ダンポポの種

備忘録です

1時間に1本、に乗る

2022年03月12日 23時33分00秒 | 鉄 道


きょうは、JRダイヤ改正日です。
「改正」と言うものの、JR西日本エリアでは従来より運行本数が削減(減便)された線区が多いです。
コロナ禍を反映した〝減量ダイヤ〟への移行となりました


「私の地元、学研都市線(片町線)でも減便!

学研都市線では、昼間の同志社前~木津間で減便が図られました。
従来は30分間隔運転だったのが、きょうからは60分間隔運転になりました。(昼間だけです)

きょう午後、私も実地見学してきました。
JR三山木から木津まで、電車に乗ってみました
以下、画像はすべてきょう撮影。


↑午後2時前。JR三山木駅です。
 昼間60分間隔(1時間に1本)になるのは同志社前以南ですが、きょうはJR三山木から試乗。
 当駅14時11分発の区間快速木津ゆきに乗って、終点木津まで行ってみました。



↑ホーム時刻表。(これは京橋方面ゆき)
 平日も土休日も、11時~14時台の運行本数が1本だけになりました。

なお、先日の当ブログに、今回のJRダイヤ改正のことを書いたとき、その記述に間違いがありました。
おわびして訂正します。ごめりんこ
先日のブログに書いたのは…、
『(今回のダイヤ改正で、昼間の時間帯は、)JR三山木での列車行き違いが無くなり、同志社前~木津間では1本の営業列車がピストンするだけ、という運行になります。』
と、書きました。

これは間違いでした。改正後も、昼間、JR三山木での行き違いは無くなっていません
<m(__)m>



↑JR三山木にて。
 14時10分に、上り区間快速木津ゆきが入線しました。これが14時11分発になります。
 当駅では1時間ぶりの上り電車到着です。これを逃すと次はまた1時間後。
 減車はありません。7両編成のまま木津まで走ります。



↑木津ゆきが停車してドアが開くのとほぼ同時に、対向の下り区間快速塚口ゆきが入線しました。
 こちらも同様に、当駅では1時間ぶりの下り電車です。これを逃すと次は1時間後。
 現実、ホームで待っているお客はご覧の通り少ないですから、運行本数が減るのもやむを得…
 まあ…、三山木界隈の人が京橋方面へ向かうときは同志社前駅を利用されるのかも。
 「とにかくこのように、JR三山木では昼間も列車行き違いを、し・ま・す!」
 ここから私は、左側の木津ゆき電車に乗り込みました。



↑JR三山木を発車すると、まもなく、並走する近鉄電車の宮津車庫が見えます。
 「あっ、なんか〝色つき〟の電車が止まってる



↑白い近鉄電車だ。
 きょうは、宮津車庫で車両撮影会があったんやね。



↑昼間60分間隔の区間を走行中ですが、車内は込み合うことなく、こんな感じです。
 きょうは土曜日ですが、これが平日であっても昼間の利用状況には大差ないと、地元民の私は感じます。
 そもそもコロナ以前から、昼間の同志社前~木津間は乗客が少なかったです。



