四国の「総営業キロ」が短くなりました。
この距離ぶんを「乗車済み距離」からも引いて、ノリマの数値を整えておきます。
私はJR四国に全線乗車済みなので、完乗率に変更はありません。

なお、廃止区間はJRから分離され、阿佐海岸鉄道阿佐東線に編入されました。
これを機に、阿佐海岸鉄道阿佐東線ではDMV(デュアル・モード・ビークル)が導入されました。
当時、四国にDMVが走り始めたという話題がテレビニュースでも伝えられました。


以上の内容を反映して、ノリマ修正しておきます
↓↓

   ◆          ◆          ◆

【ノリマ】
◎JR各社エリアごとの乗車済み距離や完乗率など。(本日現在の数値です)

JR北海道
 総営業キロ:2372.3km
  乗車済み距離:2223.5km
  未乗の距離:148.8km
  完乗率(達成率):93.73%(北海道新幹線のみ未乗)

JR東日本
 総営業キロ:7281.3km
  乗車済み距離:5945.6km
  未乗の距離:1335.7km
  完乗率(達成率):81.66%

JR東海
 総営業キロ:1970.8km
  乗車済み距離:1970.8km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%

JR西日本
 総営業キロ:4885.7km
  乗車済み距離:4874.7km
  未乗の距離:11.0km(可部線:可部~あき亀山、おおさか東線:新大阪~鴫野 のみ未乗)
  完乗率(達成率):99.77%

JR四国
 総営業キロ:853.7km
  乗車済み距離:853.7km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%

JR九州
 総営業キロ:2273.0km
  乗車済み距離:2273.0km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%



ノリマ更新

2022年06月25日 23時12分00秒 | 旅のあと

久しぶりに「ノリマ」です。乗車距離まとめ。
前回ノリマを投稿したのは〝コロナ前〟の2019年(令和元年)秋でした。

その後も〝乗り〟には全然行けていないので、乗車距離は全く伸びていません。
「このところ毎年ずっと、新規乗車キロは、ゼ~ロ~
新たな路線踏破がないので、乗車キロに変動がなく、ついついノリマを放置してしまうわけです
でも、この数年の間に、路線廃止や営業距離変更などの動きがありました。私が乗りに出かけなくても、鉄道路線の環境は刻々と変わっていくのです。そういう変更があったら、その都度ノリマを書き換えないといけないんだけど、ずーっと放ったらかしにしていました。
きょうここで、ノリマを修正しておきます。


〔廃止された線〕
JR北海道区間で路線廃止がありました。

・2020年(令和2年)4月運転終了、5月廃止。
 札沼線の、北海道医療大学~新十津川間、47.6kmが廃止された。

・2021年(令和3年)3月31日廃止。
 日高本線の、鵡川~様似間、116.0kmが廃止された。

以上2件合計、47.6km+116.0km=163.6kmが廃止されました。
この距離ぶん、JR北海道の「総営業キロ」が短くなりました。
また、札沼線・日高本線とも、私は乗ったことがある区間なので、この距離ぶんを「乗車済み距離」から引きます。ノリマ的には、これらの路線区間は〝無かったこと〟になります。消滅

〔営業キロの変更〕
JR東日本区間で営業キロ変更がありました。

・常磐線:相馬~浜吉田間の震災復旧からの開通に際し、常磐線の営業キロが0.6km伸びた。

・男鹿線:男鹿駅の駅舎移転の際に、男鹿線の営業キロが0.2km短くなった。

以上2件合計、「+0.6km-0.2km=+0.4km」
わずか0.4kmですが、この距離ぶんJR東日本の「総営業キロ」が長くなりました。
私は、常磐線の竜田~岩沼間にまだ乗ったことがないので、「未乗の距離」に0.6kmを加えます。
一方、男鹿線には乗ったことがあるので、「乗車済み距離」から0.2kmを引きます。

以上の内容を反映して、ノリマ修正しておきます
↓↓

   ◆          ◆          ◆

【ノリマ】
◎JR各社エリアごとの乗車済み距離や完乗率など。(本日現在の数値です)

JR北海道
 総営業キロ:2372.3km
  乗車済み距離:2223.5km
  未乗の距離:148.8km
  完乗率(達成率):93.73%(北海道新幹線のみ未乗)

JR東日本
 総営業キロ:7281.3km
  乗車済み距離:5945.6km
  未乗の距離:1335.7km
  完乗率(達成率):81.66%

JR東海
 総営業キロ:1970.8km
  乗車済み距離:1970.8km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%

JR西日本
 総営業キロ:4885.7km
  乗車済み距離:4874.7km
  未乗の距離:11.0km(可部線:可部~あき亀山、おおさか東線:新大阪~鴫野 のみ未乗)
  完乗率(達成率):99.77%

JR四国
 総営業キロ:855.2km
  乗車済み距離:855.2km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%

JR九州
 総営業キロ:2273.0km
  乗車済み距離:2273.0km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%



ひのとりの後は、普通で…

2021年11月23日 18時36分00秒 | 旅のあと

おととい11月21日(日)、近鉄特急「ひのとり」に乗って名古屋まで行きました。

名古屋に着いたあとは、折り返して、近鉄電車で京都府へ帰ってきました


以下、名古屋からの帰り道に写した画像を貼ります。



↑再掲。近鉄名古屋駅の改札口。
 「ひのとり」で名古屋へ着いた私は一旦改札口を出て、こんどはICOCAをタッチして改札を入りました。



↑名古屋からの折り返しは、特急ではなく〝普通電車〟に乗ろうと思います。
 13時31分の伊勢中川ゆき普通電車。これに乗ります。
「<ひのとり>で13時05分に名古屋へ着いたばっかりやろ? 13時31分で、もう帰るん?」
「うん。名古屋には何も用事が無いので」



↑1番線で発車待ちしている、13時31分発の伊勢中川ゆき普通電車。
 車両ナンバー「1111」号車です。ゾロ目~
 3両編成、ロングシート、トイレ無し。ふつうの通勤型電車やね。
 名古屋から伊勢中川まで78.8km・所要2時間16分の〝各駅にとまる旅〟です。

 なお、当ブログでも以前に、読者から指摘を受けたことですが…、
 名古屋線系統の近鉄電車では「各駅停車」という言い方をせずに「普通電車」と呼びます。
 今から私が乗るのは、伊勢中川ゆき普通電車です。



↑乗降ドア横に広告付き。結構目立っています。
 京都線では見ない広告です。名古屋線沿線にあるLPガス会社だそう。



↑乗り込むと、いつも乗っている京都線の雰囲気と変わりありません。
 日曜日の昼下がり。名古屋ターミナルとはいえ、普通電車に乗ってくる客は多くなかったです。
 定刻13時31分に発車しました。
 さっき乗った「ひのとり」とは雲泥の差!?ですが、「行くぞ、伊勢中川まで全駅停車!」



↑八田(はった)付近にて。高架線から街並みを眺めながら進みます。
 名古屋を出て数駅は、駅間距離が短めです。



↑伏屋(ふしや)。ナンバリング「E06」。
 始発の近鉄名古屋駅が「E01」です。順番に数字が大きくなっていきます。



↑13時44分、戸田で80000系とすれ違いました。
 時刻的には名古屋ゆき「ひのとり」(営業中の列車)ではなさそう。回送列車かな。



↑蟹江(かにえ)で4分停車して、宇治山田ゆき急行と接続しました。
 急行は普通よりも10分遅く名古屋を発車して、最初の停車駅・蟹江で普通に追いつくダイヤです。
 京都線の新田辺で見られるのと同様の、普通・急行の緩急接続シーンです。



↑電車がいっぱい止まっている車両基地。富吉検車区の車庫です。
 13時53分に富吉(とみよし)に着きました。



↑富吉の駅で他の乗客はみんな降りてしまい、車内がガラ~ンとしました。
 検車区があるだけの駅かと思っていたけど、富吉って乗降が多くて大きな駅なんだなぁ。



↑弥富(やとみ)でも、待避線に入って4分停車。
 鳥羽ゆき特急<アーバンライナー>が通過していきました。
 80000系<ひのとり>がレギュラーになったことで、<アーバンライナー>は名阪以外にも展開中
 名古屋~伊勢(名伊特急)の運用に<アーバンライナー>が結構使われています。



↑弥富から次の長島まで、駅間3.4km。途中で木曽川を渡ります。
 並行する国道の橋を突き抜けて、遠く(画面奥)に遊園地ジェットコースターらしきものが見える。
 ナガシマスパーランドですね。スチールドラゴンっていうやつかな。



↑木曽川を渡ったところで〝白い電車〟とすれ違い。アーバンライナーです。
 これは、五十鈴川から走ってきた、上り名伊特急。



↑14時05分、長島に停車。



↑長島から次の桑名まで、駅間4.2kmです。このあたりは駅間距離が長めです。
 この区間では長良川・揖斐川を一気に渡ります。近鉄線で一番長い鉄橋です。
 前方から、名古屋ゆき急行が接近。



↑桑名を過ぎて3駅目の、川越富洲原(かわごえとみすはら)で待避線に入って4分停車。
 14時20分ごろ、大阪難波ゆき特急「ひのとり64列車」が駆け抜けていきました。
 「この<ひのとり>は名古屋14時00分発。富洲原まで約20分で到達するんやな



↑14時32分、四日市に着きました。名古屋出発からほぼ1時間です。
 その後、途中駅から乗ってくる客がいたけれど、四日市に着くと乗客はみんな降りていきました。
 四日市で下車する人や、急行に乗り換える人たちです。
 この普通電車に乗り続ける人は少なかった。



