ダンポポの種

備忘録です

西宮駅にて

2009年03月31日 22時40分59秒 | 鉄 道
↓おととい、三宮からの帰り道、西宮駅で写してきた画像です。



↑阪神電車の西宮駅です。
 せっかくなので、改札を出て、駅前まで足を運んでみました。
 壁面の一番高い所に書かれてありますが、「EBISTA(エビスタ西宮)」というショッピング街と阪神百貨店が併設された、立派な高架駅です。
 エビスタって、西宮のえべっさん(えびす神社。←西宮神社)とステーション(駅)とを掛けてあるのかな?



↓以下、電車の画像ばっかりです。
 すべて、西宮駅のホーム(3番線の尼崎方の端っこ)で撮影しました。


↑9000系の奈良ゆき快速急行がやって来ました。(停車中です。ドアが開いています)
 この形式による快急運用を目撃したのは、私はこれが初めてです。



↑向かいのホームに、梅田からの急行(西宮止まり)が到着しました。

 阪神電車と言えば、やっぱりこの顔、そして、この色かな!?
 赤胴車とも呼ばれてきた、急行系車両です。
 1000系などの新型系列はこの塗装を受け継いでいませんが、こうした昔ながらの〝阪神顔〟の車両は今も活躍を続けています。
 この車両は、在来車に大幅リニューアルを施して生まれた2000系という形式だそう。



↑山陽5000系による、姫路ゆき直通特急が到着するところ。これも、梅田から走ってきた列車です。

 山陽車は、沿線PR(旅客誘致)を意図して「ヘッドマーク」を掲げて走ることが多いです。
 この列車が掲げていたヘッドマークは、山陽沿線の〝明石〟への旅客誘致を狙った内容でした。

 画像では見づらいかもしれませんが、日本列島の地図に東経135度のラインを描いた図柄で、
 『時のまち、あかしへ行こう! 阪神山陽直通特急で!!』と書いてあります。



↑8000系による、梅田ゆき直通特急。(姫路から走ってきた列車です)

 この形式は、安定感のある良い車両だなぁ、と私は思っています。座席の掛け心地もなかなか良いです。
 1000系や9000系が近鉄線直通の運用に振り向けられるので、山陽電鉄線乗り入れの「直通特急」には、この8000系が大活躍しているようです。
 8000系だって、その気になって準備を施せば、近鉄線への直通は可能なのだろうと思いますが、今のところは「近鉄直通組」に選ばれていません。

 ちなみに、〝梅田ゆき〟の行き先表示を「阪神梅田」と表示するのは、直通特急だけです。
 直通特急以外の種別では、単に「梅田」と表示して運行されます。



↑近鉄車による、三宮ゆき快速急行が到着するところです。
 ちょっと、写し方を間違えたかな…?
 種別表示も行き先表示も、ちゃんと捉えきれていませんな。

 しかし…、近鉄車なんだけど、ものすごく違和感のある光景に見えます。なぜでしょう?

 そう! ヘッドライトが点いていないからです!
 前にも書いたと思いますが、昼間はヘッドライトを点けずに走るのが、阪神線の流儀です。(地下区間では点灯します)
 列車種別を表す「標識灯」も…、点けずに走っていますね。



↑上の画像と同じ列車。西宮駅に停車中です。
 窓越しに見える、ヘッドレスト…。ってことは、この車両は「L/C車」ですな。シリーズ21の5820系です。
 むむむ…! テールライトも点けていませんね。

 ヘッドレストの見え方からして、やはり、ロングシート・フォーメーションで運用されているようです。
 運行中にフォーメーションが変わることはないので、この快速急行は始発の奈良駅からずうっとロングシートで走ってきたことになります。
 休日の昼間なのだし、こんなときぐらい、クロスシートにして走らせたらいいのにな…。
 この運用でクロスシートにしないなら、一体いつ、クロスシート配置にするというのかー!!
 せっかくの装備が、宝の持ち腐れみたいになっているように感じます。



↑8000系どうしの出合い。
 左は、姫路ゆき「直通特急」(黄色の直特)。
 右は、須磨浦公園から走ってきた、梅田ゆき「特急」。(←須磨浦公園発着便は、直通特急とは呼ばない)
 この梅田ゆき特急は、直通特急ではないので、行き先表示には「梅田」と表示されています。
 例によって、文字は見づらい画像ですが…。



