ダンポポの種

備忘録です

ひのとりに乗った

2021年11月21日 22時28分00秒 | 旅のあと


きょうは日曜日だけど、業務予定がありませんでした。
「せっかくなので、出かけました」
散歩ウォークはお休みして、久しぶりに電車に乗ってきました。



↑ウチから近鉄電車に乗って、大阪難波へやって来ました。
 ここの近鉄切符売り場(窓口)で、お目当てのきっぷを買いました。



↑買ったのは、このきっぷ。
 「ひ・の・と・り、です
 きょうは大阪から名古屋まで乗ってみます。(※名古屋に用事は無いけど)
 もっとも、当日の直前買いだったので、プレミアムシートは取れませんでした。
 さすが、プレミアムシートは人気ありますね。
 「きょうは2号車のレギュラーシートで行きます」



↑大阪難波駅改札内。エキナカ。
 今から、お昼の時間帯にまたがって「ひのとり」に乗るので、弁当買っておこう。
 乗車前に、この並びの弁当屋でひとつ駅弁を買いました。
 「ひのとり」には車内販売が無いので、弁当は自分で持ち込みます。



↑ホームの発車案内。
 『11:00 特急ひのとり 名古屋 6両』が、私が乗る列車です。
 途中の停車駅は、大阪上本町・鶴橋・津。



↑10時57分。80000系が入線してきました。
 これが11時発の特急「ひのとり」名古屋ゆきです。当駅始発です。
 きれいな色やね。メタリック・レッドです。
 ホームから、カメラ・スマホを向けている人も多かったです。
 停留時間は2~3分だけ もう発車時刻が迫っているので、私も急いで乗車しました。

   ◇          ◇          ◇

 ホワイトの車体で一世を風靡した「アーバンライナー」は、白い奇蹟だった。
 ならば、「ひのとり」は、いつかきっと、赤い玉の伝説になる!
 「何を言うておられるのですか



↑2号車、レギュラー車両。私の座席は4列目のD席。



↑「ひのとり」は大阪難波を発車して、地下区間を走り出しました。
 「さあ! 行くぞ、名古屋まで!」



↑大阪上本町(地下ホーム)に停車。



↑当ブログの熱心な読者の皆様なら、きっとご承知のはずですが、
 私は昨年に、「ひのとり」レギュラー車両に一度乗ったことがあります。
 「昨年9月に、大和八木から鶴橋まで乗りました」
 なので、レギュラーシートは、きょうが初めてじゃないんです。



↑「ひのとり」バックシェルシャキーン!
 レギュラーシートにも標準装備の、バックシェルシャキーン!
 この画像のシーンでは、前席の人が、背もたれをグイッと倒している状態です。
 バックシェルのおかげで、後ろに座っている私に圧迫感は全然ありません。
 これだと、後席の人に「倒しますよ」って声をかける必要も無いし、時代に合っているかも。



↑地上へ出て、鶴橋に停車。大阪側の最後の停車駅です。鶴橋を出ると津まで止まりません。
 鶴橋からも乗車があって、私の席から通路をはさんだ「4A・4B」にも二人連れが座りました。
 「この先は、この画像みたいに、進行右窓のほうへカメラを向けるのが無理になった
 わが2号車は、どの座席(2人掛け)にも一人は座っている状況でした。
 二人連れで座っているところも、割とあったように思います。
 ひのとりは結構な利用状況だなと感じました。

 ↓以降は、自席の左窓から写した画像が中心です。



↑布施を過ぎて、奈良線と分かれる。



↑河内国分を通過しています。
 「あっ、12200だ!」
 待避線に、昨日で運行終了した12200系スナックカーが止まっていました。



↑車内、通路頭上の案内画面。次の停車駅案内やニュース情報などが絶えず表示されていました。
 画面がふたつ並んでいます。車両後方(4列目席)に座る私にも、文字はよく見えました。
 日本語ひらがなと韓国語が並んで表示された場面を写しました。
 次の停車駅「津」の案内が表示されています。
 ハングルの表示が、なんだか可愛らしいと思いました。
 ひらがな表示の「つ」も、特徴的ですけれどね。