↑四日市では13分間停車し、急行と特急に先を譲ります。
 急行・特急からの乗り換え客が加わって、わが普通電車の乗客も回復
 先に松阪ゆき急行が出ていき、その4分後に賢島ゆき特急が出ていきました。
 松阪ゆき急行は、後刻、賢島ゆき特急に追い抜かれる運命です。
 京都線の新田辺でも、特急通過と急行接続の〝2本待ち〟をする各駅停車があります。
 四日市の場合は特急も停車するのがカッコイイね。
 それにしても、13分停車は長かった 
 四日市14時45分発。



↑15時08分に白子(しろこ)に着きました。待避線に入ります。(1分遅れたな
 上り線停車中の「アーバンライナー」と離合。大阪難波を13時30分に発ってきた名阪乙です。
 「わが普通電車の名古屋発とほぼ同時刻に難波を発った特急が、もう白子へ到達してる



↑白子では所定7分停車です。ここでも特急・急行の2本待ち。
 先に、大阪難波ゆき乙特急「アーバンライナー」が出ていきました。
 そのあと、松阪ゆき急行が出ていきました。これが最後の待避です。
 松阪ゆき急行が出たあとは、伊勢中川までこの普通電車が先に着きます。
 「合計、名古屋からここまでで特急4本と急行3本に追い抜かれました」
 白子15時14分発。



↑15時23分、豊津上野(とよつうえの)に停車。
 普通電車しか止まらない駅です。私も、この駅で停車するのは初めて。
 「読み方、今まで私は〝ほうづうえの〟だと思い込んでいた とよつ…と読むのか」
 特急で通過しているばかりでは、なかなか気づけない部分やね。



↑15時32分、津に到着しました。名古屋から2時間です。
 「往路で乗った<ひのとり>は、津から名古屋までノンストップ42分だった」 
 近鉄津駅は、幅広ホームの1面2線です。待避線はありません。



↑津にて。さっき「ひのとり」からも写したけれど、隣接するJR津駅を撮ってみた。
 JRホームの駅名標は、平仮名の「つ」が大きくて、その下に漢字の「津」が書いてある。
 遠目に眺めると「?」に見える、…と、しばしば話題になります。



↑津から伊勢中川までの区間は「急行」も各駅に止まります。最近のダイヤ変更でそうなったんよね。
 それに伴って、名古屋方面からの普通電車は津新町(つしんまち)で終点になるものが増えたようです。
 こうして伊勢中川まで〝通し〟で走る普通電車は、以前に比べると少なくなりましたね。
 久居の手前で、鳥羽からの上り名伊特急とすれ違いました。



↑15時42分、久居(ひさい)。



↑15時44分、桃園(ももぞの)。ステーションナンバーはE43。
 桃園が最後の途中駅。次が終点伊勢中川です。
 「ここが名古屋から数えて43番目の駅。全部の駅に止まって、やって来たぞ!」



↑桃園を出ると、きょう一番の加速でぐんぐんスピードを上げました。唸るモーターが良い!
 そして、対向の伊勢志摩ライナーとすれ違いました。
 賢島からの名伊甲特急。伊勢市を出ると津・名古屋の順に止まるノンストップ系統です。
 名伊甲特急って、京都府に暮らす私には一番乗る機会が無さそうな列車です。乗りたいな



↑スピードをキープしたまま、雲出川の鉄橋を駆け抜けました。



↑名阪特急が通る中川短絡線が分岐します。



↑終点伊勢中川に着きます。
 名古屋から44番目の駅です。
 ここまでのステーションナンバーで言えば「E44」になるべし…、ところなのですが、
 伊勢中川駅には大阪線からのナンバーが当てられているので、ここだけ「E61」となっています。



↑15時47分、定時到着。名古屋から2時間16分の旅でした。
 「ひのとり」は大阪難波~名古屋間2時間05分なので、それよりも長い時間だった
 「3両編成の普通電車、お疲れさま~」 
 ホームに降り立つと、車体側面の行先表示はすでに「普通名古屋」に変わっていました。
 このあと、また〝普通〟で名古屋まで戻っていくのか…。ご苦労さん
 
 ホーム向かい側には、この先へリレーする賢島ゆき普通電車(2両)が待っています。
 この電車に乗り換えようかと一瞬思ったけど、やっぱりやめておきました。
 私は京都府をめざして、大阪線の電車に乗り換えることにします。



↑15時53分。伊勢中川6番線から撮影。
 さっき降車した1番線から、地下通路をすすんで6番線へ移動してきました。
 4番線に大阪上本町ゆき特急(左奥)が停車中のところ、5番線を京都ゆき特急「しまかぜ」が通過-。
 ここでは、徐行運転みたいなノロノロ走行で通過していきました。
 しまかぜは、伊勢市から大和八木まで止まりません。
 「特急が特急を追い抜く、珍しいシーンと言えます。しまかぜは別格かな」



↑15時58分、名張からの普通電車が6番線に到着しました。2両編成です。
 当駅が終点で、折り返し、名張ゆき普通電車となります。
 「名張ゆき」だったので、私もこれに乗りました。普通電車の旅を続行
 これが東青山ゆきだったら、普通電車はパスして、伊勢中川から特急に乗って帰ったと思います。

 なお、この電車に乗り込むと、車内放送の自動音声のやつは「名張ゆき各駅停車です」と言っていました。
 車掌の肉声案内は、「名張ゆき普通電車」と言っていたように思います。
 この車両は、大阪線に所属しているんやね。大阪線系の仕様になっているのだろう。
 短い停留ののち、16時03分、名張へ向けて発車しました。



↑東青山では待避線に入り、3分ほど停車。特急通過待ちのため。
 16時22分、下り賢島ゆき特急「伊勢志摩ライナー」が駆け抜けていきました。



↑同じく16時22分、上り大阪難波ゆき特急(ビスタカー連結)が通過しました。
 「特急電車は速いなぁ



↑16時49分、終点の名張に着きました。
 ホーム向かい側に、大阪上本町ゆき急行がスタンバイしています。9分の待ち合わせ。
 でも、もう日も暮れたし、疲れたので、ここからは特急で帰ろうと思います。
 上本町ゆき急行よりも先に〝8分待ち合わせ〟で京都ゆき特急が出ます。



↑名張駅ホームの特急券発売機で買いました。
 賢島から走ってくる京都ゆき特急に、名張から西大寺まで乗ります。
 京都ゆきなので、八木で乗り換えなくていいのです。
 「1号車だ…。一番後ろの号車だな」



↑京都ゆき特急は「2両+ビスタカー」の6両編成でした。
 前寄りの車両もかなり座席が埋まっていて、私の座席は最後尾の1号車でした。
 30000系ビスタカーの先頭車両(最後尾)で、喫煙室が付いているクルマです。
 同じ号車に喫煙室があるけれど、座席では、タバコのにおい漏れなどは全然感じませんでした。



↑背もたれのモケット…、何かを取り外して、穴埋めしたような痕跡があります。
 これは「吸い殻入れ」の痕跡かな? まさか、カップホルダーの跡??
 喫煙室が造られて分煙化される前、客室全体が喫煙車(喫煙席)だった時期が、ありましたね。
 その当時の「吸い殻入れ」の跡なのかな?と思いました。
 でも、近鉄特急の吸い殻入れは、肘置きの先端に格納されるやつだったっけ。



↑この車内で、きょう「ひのとり」カフェスポットの自販機で買ったグッズを並べてみた。
 ひのとりキーホルダーと、ひのとりハンカチタオル。
 またそのうちに、使いたいと思います。
 「ハンカチタオルは、広げたらどんな絵柄なの?」
 「自分で買って、広げてみるんだな
 「なんで、そこだけ不親切やねん

京都ゆき特急は順調に走り続けて、ほぼ定刻(17時47分)に大和西大寺へ到着~。
名古屋13時31分発から計算すると、西大寺まで、所要4時間16分!でした。
ただただ電車に乗っているだけだったけど、私はとても楽しかったです

西大寺で京都線の各駅停車に乗り換えて、無事に地元の駅へ帰り着きました。
改札口を出るときICOCAをタッチしたら、ピッ!と鳴って瞬時に精算完了。
当たり前のことなんだけど、きょうは名古屋から乗って帰ってきたからな。
名古屋からの運賃精算も、ピッ!と鳴って即完了でした。すごいと思った


〔おわり〕



ひのとりに乗った

2021年11月21日 22時28分00秒 | 旅のあと


きょうは日曜日だけど、業務予定がありませんでした。
「せっかくなので、出かけました」
散歩ウォークはお休みして、久しぶりに電車に乗ってきました。



↑ウチから近鉄電車に乗って、大阪難波へやって来ました。
 ここの近鉄切符売り場(窓口)で、お目当てのきっぷを買いました。



↑買ったのは、このきっぷ。
 「ひ・の・と・り、です
 きょうは大阪から名古屋まで乗ってみます。(※名古屋に用事は無いけど)
 もっとも、当日の直前買いだったので、プレミアムシートは取れませんでした。
 さすが、プレミアムシートは人気ありますね。
 「きょうは2号車のレギュラーシートで行きます」



↑大阪難波駅改札内。エキナカ。
 今から、お昼の時間帯にまたがって「ひのとり」に乗るので、弁当買っておこう。
 乗車前に、この並びの弁当屋でひとつ駅弁を買いました。
 「ひのとり」には車内販売が無いので、弁当は自分で持ち込みます。



↑ホームの発車案内。
 『11:00 特急ひのとり 名古屋 6両』が、私が乗る列車です。
 途中の停車駅は、大阪上本町・鶴橋・津。



↑10時57分。80000系が入線してきました。
 これが11時発の特急「ひのとり」名古屋ゆきです。当駅始発です。
 きれいな色やね。メタリック・レッドです。
 ホームから、カメラ・スマホを向けている人も多かったです。
 停留時間は2~3分だけ もう発車時刻が迫っているので、私も急いで乗車しました。

