ダンポポの種

備忘録です

さあ、今年も、8月が来る…!

2013年07月31日 21時11分30秒 | 日記・雑記
早いもので、本日で7月は終わりです。

明日から8月ということで、私のほうは今年も「夏業務」に励む時期となりました。ガンバルで~
夏業務のスタートは、私のところでは8月7日です。
もっとも、事前に業務の段取りを整えておかないといけないので、7日まで何も予定が無いわけではありません。

業務の下準備とともに、自分自身の体調を整えて、気持ちも高めて、夏業務の本番に備えたいと思います。


…と考えていた矢先、きょう連絡を受けまして、緊急業務1件に対応することになりました。

夏業務直前の、きわどいタイミングだったな

緊業が夏業務の日程と重なってしまうと、困るのです。予定のやりくりが、ホンマに難しくなるし…
明日・あさってならば、平常通りに対応可です
久しぶりに、ワンマンでまいります




私も応援するでー

2013年07月30日 19時35分05秒 | 日記・雑記
代表校、ほぼ決まる

きょうは、広島・三重・神奈川の大会で決勝戦がありました。

残るは、愛知と宮城の代表校のみです。
愛知と宮城では、あす決勝戦が行われ、それで、全国すべての代表校が決まります。



☆『ダンポポの種』も、各地の代表校を応援します。

◎近畿勢
 京 都…福知山成美
 滋 賀…彦根東
 奈 良…桜 井
 和歌山…箕 島
 兵 庫…西脇工
 大 阪…大阪桐蔭

◎ダンポポゆかり勢〔ダンポポゆかりの地(県)〕
 広 島…瀬戸内
 山 口…岩国商
 福 岡…自由ケ丘

◎ダンポポご近所勢〔京都府の隣県。近畿勢除く〕
 三 重…三 重
 福 井…福井商


今回の近畿勢は、甲子園初出場のチームや、久しぶり出場のチームが多いです。

福知山成美(京都)も、夏の甲子園行きは5年ぶりだものな。
彦根東(滋賀)は、夏の甲子園出場は初めて。(今から数年前にセンバツに出場しています)
桜井(奈良)と、西脇工(兵庫)は、どちらも初の甲子園です。
箕島(和歌山)も久しぶりで、夏の甲子園は29年ぶりになるのだそう。(今から数年前にセンバツには出ています)
大阪桐蔭だけが、近畿勢では唯一、昨年に続いての連続出場です。



ノリマ (7月9日~10日 乗車分を反映)

2013年07月29日 14時27分15秒 | 旅のあと
乗車距離まとめ(のりま)です。

7月9日~10日の、東北行きの乗車距離を集計しておきます。

今回、新たに走破した区間は、
「東北本線」のうち新白河~盛岡の 349.9㎞。
東北本線の一部である「利府線」の   4.2㎞。
「釜石線」の全線、花巻~釜石間の  90.2㎞。
以上合計、444.3㎞です。

走破区間は、すべて、JR東日本管内です。
新白河~盛岡間の東北本線を走破できたので、乗車距離がぐんと伸びました。
山田線にも乗ることができていたら、走破距離はさらに100kmほど長くなっていたんだけどな。

これでJR東日本区間の完乗率は、前回から一気に6%ほど進み、43.99%になりました。



◎JR各社エリアごとの乗車済み距離や完乗率など。(本日現在の数値です)

JR北海道
 総営業キロ:2499.8km
  乗車済み距離:2353.3km
  未乗の距離:146.5km(日高本線のみ未乗)
  完乗率(達成率):94.14%

JR東日本
 総営業キロ:7391.6km
  乗車済み距離:3251.5km
  未乗の距離:4140.1km
  完乗率(達成率):43.99%

JR東海
 総営業キロ:1970.8km
  乗車済み距離:1739.6km
  未乗の距離:231.2km
  完乗率(達成率):88.27%

JR西日本
 総営業キロ:4991.4km
  乗車済み距離:4844.2km
  未乗の距離:147.2km
  完乗率(達成率):97.05%

JR四国
 総営業キロ:855.2km
  乗車済み距離:855.2km
  未乗の距離:0km
  完乗率(達成率):100%

JR九州
 総営業キロ:2273.0km
  乗車済み距離:2121.7km
  未乗の距離:151.3km(九州新幹線の博多~新八代間のみ未乗)
  完乗率(達成率):93.34%



代表校、次々と…

2013年07月28日 22時52分45秒 | 日記・雑記
あゝ… 奈良大付 遠い甲子園…

◎きょうの試合結果

・兵庫大会決勝
  西 脇 工 3x-2 東洋大姫路(9回サヨナラ)

・大阪大会決勝
  大阪桐蔭 5-1 履 正 社

・奈良大会決勝
  桜  井 4-1 奈良大付

きょう、私は、『大阪か奈良の試合を、球場まで観戦に行けたらなぁ』…と思ったりしていたのですが、
やっぱり、業務の都合が付かなくて、観戦行きは無理でした。ガハハハハ (チャンチャン