↑奈良ゆき快速急行がやって来ました。
 私も、これに乗って帰りました。
 ここで交替する乗務員や乗客が見つめるなか、静々とホームに入って来る近鉄車です。
 ちなみに、この車両も5820系(L/C車)でした。
 上に掲載した画像の5820系とはまた別の編成です。


西宮駅をあとにした私は、途中の停車駅である甲子園駅でも降りてみようか…と思ったりしたのですが(写真を撮るため)、
この日は夕方になってどんどん気温が下がってきたので、「やっぱり、寒そうだな」と思ってやめました。

これからは気候も良くなるし、また、快速急行で阪神沿線へ出かけたいと思います。



快急で三宮へ

2009年03月30日 23時57分35秒 | 鉄 道
きのう、直通運転の〝初乗り〟として、三宮まで行ってきました。

奈良から三宮までを「快速急行」で乗り通したあと、すぐに折り返して西宮までバックし、西宮駅でしばし〝ホーム撮り〟を楽しんだあと、
また「快速急行」に乗って奈良まで戻って来た、というものです。

三宮では改札を一旦出ましたが、〝地上〟には出ずじまい…。

鉄道趣味活動に専念してきました。



↓奈良駅にて

↑三宮へ向けて〝旅立つ前〟に撮影。
 奈良駅の改札内に掲げられている、発車案内板です。
 
 直通運転にあわせて各駅で整備された、新しい案内板です。
 電光表示がきれいで見やすいです。
 駅名改称によって、難波ゆきが「大阪難波(ゆき)」と表示されるようになったので、
 字数が少ない「三宮(ゆき)」の表示が際立ってシンプルに見えるように感じます。

 昼間のこの時間帯は、奈良線の区間準急や各停は大和西大寺駅発着が主流で、奈良駅まで乗り入れてくる列車は少ないです。
 なので、京都線方面の表示を含めて〝優等列車だらけ〟の発車案内となっています。



↑奈良駅で発車を待つ、三宮ゆき快速急行。(近鉄9820系の6両編成。画像は最後尾の車両です)
 私もこの列車に乗って、三宮まで〝通し〟で初乗りしてみました。
 上の画像の発車案内板に写っている「13時37分発の快速急行」というのが、これです。



↑近鉄車の車内に掲げられている、停車駅案内の図。(見づらい画像ですが…)
 奈良・京都・橿原の各路線に加えて、阪神線の三宮までの駅名が盛り込まれています。




↓三宮駅にて

↑三宮に着きました。(すでに、折り返し運用の奈良ゆき表示になっています)

 三宮駅では、快速急行は、折り返し用の3番線に到着します。
 ホームの長さが6両編成ぶんギリギリで、しかもホームの先端部がカーブしているので、この箇所では電車とホームの間が広く開きます。
 図体の大きい近鉄車のばあい、「ふう…、どうにか無事に停車できたぜ」という感じ。
 もうちょっと後ろに下がって撮影したら良いのは分かっているのですが、これ以上は下がれないのです…。ホームぎりぎりです。

 3番線には、車両をはさんで反対側に「降車用ホーム」があるので、到着した電車は左右両側のドアを開けます。
 ただし、そのホーム長が限られているため、6両編成の最後尾の車両は降車用ホームにかからず、この車両だけは片側のドアしか開きません。
 この取り扱いは、阪神車のばあいも同じなのかな?
 前5両は両側のドアを開けて、6両目だけは片側のドアを開けるのです。
 近鉄車も、こんな器用なドア扱いができたんだな…。



↑隣りの2番線に、快速急行のあとを追いあげてきた姫路ゆき直通特急が到着しました。

 私が快速急行で三宮へ来る途中、停車駅である西宮とか芦屋の駅で、ホームに残って快速急行の発車を〝見送る〟乗客の姿がありました。
 きっと、直通特急狙いの乗客なのでしょうね。
 姫路までは行かないとしても、元町や高速神戸まで行きたい人にとっては、三宮止まりの快速急行は不便ということかな。

 もちろん、三宮まで快速急行に乗って、そこで直通特急に乗り換えたら良い…、のですが、
 「だったら、最初から直通特急に乗って行くわ」
 という選択なのかもしれません。