   ◇          ◇          ◇

 ホワイトの車体で一世を風靡した「アーバンライナー」は、白い奇蹟だった。
 ならば、「ひのとり」は、いつかきっと、赤い玉の伝説になる!
 「何を言うておられるのですか



↑2号車、レギュラー車両。私の座席は4列目のD席。



↑「ひのとり」は大阪難波を発車して、地下区間を走り出しました。
 「さあ! 行くぞ、名古屋まで!」



↑大阪上本町(地下ホーム)に停車。



↑当ブログの熱心な読者の皆様なら、きっとご承知のはずですが、
 私は昨年に、「ひのとり」レギュラー車両に一度乗ったことがあります。
 「昨年9月に、大和八木から鶴橋まで乗りました」
 なので、レギュラーシートは、きょうが初めてじゃないんです。



↑「ひのとり」バックシェルシャキーン!
 レギュラーシートにも標準装備の、バックシェルシャキーン!
 この画像のシーンでは、前席の人が、背もたれをグイッと倒している状態です。
 バックシェルのおかげで、後ろに座っている私に圧迫感は全然ありません。
 これだと、後席の人に「倒しますよ」って声をかける必要も無いし、時代に合っているかも。



↑地上へ出て、鶴橋に停車。大阪側の最後の停車駅です。鶴橋を出ると津まで止まりません。
 鶴橋からも乗車があって、私の席から通路をはさんだ「4A・4B」にも二人連れが座りました。
 「この先は、この画像みたいに、進行右窓のほうへカメラを向けるのが無理になった
 わが2号車は、どの座席(2人掛け)にも一人は座っている状況でした。
 二人連れで座っているところも、割とあったように思います。
 ひのとりは結構な利用状況だなと感じました。

 ↓以降は、自席の左窓から写した画像が中心です。



↑布施を過ぎて、奈良線と分かれる。



↑河内国分を通過しています。
 「あっ、12200だ!」
 待避線に、昨日で運行終了した12200系スナックカーが止まっていました。



↑車内、通路頭上の案内画面。次の停車駅案内やニュース情報などが絶えず表示されていました。
 画面がふたつ並んでいます。車両後方(4列目席)に座る私にも、文字はよく見えました。
 日本語ひらがなと韓国語が並んで表示された場面を写しました。
 次の停車駅「津」の案内が表示されています。
 ハングルの表示が、なんだか可愛らしいと思いました。
 ひらがな表示の「つ」も、特徴的ですけれどね。



↑大和八木の手前です。新ノ口連絡線が合流してきます。



↑大和八木のホームにかかりました。
 この列車は「通過」なのですが、ブレーキがかかって減速しています



「止まった
 大和八木に停車しました。この先で、何かあったのかな?
 ドアは開きません。運転停車です。
 30秒以上は止まっていたと思うけれど、特に車内放送は無く、またおもむろに走り出しました。



↑デッキにて。



↑大和朝倉を過ぎて、山間へと進んで行きます。
 ひのとりは、上り勾配区間も力強く登っていきます。
 大和朝倉から榛原にかけて(途中に長谷寺駅がある)の車窓風景は、いいっ!
 私もこの区間に乗車するのは大好きです。



大阪難波を出て40分。ただいま11時40分。
 まだ12時じゃないけど、車窓風景を見ながら弁当食べよう
 さっき大阪難波駅で買ってきた「名阪特急ひのとり弁当」です。1,080円也。



↑ふた、オープン。
 唐辛子入りチキンカツ、鶏手羽先煮、たこやき、ごはん、など。
 チキンカツ弁当やね。これが「ひのとり弁当」って、どういうコンセプトだろう?
 火の鳥だから、鶏肉のカツに、火をイメージした唐辛子を織り込んだ、かな?
 おいしくいただきました。ごはんが結構詰まっていて、お餅みたいになってた 
 ふたを開けたときの第一印象としては、彩りがやや乏しい感は否めない。
 いろんなおかずを楽しみたいなら、幕の内弁当でしょう。



↑走る列車のなかで弁当を食べるなんて…、久しぶりだ。



↑名張川にかかる鉄橋の上で、停車しました。
 「また止まった
 でも、通常ならサッと渡ってしまう名張川を、ゆっくり眺めることができました。
 名張川はここから北へ流れて、京都南部の高山ダムへつながり、木津川へ続いています。



↑11時51分。名張駅ホームで、もう一度停車しました。(ひのとりは名張を通過する列車です)
 「どうした、ひのとり。めっちゃ止まるやん
 きょうは大和八木にも止まったし、名張にも止まった。まるで乙特急

一連の運転停車について、車内放送の説明は無かったけれど、きょうは私が乗っている「ひのとり」の前方に団体列車が臨時運転されていました。大阪難波10時50分発・宇治山田への「団体貸切ひのとり」が、私が乗る「ひのとり」の前方を走っていました。臨時運転の列車が割り込んだので、それが運転停車の原因になっていたのかなと思います。



↑車内前方の案内画面には、時折、運転席からの景色も映し出されました。
 「さすがにこれは、4列目の私からは、画が小さくて見づらかった



↑トンネル区間を走行中。



↑1号車にあるカフェスポット(自販機)へ行ってみた。
 挽きたてコーヒー(200円)を買いました。
 画面左の窓辺に置いてあるカップが、私が買ったコーヒーです。


↑前後します。コーヒーを淹れているときに撮影。
 コーヒー以外に、お菓子やグッズの自販機もあります。
 私も、ひのとりハンカチタオルと、ひのとりキーホルダーを買いました。
 小型の自販機が置かれているだけで、売店という雰囲気ではありません。



↑挽きたてコーヒー。自席へ持ち帰って、おいしくいただきました。





↑自席へ戻ってコーヒー飲んでいたら、中川短絡線(伊勢中川)にさしかかりました。



↑12時14分ごろ、大阪線から名古屋線に移りました。



↑津新町を通過。
 ひのとり80000系。今どきの電車なので、スピードが出ていても静かだなあ、と思いました。
 走行中ポイント通過するときの衝撃が、台車から(下から)突き上げてくるような感じがしました。
 乗り心地が悪いということではないけれど、近鉄の一般車両ではこういう感じは無いよなぁ。



↑12時21分、津に到着しました。ここは停車駅です。定刻でした。お見事。
 通路向こうの4A・4Bの二人連れはここで降りていきました。
 「4A…、背もたれが戻っていない 残念」
 細かいこと言うと、カップホルダーもAB両方とも開いたままです。閉じてから下車したいところだ。
 個人の感想です
 でも現に、入れ替わりで、津から新たに二人連れが4A・4Bに乗り込んできました。
 自分が乗り込んだときに、すでに背もたれが倒れていたら、なんか嫌じゃないですか?

 津で降りた客もいたけれど、それ以上に、入れ替わりで乗ってきたほうが多かったように思います。
 「ひのとり」は、しっかり利用されているのだな。



↑12時23分、津を発車。次は終点名古屋まで止まりません。
 駅の広告看板の向こうに、JR紀勢線の列車が見えました。
 津駅は、近鉄とJR東海が隣り同士で並んでいます。



↑津を出て、数分走ると、田園の向こうに伊勢鉄道の高架が見えました。



↑12時39分、塩浜を通過。
 駅隣接の検修車庫を見ながら駆け抜けます。
 画面の右端にチラッと見えているのは、古い電気機関車か?
 ちょっと、写すタイミングが早かったな



↑塩浜から2分! 12時41分に四日市を通過しました。
 待避しているのはラッピング電車かな?



↑富田(とみだ)を通過。
 近鉄線と接続する三岐鉄道三岐線(さんぎてつどう・さんぎせん)の線路が分かれていく。



↑12時50分、桑名を通過。
 近鉄線と接続する養老鉄道養老線の線路をオーバー・クロス。





↑名古屋のビル群が見えてきました。



↑最後の通過駅、米野(こめの)を通過。
 車両基地を見ながら、終点名古屋(地下駅)へと、もぐりこんでいきます。
 米野の車両基地には、ここにもスナックカーが止まっていました。



↑地下区間に入り、まもなく名古屋到着です。



↑名古屋に着きました。
 所定13時05分着です。この画像のデジカメ撮影記録は13時06分
 「まあ、定時到着ということで、OK



↑大阪難波から名古屋まで約2時間05分の、「ひのとり」の旅でした。
 〝津に停車〟したうえでの2時間05分だから、昔のアーバンライナーよりも速くなってるよね?
 「しかも、きょうは八木と名張にも止まったしな



↑降車の様子を見つめながら乗務員は、「ひのとり」の戸閉めタイミングを見計らっています。
 このあと「ひのとり」は、一旦名古屋駅を離れて、車庫へ回送されていきます。



↑名古屋駅5番線は、大阪難波駅のホームよりもスペースが広いので、撮影にもってこい
 「ひのとり」から降り立った人たちが、カメラを向けていました。



↑隣りの4番線では、賢島ゆきのビスタカーが発車待ちしていました。
 名古屋から賢島まで、このビスタカーは2時間07分で結びます。
 (名古屋13時10分発→賢島15時17分着)



↑近鉄名古屋駅の改札口。
 頭端式ホームの終着駅ならではの構造で、ホームから改札口まで段差なし!フラットです。
 地下駅なので、改札を出たら階段を上がらないとダメですけれど。

   ◇          ◇          ◇

以上です。
大阪難波から名古屋まで特急「ひのとり」に乗ってみました。
レギュラーシートでも、十分に快適でした。
私は「4D」の座席だったけれど、隣りの「4C」には誰も座らなかったので、結局二人掛けシートをひとりで使ったことになり、気兼ねなく快適でした。プレミアムシートの1人席に座るのと比べてどっちが〝気楽〟だろうか?…とか、考えたりしました。
でも、プレミアムシートにも乗ってみたいです。またいつかきっと。