大阪の決勝戦の模様は、NHKとABCでテレビ中継されていたので、私もちょっとだけ見ました。
ここまでコールド勝ちの連続で〝打ちまくってきた〟履正社の強力打線を、大阪桐蔭のピッチャーが抑えました。
藤浪が卒業しても、やっぱり大阪桐蔭は強いんだなぁ、と私も感心しました。

奈良大会では、桜井が勝って、初の甲子園出場を決めました。おめでとうございます。
敗れた奈良大付…、甲子園が遠いなぁ~
でも、この思いを晴らす日が必ず来ると、私も信じています。来年の夏こそは!
桜井はもちろんのこと、奈良大付もそうですが、奈良代表が「天理」と「智弁学園」だけではない!ということを、強く印象付けてくれました。

選手のみなさん、おつかれさまでした。


◎明日(29日)は、滋賀大会や三重大会などで決勝戦です。

滋賀大会の決勝は、『近江兄弟社vs彦根東』の対戦。
過去に甲子園出場(春or夏)の経験がある両チームではあるけれど、でも…、久しぶりに見る名前やんなぁ。(失礼…

(奈良大会に似ているけど、今回は滋賀大会でも、北大津・八幡商・近江などの〝最近の甲子園常連組〟が敗退しました)



京都代表、決まる

2013年07月27日 22時23分10秒 | 日記・雑記
京都代表、決まる

【本日、決勝戦】
  福知山成美 5-0 鳥 羽

きょうの私は残念ながら、球場へも行けず、テレビでも観戦できなかったけれど、
福知山成美が鳥羽を下して、5年ぶりの、夏の甲子園出場となりました。
おめでとうございます。
甲子園でも存分に戦ってほしいと思います。京都代表チーム、私も応援します


兵庫・大阪・奈良は、あす決勝戦

・兵庫大会
  東洋大姫路 vs 西 脇 工

・大阪大会
  大阪桐蔭 vs 履 正 社

・奈良大会
  桜  井 vs 奈良大付

兵庫大会は、冬の「高校駅伝」でおなじみの西脇工が勝ち上がってきたのですね。勝てば、初の甲子園です。
対するは、甲子園経験の豊富な東洋大姫路。

大阪大会は、甲子園でもおなじみの2校が最後の決戦! 何て言うか…、世間の予想通りに、決勝まで勝ち進んでくるのだから、本当に立派です。
履正社は、今回の大会、きょうの準決勝を含めて全部の試合を「コールド勝ち」で来ていますね。打撃絶好調やな

そして、奈良大会。
天理と智弁学園がすでに敗退し、〝いつもと違う〟決勝戦になりました。桜井、奈良大付とも、勝てば「初の甲子園」となります。


きょうの京都大会決勝を観戦できなかったので、あすは、どこかの決勝を見に行きたい気分です。(←なんか、分かるような、分からんような話やなぁ



宮古と三鉄とドライブと、そして、旅の終わりへ

2013年07月26日 18時16分00秒 | 旅のあと
東北旅行、7月10日のまとめ(続き)。


【前回の内容(ちょっとだけ復習)】

釜石からバスを乗り継いできた私は、14時まえに宮古駅へ到着しました。
バスを利用するのはここまでで、この先は、再びJR線を利用して旅を続けます。

次に乗る列車は、JR山田線の、宮古15時52分発、普通・盛岡ゆきです。
その時刻まで約2時間待ちということになります。

この2時間待ちを利用して、三陸鉄道北リアス線にちょこっと乗ってみることにしました。

やや無理矢理なプランですが…、
宮古駅前からタクシーに乗って田老という町まで行き、田老駅を15時18分に通る北リアス線の列車に乗って宮古駅へ戻ってこよう、と考えています。
田老から宮古まで、北リアス線の列車で所要20分なので、宮古へは15時38分に到着します。
乗車予定の、宮古15時52分発・盛岡ゆき(JR山田線)には余裕で間に合う! という計画です

【復習、終わり】






宮古→田老 (タクシーで移動)

宮古駅前でバスを降りた私は、引き続いて、駅前からタクシーに乗り込みました。

「田老駅まで、お願いします」  (←マークは、私のセリフ(会話文)であることを示す。
と、運転手に頼んでみました。

もっとも、只今の時刻は14時ちょうど…。
これからまっすぐ田老駅へ向かってしまうと、たぶん〝(田老駅へ)早く着きすぎる〟ことになりそうです。
宮古~田老間は、北リアス線の列車で所要約20分だから、タクシーでも30分ぐらいで到達できるのではないかな?と思われます。
なので、急がずに、道中、適当に時間をつぶしながら田老へ向かってもらえると、私はありがたいのだけれど…

こういう場合は、正直に事情を説明して、運転手にも気持ちよく走ってもらうほうがいいかなと思いました。
私は、観光で宮古へ来たことと、北リアス線の列車に少し乗ってみたいので田老駅まで送り届けてほしいことを、運転手に伝えました。

