ダンポポの種

備忘録です

虫干し(?)模型

2007年09月30日 22時23分22秒 | 鉄 道
懐かしの玩具が続いたところで、
ついでだから、鉄道模型も貼っておきます。

以前に「虫干し」と称して、手持ち車両を全部並べてみたときの画像です。
普段は衣装ケース(2箱)に収納して、押入れに突っ込んであります。
気が向いたときには取り出してみるのですが、車両を眺めるぐらい…。

ありがちな言い訳ですが、レールを敷くのが大変だし、あとで片付けるのも大変だし、
新しいの(車両)を買っても、実は走らせていないですね。

まあ、いつかは走らせたい、ということで…。



↑各編成にM車を組み込んだ状態で、22編成になります。
 8割がた、キッズランドで買いました。



↑一部、連結向きがデタラメかもしれませんが、ご勘弁! 〝虫干し〟やから…。
 レールを増やさずに車両ばかり増やした結果、
 この「車両基地」だけで手持ちのストレート・レール(直線レール)を使い果たす状態です。



↑コンテナ貨物編成もお目見えしています。



↑特急列車シリーズです。
 私鉄特急を重視した構成? 私の好みですね。
 アーバンライナーとビスタカーは、いまや実車では見られない〝旧塗色〟。



↑普通列車シリーズです。
 207系が4編成あります。
 以前、衝動買いで…。(同じのばっかり衝動買いするか?!)



こんなん出てきましたけど… (後編)

2007年09月28日 13時44分34秒 | 日記・雑記
実家で〝発掘〟された玩具をもうひとつ。

『アスレチックランドゲーム』です。

箱はボロボロで、本体にもホコリが積もっていましたが、
試しにやってみたところ、スタートからゴールまでちゃんと動きます。
すごい、壊れていない…。

乾電池や電気(コンセント)や充電とかを一切必要としない玩具なので、
電池残量などを気にせずに、ずうっと遊べます。

これも、広島で買ってもらったやつだと思います。
確か12月24日…、親に買ってもらったのだと記憶しています。
(親に…って。)




↓箱から出して、ホコリをふき取ってみた。(少しはきれいになったかな)
 スタートからゴールまで不具合なく遊べます。
 一部、部品が破損していますが、ゲームの進行には差し支えません。




こんなん出てきましたけど… (前編)

2007年09月27日 23時21分30秒 | 日記・雑記
「押入れを整理していたら、出てきた。処分して良いか?」
と、実家の母に言われ、
いったい何が出てきたのかと思って見に出向くと…、

おお!これは懐かしい、
『日本特急旅行ゲーム』でした。
私が子供時代に遊んだボードゲームです。

とりあえず、うちに持って帰ってきました。
(なんで持って帰ってくるねん)



これを買ってもらったのは30年近く前のことになるかな。
西宮時代ではないな…、たぶん、広島で買ってもらったやつだと思います。

私はあの頃から「テツ」だったんだなぁ。



銀行は3時に閉まる

2007年09月27日 18時00分14秒 | 日記・雑記
日頃はATMで事足りているところ、
きょうは珍しく銀行窓口に出向く用件がありました。
時間のことをまったく気にせず出向いたのですが、ちょうど午後3時の閉店間際だったのです。

必要な書類に記入して窓口へ差し出すと、
「少々お時間をいただきますが、お掛けになってお待ちください」
てなことを言われて、おとなしくホールの待合席に座っていたら、午後3時に!

すると、一人の行員さんがホールに出てきて、入り口の自動扉の電源を切り、さらに窓際のカーテンをどんどん引いていきました。客は私一人になっていましたが、閉店作業が粛々と進められていきます。
私としては、なんだか、閉じ込められてしまったような印象です。

『(入り口が閉まったし)どこから帰れば良いのだろうか…』

と思いつつ、窓口から呼ばれるのを待ち続ける私でありました。


※通常の入り口の横にもうひとつ扉があり、ここから帰りました。



この秋の近鉄は

2007年09月26日 23時55分06秒 | 鉄 道
来る10月1日から、近鉄の伊賀線と養老線が、近鉄本体から経営分離されるとのことです。近鉄電車のHPでは以前から予告がなされていて、いよいよ、その日が目前に迫ったという段階です。
赤字路線というか、厳しい状況だと伝えられている両線区であります。