「それと、きょうはうっかりしていて、<ひのとり>車内のトイレ・洗面所を見学するのを忘れた
乗車前の大阪難波駅でトイレを済ませていたので、乗車中はトイレへ行く必要性を感じなくて失念してました。テツとしては車内探検の一環でトイレ洗面所の見学を欠かしてはいけないところでした。
次回プレミアムシートに乗るときに見学してみます。

〔おわり〕



ノリマ修正

2019年11月29日 22時00分50秒 | 旅のあと

すっかり忘れられてしまった存在(!?)の、ノリマです。乗車距離まとめ。

一時期は、熱心に「乗り」に出かけていたのに、今年は、新規乗車(初乗り)した線区は1線もありません
思えば昨年も、どこへも乗りに出かけなかったな…。
結構ごぶさたやねぇ。ぜんぜん乗りに出かけてないです。

散歩ウォークに熱心に取り組んでいるのとは対照的に、列車の旅には全然出かけてへん…という現実。
「私は本当に鉄道ファンなのか?」と自問したり
焦らず、またいつか乗りに出かけたいと思っています。

   ◆          ◆          ◆


11月も終わろうとしている こんな時期ですが、ノリマを修正しておきます。

今年の春、JR路線に 新規開業運営移管廃止 の動きがありました。
それによってJR西日本・JR東日本・JR北海道の営業キロが変わりました。
この件、ノリマにまだ反映していなかったので、きょうここで数値修正しておきたいと思います。


〔新規開業〕
 JR西日本 おおさか東線(新大阪~鴫野・放出間)
  ・ダイヤ改正日の3月16日に開業した。
  ・これによりJR西日本の総営業キロは少し長くなった。
  ・新大阪~放出(11.0km)のうち、片町線と重複する鴫野~放出(1.6km)は、おおさか東線の営業キロには含まれない。

〔運営移管〕
 JR東日本 山田線(宮古~釜石間)55.4km
  ・JRから三陸鉄道に運営移管され、3月23日から「三陸鉄道リアス線」として営業開始した。
  ・鉄道運行は継続されるが、JR線ではなくなるので、JR東日本の総営業キロはそのぶん短くなった。

〔廃止〕
 JR北海道 夕張支線<石勝線の一部>(新夕張~夕張間)16.1km
  ・3月31日の運行をもって営業終了した。路線廃止。
  ・これによりJR北海道の総営業キロはそのぶん短くなった。

   ◆          ◆          ◆

◎おおさか東線 の営業キロ

もともと、ノリマには、JR西日本の貨物線のキロ数は含めていません。
JR西日本が公式発表している総営業キロから、貨物線(=定期旅客列車のない線区)のキロ数を差し引いてノリマに記載しています。

おおさか東線は、既存の貨物線を改修して旅客線化した区間が大半をしめる路線です。
JR西日本の貨物線として線路自体(大半の区間)は昔から存在していたのだけれど、ノリマにはもともと そのキロ数は含めていませんでした。



なので…、ノリマとしては、
今春の おおさか東線・新規開業ぶんについては、シンプルに、新大阪~放出間の営業キロをノリマに加算すれば良い、のです。
但し、片町線と区間重複する鴫野~放出間(1.6km)については、おおさか東線のキロ数にはカウントしないようです。
「データで見るJR西日本2019」(公式)によると、おおさか東線の営業キロはそのように計算されています。
ですから、新大阪~鴫野間のキロ数9.4kmを、新規開業ぶんとしてノリマに反映させておきます。


◎JR各社エリアごとの乗車済み距離や完乗率など。(本日現在の数値です)

JR北海道
 総営業キロ:2535.9km
  乗車済み距離:2387.1km
  未乗の距離:148.8km
  完乗率(達成率):94.13%(北海道新幹線のみ未乗)

JR東日本
 総営業キロ:7280.9km
  乗車済み距離:5945.8km
  未乗の距離:1335.1km
  完乗率(達成率):81.66%

JR東海
 総営業キロ:1970.8km
  乗車済み距離:1970.8km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%

JR西日本
 総営業キロ:4885.7km
  乗車済み距離:4874.7km
  未乗の距離:11.0km(可部線:可部~あき亀山、おおさか東線:新大阪~鴫野 のみ未乗)
  完乗率(達成率):99.77%

JR四国
 総営業キロ:855.2km
  乗車済み距離:855.2km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%

JR九州
 総営業キロ:2273.0km
  乗車済み距離:2273.0km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%



のりま

2018年12月03日 22時03分20秒 | 旅のあと
JR線の、未乗線走破の旅…。
わし、数年前は熱心に取り組んでいたけれど、今年はとうとう、一度もどこへも出かけないまま12月を迎えてしまいました
(そのかわり、最近は地元で散歩ウォーキングに没頭してる

決して、JR全線乗車の夢を失ったわけじゃないけれど、残る未乗線が京都から遠い土地にあるので、なかなか出かけられずにいます
全線チャレンジを断念したわけではありません! 乞うご期待!(←気長に…)

今年、私が新たに走破した線区は無いのだけれど…、1項目、今年春にJR西日本の「三江線」(江津~三次間、108.1km)が廃止された件。
三江線は、2018年(平成30年)3月31日で営業終了しました。路線廃止です。
そのぶんを、まだノリマに集計していませんでした。きょうのブログ記事で、まとめておきます。

JR西日本の総営業キロ乗車済み距離から、それぞれ、三江線の108.1kmを引き算しておきます。
完乗率の数値は、変わりありません。


◎JR各社エリアごとの乗車済み距離や完乗率など。(本日現在の数値です)

JR北海道
 総営業キロ:2552.0km
  乗車済み距離:2403.2km
  未乗の距離:148.8km
  完乗率(達成率):94.17%(北海道新幹線のみ未乗)

JR東日本
 総営業キロ:7336.3km
  乗車済み距離:5945.8km
  未乗の距離:1390.5km
  完乗率(達成率):81.05%

JR東海
 総営業キロ:1970.8km
  乗車済み距離:1970.8km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%

JR西日本
 総営業キロ:4876.3km
  乗車済み距離:4874.7km
  未乗の距離:1.6km(可部線:可部~あき亀山 のみ未乗)
  完乗率(達成率):99.97%

JR四国
 総営業キロ:855.2km
  乗車済み距離:855.2km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%

JR九州
 総営業キロ:2273.0km
  乗車済み距離:2273.0km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%



バンコク旅行(7)

2018年03月07日 23時55分50秒 | 旅のあと
バンコク(タイ)旅行の思い出です



↑ホテルのロビーにて。こういう花壇(?)があると、見ているだけで優雅な気持ちになりますね。
 従業員の方が、毎日きちんと、お花・葉っぱの手入れをしておられました。立派です~。


5泊6日のバンコク滞在中、3回、私のスマホが鳴りました。京都の自宅からの留守電の転送が入ったということです。
「げっ! 緊急業務かな」と、毎度ドキッとしましたが、幸い、その知らせではありませんでした。
転送された留守電のメッセージは、バンコクでもちゃんと聞くことができました。日本国内で聞くのと何ら変わりないです。←当たり前だけど
その留守電メッセージを踏まえて、直ちに、折り返しで私から当該のお家へ電話をかけ直し、通話をして、問い合わせ用件をクリアーにしました。
海外からでも、日本国内と同様にスマホが通じ、通話で あっさりと〝用件が解決〟してしまうことを、身をもって経験しました。
スマートフォン、便利です。


旅行中、日本語が通じなかったら、次に頼るのは「英語」だな…、私は。 タイ語はさっぱり分からないし。
かと言って、私は英語にも全然自信がありません。
私の実力は- 中学だったか高校だったかのときに受検した、英検 …で止まってます
今回の旅行で痛感したのは、自分は、英語を話すことよりも 聞くことに不慣れだな-、ということです。
相手が何を言っているのか聞き取れない 見当がつかない という場面が幾度かありました。何度も何度も聞き直したりして。
言葉を聞き取ることの重要さを知りました。刺激をうけました。


おまけ

ダンポポ動画 バンコク・スカイトレイン(BTS)







   ◆          ◆          ◆          ◆          ◆


2月19日(月)  旅行6日目

旅行の最終日です。きょうは日本へ帰ります。

バンコク滞在中は毎朝6時起床がお約束みたいになっていたけれど…、最終日のきょうは早起きです。4時すぎに起きました。
早起きだけど、よく眠れたので寝不足な感じはあまりありません。
身支度を整えて、荷物・カバン類をもう一度確認して、5時にロビーへ降りました。
フロントでチェックアウトを済ませて、5泊したホテルをあとにします。
(^^)/ お世話になりました~。

早朝にも関わらず、JTBの現地ガイドさんがロビーまで迎えにきてくれました。ガイドさんのお仕事も大変やねぇ。
ルックJTBツアーの〝きょう帰国組〟の方々とともに大型バスに乗り込んで、一路、スワンナプーム空港へ。
朝早いので道路渋滞もなく、ホテルから1時間もかからないうちに空港へ到着しました。
ガイドさんが搭乗手続きのところまで案内してくれたので、迷うことなく航空券の引き換えも済み、荷物(カバン)も預けることができました。
ガイドさん、いろいろありがとうございました。

出国の手続きも無事にクリアできて、関西空港ゆきのタイ航空機に乗ることができました。
スワンナプーム空港を8時15分出発の予定だったけれど、ちょっと遅れました。(正確な離陸時刻の記録、し忘れました)
まあ、飛んでくれたら、それでいいのです。

「やれやれ あとは、関空まで飛んでいくだけやな






↑各座席に付いている画面。
 私はヘッドホンで音楽を聴きながら、この画面をずうっと点けていました。





↑飛行の終盤で、おやつタイムでした。
 春巻きみたいな食べ物でした。おいしかったけれど、これは おやつ?