そのうえで、
「田老駅15時18分の列車で宮古へ戻ってこようと思っています。だから、15時すぎに田老駅へ着けば、それでいいんです。
 15時になるまで、まだ時間に余裕があるので、今からまっすぐ田老へ向かうのではなく、この近辺をドライブしながら田老を目指してもらえませんか?」
と、ワガママなお願いを述べてみました…

タクシーに乗って「ドライブしてくれ…」とは、我ながら、何を言っているのかと、可笑しくなりました。
運転手も、不思議そうな顔で私のリクエストを聞いていたけれど、どうやら趣旨は理解してくれたようでした。良かった

『じゃぁ、浄土ヶ浜、行ってみますか?』
と、運転手が提案してくれるので、行ってみることにしました。
宮古駅からもそんなに遠くはない場所です。宮古の観光地と言えば、ここが有名なのだそうです。

◎浄土ヶ浜











浄土ヶ浜を見物したあと、タクシーは田老方面へと向かいました。

『ところで、お客さんは、どちらからですか?』

「私は、京都から来ました。」

『へぇ、京都からー

と、驚かれたりしながら、あれこれと車内での会話を楽しませてもらいました。


私も、運転手に聞いてみました。

「いま、NHKの朝の連続ドラマ(あまちゃん)が評判だけど、それによって観光客が増えたとか、宮古でも何か影響はありますか?」

『ドラマは人気みたいだけれど、宮古にはあんまり関係ないねー』 …という感想でした。

『さんてつ(三陸鉄道)が全部つながっていたら、久慈から宮古へやって来る人も増えたかもしれないけど…』
と、運転手は付け加えました。


「あと、〝じぇじぇじぇ!〟が独り歩きして、流行語みたいになってきてるけど、それは、地元としてはどうなんです?」
…と、聞いてみたりもしました。
(↑私が尋ねる内容は、〝あまちゃん〟のことばっかりかー


◎田老の防潮堤

タクシーは、田老の町に入りました。

あれが田老駅です』
と、クルマを走らせながら運転手は指をさして、駅の場所を教えてくれました。

運転手が指さす方向を目で追うと、確かに、ホームと、その上屋根が見えました。

『でも、まだ、駅へ行くには時間が早いですかね…、どうします?  防潮堤、見に行きますか?』
と、運転手が先に提案してくれました。

正直言うと、私も、田老の防潮堤を見てみたいなと思っていました。
高さ10mの、日本一と言われる巨大な防潮堤。
しかし、東日本大震災の大津波は、その巨大防潮堤をも乗り越えて、田老の町へ流れ込んだということです。



↑田老の町に入ると、大きな防潮堤が見えてきました。



↑修復工事が行われているのでしょうか。防潮堤の上には大型重機も見えます。



↑クルマを降りて、そばへ近づいてみると、やっぱり大きな防潮堤だと実感できました。



↑どうしようかと迷ったのですが、結局、登ってみました。(画面左手が海側)
 防げると考えられていた大津波が、この堤防を越えてしまったという、悲しみの現場…、と言えるだろうと思います。
 恐らくですが、地元の方たちの様々な気持ち、痛烈な思い、そして無念が、この防潮堤に込められてしまったと思うのです。
 そのような場所へ、部外者である私がノコノコやって来て、見学して帰る…っていうのは、どうなんだ
 この期に及んで、「私がここへ登ることに、果たして何の意味があるのだろうか」と自問しながら登りました。




なお、地元の宮古観光協会が、田老の防潮堤見学などを通じた防災学習(学ぶ防災)の取り組みをされているようです。

◆               ◆               ◆

防潮堤を見たあと、タクシーで田老の町をぐる~っと周回しました。
…とは言っても、建物がほとんど見当たらない風景が広がるばかりです。
建物の跡地に草が伸び放題になっているところも多く、なんとも、言葉が出てきません

付近をタクシーでひと回りしたあと、田老駅へ向かってもらいました。
田老駅前に、14時50分ごろに着きました。
『すみませんね、まだちょっと、時間が早かったようだけど…』
と、恐縮してくれる運転手に私もお礼を言いながら料金を支払い、タクシーを降りました。



田老→宮古 (三陸鉄道北リアス線)

↑三陸鉄道、北リアス線の田老駅です。トンネルみたいなのが、駅の出入り口でした。
 高架駅というか、築堤の上に線路が通っている区間なのですね。
 駅前から見上げた視線の先には、ホームの上屋根が見えていました。



↑暗い階段を昇ってくると、そこがホームです。



↑プラットホームから、駅前を眺めています。線路が一段高い築堤に敷かれているので、駅前を見おろす感じになります。
 草がたくさん伸びている部分しか見えませんが、もちろん…、もともと駅前には建物が並んでいたのです。(だって駅前だものな…)
 この駅付近は、海岸からは結構離れているように見えたけれど、あの日、防潮堤を越えた津波は、この駅前へも容赦なく押し寄せたようです。
 駅の本体はどうにか残ったんだけど、駅前周辺の建物が失われ、いま、人の気配が極端に乏しい状況になっています。