経営分離後に備えて、「伊賀鉄道」と「養老鉄道」という子会社がとっくに設立されていて、10月1日から実際の電車運行を受け継ぐことになっています。


線路設備を近鉄(近畿日本鉄道)が所有し、
電車運行を伊賀鉄道や養老鉄道が行う仕組みだそうです。

私は、こういう運営形態の仕組みについてあまり詳しくないのですが、
この場合は、
近畿日本鉄道は「第三種鉄道事業者」と言い、
伊賀鉄道や養老鉄道は「第二種鉄道事業者」と言うらしいです。

☆参考☆(近鉄ホームページから引用)
第一種鉄道事業者とは、自社線路により鉄道事業を営む者。
第二種鉄道事業者とは、第三者の線路を使用して鉄道事業を営む者。
第三種鉄道事業者とは、線路を所有し、第二種鉄道事業者に当該線路を使用させる者。


線路を所有することについて掛かる費用は近畿日本鉄道が負担しなければならないのでしょうが、実際の旅客輸送で発生する赤字ぶんは〝分離〟できるので、近鉄本体にとってはメリットがあるということかな。
(よく理解していません…)

或いは、「路線を廃止したい」というのが近鉄の本音なのかもしれませんが、
新生の伊賀鉄道&養老鉄道に両線区存続への取り組みが託される格好です。

9月中に〝駆け込み乗車〟するよりは、
10月以降に行って、新会社を応援するほうが良いのかな…?


↓新会社のページです。

伊賀鉄道ホームページ

養老鉄道ホームページ



お月見

2007年09月25日 23時46分50秒 | 日記・雑記
中秋の名月。

画像は、午後11時に写した、
京都南部からの「十五夜お月さま」です。(全国共通?!)

写真を撮るんだったら、もう少し早い時刻にすれば良かったな…。
この時刻になると、かなりの高度になっていますね。

虫の音も聞こえ、いよいよ秋の雰囲気です。


『月影の いたらぬ里は なけれども
 眺むる人の 心にぞすむ』
(浄土宗宗祖・法然上人様の御歌です)





↑お団子を買ってきた。



ちょっと涼しくなったかな?

2007年09月24日 23時37分04秒 | 日記・雑記
秋のお彼岸記念クイズ!(?)
(↑なんちゅう記念や)

また1枚、写してきました。
さて、どこの駅でしょう。

◎ヒント
らんでんの駅ですね。
なんだか、懐かしい雰囲気に包まれていました。
ターミナルの風格を感じさせる、コンパクトな可愛らしい駅です。


(追記)
・『ここはどこ』カテゴリーを新設しました。
・『旅のあと』カテゴリーも新設しました。
・『それゆけミニカ』カテゴリーが復活しました。



おもいで(その8)

2007年09月21日 23時20分48秒 | 旅のあと
◎乗り歩き2日目(続きの続きの続き)

浅草にて(吾妻橋)

春日部駅から乗車した急行・中央林間ゆきで曳舟駅へ、
そこで乗り換えて、
浅草駅に到着したのは15時20分でした。

曳舟駅から押上駅まで線路が伸びて(これも伊勢崎線に含まれるみたい)、半蔵門線と結ばれたことから、
東武電車の運行形態も変わりましたね。
浅草駅まで直通で入る列車もありますが、私のように曳舟駅での乗換えをはさむと、
『支線に乗り換えて浅草へ来た』 ような気分になります。

まあ、とにかく、やって来ました浅草へ。

『浅草駅まで電車に乗ってみたかった』 というだけなので、浅草の町には何の用事もありませんが。

駅からも近い、雷門から仲見世あたりを歩いてみるのは、私も大好きなのですが、今回は散策を割愛します。
その代わり、駅のすぐそばにある「吾妻橋」を見てきました。


↑この橋のイメージカラーなのでしょうか、赤色ですね。



↑橋のそばに水上バス乗り場があり、ちょうど出発していくところでした。不思議な形です。
 後方に見えている鉄橋が東武伊勢崎線です。




↑その鉄橋を、ゆっくりゆっくりと電車が渡っていきます。流れる川は、隅田川。



浅草→曳舟→(東武亀戸線)→亀戸→東京→京都

吾妻橋を見たあと、再び東武浅草駅に戻って、構内の喫茶店で一服しました。

『もうすぐ午後4時だし、そろそろ切り上げるか…』

浅草駅にたどり着いたことで、めでたく、乗り歩きプランの〝ネタ〟が尽きました。
これ以上は、ノー・プランのままダラダラと乗り歩いても疲れるだけなので、
充実感に満たされているうちに〝お開き〟とするのが賢明かと思います。