 私が京都駅から近鉄で帰るときに「新田辺ゆき」を見送るのと同じかな…と思います。



↑これが〝青い快速急行〟表示。
 近鉄線内では「赤色」で表示されますが、阪神線内では「青色」になります。
 この画像は、編成の中ほどの車両で写したものです。
 窓越しですが、向こう側に見えているのが降車用ホームです。



↑三宮到着の〝先頭車側〟は、こんな感じ。
 快速急行(近鉄車)が止まっているのが3番線で、隣りの阪神車が見えているところが2番線。
 近鉄車の右側に見えている人影の無いホームが、降車用ホーム。

 三宮駅に近鉄電車!
 直通運転を実感しました。
 奈良で阪神車を〝迎える〟よりも、三宮で近鉄車を見るほうが、強く実感しますね。
 私が近鉄沿線の住民だからか…。

 だだっ広い印象の近鉄奈良駅とは対照的で、阪神の三宮駅はスペースに余裕がありません。
 しかし、このスペースで大勢の乗客を見事にさばいています。
 決して「広い」とは言えないプラットホームですが、次々に到着する電車が乗客を運び去り、
 列車待ちの客がホームに滞留するひまがありません。



このあと、三宮からの帰り道に、西宮駅で写した画像があります。
次回の投稿で報告します。



きょうも、ちょこっと西大寺

2009年03月21日 20時10分27秒 | 鉄 道


きょうも暖かくて良い天気でした。
昼下がりのひととき、また大和西大寺駅へ行ってきました。



↑きょうの狙いは、ずばり、阪神車と京都市地下鉄車の〝奇跡の出合い〟!
 私は事前に『近鉄時刻表』に目を通し、両者が大和西大寺駅で出合いそうな時刻を見計らって出かけました。
 
 しかし、結果はご覧の通りっ!
 残念無念、この時刻の国際会館ゆき急行は、近鉄車(3200系)でありました。 
 これが地下鉄車だったら、いい写真になったんだけどなぁ…。

くじけずに、ほかの時間帯にもまた撮影してみたいと思います。
昼間ダイヤでは、毎時30分ごろに「奈良ゆき快速急行」と「国際会館ゆき急行」が大和西大寺駅ですれ違います。
快速急行が阪神車で、急行が地下鉄車、という組み合わせを狙うのです。
双方とも近鉄車でやって来る場合が当然ありますから、車両運用の下調べが必要ですね。




↑阪神9000系がやって来ました。
 大和西大寺止まりの区間準急です。(区間準急なので、この列車は尼崎始発)
 1000系とともに近鉄線直通用に抜擢されたのが、この9000系です。
 このまえ阪神沿線へ出かけたときには遭遇できなくて、撮影できずじまいだった形式です。



↑阪神1000系(奈良ゆき快速急行)と、近鉄30000系ビスタEX(橿原神宮前ゆき特急)、大和西大寺での出合い。



↑大和西大寺駅の東側(奈良方)で顔を合わせる阪神の1000系と9000系。
 出先で同僚と出合う…ってとこでしょうか。

 「おう! どうや、調子は」
 「うん、まずまずや」
 「ほなな」
 「おう、気ぃつけて!」
  …っていう感じだと思います。(←何の会話やねん)



↑9000系が、引き上げ線から折り返してきました。
 大和西大寺始発の区間準急となって、尼崎へ帰ってゆきます。
 「フーッ、また区間準急かぁ…」って、9000系がぼやいてそう?



↑阪神9000系と、その奥に京都市地下鉄10系です。
 一応、奇跡の出合いが実現!?
 いや…、こんな中途半端な写し方じゃダメだな。



↑1000系の三宮ゆき快速急行が到着するところです。
 その横を、回送の近鉄特急車が発車していきます。
 ふたつの列車が並走しながら駅へ入って来る「同時進入」のように見えますが、この場面では、両者はすれ違っているのです。
 1000系はヘッドライトが点いていますが、特急車のそれは点いておらず、テールライトになっているので…、確認できますね。

回送列車の出入りも激しい大和西大寺駅では、列車の動きは非常に複雑です。
上りホームと下りホームとがありますが、回送列車は各ホームに〝逆走〟で到着または発車してゆくことが多々あります。
鉄道ファンとして、眺めているぶんには楽しいことこの上ないのですが、
「よくもまあ、列車同士がぶつからないもんだな…」
と、真剣にそう思うこともあります。



↑三宮ゆき快速急行と、奈良ゆき区間準急(尼崎から走ってきた列車です)。
 直通列車同士が並んだよ、というひとコマです。



祝・直通運転スタート

2009年03月20日 21時21分19秒 | 鉄 道

本日、「阪神なんば線」が開業しました。おめでとうございます。
近鉄と阪神の直通運転も、スタートしました。

私も、直通運転初日の様子を見たかったので、夕方、ちょこっと出かけてきました。(←予告通り?)