↑大和八木の手前です。新ノ口連絡線が合流してきます。



↑大和八木のホームにかかりました。
 この列車は「通過」なのですが、ブレーキがかかって減速しています



「止まった
 大和八木に停車しました。この先で、何かあったのかな?
 ドアは開きません。運転停車です。
 30秒以上は止まっていたと思うけれど、特に車内放送は無く、またおもむろに走り出しました。



↑デッキにて。



↑大和朝倉を過ぎて、山間へと進んで行きます。
 ひのとりは、上り勾配区間も力強く登っていきます。
 大和朝倉から榛原にかけて(途中に長谷寺駅がある)の車窓風景は、いいっ!
 私もこの区間に乗車するのは大好きです。



大阪難波を出て40分。ただいま11時40分。
 まだ12時じゃないけど、車窓風景を見ながら弁当食べよう
 さっき大阪難波駅で買ってきた「名阪特急ひのとり弁当」です。1,080円也。



↑ふた、オープン。
 唐辛子入りチキンカツ、鶏手羽先煮、たこやき、ごはん、など。
 チキンカツ弁当やね。これが「ひのとり弁当」って、どういうコンセプトだろう?
 火の鳥だから、鶏肉のカツに、火をイメージした唐辛子を織り込んだ、かな?
 おいしくいただきました。ごはんが結構詰まっていて、お餅みたいになってた 
 ふたを開けたときの第一印象としては、彩りがやや乏しい感は否めない。
 いろんなおかずを楽しみたいなら、幕の内弁当でしょう。



↑走る列車のなかで弁当を食べるなんて…、久しぶりだ。



↑名張川にかかる鉄橋の上で、停車しました。
 「また止まった
 でも、通常ならサッと渡ってしまう名張川を、ゆっくり眺めることができました。
 名張川はここから北へ流れて、京都南部の高山ダムへつながり、木津川へ続いています。



↑11時51分。名張駅ホームで、もう一度停車しました。(ひのとりは名張を通過する列車です)
 「どうした、ひのとり。めっちゃ止まるやん
 きょうは大和八木にも止まったし、名張にも止まった。まるで乙特急

一連の運転停車について、車内放送の説明は無かったけれど、きょうは私が乗っている「ひのとり」の前方に団体列車が臨時運転されていました。大阪難波10時50分発・宇治山田への「団体貸切ひのとり」が、私が乗る「ひのとり」の前方を走っていました。臨時運転の列車が割り込んだので、それが運転停車の原因になっていたのかなと思います。



↑車内前方の案内画面には、時折、運転席からの景色も映し出されました。
 「さすがにこれは、4列目の私からは、画が小さくて見づらかった



↑トンネル区間を走行中。



↑1号車にあるカフェスポット(自販機)へ行ってみた。
 挽きたてコーヒー(200円)を買いました。
 画面左の窓辺に置いてあるカップが、私が買ったコーヒーです。


↑前後します。コーヒーを淹れているときに撮影。
 コーヒー以外に、お菓子やグッズの自販機もあります。
 私も、ひのとりハンカチタオルと、ひのとりキーホルダーを買いました。
 小型の自販機が置かれているだけで、売店という雰囲気ではありません。



↑挽きたてコーヒー。自席へ持ち帰って、おいしくいただきました。





↑自席へ戻ってコーヒー飲んでいたら、中川短絡線(伊勢中川)にさしかかりました。



↑12時14分ごろ、大阪線から名古屋線に移りました。



↑津新町を通過。
 ひのとり80000系。今どきの電車なので、スピードが出ていても静かだなあ、と思いました。
 走行中ポイント通過するときの衝撃が、台車から(下から)突き上げてくるような感じがしました。
 乗り心地が悪いということではないけれど、近鉄の一般車両ではこういう感じは無いよなぁ。



↑12時21分、津に到着しました。ここは停車駅です。定刻でした。お見事。
 通路向こうの4A・4Bの二人連れはここで降りていきました。
 「4A…、背もたれが戻っていない 残念」
 細かいこと言うと、カップホルダーもAB両方とも開いたままです。閉じてから下車したいところだ。
 個人の感想です
 でも現に、入れ替わりで、津から新たに二人連れが4A・4Bに乗り込んできました。
 自分が乗り込んだときに、すでに背もたれが倒れていたら、なんか嫌じゃないですか?