これから東京駅へ向かえば、17時台の新幹線に余裕で間に合います。
特急券はまだ買っておらず、乗る列車も決めていませんが、
東海道新幹線の運行本数を考えれば問題はありません。
『東京駅に着いてから、乗る列車(新幹線)を決めよう』
という具合で、最後の最後も〝当てずっぽう〟の旅であります。

        

浅草15時52分発の区間準急・久喜ゆきに乗り込みました。

「えっ…、また東武電車に乗る? 東京駅へ向かうのでしょう?」
と思われるかもしれませんが、これは〝最後の悪あがき〟です。
曳舟~亀戸間の「東武亀戸線」を経由して、東京駅へ向かうことにします。

亀戸駅からはJR線(総武線)に復帰し、2日間活躍してくれた『周遊きっぷ』が〝最後の登板〟です。
例によって、私の勝手な思い込みが炸裂し、
『亀戸駅には総武快速線が止まるので、東武からの乗り換えも便利だ』
と思ってやって来たものだから、
『あれっ? 快速線のホーム、無いやん』って。
前日にも総武線には乗ったのですが…。なぜ気付かないのか。

『まだまだ、東京の電車をマスターできていないな…』
と反省しつつ、各駅停車で錦糸町へ行き、そこで総武快速線に乗り換え。
すると、やって来た快速線の列車は、偶然にも「東京ゆき」でした。

『横須賀線直通が来るのだろう』と思っていたので意外でしたが、
「東京止まり」の列車で乗り歩きを終えるという、偶然のめぐり合わせになりました。
締めくくりにピッタリの展開です。

16時40分頃、東京駅(総武線ホーム)に到着しました。


これにて、乗り歩きを「終了」とします。



        

あとは、新幹線で京都へ帰るだけ。

コインロッカーに預けていた荷物を取り出して、ここからは両手がふさがります。
今から〝新幹線〟に乗る者としては、それなりにふさわしいスタイルかもしれません。

特急券うりばのカウンターで、どの列車に乗るか思案します。
「のぞみ号の指定席」に乗るつもりなので、別に、どの列車でも良いのですが。
空席情報を見ても、
『どの列車も空席があるじゃないか』
という具合で、選択のポイントが見当たりません。
しかし、列車を決めないと、指定券は売ってもらえないし。
『早いとこ決めないと、こりゃ、帰れないぞ…』って。(あほか!)

17時20分発の「のぞみ255号」(新大阪ゆき)に決めて、指定券を入手。
続いて、売店で『東京ばな奈』の一番小さい箱をひとつ購入。
(↑誰へのお土産やねん)(出たか?自分用…)

さらに、新幹線ホームへ上がって、駅弁も買っておくことにします。
駅弁をメインに取り扱っている売店が、ありますよね。
『ここはひとつ、オーソドックスに幕の内弁当で…』
ということで、「歌舞伎弁当」に決めました。

それをレジに差し出そうとしたとき、呼び止められたように振り向いた私の目に映ったものは…!!

缶ビールの陳列棚 だったとさー!


(おわり)



☆おまけ

↓乗り歩き中に買った切符のうち、手元に残ったもの。
 グリーン券も券売機で買えます。



おもいで(その7)

2007年09月21日 12時19分17秒 | 旅のあと
◎乗り歩き2日目(続きの続き)
横浜→(湘南新宿ライン)→大宮


グリーン車での駅弁を楽しみに、心躍らせながらたどり着いた、横浜駅10番のりば。

そこで私の目に映ったのは、「グリーン乗車位置」に伸びた乗客の列でした。

私が予想していた以上の人数が並んでいます。

グリーン車は自由席なので、座席確保は早いもの勝ちです。
この行列の最後尾に並んだのでは、乗ったとしても「窓側席」の確保は難しそう…。
平日の昼間とあって、仕事上の移動と思われる乗客が多く見られ、
私みたいな〝遊び〟の乗客はごく少数に感じられます。
手にした「シウマイ弁当とビール」というのんきな昼食が許容される車内環境かどうかも、気になります。

せめてもの工夫として、私は列車を1本見送り、その次に来る列車に乗ることにしました。


         

というわけで…、
横浜12時44分発の湘南新宿ライン、特別快速・高崎ゆき(E231系15両)に乗車。

1本見送ったことで、ちょいとホームで待ちぼうけでしたが、今度は行列の前寄りで待機できました。
ホームでは、私の背後に、先ほどと同様の長い列ができていたので、
『先頭切って乗り込んでも、2階席は込むに違いない』
と読んで、車端部の平床(普通床)客室を選びました。
この客室は空いていて、何人かの乗客が流れてきたものの、穏やかな雰囲気は保たれました。
『やはり、食事はこういう環境で取らないとな…』

