ダンポポの種

備忘録です

阪神高速8号京都線

2007年08月30日 23時18分38秒 | クルマ
京都市内で建設が進められている新しい高速道路(京都高速道路)について、その正式名称が「阪神高速8号京都線」に決まったと、きょうの『京都新聞』地域面に書いてありました。途中7箇所に設置される出入口(ランプ)の名称も決まったとのこと。

この道路が阪神高速(阪高)の一員となることは、最初から決まっていましたね。
大阪・神戸に張り巡らされている阪高の路線群とは直接つながらない形で京都市内にちょろりんと芽生える「8号京都線」ですが、西日本高速道路の「第二京阪」と接続されるので〝孤立無援〟の存在にはなりません。私のように京都南部に住む者にも利用価値がありそうで、開通が楽しみな道路です。

全建設区間「伏見~山科間」のうち、まず、伏見~上鳥羽間が来年1月にも完成予定だそうです。油小路通(新堀川)に沿って造られている高架道路(通称・直線区間)のことですね。いま、地上から見上げてみると、高架の構造物はすでに仕上がっているようにも見えます。

現在は巨椋池ICで終点になっている「第二京阪」についても、西日本高速道路会社によって「8号京都線」とドッキングさせる工事が進行中です。
こちらも、来年1月に完成の予定。

(参考)
 新聞記事の内容は「京都新聞」のホームページにも載っています。



西宮を知る授業

2007年08月29日 15時16分47秒 | 備忘録
 西宮で過ごした小学生時代-。

 3年生のとき、社会科の授業で、地元・西宮のことをいろいろと学んだ。
 恐らく、年間を通じた学習テーマとして、「自分たちが住んでいる地域のことを学ぼう!」とかいう方針が立てられていたのだろうと思う。その一年間、社会科の授業内容は「西宮のこと」ばかりだった。そのため、出版社発行の『教科書』では内容的に使い物にならなかったと見えて、代わりに、西宮市当局(たぶん、教育委員会)によって独自に編集された冊子を教科書代わりに使っていた。

 そういう学習テーマが反映されたものだったのか、3年生の二学期に行われた遠足(秋の遠足)の行き先は、『バスで西宮市内を一周する』というものだった。
 市内にある酒造工場の見学(=社会見学)を核にして、海岸寄り(市南部)から山間部(市北部)までの市内全域を貸切バスでぐる~っと一周してくる遠足だった。遠足というよりもドライブの感覚に近かったような、西宮三昧の一日だった。乗り物酔いをする子にとっては、つらい遠足だったのではないかと思う。

◇            ◇            ◇
 
 遠足が済んだ後の、ある日の社会科の授業-。

 授業の冒頭に、先生は児童全員にプリントを配りはじめた。
 それには西宮市の白地図が刷られていて、なぜか、市内を通る鉄道と国道のラインだけが太線でくっきりと描きこまれていた。
 とりあえず、鉄道ファンの私には『なんだか楽しそうなプリント♪』に見えた。

「それでは…、そのプリントに描かれた、鉄道と道路の〝名前〟を書いてみなさい」
と、先生はおっしった。
 小学3年生がやることなので、定期試験と呼ばねばならぬような重大深刻なものではなく、理解度を測る〝小テスト〟の一種…、といったところだっただろうか。

 鉄道ファンの立場からすると、このテストは面白かった。私はカリカリと鉛筆を動かした。
 とにかく、まず、鉄道(路線)の名前を書いてしまおう!
  ・阪神本線
  ・国鉄東海道本線
  ・阪急神戸線
  ・東海道山陽新幹線
   以上、西宮市内を東西方向に横切る鉄道路線。(福知山線も入っていたっけな?)

  ・阪神武庫川線
  ・阪急今津線
  ・阪急甲陽線
   以上、西宮市内を南北方向に走る鉄道路線。

 白地図に描きこまれた鉄道線のそれぞれに括弧が付されていて、そこに路線名を書き入れていく方式だった。「阪神」や「国鉄」や「阪急」という大雑把な答え方はダメで、きちんと路線名の「○○線」まで書かなくてはならなかった。
 鉄道ファンにとっては〝日ごろの成果〟を問われているようなテストだったが、かく言う私も、阪急甲陽線の箇所では『阪急甲陽園線だったかな…?』と一瞬迷ったりして、思い直して正しく記入し、事なきを得たようなことである。
 小学3年生なので、厳密にはまだ習っていない漢字が含まれたかもしれないが、鉄道路線名については、私は全部漢字で書いた気がする。


 次に、国道(主要道路)の名前を書き入れていく。
 白地図には、市内を通る高速道路と一般国道のラインが描かれていて、同様に、括弧が付けられていた。
  ・国道43号線
  ・国道2号線
  ・国道171号線
  ・名神高速道路
  ・阪神高速道路(神戸線のこと)
というぐあいに、ここでも私の鉛筆は滑らかに動き続けた。