 津で降りた客もいたけれど、それ以上に、入れ替わりで乗ってきたほうが多かったように思います。
 「ひのとり」は、しっかり利用されているのだな。



↑12時23分、津を発車。次は終点名古屋まで止まりません。
 駅の広告看板の向こうに、JR紀勢線の列車が見えました。
 津駅は、近鉄とJR東海が隣り同士で並んでいます。



↑津を出て、数分走ると、田園の向こうに伊勢鉄道の高架が見えました。



↑12時39分、塩浜を通過。
 駅隣接の検修車庫を見ながら駆け抜けます。
 画面の右端にチラッと見えているのは、古い電気機関車か?
 ちょっと、写すタイミングが早かったな



↑塩浜から2分! 12時41分に四日市を通過しました。
 待避しているのはラッピング電車かな?



↑富田(とみだ)を通過。
 近鉄線と接続する三岐鉄道三岐線(さんぎてつどう・さんぎせん)の線路が分かれていく。



↑12時50分、桑名を通過。
 近鉄線と接続する養老鉄道養老線の線路をオーバー・クロス。





↑名古屋のビル群が見えてきました。



↑最後の通過駅、米野(こめの)を通過。
 車両基地を見ながら、終点名古屋(地下駅)へと、もぐりこんでいきます。
 米野の車両基地には、ここにもスナックカーが止まっていました。



↑地下区間に入り、まもなく名古屋到着です。



↑名古屋に着きました。
 所定13時05分着です。この画像のデジカメ撮影記録は13時06分
 「まあ、定時到着ということで、OK



↑大阪難波から名古屋まで約2時間05分の、「ひのとり」の旅でした。
 〝津に停車〟したうえでの2時間05分だから、昔のアーバンライナーよりも速くなってるよね?
 「しかも、きょうは八木と名張にも止まったしな



↑降車の様子を見つめながら乗務員は、「ひのとり」の戸閉めタイミングを見計らっています。
 このあと「ひのとり」は、一旦名古屋駅を離れて、車庫へ回送されていきます。



↑名古屋駅5番線は、大阪難波駅のホームよりもスペースが広いので、撮影にもってこい
 「ひのとり」から降り立った人たちが、カメラを向けていました。



↑隣りの4番線では、賢島ゆきのビスタカーが発車待ちしていました。
 名古屋から賢島まで、このビスタカーは2時間07分で結びます。
 (名古屋13時10分発→賢島15時17分着)



↑近鉄名古屋駅の改札口。
 頭端式ホームの終着駅ならではの構造で、ホームから改札口まで段差なし!フラットです。
 地下駅なので、改札を出たら階段を上がらないとダメですけれど。

   ◇          ◇          ◇

以上です。
大阪難波から名古屋まで特急「ひのとり」に乗ってみました。
レギュラーシートでも、十分に快適でした。
私は「4D」の座席だったけれど、隣りの「4C」には誰も座らなかったので、結局二人掛けシートをひとりで使ったことになり、気兼ねなく快適でした。プレミアムシートの1人席に座るのと比べてどっちが〝気楽〟だろうか?…とか、考えたりしました。
でも、プレミアムシートにも乗ってみたいです。またいつかきっと。

「それと、きょうはうっかりしていて、<ひのとり>車内のトイレ・洗面所を見学するのを忘れた
乗車前の大阪難波駅でトイレを済ませていたので、乗車中はトイレへ行く必要性を感じなくて失念してました。テツとしては車内探検の一環でトイレ洗面所の見学を欠かしてはいけないところでした。
次回プレミアムシートに乗るときに見学してみます。

〔おわり〕



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