↑食べている途中に撮影しました。食べさしでスミマセン。


飛行中に、懐中時計の針を〝2時間進め〟ておきました。これで、タイ時刻から日本時刻に戻りました。
突如として2時間進んでしまうわけですが、ここも私は 案外冷静に受け止められました。
2時間の時差って、それほど劇的に心境が変わるものではないのかもしれません。

上空では、往路のとき以上に揺れが少なくて、いたって快適な復路フライトでありました。
まったく揺れを感じない、スーーーッと飛んでいる時間帯がけっこう長くありました。
15時30分(日本時刻)に、関西空港の滑走路に着陸しました。
関西は、曇り空です。
無事に帰ってきましたー

空港にて、入国の手続きも無事に完了。
何と言っても、関空では日本語が通じるので、気分が断然楽! 言葉が通じるって、ありがたいことです。
荷物(カバン)も受け取って、さあ、京都へ帰ろう。
「あっ、そうだ わし、空港から京都自宅までクルマを運転せなあかんのやった

ひやっと身を包む 冷たい空気に、日本へ戻ってきたことを実感-。
半袖シャツでも汗をかいたバンコクでの記憶が、ふと思い返されます。


16時40分に空港駐車場を出発し、高速道を突っ走って京都南部(自宅)へ帰りました。
夕方の道路渋滞も知れていて、関空から1時間半ぐらいで帰り着きました。

父母私の3人とも、無事にタイ旅行を終えることができました。感謝いたします。
バンコク滞在中は、兄夫婦に大変お世話になりました。
兄さん姉さん、本当にありがとうございました。m(__)m

バンコク旅行、おしまいです。


〔おわり〕


【参考】
関空駐車場での料金精算。
バンコク旅行中の6日間、関空駐車場にずうっとヴォ号を駐車していました。
駐車券に記載された日時から計算すると、駐車した時間は『5日と9時間06分』です。
その駐車料金は、1万270円でした。



バンコク旅行(6)

2018年03月06日 23時05分00秒 | 旅のあと
バンコク(タイ)旅行の思い出です



↑タイの缶ビール。チャーンビヤ&シンハビヤ。

   ◆          ◆          ◆          ◆          ◆


2月18日(日)  旅行5日目

やっぱり、6時ごろに起床。
ホテル1階レストランで朝食。
あっというまに、旅行も終盤です。ビュッフェ朝食をいただくのも、きょうが最後です。
バラエティゆたかなビュッフェ料理、ごちそうさまでした。

きょうも、兄夫婦と一緒にバンコク観光をします
兄夫婦がクルマを1台チャーターしてくれているそう。それに乗って、市内見物とか お土産の買い物とか、行きましょう。
時間にはゆとりが見込まれていて、兄夫婦とは10時にホテルロビーで合流する予定です。


ルンビニ公園(朝の散歩)

↑朝食を済ませたあと、8時過ぎから、父母私の3人でルンビニ公園へ散歩に出かけました。





↑日曜日の朝ということで、公園内にはジョグ・ウォークの人たちがたくさんいました。
 バンコク市民のみなさんは、健康に対する関心が高いみたいです。





↑そもそも、この日は、朝から公園内でマラソン大会(かな?)が 行われていたみたいやね。
 スタート&フィニッシュのマラソン・ゲートが設置されていました。その周囲では、体操している人たちもチラホラ。
 みなさんの様子からして、今からスタートするのではなさそう。もう、みんなゴールし終わった感じです。
 便乗写真というか、私もゲート前で1枚撮ってもらいました。全然走っていないけれども









↑ルンビニ公園前の道路にて、赤色の路線バス。非冷房車。



↑同所にて、黄色の路線バス。これは冷房車。



↑頭上をBTS電車が通っていきます。

   ◆          ◆          ◆          ◆          ◆


10時に、兄夫婦がホテルロビーへ迎えに来てくれました。
きょう一日貸切のハイヤー(ハイエース号)を1台手配してくれていて、父母兄姉私の5人、ホテル前からそれに乗り込んで出かけました。


国鉄駅: フワランポーン駅(クルンテープ駅)



↑きょうは時間の許す限りどこを観光しても良い… ということだけど、最初に、国鉄のターミナル・フワランポーン駅へ連れて行ってもらいました。
 フワランポーン駅という名前だけれど、本当はクルンテープ駅と呼ぶのが正しいとか…。ややこしい感じです。
 タイ国鉄の、バンコクのターミナル駅です。駅正面から眺めた雰囲気には、歴史と風格が感じられます。



↑正面入口から、建物の中へ入ってみました。天井が高くて、広いコンコースです。



↑きっぷ売り場。





↑きっぷ売場の前を素通りして、そのまま駅のなか(=プラットホーム)へと足を踏み入れました。
 改札口というものは、無いみたいやね。それと、駅の入場券も無いみたい。
 ホームも大きな屋根で覆われています。行き止まり櫛型ホーム(頭端式)の、終着駅らしい佇まいです。
 おおっ、いかにも外国の駅だな!っていう印象をうけました。





↑ホームにフォークリフトがいました 荷物運搬用の台車を牽引していました。



↑きのうのメークローン駅もそうだったけれど、タイ国鉄の駅はホーム高が 低いのですね。
 車両のデッキ乗降口には、タラップ(ステップ)が取り付けてあります。





↑食堂車です。



↑「2」と書いてありますね。2等車かな。寝台車両でしょうか?






ダンポポ動画 フワランポーン駅にて

※デジカメで動画撮影しました。ピントが合っていなくて、ぼやけます。すまん







↑プラットホームの中ほどに、駅名標らしきものとベンチが設置されています。記念撮影用かな?
 実際、私たち家族もここへ座って、記念の写真を撮っておきました。
 「駅名だけど、ここには〝バンコク〟って書いてあるやん。バンコク駅と呼ぶのが一番分かりやすい気もするねぇ」







↑10番線ホーム。発車案内の表示が見えますね。
 次の10番線は、13時45分・チェンマイゆき。
 バンコクからチェンマイまで、列車だとものすごく時間がかかるみたい。10時間…、12時間以上!?



↑ホースで水をぶっかけて、先頭車両(正面窓)の清掃中。



↑一番端っこのホームです。
 線路には、貨車が1両だけぽつんと留置されています。それよりも、ホームに居る人たちは何をしているのだろう?
 なぜ、この場所でやっているのか知りませんが、この人たちはここで「散髪」をしているのですね。プラットホーム上が床屋さん??






こうして列車を眺めていると、当然、乗ってみたい気持ちが湧いてきますけれども…

海外旅行初心者のおまえに、国鉄の旅は、まだまだ無理やわ」

「そりゃ、分かっとる







↑きっぷ売場のところに掲げられている、発車案内の表示。
 列車種別の表記が、いろいろありますね。
 Ordinary(オーディナリー)は普通列車。Commuter(コミューター)は近郊列車。近距離列車?
 Rapid(ラピッド)は快速列車。Special Express(スペシャル・エクスプレス)は特急列車。 …で、いいのかな。

日本の鉄道会社では、特急は「Limited Express」、普通(各駅停車)は「Local」と英語表記するのが多いと思います。
英語としては、どういう表記が一番通じやすいのだろう?
Expressが急行、Rapidが快速、…などは言葉自体がシンプルだから、伝わりやすそうな気がします。
〝準急〟(準急行)は海外の鉄道にもあるのかな? そういう概念が外国でも通じるのかどうか、私にはよう分からんところです
「Sub Semi Express」(区間準急)という種別が近鉄電車にはあります。海外からの旅行者に理解してもらえているのかな。
何年か前までは、区間快速急行っていう種別もありました。(Sub Semi Rapid Express?)





↑フワランポーン駅では約50分、見学をしました。
 入場券を買う必要が無かったので、わし、ここで1円も… いや、1バーツも、お金を使っておりません
 ターミナル駅の雰囲気を肌で感じることができたし、BTS電車とは趣きが違うタイ国鉄の車両を見物できたし、楽しかったです。
 入場券も買わずに済んでしまうのは、なんだか申し訳ない気もします







   ◆          ◆          ◆          ◆          ◆





国鉄駅をあとにして、次は、セントラル・ワールドへ連れて行ってもらいました。
バンコク市街で有数の商業施設のひとつ。伊勢丹デパートもあります。
今回の旅行2日目…、アユタヤ観光へ出かけた日の午後に、父母私の3人で一度訪れている場所です。
そのときは、散歩がてらに ちらっと通ってみただけで、買い物もしておりません。

きょうは、日本へ持ち帰るお土産品の買い物をするべく、ここへ連れてきてもらいました。
昼ごはんを食べて、お土産の買い物をして、ティータイムのひと休みもして…、セントラルワールドで午後のひとときを過ごしました。




↑春節なのですね-、いたる所に中国式の飾り付けがなされていました。





↑昼ごはん。和食のお店。海鮮丼を食べました



↑これも春節にちなんだ「龍」の飾り付け。







セントラルワールドで過ごしたあと、夕方まではもう少し時間があるということで、急遽、鉄ネタをもう一本!加えてもらいました
バンコク市街とスワンナプーム国際空港を結ぶ鉄道「エアポート・レール・リンク」(ARL)に乗ってきました。
父母兄姉私の5人みんなで乗りに行ってきました。
私はテツだから嬉しいことだけど()、みんなも一緒に電車乗ってもらって、申し訳ないな