↑新大宮駅にて。
 やってきました! 三宮ゆきです。
 近鉄車(5800系。L/C車)による、三宮ゆき快速急行。6両編成です。



↑奈良駅にて。
 阪神車(1000系)による三宮ゆき快速急行が、発車を待っているところです。
 頭上の発車案内板には、乗車位置が「△1~10」とあります。
 初日の混雑を想定してか、車両が短い阪神車充当の列車は10両編成で運行されていました。


◎近鉄奈良駅にて
カメラを手にした鉄道ファンは確かに多かったですが、私が訪れた夕方の時間帯になると、奈良観光を終えた家族連れや行楽客の姿も多く、
近鉄奈良駅はけっこうな賑わいでした。
快速急行に気前よく10両編成(阪神車)を回してくれていたので、ホームで到着を待っていたお客は乗り込んだあとみんな着席できたようで、
穏やかな雰囲気に包まれた発車前のひとときでした。

10両編成で走るのは尼崎駅までで、尼崎で後ろ4両(奈良寄りの4両)を切り離して、尼崎~三宮間は6両編成で走ります。
「この車両は、尼崎で切り離される?切り離されない?」
と、乗務員に問うている乗客もいましたから、阪神線への直通旅客もちゃんと乗ってくれているわけですね。
 
神戸弁…というか、京都や奈良のしゃべり方とはまた微妙に違うイントネーションが、時折聞こえてきました。
ちょっと懐かしく思うと同時に、直通運転が始まったことを実感しました。



↑大和西大寺駅にて。
 きっぷ売り場に掲げられた運賃表です。
 阪神線の部分は左端、オレンジ色で書かれているところです。
 東は名古屋・伊勢志摩から、西は神戸の元町駅まで、広範囲をカバーする運賃表になりました。

 大和西大寺から三宮・元町までは、片道880円とあります。
 元町から先、神戸高速線・山陽電鉄線への連絡切符は売られていないみたいです。
 山陽電鉄線へ直通した場合の運賃は、どういう計算になるのかな?
 
 また、この運賃表には、梅田(阪神梅田)までの運賃案内も記載されていません。
 大阪難波から尼崎経由で梅田まで、の切符は売らない…ということかな。



↑大和西大寺駅にて。ヘッドライト点灯の阪神車。
 三宮ゆき快速急行が発車しようとしているところです。(ドアは閉まっています)

 こまかい話ですが、「快速急行」という種別を表示するときの〝色づかい〟が、近鉄と阪神とでは異なります。
 近鉄線では昔から「快速急行」と赤色で表示しますが、阪神線ではこれを「快速急行」と青色で表示する流儀になっています。
 ちなみに、阪神線で赤色の種別表示といえば「特急」を意味します。
 
 こうした両社の色づかいを尊重し、近鉄車・阪神車とも、近鉄線内を走るときは「快速急行」と赤色で表示し、
 阪神線内を走るときは「快速急行」と青色で表示するようです。
 大阪難波駅で、表示の色を切り換えるのだろうと思います。(←まだ私は見ていないので…)



↑大和西大寺駅にて。
 近鉄車(シリーズ21)による、尼崎ゆき区間準急(大和西大寺始発便)です。最後尾の車両です。
 快速急行の大半が三宮まで直通するとともに、準急・区間準急・普通のそれぞれ一部は尼崎まで直通することになりました。

 区間準急の停車駅は、大和西大寺から東花園までの各駅と、河内小阪・布施・鶴橋と、鶴橋から尼崎までの各駅です。
 いわゆる、「通過する駅を言うたほうが早い」っていうやつか!?