↑蒸し暑さのなか、誰もいないホームで、「たろう」の駅名板などを見ながら列車を待ちます。




…と、不意に、ホームに設置されたスピーカーから音声が流れてきました。
列車の運行状況についての案内放送でした。
田老駅は無人駅なので駅員はいませんから、これは、三陸鉄道の運行管理本部みたいなところから〝遠隔放送〟しているのでしょうね。

雑音まじりでやや聞き取りにくくもあった、スピーカーからの放送によると、
『さきほど地震があったため、北リアス線の列車は、線路の安全を確認しながら運行しています。そのため、列車のダイヤが遅れています』
ということでした。

(えっ、地震なんて、あったかな…?)
というのが、このときの私の感想です。全然気が付かなかったけれどな。
とにかく、安全確認のために列車ダイヤが遅れているらしい。ちょっと心配な展開になってきました


※この日は、午後2時20分すぎに東北地方で地震があり、宮古でも震度4を観測したそうです。
 地震の時刻というと…、さっき、私がタクシーで浄土ヶ浜のあたりを見物していた頃なのかなぁ。
 あとで震度4と聞いても、私は全然気づかなかったことだし、運転手もそんな話はしていませんでした。



↑田老駅の発車予定時刻だった15時18分を過ぎました。
 やっぱり、列車は来ません
 さらに経過して、15時30分を過ぎても、まだ来ません!

 宮古駅で山田線への接続時間は14分あります。
 『余裕で乗り換えられるやん』と思っていたけれど、にわかに雲行きが怪しくなってきました
 田老駅の発車がこれ以上遅れると、宮古での乗り換えが不可能になるかも…。こりゃマズいぞ~



↑小本方向のトンネルから〝ポォッ!〟と警笛の音がして、ようやく列車が姿を見せました。
 が… スピードが、遅いー
 警戒運転をするときの走り方ですね。時速25キロとか30キロ以下とか、そのあたりのスピードです。
 線路の安全を確認しながら走っているので、これは仕方がありません。

 列車が田老を発車したのは、20分遅れの15時38分でした。(←本当なら、宮古へ到着しているころの時刻ですわ
 この後も、終点の宮古到着まで徐行運転が続いたので、ダイヤの遅れはさらに拡大していきました。


                         


列車は徐行運転を続けて、16時15分ごろに宮古駅へ到着しました。所定より40分近い遅れとなりました
私はJRの改札口へ行ってみましたが、15時52分発の盛岡ゆき(私が乗ろうとしていた列車)は発車済みでした。仕方がないです。

次の列車は、宮古17時52分発の普通盛岡ゆきまで、ありません。
今夜も盛岡で宿泊する予定であれば、この列車を待って盛岡へ向かっても構わないのですが、私は『今夜じゅうに京都へ帰る!』つもりなので、
宮古17時52分発では遅すぎてダメなのです それだと、京都まで帰り着けへんのです


盛岡18時41分発の「はやて46号」に乗らねばならぬ!

↑私がなんとしても乗らねばならぬ列車が、盛岡18時41分発の「はやて46号」東京ゆきです。
 これで東京まで戻り、東京からは新大阪ゆき「最終のぞみ」にリレーして、京都まで帰ります


今回は、「山田線に乗るために宮古へ来た」というのが肝心な部分だったのですが、こんな展開になったので、もう、山田線は諦めます
ここからは、盛岡18時41分発の「はやて46号」に間に合うように …だけを考えて、盛岡駅を目指そうと思います。
くどいけれど、それに乗れなかったら、私は今夜じゅうに京都へ帰り着けなくなります。

16時15分に宮古駅に居る人間が、盛岡18時41分発の「はやて」に乗るためには、どうしたらいいか?
 ・山田線の次の列車を待っていては到底間に合わないので、JRで盛岡まで移動するという案はボツ!
 ・岩手県北バス「106急行」は、次の便が宮古駅17時00分発。これが盛岡駅へは19時15分着。「はやて46号」に間に合わない ので却下!

残された方法は、タクシー しかない
「えっ、ホンマに、宮古から盛岡までタクシーで行くの?」って、私も自分自身にツッコミを入れたい気分でした。
でも、迷っている暇はありません。とにかく早く盛岡へ向かわなければ

…と、これらの対応策の検討は、さきほど、徐行運転の北リアス線車内で、持参した『JR時刻表』を開いて、考えておきました。
山田線への乗り継ぎが絶望的となってゆく北リアス線車内で、私は「盛岡へはタクシーしかない!」と心を決めておりました。


宮古→盛岡 (タクシーで移動)

16時15分すぎ、私は再び、宮古駅前からタクシーに乗り込みます。

タクシー乗り場の先頭に止まっていた1台に声を掛けました。
「すみませんが、今から盛岡駅まで、お願いできますか?」
運転手は、気の毒そうな表情で、首を横に振りました。
今から遠距離を行くのは無理なクルマだったみたい。(もちろん、運転手にも都合があるでしょうから