 よく見ると、白地図には、市域北部にもラインが描かれていた。
『え? 北部を通っている道路…? ああっ、中国自動車道のことか!』
 すぐにひらめいた私だったが、さらに、中国自動車道と絡み合うように〝もう一本〟のラインが描かれている。

『なんだ、この道路は? そういえば、国道が通っていたような気も…』

 「中国じゅうかん自動車道」と書いたのか「中国じゅうかん自どう車道」と書いたのか、記憶は定かでないけれど、そこだけ平仮名混じりで書いた〝中国自動車道〟の記述を最後に、私の鉛筆は動きが止まった。中国自動車道と絡み合っている〝もう一本の道路〟の名前が分からなかった。一般国道なのだが、何号線だったっけ。

 試験終了の号令のタイミングを見計らうためか、教室内をゆっくりと一回りされた先生は、みんなの答案の出来具合を覗いて歩きながら、ポツリとおっしゃった。

「北部の道路名を、正しく書けていない人が多いですねえ…」

 呼応するかのように、何人かの児童が大袈裟に溜め息をついてみせた。そして次の瞬間、教室内に笑いが起きた。小学3年生の教室である。
 先生は、黒板のそばにある自分の席(教壇)に戻りながら、困ったようにおっしゃった。

「(その道路は) 遠足のときに、通ったやんか…」

 私の頭の中には、緑の山々に囲まれた北部の風景がぐるぐると思い返されるのみであった。



(終わり)



よしの

2007年08月26日 22時21分39秒 | 旅のあと
きょうは半日だけ予定があいたので、午後から吉野へ行ってきました。
鉄道趣味成分100%の活動です。
近鉄電車に乗って吉野まで〝行って・帰ってきた〟だけ!

吉野線に乗ったのは、随分久しぶりのことです。
15年ぶりぐらいか…。
沿線に住宅地が開発されていたり、特急停車駅が増えていたり、いろいろと変化はあるようですが、山の中をくねくねと走るイメージは変わらないですね。きょうの往路は各駅停車(列車種別は「急行」)に揺られて、京都線の風景とはまた一味違う〝緑あふれる車窓〟をのんびり楽しんできました。

細かいことを言いますが、
車輪がレールの継ぎ目を拾う音(ガタンゴトン)も、妙に懐かしかったです。
近鉄特有の音だと私は思っているのですが、レールの継ぎ目を通過するとき、「ガタンゴトン」のほかに「ガシャガシャ」という音が混ざることがあります。通過の衝撃で継ぎ目の止め具が震えて発せられる音なのか、はたまた車両側の台車からそういう音が出ているのか、その音源は知りませんが、近鉄電車に乗ったときにしばしば耳にする音なのです。
かつては京都線でもよく聞こえたのですが、ロングレール化が進められたことでレールの継ぎ目が減ったので、
『そういえば最近、京都線では聞こえなくなったな…』
という感じです。
きょうの吉野線では、久しぶりに「ガシャガシャ」音を聞くことができました。


↑JR和歌山線の駅と合体している吉野口の駅名板。
 近鉄電車が発着するホームにも、JR西日本スタイルの駅名板が掛かっていました。
 なんだか不思議な光景です。


↑吉野線の終点、吉野駅の前。すっぽりと山の中。
 電車から降り立った瞬間、「涼しい!」と実感しました。
 こういう場所を、避暑地というのですね。
 駅前に数軒並ぶ土産店は全て営業中で、賑やかでした。
 
 今から20年ほどまえ、初めてこの駅を訪ねたときは、12月の寒い日でした。
 土産店は全部閉まっていて、タクシーもおらず、駅員さんと自分以外に人がいない寒々しい駅前風景でしたが。


↑大きな屋根に覆われた吉野駅ホーム。
 近鉄特急のなかで最古参の系列になっている16000系特急電車。これは4両編成バージョンです。
 貫通ホロがむき出しの近鉄特急車は、もう、この系式ぐらいではないかな。
 復路は、この特急で吉野線を引き返しました。

 先頭車正面の左窓(車掌台側)に白いプレートが見えます。(見える?)
 これには「大阪阿部野橋」と、行き先が書いてあります。
 ヘッドマークみたいに前面(車外)に掲げるのではなく、乗務員室内に置いた状態で走っています。


↑16000系の車内。
 ほかの乗客がまだいなかったので、「一枚写してしまえ!」とパチリ。
 最古参の系列ですが、車内はきれいにリニューアルされています。
 車内の配色などを「アーバンライナー」と同等になるように整備し直した〝アーバン化改造〟ですね。
 この車両、まだまだ使えそう。


↑吉野線の16000系特急から乗り継いで、橿原神宮前→西大寺間は京都行きビスタカーで帰ってきました。
 きょうは、これまた久しぶりの2階席!でありました。



まだまだ暑い

2007年08月22日 21時23分14秒 | 日記・雑記

残暑お見舞い2007クイズ!(?)