きょうは、ややダイヤの乱れがあったようです。
午前中に近鉄電車のHPを見たら、奈良線で一部列車の取り消し(運休)もあったようです。
私が出向いた時間帯には、奈良駅に到着する列車が「3分遅れ」だとかでお詫び放送が流れていました。

まあ、オープン初日は、なにかとバタバタするものや。

(↑えっ…、それで流そうとしてる?)

(↑うん)


この直通運転をきっかけに、近鉄・阪神が一層発展するよう願っております。
本業が一段落したら、私も初乗りに出かけたいと思います。



新線力、明日開幕!

2009年03月19日 20時58分17秒 | 鉄 道



「近鉄-阪神・直通運転」が、いよいよ明日からスタートします。

三連休の初日になるし、明日の乗客は、半分ぐらい鉄道ファンかな!?

ついにこの日がやってきた!と、私もそわそわしています。
スケジュール的に、明日の「初乗り」(お祝い乗車。ここでは奈良~三宮間を快急で乗り通すことを意味している)は難しそうですが、
なんとか空き時間を作って、大和西大寺駅へは出向いてみようと考えています。
お天気が、ちょいと心配ですかな。


明日、直通運転の初日、大きなトラブルに見舞われず無事にスタートすることを願っております。



暖かくなりました

2009年03月18日 22時31分59秒 | 日記・雑記

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉の通り、大変暖かくなりました。
きのうも、きょうも、天気が良くて暖かくて、過ごしやすかったです。
あすも、晴れそう。

もともと暖冬だったところへ、ここ数日は一層暖かくなりましたから、桜の開花予想も早まりそう…かな。
近所の小学校では、あすが卒業式だそうです。
いよいよ春なのだなぁと思います。

直通運転が始まる3月20日も目前になりました。
即刻乗りに行きたい!というのが本音ですが、やっぱりお彼岸中だし、私は同日には乗りに行けそうにないです。
ちょこっと時間を作って、大和西大寺駅あたりへ〝様子を見に行く〟ぐらいのことは出来たらいいな…と思いますが。
いや、ホームで撮影するなら、新大宮駅のほうが撮りやすいか…。

直通運転開始の翌日(21日)からは、センバツ高校野球が始まるんですよね?
阪神なんば線を使って甲子園へ向かう観客も多いはずです。
直通開始直後にいきなり〝センバツ輸送〟が始まるわけですから、くれぐれも混乱が無いように願いたいです。



あと1週間

2009年03月14日 18時59分00秒 | 鉄 道
直通運転の開始まで、残り1週間を切りました。
近鉄・阪神双方のホームページには、20日からの発車時刻表も掲載されています。
準備万端…かな??


↓このあいだ、阪神西大阪線に乗りに行ったときに撮ってきたものです。

 写し方がイマイチで、何を伝えたい画像なのか分かりづらいですが…。
 阪神電車には「福」という珍しい名前の駅がありますよ、っていうことで。


↑阪神西大阪線にある、福駅。
 只今、改良工事中のようでありました。



↑ホームの駅名板。
 ちなみに、近鉄線には「大福(だいふく)」という駅があります。(大阪線の耳成~桜井間)
 直通運転が始まったら、「福から大福へ」という小旅行がブームになる!?(←なるかいな…)



↑福駅ホームから、到着する電車を撮ってみた。
 この駅のそばには、「踏切」があります。
 線路の立体化(高架化)が進んでいる阪神線では、踏切が見られる箇所もだんだん減ってきました。



夜は寝ます!?

2009年03月14日 16時42分48秒 | 鉄 道

きょうは、JR線のダイヤ改正日です。
今回の改正を機に、寝台特急「富士・はやぶさ」が廃止となり、本州~九州を結ぶ寝台夜行列車が絶滅しました。

きのう夕方の東京駅は、ものすごい人出だったらしいですね。
「富士・はやぶさ」の最後の発車を見送るべく、鉄道ファンなど3000人が集まったとか。
3000人とは、すさまじい…!