↑マッカサン駅にて。エアポートレールリンク、シティライン(各駅停車)の電車。これはスワンナプームゆき。
 明日は、私たち、早朝にホテルを出て空港へ向かい、帰国の飛行機に乗ります。
 「あす、空港へ着いて戸惑わないように、きょう〝下見〟をしておけば安心だ」
 という大義名分が突如与えられまして()、みんなで電車に乗って空港まで行ってみる ことの整合性が図られました。

BTS電車と違って、エアポートレールリンクは 屋根のパンタグラフから集電して走る電車です。
走り出したら、日本で電車に乗っているのと変わらない感じで、走行スピードも適度だったし、空港アクセスとして快適だと思いました。
やはり、渋滞がないのは鉄道輸送の強みですね。

聞けば、エアポートレールリンクには、かつて、急行運転(特急運転?)をする〝エクスプレス〟という種別が存在したそう。
バンコク都心~空港をノンストップで結ぶ〝エクスプレス〟は、空港アクセスとしては あってしかるべきというか、当然な列車だと思います。
だけど、何年か前に、運行車両の整備の都合という事情から、エクスプレスの運転は取りやめになってしまったらしい。
もう、エクスプレスが復活する見込みも無いみたいで、現在はシティライン(各駅停車)だけが運行されているのだそうです。
なんとも、モッタイナイ


↑スワンナプーム(空港)駅にて。
 BTSと同様、エアポートレールリンクも〝日本製ではない〟みたいですが、設備的には立派です。
 エクスプレス運休の話を聞くと、せっかく造り上げた鉄道設備を十分に活かし切れていないような気がして、モッタイナイと思います。



↑スワンナプームからマッカサン駅に戻ってきて、駅名標の前で一枚。



↑クルマの中から、マッカサン駅。


このあと、みんなで晩ごはんを食べに行きました。
シーフードのお店へ連れて行ってもらいました。
蟹を、食べた
手をギトギトにしながら食べました。カメラを触ることができなくなって、画像がありません。
えびも、食べた

兄さん姉さんには、連日、本当にお世話になりました。
晩ごはんには、毎日連れて行ってもらいました。
タイの料理にもいろいろ接することができました。
m(__)mありがとうございました。


晩ごはんのあと、クルマ(ハイヤー)でホテルまで送ってもらい、ホテル前で兄夫婦とお別れです。
先ほど書いたように、明日は早朝にホテルを発って日本へ戻るので、今回、兄夫婦とはここで「バイバイ」です。
繰り返しですが、お世話になりました。ありがとうございました。
(*^^*)


父母私の3人は、ホテルの部屋へ戻って、荷物の整理(最終)をしました。
あす、ルックJTBツアーの帰国組は、朝5時すぎにホテルロビーへ集合する事! との連絡を受けています。遅れたら絶対ダメやね。
夜更かしは ほどほどにして、寝るか


〔つづく〕



バンコク旅行(5)

2018年03月05日 18時15分50秒 | 旅のあと
バンコク(タイ)旅行の思い出です





↑ホテルの部屋の壁に付いている、電源コンセントの差込口。日本とは違う形状です。
 旅行中、デジカメやスマホの充電は必須ですから、私も日常使っている充電器を持参しました。
 「ふだん日本で使っている充電器を、そのまま、バンコクのホテルでも使えますよ」と、JTBのお店で教えてもらってきました。
 けれど、ホテルに到着してこの差込口を見たとき、一瞬、絶望感に襲われました
 「アカンやん コンセントの差込口、日本と全然形が違うやんか…
 実は、この差込口に、日本のコンセントも差せるのですね。差し込めた瞬間、ホッとしました
 デジカメ・スマホへの充電も、問題なくスピーディーにできました。

   ◆          ◆          ◆          ◆          ◆


2月17日(土)  旅行4日目

6時起床。おはようございます。
身支度を整えて、1階レストランへ行ってビュッフェ朝食-。この〝生活リズム〟に慣れてきました
ビュッフェの料理メニューは基本的に毎日同じような感じだけど、よく見るとちょっとずつ替えてあるメニューもあるみたいでした。
昨日はチャーハンみたいな焼き飯だったところが、今日はピラフみたいなやつになっていたり。
滞在中の朝ごはん、毎日おいしくいただきました

父母私の3人の予定ですが、今日と明日(2月17日~18日)は、ルックJTBのツアー的には「終日自由行動」というプランになっています。
ホテルに泊まってビュッフェ朝食を食べる、ことだけ決まっています。それ以外は自由行動です。
土曜・日曜なので 兄も仕事が休みということで、今日と明日は 兄夫婦と一緒に行動(観光)をします。
兄が事前に、パンダバス(日本語案内の定期観光ツアー)に申し込んでくれています。
きょうは そのツアーでバンコク郊外まで足をのばし、線路市場として知られるメークローン市場へ観光に出かけます。

7時45分頃に、兄夫婦がホテルロビーへ来てくれました。朝早くからありがとうです。
父母兄姉私の5人で出かけます。


↑サラデーン駅(BTS)にて。
 BTSは第三軌条方式による電化路線ということもあってか、ホームドアが設置されている駅が多かったです。







BTSでサイアム駅まで行き、インターコンチネンタル・バンコク(ホテル)近くの パンダバス集合場所へ向かいました。
ツアー参加者は結構大勢でした。20人ぐらいだったか? もっと多かったかな? もちろん、みんな日本人です。
大型観光バスに乗り込んで、メークローンへと出発しました。現地ガイドさんが添乗して、日本語で案内してくれます。



↑バンコク市内から1時間半ぐらいで、メークローンに到着しました。
 駅から少し離れたところで観光バスを降りて、歩いて移動。クルマもバイクも人も、多いです。





メークローン駅(メークローン市場)

↑メークローン駅に着きました。



↑線路が見えます。駅は大きな屋根で覆われています。





↑プラットホームはあるんだけれど、ここでは日本の駅みたいにホームが一段高くなっているわけではありません。
 みんな、好き勝手に線路上を歩いているので、通路とホームと線路敷の〝境目〟が見えづらいというか、感じづらいですわ
 そもそもこの駅構内には、立ち入り禁止の区域が無さそうっていうか …そんなメークローン駅でした。
 この場所に集まってきている人たちは、ほとんどが観光客のように見えました。



↑プラットホームと、線路敷。





↑メークローン駅は終着駅です。
 線路は、駅のはずれでメークローン川に突き当たり、そこでエンドレールになっていました。



↑駅(線路)のすぐそばに市場が並んでいる…のが正しい解釈なのでしょうけれど、市場のなかに駅がある、という見方もできそう。



↑駅のすぐそばのお店で、ラーメンを食べました。
 パンダバスのツアーに含まれている食事です。ガイドさんからも「列車が到着するまでに、ラーメン食べてください」と案内がありました。
 あっさりスープで辛みはまったく無い。麺はコシがあって平べったい形状。日清チキンラーメンの形状に似ている気がしました。←味は違います。
 日本人好みの味に調整されていたのか…、ふつうに、おいしいラーメンでした。ごちそうさまでした。
 時刻は10時過ぎです。これは昼食? おやつ?





↑メークローン駅そばの踏切のところから、線路沿いが〝市場〟になっています。





↑線路市場こと、メークローン市場です。
 列車が通る時刻になったら、頭上を覆う日除けテントが一斉に折り畳まれる仕組み。



↑通行人の足元は、線路です









↑市場だから、いろんなモノが売られています。
 でも、観光客の大半はこの雰囲気を見物しに来ているのであって、ここで実際に買い物は… しない、ようですね。
 私も何も買わずに、写真だけ撮ってきました



↑このあと、踏切(遮断機)が閉まって、列車がやってきました。
 大勢の観光客が見つめるなか、その人波をかきわけるようにして、最徐行で列車はやってきました。
 その様子を動画に撮ってきましたので、見てね。


ダンポポ動画 メークローン駅にて


「私はね、ちゃんと、遮断機(遮断棒)の外から撮影したんだよ。テツだもの」
「これで遮断機が閉まってるん 踏切の存在自体が分からへんやん




↑メークローン駅(終点)に到着した列車。



↑私も、列車の前で1枚撮ってもらいました 日本の駅では考えられない撮影の仕方ですね。
 「折り返しの発車待ちをしている営業列車の真ん前に立って、写してもらった1枚ですよ」
 「鉄道まつりの会場みたいやん」
 「これで、不意に列車が動き始めたら… などと考えたら、大変危ない話やね。そのときは気に留めなかったけれど
 「停留中、転動防止の措置は されているのだろうか」
 「わからん。ただ、停留中も運転席に運転士はずうっと座っておられました」





↑私たちも列車に乗り込みました。ここからいくつか先の駅まで、列車で移動します パンダバスのツアーが、そういう内容なのです。
 「線路際から眺めるだけじゃなくて、実際に列車に乗れるなんて、大・歓・迎



↑1日に3往復だか4往復だかしか走らない線区のようです。
 もちろん地元の方も乗車されるのだろうけれど、車内をざっと眺めた感じ、この車両の客はほとんど観光客のような気がしました。
 この車両は、日本のメーカーが製造したもの(=日本製)なのかな? 日本っぽい感じが、すごくします。



↑発車時刻になって、列車はメークローン駅をあとにしました。
 走り出すとすぐ、車掌さんが〝乗車券拝見〟に回ってきました。
 私たちは、胸(服)に貼ったパンダバスのシールが乗車券の代わりです 





↑列車の最後部(乗務員室)への乗客立ち入りが許可され、後方展望を眺めることができました。
 パンダバスのガイドさんが、「さあ、みんな、お互いに順番を譲りあって後方展望を眺めてください」みたいな。
 旅客列車というよりも、いよいよ、テーマパークのアトラクションの感じやね。



↑後方展望です。当たり前ですけれど、こんな場所なので、列車はノロノロ速度で慎重運行です。
 列車が通り過ぎたところから、たちまち日除けテントが張られていく様子が見えました。