「特別快速」なので、一部の途中駅は通過して走ります。

実際に乗車するまで、
『湘南新宿ラインの列車は全て特別快速』
だと私が思い込んでいたことはここだけの秘密として、
結果的には、1本見送ったことによって特別快速に乗れたわけです。
結果オーライとします。

通過区間では乗客の流動が無いので車内が落ち着き、食事をする上でも都合が良かったです。
途中、新宿駅へ到着するころにはほとんど食べ終わっていましたが、
車窓に高層ビルを眺めながらの駅弁は、実においしかったです。

950円のグリーン券だったものの、横浜からの乗車時間は1時間を超えず、
13時40分頃に大宮駅へ到着しました。


大宮→(東武電車)→春日部→曳舟→浅草

大宮駅からは東武野田線に乗り、春日部駅で伊勢崎線に乗り換えて、浅草を目指しました。





↑上の画像は2点とも、東武春日部駅にて。野田線と伊勢崎線の乗り換え駅です。
 写っている電車はすべて、伊勢崎線の東武車両です。どれも色が違う…。
 〝中線〟がある線路配置に、東武線らしさを感じます。
 




↑春日部から浅草方向へしばらく走ると複々線区間に入ります。
 各駅停車用の内側線ホームを横目に、急行電車は外側線を軽やかに通過してゆきます。




↑車内に掲げられた停車駅案内。
 私が乗った「中央林間ゆき急行」は東急電車の車両だったので、
 田園都市線の駅名が大きい字で記されていました。




↑北千住から曳舟への区間(急行電車)で通過した、鐘ヶ淵駅。大きなカーブ区間にある駅です。
 後寄りの車両の窓からは、カーブの先へ進んでゆく先頭方向の車両を望むことができました。
 画面左側のギリギリのところですが、先頭方向の車両が見えますか?



(つづく)



おもいで(その6)

2007年09月20日 01時00分48秒 | 旅のあと
◎乗り歩き2日目(続き)
亀有→上野→東京→(東海道本線)→横浜

亀有で「両さんの銅像」を見たあとは、
常磐線の各駅停車(東京メトロ6000系)と快速(E231系)を乗り継いで上野へ。
さらに、山手線外回り(E231系)に乗って、午前11時半ごろに東京駅へ着きました。

東京駅といっても、まだ京都への帰途につくのはもったいない時刻です。
せっかく『周遊きっぷ』を持っていることだし、〝もう一回り〟してこようと思います。
夕方に再び東京駅へ戻ってくるので、ここまで大事そうに持ち歩いてきた荷物類をコインロッカーに預け、
身軽になりました。

    

東京11時53分発の東海道線・熱海ゆき(E231系)に乗り込み、大船へ向かいます。
車内は空いていて、ロングシートにゆったりと座れました。
電車が走り出すと適度に揺れが加わって、まもなく、寝てしまって…。

              

昨夜は、身内宅でちゃんと寝たんだけどなぁ。
どうして、こうも眠たくなるのか…。

熱海ゆき(東海道線の電車)に乗っているので、『周遊きっぷ』が通用するのは大船駅までです。
車内で眠りこけて大船を乗り過ごすようなことになると、そのままエリア外に連れ出されてしまうので、
要注意です。
…と分かっていながら、寝てしまって。

              


ふと…、ドアが開く気配を感じました。

『…んっ、駅! 大船か?!』

と気づいた私は、バッと立ち上がって大急ぎで電車を降りました。

間一髪だったと安堵しながら、降り立ったホームを見渡すと、

『ここ…、横浜駅じゃないか!』

という具合で。

いま乗ってきた電車はまだ目の前に停車中で、ドアも開いていましたが、
大急ぎで降りてしまった手前、いまさら車内に戻りにくくもあり、
そもそも、大船へ向かわねばならない格別な用件が無いことから、
このまま横浜で〝下車〟することに決定。
あっさり計画変更です。


ここからは、Uターンして、湘南新宿ラインで大宮へ向かうことにします。
湘南新宿ラインのグリーン席で、駅弁&ビールの昼食を楽しもうという魂胆です。

さきほど大船を目指そうとしたのは、
Uターン後に湘南新宿ラインの列車に乗れる距離を少しでも長くしようという思いからでした。
まあ、それが横浜→大宮間になったとしても、車内で駅弁を食べるには十分な距離だし、
私の中では問題ありません。