例によって、電車画像を一枚。
これは、どこの駅で写したものでしょうか?

◎ヒント
橿原神宮前ゆきの急行電車です。
見づらいですが、運転席の乗務員(運転士)は立ち上がって、後方のホーム確認をしています。つまり電車は停車中です。早い話が、ここは急行停車駅!



誰が買うのだろうか…

2007年08月21日 22時27分22秒 | 鉄 道
近鉄丹波橋駅の売店で、駅名標をモデルにした「キーホルダー」が売られていたので、買いました。
衝動買い? そうです。

1つ500円。3つも買ってしまった。
衝動買い? ←しつこい

「ご当地モノ」と言えば良いのか、近鉄京都線でおなじみの〝駅名標〟がキーホルダーになって、たくさん売られていました。
ほかの線区の駅名標は無かったですが、かと言って、京都線の駅が〝すべて〟網羅されているわけでもなく、抜けている駅もいくつかありました。
ひょっとすると、抜けている駅のやつは、すでに売り切れたということかな。
だとすれば、店頭に並んでいるのは〝売れ残り〟?
新田辺以南の駅名標が、たくさん並んでいたようにも見えましたが…。(ひさん)

このキーホルダーは、近鉄が商品化を許可したうえで、栃木県小山市にある「赤い電車」という名前の会社が製作したもの。時折、鉄道雑誌にも広告を掲載している会社で、私も目にしたことがある会社名です。(鉄道関連のグッズ製作・販売を手がけている会社)



京都に秋のおとずれ

2007年08月18日 09時55分39秒 | 日記・雑記
夏の全国高校野球。

昨日(17日)の試合で京都外大西は、長崎日大に4-5で惜敗!
京都の夏が…、終わった…。
今日から京都は秋です。

全国大会には〝上〟がいるものですね。


外大西の監督が、インタビューを受けたとき常におっしゃっていましたが、
エースの本田投手は1年生のときから注目を集めてしまったがために、以後、大きなプレッシャーの中で高校野球を続けてきたようです。

周囲からのプレッシャーで本田投手が潰されないように、その起用方法にも工夫があったようです。先発ではなくて途中イニングからマウンドに上がるのも、工夫の一つだったみたいです。

2年前は「スーパー1年生」と呼ばれ注目を集めましたが、今年の夏は地区大会からを含めて、本田投手が〝失点〟する場面が少なくありませんでした。

私のように気楽に見ている観客は、

「本田投手が登板したら、あとはピシャっと抑えてくれる」

と思っていましたから、ちょっと意外でした。
こういうのが、プレッシャーだったのでしょうね。

昨日の試合でも、中盤まで一方的にリードされる展開から、終盤に一度は「逆転」するなど、西高らしい粘りを見せてくれました。
選手のみなさん、おつかれさまでした。



さがらない気温

2007年08月15日 23時34分48秒 | 日記・雑記



記録的な暑さが続いています。
きょうは、気温が40度を超えた町もあったそうで。

夜になっても、家の中(わが家)は暑いです。
さきほど午後11時すぎ、うちの玄関の下駄箱の上にある気温計は34度!
気温がさがりません。どうなっているのでしょうか。
でも、玄関を開けっ放して寝るわけにはいかないしなぁ。

今夜も寝苦しそうだな…。




京都代表、勝利

2007年08月13日 17時28分33秒 | 日記・雑記
夏の全国高校野球。
きょう、京都代表の京都外大西がようやく登場しました。
大会6日目で登場というのは、けっこう待たされる感じですね。

私は、業務の合間に少ししかテレビ中継を見られなかったけれど、常総学院との接戦を制して外大西が勝利! すばらしい!
延長戦に入ってからの点の取り合いがすごかったみたいですが(私は見ていない…)、スコア0-0のまま延長に持ち込んだあたりは、外大西らしい粘りの野球ですね。

地元・近畿勢の初戦敗退が目につきます。
京都と奈良と滋賀が、初戦突破したんだな。
がんばってちょ!!



それ、間違いです?!

2007年08月12日 22時24分54秒 | クルマ
昨日と一昨日、京都南部の高速道路「第二京阪」を利用する機会があったのですが、お盆の帰省ラッシュの影響か、渋滞の情報が出ていました。
第二京阪が渋滞するなんて、普段では考えられないことです。


高速道路上にある電光情報板を見て、私は目を疑いました。

『八幡東-枚方東、停滞渋滞6km、2時間以上』 (一昨日に見た内容)

『八幡東-枚方東、渋滞2km、70分』 (昨日に見た内容)


渋滞の距離数に比べて、所要時間予測がベラボウな数値です!