↑窓から身を乗り出して、写してみました。(ここも、のろのろスピードです)







↑しばらく走ると市場が途切れ、列車は速度を上げて走り始めました。
 ディーゼルエンジンを響かせながら、なかなか快調な走りっぷりでした。ローカル線と言うわりに、線路(路盤)は結構しっかりしているように感じました。
 後方展望を眺める過程で、運転席にまで立ち入りが許されました。「足元のペダル(警笛?)は踏まないでね」と注意は受けました。



↑JRのキハ47系を思わせるような、両開き扉。
 私たちが乗ったこの車両は、片運転台・両開き2扉セミクロスシート、非冷房車。
 キハ47系そのものではないのだけれど、造りが似ている気がしてなりません。
 やっぱり、日本の車両メーカーで製造されたクルマなのかな。







↑メークローン駅からおよそ30分列車に揺られて、バンナクワーンという駅で下車しました。距離的には15~16kmの区間に乗ったみたい。
 この駅は、歩道みたいな平べったいプラットホームがあるだけ。周辺もなんだか殺風景な感じでした。
 パンダバスの一行は、みんな降りました。ここからは、先回りして待機していた観光バスに乗り、バンコク市内へ帰ります。





↑走り去っていく列車。



↑お世話になった観光バス。





13時すぎにバンコク市街へ戻り着き、パンダバスのツアーは解散となりました。
メークローン市場と列車、楽しかったです。
(*^^*)







この日の午後は、兄夫婦の家にお邪魔して、のんびり過ごさせてもらいました。
m(__)m おおきにです。




↑夕方からまたみんなで外出をして、晩ごはん。
 タイスキのお店へ連れて行ってもらいました。タイのなべ料理。おいしくいただきました。
 


晩ごはんのあと、兄夫婦に、地下鉄の駅まで見送ってもらい、きっぷ(チップ型乗車券)を買うところまで見届けてもらって、そこで別れました。
BTSだけでなく、地下鉄の電車にも乗ることができました
シーロム駅で下車したら、ホテルはすぐ近くです。
父母私の3人、無事にホテルへ帰り着くことができました。


〔つづく〕



バンコク旅行(4)

2018年02月28日 16時20分00秒 | 旅のあと
バンコク(タイ)旅行の思い出です


2月16日(金)  旅行3日目

6時起床。おはようございます。
身支度を整えて、3人で1階レストランへ行き、ビュッフェ朝ごはん。
ゆっくりと、おいしくいただきました

きょうは、バンコク市内観光(JTBのツアー)に行きます。王宮や寺院を見学します。
参加者は8時にホテル・ロビーに集合。クルマに乗り込んで出発後、もう1か所、別のホテルに立ち寄って、参加者が合流してきました。
ウチは父母私の3名。ほかに6名の方が参加されました。合計9名で出かける市内観光です。お客はみんな日本人。
現地ガイドさんが付いてくれて、日本語で案内をしてくれます。移動のクルマは、大きな(ロングタイプ)ハイエース号。



↑三輪型のタクシー。街中のいたるところで目にしました。
 滞在中、私は乗る機会はなかったけれど、三輪タクシーは日本では見られない乗り物だから、やっぱり珍しいと思います
 道中、OLさん2人をのせた三輪タクシーが私たちのクルマをぴゅーっと追い抜いていく場面がありました。いい光景だと思いました。
 三輪タクシーがバンコク市民の足として〝ごくふつうに〟利用されているという、当たり前の日常を垣間見ることができました。



↑ホテルを出発してから30分弱で、チャオプラヤ川の船着き場に到着しました。バンコク市内を流れる大きな川です。
 川沿いに、こうした船着き場がいくつも整備されていて、たくさんの旅客船(小型の船)が行き交っていました。



↑ガイドさんの案内で、私たちも小さな船に乗り込みました。ボートっていうのかな。
 エンジンは強力なのを積んでいるようで、走り出すと、パワフルに川をさかのぼっていきました。



↑向こう岸に渡るのではなく、川をさかのぼっていきます。大きな橋の下をくぐりぬけました。
 エンジン全開で ぐいぐい走ります。川面にはバシャバシャと水しぶきが散りますが、不思議と、乗っている私のほうへは飛んでこなかったです。
 シャツもズボンも全然濡れなかった。



↑チャオプラヤ川から見る、暁の寺。(あとで見学に行きます)
 結局、船は最後まで向こう岸へ渡ることはなく、出発したのと同じ側の〝こっち岸〟の船着き場に 船首からドスンと接岸しました。


バンコク市内観光(王宮・寺院の見学)


旅のしおりによると、私たちが見学した場所は、訪問した順に、
1,ワットプラケオ(エメラルド寺院)
2,王宮
3,ワットポー(涅槃寺)
4,ワットアルン(暁の寺)
5,昼ごはん(タイ料理のお店)
6,キングパワー免税店(お買い物)
です。

それで、まあ、何ていうか…、王宮や寺院に関する私の事前学習・予備知識が貧弱だったということで、すみません。
「『ひと通り、見学してきました』ということで、ご報告に代えさせていただこう
「そればっかりやな

















↑建物が多いし、観光客も多いし、どこの何を見学しているのか、分からなくなってきた
 この建物は特徴的ですね。王宮の宮殿のひとつ。



↑ワットポー(涅槃寺)。おしゃかさまの涅槃像。とにかく大きいです。







↑涅槃像の入り口のところで20バーツを小銭に両替してくれる窓口があって、その小銭をお賽銭みたいにお供えしていく仕組みでした。(随意)
 バーツよりも下の単位に両替してくれるので、20バーツぶんでもすごい小銭枚数になります。
 涅槃像の前に、お椀みたいなのがズラーーッと並べてあって、参拝者はその中へ小銭(お賽銭)を少しずつ順番に入れていくのです。
 お椀の数がめちゃめちゃ多いので、全部にお賽銭を入れて歩くのは、なかなか大変でした。
 正直、最後のほうは、せっせとお椀に小銭を移していく作業 みたいな気分になっておりました



↑ワットポーにて、給水タイム。
 ガイドさんがペットボトルのお水を配ってくれました。冷たくておいしい









↑移動中に撮影。バンコク市内を走っている路線バスです。
 これは非冷房車。クーラーが付いていないので窓全開で走っているのですね。なんだか、とても懐かしい感じがしました。
 日本では、非冷房のバスって見かけなくなっていますものね。
 なお、バンコク市内を走っている路線バスには、冷房車もたくさん運行されています。



↑再び、チャオプラヤ川の船に乗って、こんどは向こう岸に渡りました。ワットアルン(暁の寺)へ行きます。













↑幾何学模様というか、整然とした美しさが広がります。
 「じっと見つめていると、目がチカチカするようでもあります



↑おしゃかさま。右を見ても左を見ても観光客だらけのなか、ここで掌を合わせて熱心にお祈りしている方もおられました。
「ブッダにコインを投げないでください」と、注意書きがしてありました。





◎昼ごはんです


↑王宮・寺院めぐりを終えて、お昼です。
 バンコク市内観光ツアーは昼食付きでした。タイ料理のレストランでした。
 参加者はそれぞれグループごとにテーブルが用意されていて、ゆっくりと食事ができました。
 画像を撮るタイミングを間違えました。食べ始める前に写しておかなくてはダメだったね



↑おつまみのような感じでした。小さな葉っぱに自分で具材を取りのせて、くるんで、ぱくっと食べる。
 トウガラシを入れすぎないように注意しました。というか、私はトウガラシは要らんですわ。
 何の葉っぱかよく分かりませんが、香り的にもこれは食べられました。(わし、パクチーはなかなか慣れることができません





↑海老団子。えびのしっぽが見えているでしょう。


昼ごはんのあと、免税店へ案内してもらって1時間ほどお買い物タイムでした。(日本へのお土産品、チョコレートしか思い浮かばない…
そして、免税店からホテルへ送り届けてもらって、バンコク市内観光ツアーは解散となりました。ホテル到着(ツアー解散)は15時ごろでした。

このあとの私たちは、自由行動です。



↑一旦部屋へ戻って、例によって着替えをして、また外へ出ました。いい天気です。きょうも暑いです。
 ホテルの近くから写してみました、私たちが宿泊したデュシタニ・バンコクの建物です。
 老舗ホテルだそうですが、建物が老朽化していることもあって、まもなく全館閉鎖となって建て替え工事が行われるらしいです。

ホテルのすぐそばに、ルンビニー公園という広い緑地ゾーン(公園)があって、「一度はそこへ散歩に行こう」と両親とも話しておりました。
夕方まで少し時間があるし、3人で てくてく歩きに出かけてみました。
本当に広い公園で、静かで、いい環境に思えました。ジョギングやウォーキングにも適した場所ですね。


↑ルンビニー公園。池のほとりにて。



↑公園のそばの大通り。クルマがたくさんです。


     ◆          ◆          ◆

18時半ごろ、ホテルロビーに兄夫婦が来てくれて、合流しました。
バンコクへきて兄と会うのはこれが初めて。久しぶりの再会です。
父母兄姉私の5人で晩ごはんに出かけました。
「きょうのお昼はタイ料理だったからさぁ…」と、早くも和食が恋しくなっている父母私の3人
和食のお店へ連れて行ってもらって、ゆっくりと食事いただきました。
たかが数日間の旅行だし、日本へ帰ったら和食なんていつでも食べられるやん… と分かっているけど、ついつい、和食に安らぎを求めてしまうねぇ。
食事って大事なんだなあと、改めて思いました。




晩ごはんのあと、兄夫婦と別れて、父母私の3人はホテルへ戻りました。
あす・あさっての二日間、私たちのツアープランは「終日自由行動」となっています。ホテルでビュッフェ朝食を食べる以外は、自由です。
土曜・日曜で兄も仕事がお休みということで、みんな揃って出かけよう!という予定にしています。