やっぱり、宮古から盛岡までって、遠いんやね。
「わし、当たりの客ですか~?」などと悠長なことを言っている余裕はなく、逆に、迷惑な客なのかも…と、不安になります。

私は2台目に並んでいたクルマに移り、同じように声を掛けてみました。
そうしたら、この運転手はOK!してくれました。ありがとうー

ただ、出発前に確認しておかなくてはいけません。

「盛岡駅まで、どれぐらい時間がかかりますか? 2時間ぐらいで行けますか?」

『うーん 2時間ちょっと…、10分、20分ぐらいかかるかなぁ』

盛岡市の中心へ入っていくところで道路が渋滞しているかもしれず、そこで時間が掛かるかもしれない、のだそうです。

「盛岡18時41分発の新幹線に乗りたいのです。今から2時間20分ぐらいありますが、着けそうですかね?」

『スムーズに行けたなら、なんとかなぁ…。盛岡に入ってからの込み具合いが、分からないけれど』

夕方の時間帯にかかるので、帰宅ラッシュというか、盛岡の中心部の道路状況がカギを握りそうな展開です。


『どうされます?』

と、運転手のほうが私に確認を求めてきました。

「とにかく、盛岡駅までお願いします」

『わかりました!』


宮古から盛岡へと通じる国道106号線を突っ走っていきます。
106急行ならぬ、〝106タクシー〟やね (←そんなこと言うてる場合か!)


もう、ジタバタしても仕方ないので、流れにまかせよう。



みなみらんぼう ウィスキーの小瓶





↑運転手といろいろ喋りながら突っ走る、106号線の旅でした



↑ガードレールの向こうに、ちょこっと、レールが見えています。山田線です。



↑ぴんぼけ。山田線の踏切を撮ってみました。



↑盛岡の町へ入って、これは盛岡城址のあたり。
 ここまで来たら、盛岡駅までもうすぐです。



↑無事、盛岡駅前に着きました。
 運転手さん、遠いところまで本当にありがとうございました
 「これで京都へ帰れます!」と、お礼を言って、私は降りました。
 気になる料金は、25,700円でした



↑宮古からの道路は空いていて、盛岡市内に入ってからも、それほどの混雑ではありませんでした。
 宮古駅からちょうど2時間で盛岡駅に着きました。
 18時41分発の「はやて」に、間に合いました


盛岡→東京→京都 (新幹線)

↑盛岡駅の新幹線改札内にて。



↑同じく、新幹線改札内にて。



↑乗車券。タクシーに乗る前に、宮古駅でいったん払い戻しをすれば良かったのかも…。
 山田線の部分は無駄になってしまったけれど、この乗車券で盛岡の改札を入り、京都へ帰ってきました。





↑盛岡駅ホームに滑り込んできた「はやて46号」東京ゆき。E5系。



↑ポンと飛んで、これは上野に到着したときに写した一枚。





↑再掲画像。
 最後は東京21時20分発の「のぞみ265号」新大阪ゆきに乗り、京都へ帰ってきました。

終盤は思わぬ展開になりましたが、無事に帰ってくることができて、良かったです。


(おわり)


↑記事が長すぎる…

↑自分でも、だんだん、何を書きまとめようとしているのか、分からなくなってきた


(本当に、おわり)



きのう、観戦

2013年07月25日 22時34分20秒 | 日記・雑記
京都大会、観戦してきました(24日)

やっ
きのうは、午前中に業務が終わったので、午後から「わかさスタジアム京都」(西京極)へ行ってきました。

決して無理をして午前中に業務を詰め込んだわけではありません。
もともと、午後は空いていたのだよ~ん

きのうは、第三試合と第四試合を、最初から最後まで全部見てきました。(正直言うと、2試合観戦は少し疲れました~

以下、画像です。すべて昨日(7月24日)に撮影したもの。
(なお、本日25日は、京都大会は休養日なので、試合はありません)


7月24日、わかさスタジアム京都

↑今年もやって来ました、わかさスタジアム京都。
 阪急京都線の西京極駅から歩いてすぐのところにあります。



↑私は、準々決勝の、第三試合と第四試合を観戦しました。
 この画像は、第三試合「福知山成美vs北嵯峨」のひとこまです。



↑福知山成美vs北嵯峨。
 9回裏、北嵯峨が反撃しているときに写した一枚。
 ずうっと無得点に抑えられていた北嵯峨は、土壇場9回に2点差を追いついてみせて、試合は延長戦に入りました。

 続く10回裏、北嵯峨の攻撃で、決定的な〝サヨナラ〟のチャンスがありました。
 2塁にランナーを置いて、次の打者はナイスバッティングで、三塁線を破るヒット
 観客席も、どよめきと歓声に包まれました。
 『2塁ランナーは、ホームまで帰ってこれる! サヨナラだ』 …と。
 でも、2塁ランナーは、3塁ベースを蹴ったところで、転んでしまったんやなぁ 残念。
 3塁ストップで、ホームまで帰ってこれへんかったのです。
  