私は昨夜、業務上青年部会の会合で京都市内へ出かけていて、その帰りに京都駅から近鉄に乗るのが23時すぎになりました。
「このまま帰らずに、京都駅で待機していたら、〝富士・はやぶさ〟を見ることができるんだな…」
と、一応は思ってみました。鉄道ファンだし。
でも、雨が降っていて寒かったし、仮にそれをすると近鉄電車の運行が終わってしまい、タクシー帰還を余儀なくされるので、
最後のお見送りは断念して、そのまま帰ってきました。


思い返せば、「富士・はやぶさ」のほかにも、たくさんの寝台夜行列車がありました。
さくら・みずほ・あさかぜ・なは・あかつき・彗星…、明星っていうのもありましたな。
繰り返しますが、今回の廃止で、これら本州~九州を結んだ寝台特急はすべて姿を消しました。絶滅です。

子供時代に、こうした寝台特急の列車名と運行区間を覚えて、鉄道好きな仲間同士で〝暗唱〟を競い合った、という人も多いはず。
そういうのを通じて、日本国内の地名をずいぶん覚えたものですよね。
そういう思い出も、いよいよ「昔話」になってしまうわけです。

◇          ◇          ◇

さて、きょうから始まった新しいダイヤですが、うちの近所では、特に大きな変化はありません。

廃止される「富士・はやぶさ」が話題をさらってしまい、改正後の新ダイヤには大きな話題は見られない…と私は感じています。
それぞれの地域でダイヤ修正が行われているのは確かなので、きょうから「新ダイヤ」というのは間違いないです。

ひとつ言うと、大阪エリアでは、終電の発車時刻が「繰り上げ」られた路線があります。
詳しくは、JR西日本のホームページをみてください。
終電が今までよりも早くなる、ということです。
「夜は寝ます」ってことか!?(←Yクラブにしか通じひんがな)

学研都市線の同志社前~木津間は、やっぱり30分間隔のまま…。
以前に比べたらずいぶん乗客は増えていると思うけれど、増発するにはまだ不足なのかな。
この区間を15分間隔に詰められない、何か理由でもあるのかな?と思ってしまいます。



◎おまけ画像

↓桜井線の電車です。(京終駅にて)





マシーンのおかげで

2009年03月10日 21時13分36秒 | 日記・雑記

きょうは役場へ行って、所得税確定申告をしてきました。

今年は、社会保険料控除の証明書(国民健康保険と国民年金)を紛失しないよう厳重に保管していたので(←当たり前のことなんですが)、
スムーズに申告手続きを済ませられました。

大変便利な「タッチパネル」マシーンは、3台配備されていました。
きょうは〝マシーン待ち〟の客列も短かったので、私もそこに並んで、提出書類を仕上げてもらいました。

過去には、私も手書きで仕上げて提出したことがありますが、
〝マシーン待ち〟が空いていたら、どうしてもそっちへ行ってしまうものです。
きっと、それが自然界のメカニズムなのだろうと思(はいはい…)

毎年思うのですが、あのタッチパネル・マシーンは、賢いです。
マシーンと連動しているプリンターも、めちゃめちゃいい仕事をします。
考えた人はえらいと思います。

おかげで、見た目にも美しい書類に仕上がって、無事に提出を済ませることができました。



訂正です

2009年03月09日 23時26分07秒 | 鉄 道

スミマセン。この1週間、投稿が止まっておりました。


久しぶりの投稿なのですが、まず最初に、前回の記事の「訂正」があります。
きょうのこの記事の、ひとつ前の記事です。
「阪神尼崎駅にて」というタイトルのやつ。

その投稿記事のなかで、間違った記述が一か所ありました。
さきほど、自分で気がつきました。
よくも1週間〝放置〟していたな…と。


★訂正箇所と内容★

『阪神尼崎駅にて』の記事の中で、上から5枚目の画像に付けた説明文に誤りがあります。
尼崎駅について書いたその説明文の一番最後に、
直通特急以下、すべての列車がこの駅に停車します。
とありますが…、
実は、平日朝のラッシュ時に運転される「区間特急」という種別は、
尼崎駅に、止まりません!でした。

いわゆる、「勝手な思い込みで書いた…」というやつで、これは私の確認不足でありました。
この場で訂正して、おわびします。
ゴメーンね。

当該箇所の記述については、「区間特急は通過する」旨を追記しておこうと思います。



◎おまけ 

↓近鉄奈良線の「急行」の画像です。

↑近鉄奈良線の、難波ゆき「急行」です。(新大宮駅にて撮影)
 快速急行とともに、奈良~大阪間の速達便として活躍している種別です。

 直通運転開始後は、「快速急行」の大半が阪神三宮まで乗り入れるようになりますが、「急行」は阪神線には
 乗り入れをせず、従来通り、奈良~大阪難波間を〝行ったり来たり〟することになっています。
 


↑こちらは、奈良ゆき「急行」です。(新大宮駅にて撮影)
 〝新大宮撮り〟ですが、これは京都線からの急行ではなく、奈良線の急行です!