「八幡東から枚方東まで2時間以上?! 普段なら10分もかからないぞ…」って。
歩いたほうが早い…。
電光情報板の故障で、表示が間違っているんじゃないかとも思いました。

私は八幡東ICで高速を出るので関係なかったのですが、このベラボウな〝長時間渋滞〟は本当だったようですね。
渋滞にハマッてしまった方たちが何人か、ご自身のブログに書いておられます。
本当にお疲れさまでした…。


第二京阪の最終出口、枚方東ICが泣く子も黙る「1車線構造」のため、これが〝超・ボトルネック〟になったのが渋滞原因のようです。きっと、出口から先の一般道も渋滞していたのでしょうね。
高速の本線上でクルマの流れが完全に止まってしまい、枚方東インターを目前にして高速道路を「出るに出られない」ことになったようです。

こりゃ、混雑時の第二京阪は、要注意です。
片側3車線の広びろ道路なのに、最終の枚方東ICだけ1車線っていうのは、たしかにやばいです。どどどーっと交通量が集中したとき、今回のような停滞渋滞が生じてしまうのですね。

背景にあるのは、名神高速(下り)の渋滞、だと思います。
名神高速(下り)が渋滞していると、大阪方面へ向かうクルマが京滋バイパスから第二京阪へ流入してくるのだろうと思います。


名神が渋滞しているから第二京阪に迂回する、という発想…。

『それ、ま・ち・が・い・ですっ!』

私もよく覚えておきます。



大阪で業務

2007年08月12日 21時16分39秒 | 日記・雑記

きょうは、業務で大阪市へ行ってきました。
私にとっては珍しい、大阪遠征です。

奈良を経由して、第二阪奈~阪神高速東大阪線を通って行きました。
この業務、昨年までは「ウ号」で行っていましたが、今年は「ミ号」で出動!
きょうに限らず、この夏の業務では「ミ号」のコンパクトさが早速に本領発揮しています。ミ号のサイズ、やはり便利です。

業務先での約束時刻もあるので、阪神高速(阪高)の渋滞が心配でしたが、きょう私が通った区間については「渋滞なし」でスイスイでした。
もちろん、時間余裕をみて自宅を出発しましたが、阪高をあまりにも順調に走れるので、途中から制限速度(時速60キロ)キープの走行を展開。それでも、約束の30分前には現地に到着済みでした。そもそも、時間余裕を取りすぎていたともいえます…。

今日までで、遠征をともなう業務が終了しました。
明日からは地元での業務となり、「2007・夏業務」はクライマックスへと突入です。多忙ウィーク、だな。



花火 (その2)

2007年08月10日 23時35分49秒 | 日記・雑記
きょう8月10日は宇治川花火大会の日でした。京都南部の花火大会の中では規模が一番大きいと思います。
8月8日が琵琶湖の花火、8月10日が宇治川の花火と、毎年決まっています。
私は、琵琶湖の花火は一度も見に行ったことがありませんが、ここ数年、宇治川の花火は〝眺めに行く〟ことにしています。と言っても、宇治方面に自分でクルマを走らせて、敢えて「花火見物渋滞」に巻き込まれたうえで車内から眺めるだけですが。

私の見物場所は、決まっています。
国道24号大久保バイパスの安田交差点から府道81号に入って東へ走っていくと、クルマの運転席からでも〝いい角度〟で花火を見ることができます。いい角度っていうか、ハンドルを握ったまま正面に花火が見えるのです。おまけに道路は渋滞しているので、ゆっくり眺めることができるという…。間近で眺めるような迫力はないですが、やはり「花火は遠くで眺めるもの」ってことで。
誰かさんの家に限りなく近い場所ですけれどね。

この記事のひとつ前の投稿画像は、きょう、その府道81号を走行中に運転席から写したものです。
丸い形をした白いやつが、花火です。(小さすぎる!?)
画面を横切っている白い光の帯は、前方の踏切を通過している近鉄京都線の電車です。



復刻ユニフォーム?

2007年08月08日 23時51分23秒 | 日記・雑記

きょうから、夏の高校野球・甲子園大会が始まりました。

私は、開会式の入場行進をテレビで見ました。
見ていて気づいたのですが、
京都外大西のユニフォームが、新しいものに変わっているではありませんか。

先日までの地区大会では馴染みの「ねずみ色」ユニフォームでしたが、今日のやつは「真っ白」でした。左胸のところに、黒字のタテ書きで『外大西』と校名が書かれていました。かなりシンプルなデザインです。かつての「京都西」時代のユニフォームに似ています。復刻版か?

しかし、なぜ、このタイミングで新しいユニフォームに移行したのだろう…。
分からん…。