 結局、試合は延長11回で決着し、福知山成美が「4-3」で勝ちました。



↑勝った福知山成美が、校歌を歌います。


◆               ◆               ◆               ◆               ◆


◎続いて、第四試合。「龍谷大平安vs京都翔英」の対戦。

 今年春のセンバツ大会に、京都から2つのチームが出場しました。(このブログにも書いてあるよ
 その、ふたつのチームというのが、龍谷大平安と、京都翔英です。
 センバツに出場したチーム同士の「直接対決」とあって、この対戦は、昨日の準々決勝のなかでも特に注目されたカードです。



↑試合前のグラウンド練習。
 龍谷大平安の原田監督が、ノックをされています。



↑この日は、朝方に激しく雨が降って、第一試合の開始時刻が、8時30分だったのが10時00分に繰り下げられました。
 それに応じて、第二試合以降も順に下げられて、かつ、さっきの第三試合は延長にもつれこんだので、結構時間がかかりました。
 そのような次第で、第四試合は18時20分にプレー・ボールとなりました。ホンマに、ナイター試合の感覚やね。
 遅い時間帯の試合だけど、注目のカードだし、大勢の観客でいっぱいになりました。
 仕事帰りにスタジアムへ駆けつけた…、という雰囲気の人々もかなりいたように思えました。



↑京都翔英のエースです。画像には写っていないけれど、背番号は「18」です。京都翔英では、エースの背番号を「18」にしているらしい。
 ユニフォームは、袖の2本ラインが特徴的です。
 昨日、球場で観戦していたら、私の後ろの方で観戦していた高校生たち(たぶん、他校の野球部部員と思われます)が、
 翔英のユニのデザインは、ソフトバンクホークスのユニフォームがモデルになっているんだ…、みたいなことを言っていました。
 なるほど、袖の2本ラインなどは、それがモデルになっているのかも
 …というか、スタンドで応援してた京都翔英の野球部員(かな?)が着ていたユニは、この試合用ユニより、さらにソフトバンクホークスっぽい感じでした
 私はよく知りませんが、ソフトバンクホークスのやつをモデルにして…っていうのは、案外そうなのかも知れませんね…。おもしろいな







↑3回表から、照明灯が点灯しました。





↑5回まで終了したところ。
 この時点では「1-0」で龍谷大平安がリードでした。
 高校野球とはいえ…、京都ではあまりそういう機会がない、ナイターゲームです
 〝好カード〟でもあるし、大勢の観客も、このひとときを楽しんで観戦しているようでした。



↑前半終了のグラウンド整備。



↑わかさスタジアム京都。ナイター照明、一生懸命に照らしていますーっ(…ってか
 いやいや、十分に明るかったぞー。照明器具、よう頑張った!



↑1点を追いかける京都翔英は6回裏、相手のエラーにも乗じて一気に3点を取り、逆転に成功。
 確か、このイニングについては、京都翔英はヒット1本しか打っていなかったはず。龍谷大平安に守備エラーが続いたんやな~。
 堅守をほこる龍谷大平安にとっては、守備が乱れ、自滅的な流れで相手に逆転を許してしまった感じでした。



↑龍谷大平安、最終回の攻撃。
 京都翔英のエースの好投のまえに、反撃ならず、試合終了となりました。
 スーッと落ちていく球…、スライダーですかな(?) 三振も結構取られていました。
 龍谷大平安も攻撃チャンスはあったんだけど、後続打者が三振で封じられて、打線がつながらなかったですね。



↑勝った京都翔英が、校歌を歌います。
 ナイター試合に付き、外野審判(線審)も加わっていたので、審判員がたくさんいます(6人)



↑京都翔英3-1龍谷大平安、という結果でした。
 試合終了は20時20分を過ぎたころ。試合時間はちょうど2時間ぐらいでした。

◆               ◆               ◆               ◆               ◆

明日(26日)、京都大会は準決勝です。
第一試合: 京都廣学館 vs 鳥  羽
第二試合: 福知山成美 vs 京都翔英


                          


奈良大会・いつもと違うベスト4

準々決勝を2試合ずつ2日間に分けた奈良大会では、きょう、ベスト4が出揃いました。

昨日の試合で、大和広陵が智弁学園を下したため、夏の奈良大会としては〝極めて異例(?)〟の、
「天理も智弁学園も不在の、ベスト4」が揃うことになりました。
いつもと違う奈良大会… になってきました
頂点を取るのは、どのチームなのでしょうか。

奈良大会は、明日は休養日で、あさって(27日)が準決勝。そして28日が決勝、の予定。

・奈良大会の準決勝
第一試合: 桜  井 vs 大和広陵
第二試合: 奈良大付 vs 奈良朱雀



京都も、奈良も、ベスト8

2013年07月23日 23時22分25秒 | 日記・雑記
京都大会・ベスト8

京都大会は、本日で「ベスト8」が出揃いました。
明日は、1日がかりで準々決勝の4試合がおこなわれ、一気に「ベスト4」まで絞られる予定です。
大詰めを迎えようとしているところです。


明日から、KBS京都テレビで試合中継(生中継)が始まります。
準々決勝から決勝までの全試合を、KBS京都はテレビ中継してくれます。
それと、たぶん、準決と決勝はNHK京都でもテレビ中継してくれるはずやね。
(だったら、テレビで観戦したらいいじゃないか…)(←いや、それでも球場へ足を運びたいと、私は思っとる