一旦、横浜駅の改札を出て、券売機で大宮までのグリーン券(950円)を買いました。
さらに、売店で「シウマイ弁当」と「缶ビール1個」を入手。

『よし、準備OKだ!』


列車内での食事は、鉄道ファンにとっても至福のひとときです。

車窓を眺めながらの食事に思いを馳せつつ、
私は意気揚々と、湘南新宿ラインが発着する「10番のりば」のホームへと階段を上がりました。

階段も、ホームも、なかなか人が多いです。

『さすが、横浜っ!』

とかなんとか、心の中で余裕をかましたりして。


しかし、そんな精神的余裕は、ここまででした。

ホーム上をキョロキョロと歩いてグリーン車が停止する位置までやってきたとき、

私の目に映ったのは、

「グリーン乗車位置」に伸びた、乗客の長い列でした。


(つづく)



おもいで(その5)

2007年09月18日 20時40分47秒 | 旅のあと
◎乗り歩き2日目◎

↓乗り歩き2日目の朝、JR市川駅の前です。天気は回復! 
 京成電車の市川真間駅は、ここから歩いて10分…もかからない所にあります。




市川真間→(京成電車)→柴又→金町→(常磐線)→亀有

市川の身内宅に一晩泊めてもらって、翌日となりました。
乗り歩き2日目です、というか、これが最終日。
しっかりと朝ごはんをよばれてから、いざ、出発!

この日は、夕方まで乗り歩いたのち、東京駅から新幹線で京都へ帰る予定です。
身内宅へはもう戻ってこないので、朝から荷物一式を持って出かけます。大した分量の荷物ではないですが、旅行用カバンと紙袋とがあって、持つと両手がふさがってしまいます。
『やっぱり、背負うやつで来るべきだったな… 』



午前9時半ごろ、市川真間駅から京成電車でスタートしました。
まずは亀有に向かい、「両さんの銅像」を見ることにします。

市川真間から京成本線で高砂へ、
高砂から京成金町線で金町へ、
金町から常磐線各駅停車で亀有へと、
全体の距離はさほどでもないのですが、こまめに乗り継いで移動です。

途中、金町線に柴又駅があるので、どんな駅か眺めておこうと思って下車してみました。
ここまで来たら、帝釈天にお参りさせていただくのが普通でしょうが、私は駅前を眺めただけ…。
また今度、ゆっくりと柴又探訪したいと思います。
柴又駅前には、寅さんの銅像がありました。



↑京成高砂駅にて。京成電車はこんな色です。


↑銀色の電車も走っています(右)。
 電車の正面は、窓の上部に行き先表示、窓の下部に種別表示があります。独特ですね。






↑寅さんの像がある、柴又駅前。平日の午前、のんびりした雰囲気でした。




そして、亀有駅前の両さん ↓↓


↓JR亀有駅の前に、両さんの像がありました。
 駅前の歩道に建てられています。見えますか?





↑ちゃんと囲ってあります。
 『こち亀』の連載30年だったか、節目を記念して建てられた像ですよね。
 改札を出てくる人を出迎えるかのようなポーズが心憎いです。
 「おう!こっちだ!待っていたぞ」って、言っているみたい。




↑反対側から見ると、こんな感じです。


(つづく)



おもいで(その4)

2007年09月17日 19時32分05秒 | 旅のあと
◎乗り歩き1日目(続きの続き)
成田空港→(総武快速線直通)→品川

急遽決心して、成田空港駅まで足を伸ばしてはみたのですが…、
成田空港駅では出札口に続いて〝検問所〟があるとは知らず、少々ました。

「パスポートを拝見。無ければ、何か、身分を証明できるものを…」

と、係員が呈示を求めてきます。

免許証を持っていて良かったぁ!!
これが無かったら、私の財布には身分証明できるモノなんて入ってないです。
アルプラのHOPカード…!(←絶対無理)

思いつきで空港駅まで乗ってみただけなので、空港見学は一切省略。
私はすぐに引き返しました。(テツ、本領発揮?!)