 今後は、〝大阪難波始発〟というのが「奈良ゆき急行」の個性になりますね。
 「難波から、絶対座って乗りたいねん!」
 という乗客には愛される種別になりそうです。



阪神尼崎駅にて

2009年03月02日 14時51分37秒 | 鉄 道
きのうは、西九条から九条まで歩く前に、尼崎から西九条まで阪神電車(西大阪線)にのりました。
直通運転の〝予習〟として私が西大阪線に乗ったのはこれが2回目です。(←流行りの映画を観るのと同じ感覚?)


↓きょうの投稿は、きのう尼崎駅で写してきた画像です。(最近こんなんばっかりや)


↑阪神尼崎駅前。



↑尼崎駅にて。
 3番線ホームの向かい側となる4番線ホームに、「試運転」の近鉄車がいました。
 「しっかりやってるか!」と近鉄車に声をかけたくなります。
 阪神の乗務員さんが近鉄車の取り扱いを練習しているところですね。
 前寄りの2両(赤白ツートン)が1270系(←と呼ぶらしい)で、後ろ寄り2両が「シリーズ21」の9020系。
 塗装が違う車両どうしを当たり前のように連結して走らせるのが近鉄流!
 阪神沿線の人には「おもろいつなぎ方やなぁ」と思われているかも。



↑上の画像の最後尾側、シリーズ21の車両です。
 車体に直通運転PRのマークや文言を描いてもらって、阪神沿線に愛想を振りまきながら試運転に励む9020系です。



↑車両どうしの「連結・切り離し作業」の練習…をしていたのかな。
 阪神の乗務員さんは、新線(阪神なんば線)の走り方を覚えなくてはいけないし、こうして近鉄車の取り扱いも覚えなくてはいけないし、
 覚えることがたくさんで大変だろうと思います。
 本番ダイヤが始まると、奈良方面からの快速急行が10両編成で入れるのは、ここ尼崎駅までとなります。
 尼崎~三宮間では6両編成で運行されるので、尼崎での「連結・切り離し」はこれから毎日行われます。
 〝尼崎名物〟の光景になりそうですね。



↑直通運転の開始にあわせて大改造工事が行われたという尼崎駅です。
 西大阪線改めとなる阪神なんば線(新線)と、阪神本線との、分岐駅です。
 このたびの工事で、4面6線式のワイドな駅になりました。
 直通特急以下、すべての列車がこの駅に停車します。
 ※但し、平日朝ラッシュ時にだけ運行される「区間特急」は尼崎駅を通過します。



↑発車を待つ西九条ゆき(左の列車。尼崎始発便)のとなりに、神戸方面からの直通特急(梅田ゆき。山陽車)が到着したところ。
 本線と西大阪線(阪神なんば線)との乗り換えが同一ホームでサッと済ませられるよう、工夫されています。



↑撮影中、近鉄車はずうっと4番線にいました。
 一番向こう側のホーム(6番線)に、山陽車による姫路ゆき直通特急が到着。
 近鉄車と山陽車を1枚の写真に収めることができる時代になりました。



↑私は阪神9000系を撮りたかったのですが、この日(この時間帯)の西大阪線(尼崎~西九条間)は1000系だけで運行されていました。
 なかなか9000系に巡り合えないもので、私のなかでは、1000系よりも9000系のほうが貴重な存在になりつつあります。(←大げさ?)
 現在は西大阪線内だけの走行なので輸送力を持て余し気味ですが、直通運転本番に向けて「6両編成」で運行されています。



新線に沿って歩いてみた(ネタバレ注意?)

2009年03月01日 23時05分27秒 | 鉄 道

3月になりました。
きょうは天気もよくて暖かかったです。

きょうは、夕方に予定されていた業務がキャンセルになったので、午後からの予定が急遽フリーダムになりました。

…というわけで、半日休日に決定。
昼飯のあと、「阪神電車へ」出かけてきました!