◎あすの準々決勝 (会場:わかさスタジアム京都)
 第一試合: 京都廣学館 vs 立命館宇治
 第二試合: 鳥   羽 vs 洛   西
 第三試合: 福知山成美 vs 北 嵯 峨
 第四試合: 京 都 翔 英 vs 龍谷大平安

やはり、シード校が勝ち上がってきた、という結果になっています。
シードじゃないのは、京都廣学館と洛西の2つだけ。

明日も、熱い戦いが繰り広げられそうです。

                           

奈良大会も、ベスト8出揃う

京都の隣り、奈良大会も、本日でベスト8が揃ったようです。
奈良大会の準々決勝は、明日から2試合ずつ2日間に分けて行われるようです。

◎きょうの試合結果より
 奈良大付 12-4 天 理

甲子園大会でもお馴染みの天理が、奈良大付(奈良大学付属)に敗れました。
きょうの試合、最終回(9回)に奈良大付が大量得点したことで、結果的に、得点差の大きいスコアになったようです。
9回に点差が開いたので、コールド試合ではないのです。

奈良大付は、今年の「春季奈良大会」を制したチームです。
このまま夏も制して、今年こそ、夢の甲子園へ!!と進みたいところ。
奈良大会を制するためには、「天理」と「智弁学園」という2つの大きな山を越えねばならぬー ですね。



釜石→宮古 (路線バスで移動)

2013年07月22日 16時56分20秒 | 旅のあと
東北旅行、7月10日のまとめ(続き)。



↑釜石から宮古経由で盛岡までを結ぶ線がJR山田線です。営業キロは157.5km。
 震災被害により、沿岸部を通る釜石~宮古間(55.4km)では、列車運行ができない状態(不通)が続いています。
 釜石~船越(道の駅やまだ)間に岩手県交通のバスが、そして、船越~宮古間に岩手県北バスが、それぞれ運行されています。
 船越で双方を乗り継ぐことで、釜石~宮古間をバスで移動できるようになっています。
 (船越は、山田線の路線図で言うと岩手船越駅に該当。)


釜石駅前→船越駅前 (岩手県交通)

↑釜石駅前にて。
 駅前の道路沿いにバス停留所があります。歩道に屋根が付いている場所が、バス停です。



↑釜石駅前12時00分発の岩手県交通(バス)に乗りました。「道の駅やまだ」ゆきです。(バスは釜石駅前始発ではありません)
 この時刻のバスに乗りたいがために、私は海鮮丼を〝次回のお楽しみ〟に見送ったのでした

 バス車両の塗装色は、関東の国際興業バスとほぼ同じやね。(→岩手県交通は国際興業グループの会社)
 このバスに乗り、終点「道の駅やまだ」の手前にある「船越駅前」停留所で降りようと思います。船越駅前で宮古方面ゆきに乗り継ぐことができるのです。
 今回は私も、旅行前に、岩手県交通や岩手県北バスのホームページを開いて、船越駅前での乗り継ぎダイヤを入念に確認しました。



↑釜石の町を後にしたバスは、宮古へ通じる国道45号線をたどって行きます。
 国道45号線には、部分的に新しいバイパスも完成しているみたいですが、バスはバイパス(新道)には踏み込みませんでした。
 かと言って、〝旧道〟と呼ぶほど古めかしい印象でも無いのだけれど、わりとカーブも多い〝もともとの道〟を、バスは黙々と走っていきました。
 画面右奥に、不通になっている山田線の線路(鉄橋)が見えています。【山田線・両石(りょういし)~鵜住居(うのすまい)間】



↑途中、「マスト」という名前の大型商業施設の前を経て、大槌(おおつち)の町へ入りました。ここも津波被害が大きかったところです。
 私にとっては、昨年2月に青年部会のボラで訪れて以来の大槌町です。
 けれど、きょうは素通りするだけ…。スミマセン 





↑吉里吉里一丁目(きりきりいっちょうめ)の停留所。
 釜石駅前で乗り込んだときから、車内の乗客はそれほど多くなかったんだけれど、商業施設「マスト」の前で数人の乗り降りがあったほかは、
 この吉里吉里一丁目で数人がいっぺんに降りていったのが印象に残りました。
 JR山田線にも吉里吉里という駅があります。「きりきり」とは、なんともユニークな地名ですね。



↑吉里吉里付近(海水浴場のあたり)にて。
 画像に海は見えていませんが、コンクリート壁(国道45号と並行して通る高架道路の擁壁)の向こうはすぐに海でした。





↑吉里吉里からさらに北上して、浪板海岸(なみいたかいがん)付近。
 画像に写っていませんが、この付近では画面左手にJR山田線が並行しています。
 目の前が海で、ここも津波被害に遭った地区であり、山田線の線路や鉄橋も流失しています。