券売機で、成田までの乗車券(周遊きっぷエリア外のぶん)とともに、
品川までのグリーン券(950円)を買いました。
ここからは、「普通列車のグリーン車に乗ってみよう!」に取り組んでみます。

いま乗ってきた電車の折り返し便、成田空港14時00分発の久里浜ゆきに乗って、
品川(15時35分)までグリーン車2階席で過ごしました。
余談ですが、成田空港駅に発着する普通列車は1時間に1本しかないのですね。
成田~成田空港間の線路容量の問題か?
関空快速みたいに頻繁に走っているものと思い込んでいました。

しかし、さすがにグリーン席は快適です。2階席は窓も大きかったです。
グリーン料金が必要なので、日常的に利用するには決して安いものではないと思うのですが、
途中駅から少しずつ乗客は増えてきて、
東京へ着くころには半数近くの座席が埋まっていました。
『昼間でも、グリーン車に乗る人が結構多いのだな』
というのが私の感想です。

ほかの乗客の様子を観察していると、
グリーン車乗客の半数近くが「Suica」(スイカ)を使っているようでした。
頭上のランプのところに〝タッチ〟するやつです。
残り半数の乗客は、私のように「グリーン券」(切符)を持って乗っている客でした。

グリーン車専属の乗務員が客室をこまめに巡回していました。
グリーン券(切符)で乗っている客の席については、検札が済み次第、頭上のランプを緑色に変更してくれます。乗務員が端末を持っているようでしたが、しかしまあ、すごい仕組みを作り上げたものですね。


このグリーン車に乗ってみて、気が付いたことをもうひとつ。

「自分の席で〝飲食〟する乗客が、意外に多い。」

ということです。

確かに、リクライニング・シートの背面には大型テーブルも付いているので便利です。

『〝ここ〟で飲食するのはOKなんだな…』

と、私も学習しました。そして、

『ならば、明日の昼食は、湘南新宿ラインのグリーン席で、駅弁とビールだな…』

と、ひそかに決意…!



品川→浜松町→(東京モノレール)→羽田空港第2ビル

品川から京浜東北線(209系)で浜松町まで行き、羽田空港ゆきの東京モノレールに乗ってみました。

急遽決心して成田空港駅まで行ったので、
『じゃあ、羽田空港にも行っておくか』
という感じのアドリブです。
特筆すべきは、『周遊きっぷ』で東京モノレールにモノレール(にも乗れる)ことです。
少し不安に思いながら、モノレールの改札機に『周遊きっぷ』をそっと通してみたら、あっさりクリアー!
「へい、いらっしゃい!」っていう感じか。

降り続いた雨は、ようやく峠を越したのか、空を覆っていた雲も途切れ始めて、
モノレールの車内には夕日もさしこんできたりしました。

浜松町から空港までノンストップで走る「空港快速」に乗ったのですが、
途中の駅で前を行く普通列車を追い抜いたりして、
なかなかスピード感がある走りっぷりでした。
モノレールどうしの追い抜きとは、驚きました。


羽田空港→(京浜急行・都営浅草線・京成)→市川真間

成田空港駅に立ち寄ったあたりから〝当てずっぽう〟の乗り歩きになりましたが、
羽田で夕日を眺めることができて、うまい具合にスケジュールが収まったという感じです。

羽田空港駅からは、京浜急行~都営浅草線~京成の相互乗り入れルートをたどって、
夕方6時頃に市川へ戻りました。
京成線の駅は、「市川」ではなく「市川真間」(いちかわまま)というのです。


1日目の乗り歩きは、ここまで。



↑都営浅草線にある「本所吾妻橋」駅の駅名標。なんだか、気に入った駅名です。


(乗り歩き2日目につづく)



おもいで(その3)

2007年09月17日 17時29分37秒 | 旅のあと
◎乗り歩き1日目(続き)
初乗りをするために出向いた
「つくばエクスプレス」の車内で発生した、
まさかの問題!?

それは…

ちょいと、言いにくいことですが、

私…、電車が走り出すと、すぐに寝てしまった…。

              

つくばエクスプレスに乗る ということは、

今回の旅行の「取り組み目標」のひとつでした。

そのことは分かっていたんだけれど、すぐに寝てしまって…。

                

守谷駅に停車するときに〝ハッ〟と気がついたのですが、また寝てしまって…。

              

そのまま、終点のつくば駅に着いてしまいました。

秋葉原からつくばまで、所要45分。
はっきり言って、ほとんど全区間、寝てましたぁっ!