↑下狛に停車。



↑近鉄京都線と並走します。



↑新線誘致の看板が新しくなっています。
 まだ、正式ルートは決まっていないようです。造られるのかどうかも



↑祝園に停車。
 この時間帯、留置線には1編成だけ止まっています。



↑祝園を出てほどなく、近鉄とJRの線路がぐぐーっと接近します。わりと一瞬です。



↑近鉄の木津川台駅を横目に、進みます。



↑近鉄の線路がせり上がって、JRはその下をくぐります。並走区間はここまで。



↑西木津に停車。二人乗車して、一人下車した。…と思う。



↑木津の町に入り、国道24号線をくぐると、終点木津に着きます。



↑車輪が線路を鳴らしながら右へ右へカーブし、大和路線・奈良線の線路が見えたら木津到着です。



↑14時23分、木津に着きました。
 JR三山木からの所要時間は12分。あっというまです



↑到着ホームの2番線から加茂ゆきが14時28分発(5分接続)。加茂で亀山ゆきに接続します。
 奈良線・みやこ路快速京都ゆきは14時31分発(8分接続)で、これも接続は良いです。
 みやこ路快速は、城陽と宇治で普通京都ゆきに乗り換えできます。
 けれど、奈良線・普通京都ゆきは14時48分発(25分接続)までありません。
 逆に、学研都市線が木津到着する5分前の14時18分に1本前の普通京都ゆきが出たばかり
 この先、上狛・棚倉・山城多賀・山城青谷・長池の、奈良線各停駅へ向かうのには接続が悪いです。
 「時刻表って、すべての列車に便利良く接続を取るっていうのは難しいんやろね」



↑向かい側のホームには14時26分発(3分接続)、奈良線からの普通奈良ゆき。
 学研都市線から奈良ゆきに乗り継ぐのも便利なダイヤですね。
 「あ、そうそう。今回の改正で奈良線103系が定期運用を終えたと聞きました。ついに



↑14時23分に到着した学研都市線は、折り返し14時59分発の区間快速塚口ゆきになります。
 電車はホームに横付けのまま、この状態で36分間停留します。これが新ダイヤのポイント
 学研都市線が30分間隔で走る時間帯ならば、木津での停留は6分間だけですぐに折り返して行きます。
 でも、60分間隔で走る時間帯は、30分さらに時間をつぶしてトータル36分間停留になるのです。
 こうして運行本数が減便されているわけです。経費削減の効果はどれぐらいなんだろう。



↑14時28分発の大和路快速加茂ゆきが入ってきました。
 加茂まで直通する大和路快速は昨年10月ダイヤ改正から「昼間1時間に1本」となっています。



↑「昼間1時間に1本」どうしの、学研都市線と大和路快速加茂ゆきが接続。
 この場合、学研都市線から加茂ゆきに乗り換えるのは5分接続なので便利です。
 でも、大和路快速から学研都市線に乗り換えると、発車までまだだいぶん時間があります。
 学研都市線は14時59分の発車まで、あと30分ほど停留したままです

この大和路快速が加茂まで走って、加茂で折り返して大阪ゆきの大和路快速として木津へ舞い戻ってきたときにも、まだ、この学研都市線の電車は木津で停留している ということだ。
→すなわち、学研都市線から加茂へ向かう乗客と、加茂から学研都市線へ向かう乗客には、木津での乗り継ぎは便利です。



↑加茂ゆきが出たあと、ホームの発車案内には「京都」ゆきの表示が2本並ぶ。
 今回、奈良線のダイヤには、目立った減便は無いようです。
 木津では、昼間も<みやこ路快速>が30分間隔・普通も30分間隔で発着します。
 昼間の木津駅に一番頻繁に発着するのは「奈良線の列車」という状況になっています。

また、機会を見つけてJRを利用し、新ダイヤの使い心地を確認してみようと思います。



↑学研都市線の折り返しまで30分待つのはパスして、ここからは散歩ウォークに切り替え~。
 木津駅前から歩いて三山木へ戻りました。
 所要1時間40分ほど。1万2600歩でした。



↑木津川沿いにて。
 黄マルのところに、何かが写っています



↑正体は…、飛んでおられるんですね。何ていうグライダー?
 「私は、地面を歩いているだけで十分です。飛びません」



2 コメント

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数年前の思い出 (鉄の道の旅人)
2024-08-08 15:01:21
山陰線か懐かしいな。特殊鋼で有名な島根県安来市での刃物まつりへ行くのに使ったことがあるな。そこらあたりな鉄の道文化圏と言って日本遺産にも認定されたかつてのたたら製鉄のメッカの地帯で菅谷たたらや和鋼博物館、清水寺、足立美術館そして松江あたりもよかったな松江城武家屋敷、松江歴史館なんかも。
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Re: (ダンポポ)
2024-08-08 16:35:08
コメントありがとうございます
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