兄が地元ツアーに予約を取ってくれています。あすは、みんなでメークローン市場(線路市場)へ出かけます。


〔つづく〕



バンコク旅行(3)

2018年02月27日 18時45分00秒 | 旅のあと
バンコク(タイ)旅行の思い出です


2月15日(木)  旅行2日目

バンコクの朝です。6時に起きました。よく寝ました。
部屋のテレビを点けてチャンネルを合わせたら、NHKが〝リアルタイム〟で映ります。
バンコクの朝6時は、日本時刻の朝8時。なので、テレビ画面(NHKチャンネル)には『わろてんか』が映ります。

身支度を整えて1階レストランへ行き、ビュッフェ朝食。
周りを見ると、日本人宿泊客も多く、日本語の会話が聞こえてきます。ずばり、関西弁が聞こえてきたり…
ビュッフェ料理の種類もなかなか多く、一度の食事で全メニューを〝制覇〟するのは無理みたい!?
「あすも、あさっても、しあさっても…、ここで朝ごはんを食べるから、滞在中に一通りメニューを味わうことができそうやな

なお、旅行中の食事情報ですが、私たちのツアープランには、最終日を除く各日の「朝食」しか付いていません
それと、オプションツアーを追加した関係で、明日(16日)だけは昼食も付いています。あと、往復飛行機の機内食も付いてます
それ以外の昼食・夕食は付いていないので、自分たちで食事をします。(→連日、兄夫婦と合流し、外のレストランに連れて行ってもらいました)



↑この日は、ルックJTBツアーのみなさん(みんな日本人)と一緒に、アユタヤ観光に出かけました。
 父母私の3人は、他の参加者とともにJTB専属の大型観光バスに乗り込みました。20人ぐらいだったかな。大勢でのアユタヤ行きでした。
 7時半過ぎにホテルを出発。現地ガイドさんも乗ってくれて、マイク片手に日本語で案内をしてくれます。

 ホテルからまっすぐアユタヤまで行き、寺院・遺跡などを見学し、象に乗って、あとはまっすぐホテルへ帰ってきました。
 全行程が5時間半ぐらいの半日ツアーでした。13時ごろにホテルへ帰ってきました。(昼食は付いていません)



↑朝、ホテルからアユタヤへ向かっているところ。





↑工事現場です。大きな構造物のようですが、テツの直感!これは「駅」を造っているところではないか 
 これが国鉄の新しい駅になるのかな? だとすれば、めっちゃ大きな駅やね。







↑ほぼ、アユタヤに到着。国鉄の踏切を渡りました。
 観光バスは、ホテルからアユタヤまで1時間半ぐらいで着きました。


アユタヤ


旅のしおりによると、私たちが見学した寺院は、
「ヤイ・チャイ・モンコン寺院」
「プラ・マハート寺院」
「プラ・シー・サンペット寺院」
です。

JTBのツアー的には〝肝〟になる観光なのだろうけれど、アユタヤに関する私の事前学習・予備知識が貧弱だったので、すみません。
「一通り、見学してきました」っていう感想で、まとめてしまおう











↑長~い歴史の経緯があって、こういう景観が生まれているわけだけれど、たしかに貴重な場所ですね。



↑何年か前にこの地域を襲った豪雨被害(河川氾濫?)の痕跡だそう。
 奥に見えている建物の白い壁が、茶色くなっているところまで、濁流に浸かったそう。



↑手前の犬は、寝ているのです。


象にのる

↑寺院遺跡見学のあと、最後に、象に乗りました。これもアユタヤ観光の名物らしい。



↑象さんの背中に台座(席)が載っていて、観光客はそこに座ります。座ってみると、地面からは結構な高さでした。
 基本的に2人乗りです。うちは3人組なので、父母が一緒に乗って、私は1人で乗りました。
 10分ぐらい周辺をくるっと歩き回って、また元の場所に戻ってくる仕組みでした。
 おりるとき、象さんにチップ20バーツ



↑しっぽ(尻)のところにロープが引っ掛けてあり、台座の安定が保たれているようでした。
 「象さん、お尻痛いだろうに



↑象つかいのお兄さんが、途中で写真を撮ってくれました。
 合わせて、どこに忍ばせていたのか、象牙飾りみたいなモノ(小さいです)を私に見せて、「買わないか?」と売り込んできます
 「大きいの200バーツ、小さいの100バーツ」みたいなことを言われます
 観光バスに添乗してくれた現地ガイドさんによれば、「(そういう装飾品は)象牙じゃない (=ニセモノ)」ということらしいですが。
 買う or 買わないは、観光客個人の自由。 象つかいのお兄さんたち、あれでけっこう稼いでいるのかも!?



↑象にのったあと、観光バスでバンコク市内へ戻りました。
 13時ごろホテルへ到着したところで、アユタヤ観光ツアーは解散となりました。
 きょう、このあとの私たちは、自由行動です。



↑とりあえず、昼ごはんを食べましょう。
 昨夜、姉に連れて行ってもらった、ホテル近くのデパート(シーロムコンプレックス)へ行き、とんかつ屋に入りました。
 日本から出店している「とんかつ・まい泉」です。
 私はカツカレー食べました。(中途半端に撮影してしまいました。カレーのかけ方がイマイチかもしれませんが、私がかけました。念のため)



↑昼ごはんのあと、高架鉄道「BTS」(バンコク・スカイトレイン)に乗ってみました。
 ルックJTBツアーに、BTSの1日乗車券(ひとり1枚ずつ)が付いていたので、せっかくだから、それを使って電車に乗ってみました。

いま、14時まえです。この時刻から「1日乗車券」を使い始めるのはモッタイナイ気もするけれど()、まあ、いいか。
1日乗車券は磁気カード。但し、いきなり自動改札機に通しても使えないそう。駅の窓口で カード使用開始の処置をしてもらわないとダメらしい。
「あのう、これ、お願いしま~す」
JTBからもらっていた1日乗車券カード3枚(3人分)を駅窓口に差し出しながら、私は日本語で言ってみました。
すると、窓口の駅員は 私へ顔を向けて何か喋ってきました。英語で話してくれているみたい。(でも、わし、あまり聞き取れない
アンティル、ミッドナイト、トゥデイ…、という言葉が、辛うじて私の耳に〝止まり〟ました。
(『有効期限は今夜までですよ』って言ってくれているのかな、たぶん
「オッケーイ」と返事をして、カードを受け取り、めでたく1日乗車券の使用開始となりました。



↑どこへ行くとか当てはなく、ただBTS電車に乗ってみただけ。この画像は、スクムビット線の終点・モーチット駅で写した一枚。
 ウィキペディアで調べたら、BTSの車両はドイツ製とか中国製なのだそう。日本製ではないのですね。
 ボディ外観はすっぽりと広告ラッピングという、がつんとパンチのきいた 見た目の印象です。
 車内は、日本の通勤型電車に通じるものがある雰囲気でした。初めて乗っても、乗り降りに戸惑うような感じはありませんでした。
 座席は公衆ベンチみたいな、フレームだけの硬いもので、日本の車両みたいにクッションが利いたふかふか座席ではありません。
 渋滞知らずでスピィーディーに走るBTS電車は、バンコク市民によく利用されているようでした。



↑終点から引き返してきて、私たちはサイアム駅でいっぺん下車しました。
 サイアム駅から近い「セントラルワールド」まで、てくてく歩いて往復し、街を散策しました。そこには伊勢丹デパートもあります。



↑サイアム駅からシーロム線に乗って、私たちのホテル最寄り駅・サラデーン駅に戻ってきました。



↑サラデーン駅のそば。 BTS電車に乗り歩いた午後のひとときでした。



↑ホテルに戻りました。もう夕方が近いです。
 ロビーそばの喫茶で、ドリンク1杯いただきました。ラムジュースだそう。さっぱりしておいしかったです。

日中、外は30℃を超える気温なので、うろうろ出歩くと、やっぱり暑いです。汗をかきました
今夜は また晩ごはんに出かけるのだけれど、こうして一旦ホテルへ戻ってきたら、新しいシャツに着替えたくなります。
着替えをすると、持参した半袖シャツのストックが減っていきます。←当たり前のことですが。
着るモノは、滞在日数分の枚数をカバンに詰めてきたけれど、このぶんだと、シャツは自分で洗濯してローテーションさせる必要がありそう。
部屋の洗面台でちゃちゃっと洗って、よく絞って、ハンガーに引っ掛けて部屋干ししておきました。

夕方6時ごろ、ホテルロビーで姉と合流しました。(兄は仕事です)
きのうに続いて、姉さんありがとうです。父母姉私の4人で、晩ごはんに出かけました。
またまた、シーロムコンプレックスに行って、和食「フジ・レストラン」に入りました。ファミレスみたいな感じで、気軽に入れるお店でした。
メニューも和食だし、特にプレッシャー(?)を感じることもなく、おいしくいただきました。
お味噌汁に、スプーンというかレンゲが付いてくる!? 
「えっ! スープみたいに、すくって食べる(飲む)のか」と、私は驚きました。
日本人が味噌汁を食べる時は、お椀を持ち上げて、椀のフチに口を付けて食べる(飲む)のが普通ですが、タイの食事マナーではそれはよろしくないらしい。
食器を持ち上げて食べるとか、食器に直接口を付けて食べるとか…、タイの人たちはそういう食べ方はしないのだそうです。
習慣の違いですね。これは大事なことです。勉強になりました

晩ごはんのあと、姉と別れて、父母私の3人はホテルへ戻りました。
明日も、きょうみたいに、JTBの日帰り観光に参加します。バンコク市内観光の半日ツアーです。


〔つづく〕