『眠り込んでしまうぐらい快適な乗り心地でしたよ!』ということで。

(開き直ったな…)


土浦→(常磐線)→我孫子→(成田線)→成田→成田空港

初乗りにも関わらず全区間を〝寝て過ごした〟というのは、さすがに、へこみます。
『つくばから秋葉原へ向けて、もう一度乗り直そうか?』
と一瞬考えましたが…、
まあ、そこまでつくばエクスプレス(TX)にこだわる意気込みはもともと無いので、
今回はこれで良いです。
逆に、「全区間を寝て過ごしたこと」こそがTXの思い出になる…ってもんです。

    

くどいですが、天気は最悪です。つくばも、雨でした。

降りしきる雨の中、私は、
つくば駅のバス乗り場(つくばセンター)を11時ちょうどに発車する、
JR土浦駅ゆきのバスに乗りました。
土浦駅までは、所要30分ぐらい。
乗客は10人たらず。
途中の停留所での乗降はあまりなく、道路も空いていて、すいすい走りました。

つくば研究都市というのは、この辺りのことを言うのでしょうか。
たくさんの建物が林立している街なのだろうと勝手に想像していたので、
ちょっとイメージと異なる風景でした。


土浦駅から、JR線(常磐線)に復帰です。
もっとも、『周遊きっぷ(東京ゾーン)』が使える区間は常磐線の取手駅までなので、
ここ土浦駅はすでにエリア外。
TXに乗ってきたことで、周遊きっぷのエリア外に出てしまったことになります。
土浦駅の券売機で取手までの乗車券(480円)を買ってから乗車。

11時46分発の上野ゆき(E531系)に乗りました。
『時刻表」によれば、これは勝田から走ってきた列車のようですが、
土浦から乗り込む客は少なく、車内も空席がちらほら…という状況。
立っている客はいなかったです。
さすがに、この時間帯は車内も空くのですね。

立っている客がいない中、私はひとり「運転席かぶりつき」対応をとって、居眠り防止に努めました。

前方を眺めていると、
線路上で十羽ぐらいのカラスが塊のようになって、もみあっている場面に遭遇しました。
エサを奪いあっているのか…?
でも、この電車の進路となる線路上にいるので、非常に危ないです。

〝ファ~~ン〟

と、警笛が鳴らされました。

群れていたカラスのうち半数ぐらいが、驚いたように飛び立ちました。

〝ファ~~ン〟

と、二度目の警笛。

カラスたちも、接近する電車の〝気配〟は感じているはず。

ついにエサを諦めたか、線路上に残っていたカラスたちが一斉に飛び立ちました。


あーっ!! まだ、一羽残っている!


もう、電車は直前まで迫っています。

運転席かぶりつきポジションの私は、
決定的瞬間の目撃者になってしまうのではないかと、ハラハラしています。
(なら、見なければいいだろうが!)

〝ファ~~ン〟

三度目の警笛が鳴らされたのと同時に、最後の一羽も飛び立ちました。間一髪セーフでした。

警笛は3回も鳴ったけれど、減速する気配はまったくなかったですね。
ある意味、運転士も大変だなぁ。

取手駅はスルーして、そのまま『周遊きっぷ』のエリア内に入り、
12時23分着の我孫子駅で下車しました。
ここから先は、成田線に歩を進めようと思います。


ちょうど昼を過ぎたので、我孫子駅ホームの立食いそばで簡単に昼食を済ませました。

「天ぷらそばと、おにぎり、お願いします」
「おにぎり、無いんですよ」

おにぎりが無いって…、なぜ。


我孫子12時46分発の成田ゆきに乗り込んで、「午後の部」がスタートです。

うすい緑色の帯を巻いたE231系の5両編成でした。
常磐線の快速電車と同じ車両ですね。付属編成を単独で回しているということかな。
座席がほぼ埋まるぐらいの利用状況で、立っている乗客は少なかったです。

大きなトランク・ケースを携えた乗客も何人かいて、
この路線が成田空港へのアクセスとしても利用されていることを知りました。
我孫子~成田間は普通電車しか走っていませんが、
常磐線沿線の人々ならば空港アクセスに便利そうですね。

「宮脇俊三氏の『最長片道切符の旅』にも、成田線を通ったときのことが書かれていたな…」

ってなことを思い出しながら、電車の揺れに身をまかせていたら、また寝てしまって…。

              

我孫子から約40分で、終着の成田駅に到着。

私は最近までずっと、我孫子~成田間が「成田線」だと思っていました。
でも、路線図をよく見ると、佐倉~松岸間や成田~成田空港間も、成田線に含まれていますね。
成田周辺の線路は全て「成田線」ということか…。

乗客のトランク・ケースを見て心が動いた…、というわけでもないですが、
せっかくここまで来たので、成田空港駅まで行ってみることに急遽決心しました。
『周遊きっぷ』のエリアは成田駅までなので、
成田~成田空港間を往復するぶんは別会計ということになりますが…。(片道230円です)