例によって、いろいろと写真を撮ってきたのですが、ここでは、このたび建設された新線区間の様子を貼っておきます。
西九条から九条まで、新線に沿ってテクテク歩きながら写したものです。

新線区間の車窓風景を「3月20日のお楽しみ」にされている方には〝ネタバレ注意〟かもしれません。



↑西九条駅の外観です。
 尼崎から伸びてきた阪神西大阪線は、これまで長らく、ここが終点でした。
 この駅から大阪難波駅(近鉄の難波駅)までの線路が新しく建設されたことにより、このたび直通運転が実現することになりました。
 ここでは、高架で通っているJR大阪環状線のさらに上を阪神線がまたいでいくという、ダイナミックな光景が生まれています。
 この「高架駅」からスタートして、目指す大阪難波駅は「地下駅」ですから、線路敷設工事は大変だったと思います。



↑西九条駅前から撮影。
 難波方向へ続いていく新線を眺めてみました。
 西九条を出てしばらくは、高架線のまま進んでいきます。
 鉄橋の大きなアーチが見えている箇所で安治川を渡ります。
 高架線は大型の防音壁ですっぽりと覆われていて、今まで見たことがない、独特の鉄道風景を生み出しています。



↑安治川を渡る鉄橋です。
 橋の部分だけ、大型防音壁の設備が省略されています。
 新線区間(西九条~大阪難波間)で車窓風景を楽しめそうなのは、この橋の上だけです。
 これ以外の区間は、地下線か、防音壁に覆われているか、のどちらかです。
 
 ちなみに、ここには、安治川の下に人道トンネルがあって、歩行者と自転車はそれを通って対岸へ渡ります。
 画面真ん中の建物から、階段orエレベーターで川の下へもぐっていきます。
 こういう雰囲気…、私はふと、関門トンネルの人道を思い出しました。



↑私も人道トンネルを通って、対岸へ進んでみました。
 安治川を渡ったあとの高架線には、目に見えて「勾配(傾斜)」が付いてきます。画像では分かりにくいかな?
 地下にある大阪難波駅をめざして、どんどん下ってゆく感じ。
 画面の左が西九条、右が大阪難波の方向です。
 よく見ると、建物と建物の間に割って入るように高架線路が通してありますね。



↑安治川鉄橋を過ぎたあと、一気にレベルを下げてきた高架線は、最後に大きくカーブしながら地下へともぐっていきます。
 画像の奥が、大阪難波の方向です。
 高架線を〝着地〟させる場所がほかに無かったようで、道路の真ん中に舞い降りてくる構造です。ものすごい工事です。



↑すでに街並みが出来上がっている大都市の、しかも都心部で、「地上」に新しく鉄道を建設するのは、
 本当に大変なことなのですね。(画像の奥が大阪難波の方向です)



↑地上区間と地下区間の境目です。(この画像は、難波側から西九条方向を眺めたものです)
 西九条をスタートしてからここまで、地上を走る区間に途中駅はありません。地下にもぐったところに「九条駅」が設置されています。
 最後の最後まで防音壁に覆われている構造が、この路線の建設に苦難の歴史があったことを物語っている気がします。



↑九条駅の近くで撮影。
 画面中央の高架線上を、大阪市営地下鉄中央線の電車が走っています。見づらいけど。
 「地下鉄やのに、なんでそんなとこ走ってるねん…」と、見上げながら私は思った。
 ここではもう、新線(阪神なんば線)は地下にもぐっているので、その姿は撮影できません。
 阪神なんば線の九条駅は、地下鉄中央線の九条駅と「乗り換え駅」の関係になります。
 



↑おまけ画像です。地下鉄中央線の九条駅にて撮影。
 中央線と相互乗り入れしている、近鉄けいはんな線の車両です。
 中央線の九条駅と、阪神なんば線の九条駅と、近鉄の車両はその両方に姿を見せることになりますね。

 ちなみに、京都市営地下鉄烏丸線にも九条駅があり、ここにも近鉄の車両が出現します。
 また、近鉄の〝自前〟の九条駅が橿原線にあります。(西ノ京~近鉄郡山間)
 阪神との直通運転が始まると、近鉄電車が関係する「九条駅」は全部で4つになるというわけです。
 まめ知識でした。