(つづく)



おもいで(その2)

2007年09月16日 14時36分37秒 | 旅のあと
◎乗り歩き1日目◎
秋葉原→(つくばエクスプレス・快速)→つくば

寝台急行「銀河」で早朝の東京駅にたどり着いた私は、
総武快速線に乗り換えて市川まで行き、ひとまず身内宅を訪ねました。

身内宅で小休憩ののち、荷物を置いて身軽になって再び出発。

雨降りでコンディションが悪いですが、
いよいよ、乗り歩き1日目がスタートです。



↑秋葉原駅にて、つくばエクスプレスの電車。これは普通列車の車両。快速列車はボックス席でした。


午前9時すぎに市川駅から総武線各駅停車に乗って、秋葉原駅まで行きました。
まずは、「つくばエクスプレス(TX)」に乗ってみようと思います。

今回の旅行に際して私が用意した乗車券は、JRの『周遊きっぷ(東京ゾーン)』です。
でも、つくばエクスプレス(TX)はJR線ではないので、『周遊きっぷ』では乗れません。

地下深くにある、TXの秋葉原駅。
自動券売機でつくば駅までの乗車券(1150円)を買い、改札を入ると、
電車ホームへはさらに下りエスカレーター!!
いったい、どこまで潜るんだ…。

ちょうど、秋葉原終着の列車が入ってきました。
ドアが開くや、降車客がどっと押し寄せるように上りエスカレーターに流れていきます。
朝ラッシュのピークは過ぎた時間帯でしたが、通勤路線らしい朝の風景だと思いました。

しかし、降車客の人波が消え去ると、ホーム上は意外と閑散としています。
『(始発の)秋葉原駅から乗る客は少ないのか…』
という印象です。

「普通」・「区間快速」・「快速」の3種類が、決まった順序で発車していきます。
私はホームのベンチに腰掛けて、何本かの列車が出発していくのを見送ったあと、
10時発のつくば行き快速に乗り込みました。
電車が入線してすぐに乗り込んだので、めでたく「ボックス席・窓側」をキープできました。

しかし、座席確保に焦らねばならぬほど乗客は多くなく、
東京の電車としては〝ガラガラ〟と呼んでも良いような状況…。
私が座ったボックスも相席にはならず、ひとりで貸切状態。ちょっと拍子抜けしました。

ボックス席を確保できて気分も上々、軽やかに走り出した電車の中で、旅に出た喜びがこみ上げてきます。

『さあ、つくばまでの〝初乗り〟が始まったぞ!』
と気持ちも高まってきました。

が…、そんな矢先、まさかの問題が発生することになります。


(つづく)



おもいで(その1)

2007年09月14日 23時48分43秒 | 旅のあと
記憶が薄れないうちに、東京・千葉旅行の記録を綴っておきます。
乗車ルートをたどりながら、まとめることにします-。


雨のなか、夜行列車で旅立ち
京都→(寝台急行「銀河」)→東京

せっかくの旅行機会なので、京都駅から夜行列車で出発してみました。
寝台急行「銀河」のA寝台下段を奮発!

夜行寝台を楽しみたい立場からは、『乗車時間が短すぎる』寝台列車と言えますが、
開放式A寝台に乗ったのは今回が初めてだったので、良い経験です。

当日のA寝台乗車状況は、「下段」の半分が埋まる程度でした。
ざっと見たところ、「上段」は全て〝空席〟だったようです。

京都駅を発車する時点で午後11時だし、乗客も少ないし、静かな車内でした。
缶ビール開けるときの〝プシュッ〟っていうのが、静寂をかき乱すようで…。(飲んだんかい!)

途中で2回ほど目が覚めましたが、
静岡駅(運転停車)で数本の貨物列車が立て続けに追い抜いてゆくのを見送ったあとは、
大船駅到着直前の〝おはよう放送〟まで覚えていないので、
眠れたほうだと思います。
基本的には、〝楽しくて眠れない〟のが寝台列車の醍醐味ですね。(←ほんまかいな)

京都を出発したときから天気は悪くて、「銀河」は雨のなかを夜通し走り続けたのですが、
ダイヤに乱れは生じず、予定通りに東京駅へ到着しました。
自宅を出るときに天気予報を聞いて来たので驚きませんが、この日は東京地方も …。

ひとまず市川に立ち寄って、荷物を置いて身軽になり、いよいよ1日目の乗り歩きがスタートです。
まずは、「つくばエクスプレス」の始発駅-秋葉原へ向かうことにします。

(つづく)