↑浪板海岸の停留所でも降りる人がおられて、最終的に、乗客は私ひとりだけになってしまいました
 次が、船越駅前です。


岩手船越駅前

↑釜石駅前から40分ちょっとを要して、船越駅前に着きました。12時47分のほぼ定刻に到着でした。
 私はここでバスを降り、宮古方面ゆきの岩手県北バスに乗り換えます。
 次の岩手県北バスは、船越駅前13時10分発の急行便(宮古経由・盛岡駅ゆき)です。
 急行便なので「道の駅やまだ」には止まらないみたいだから、私も船越駅前で乗り継ぐことにしました。



↑画面右端、選挙ポスターの掲示板があるところが、上の画像と同じバス停です。
 画面左の奥のほうに見えている小さな建物が、JR山田線の岩手船越駅です。



↑13時10分まで、バス待ちの時間が20分ほどあるので、駅を眺めておこうと思います。
 遠目にもぼんやり見えていたのですが、近づいてみると、間違いなく、駅の入口は〝完全封鎖〟されていました。



↑岩手船越駅です。
 小さな駅舎だけど、まだまだ新しい建物のように見えます。封鎖を余儀なくされているのが、もったいないです。
 建物の入口も、側面の窓も、ボードで厳重に封鎖してあります。



↑プラットホームの内外を仕切る金網フェンスは、そんなに高さがないので、ホームの様子を外から覗いてみることは可能です。



↑草が伸び放題のホーム。草に覆い隠されるように、何やら、旅客案内のプレートが…。
 『本州最東端の駅』と書いてあります。
 へぇ~ そうなのかー と、私も初めて知りました。



↑岩手船越駅の北側にある、踏切です。
 警報機には「休止中」の札が付けられています。
 なお、旅行から帰ったあと、私はこの画像を見直して、遮断機が見当たらないことに気づきました。
 遮断機も一旦撤去されている…、ということか(?)



↑踏切から、岩手船越駅の構内を見る。
 こうして眺めると、この駅自体は津波の被害を免れたように見えるけれど、それで合っているのかな。
 地形的に高台になっているのかも。



↑13時を過ぎたので、私は駅からバス通り(国道45号線)へ戻り、宮古方面への車線沿いにあるバス停で待機しました。
 道路を行き交うクルマ(交通量)はそれなりにあったけれど、歩道を行く人の姿はなかなか見当たらなかったです。
 このバス停から盛岡駅ゆきの急行便が発車する(それも始発です)とは、にわかに信じ難いような…、静かな昼下がりの船越駅前でした



船越駅前→宮古駅前 (岩手県北バス。106急行)

↑盛岡駅ゆきバスは、定刻13時10分に船越駅前を発車しました。船越駅前から乗ったのは私ひとりだけでした。
 岩手県北バスが運行している「106急行」(ひゃくろくきゅうこう)と呼ばれる急行便です。有名なバス路線ですよね。
 106急行バスは、盛岡~宮古間を結ぶのがメインですが、一日に何便かだけ、船越発着(盛岡~船越間)で運行されています。









↑山田町を通り抜けているところです。JR山田線の名前の由来となった地名ですね。







↑海沿いを離れて、山間を抜ける区間がありました。
 画像の左手、道路沿いのガードレールよりも左側のエリアは〝草ぼうぼう〟になっていますが、ここは山田線の線路敷地です。
 道路と線路とが、隣り同士で並んで走っている場所なのですね。
 この付近は、津波を受けていない場所ですが、列車が運休中なので線路も放置されたままになっているようで、草だらけになっています。
 津波被害で線路が流失した区間に、まず注目が集まってしまうのだけれど、一方で、津波を免れた線路が放置され、草生している現実もあるのですね。
 草に埋もれた路盤や錆びついてしまった線路を復旧するのも、これまた大変な作業になるのではないか…。 
 列車が長期運休するということが、どういうことなのかを、目の当たりにできます。



↑宮古市へ入ります。





↑宮古の町に着きました。私は宮古駅前でバスを降ります。



↑宮古駅前にて。14時前、ほぼ定刻に到着しました。
 車両紹介(?)が遅くなりましたが、船越駅前から、このバスに乗ってきました。
 盛岡まで行く急行便ということで、デラックスな感じの車両で、快適なひとときでした。



↑宮古駅前。
 右側のバスが、私が今乗ってきた急行便。
 降車ホームを離れたバスは、駅前でクルッと転回して、向こう正面の「バス乗り場」へ横付けされました。
 ここからが「106急行」の本領というか、国道106号線を盛岡へ向けて走っていくのですね。
 ここまでは車内もガラガラだったけれど、宮古駅前からは大勢の人が乗り込んでいる様子でした。


さて、無事に宮古へ着きました。
ここから先、盛岡方面へは、JR山田線が運行されているので、私は「106急行」ではなく列車で盛岡を目指そうと思っています。

ただいま14時ちょうど。
次の盛岡ゆき列車は、宮古15時52分発です。(2時間近くあるやん…
もちろん、〝2時間待ち〟の乗り継ぎになることは百も承知で、宮古へやって来ました。
時間をつぶすしか、ないですな。

2時間待ちの過ごし方については、これも旅行前にあれこれ考えて、プランを作ってきました。
宮古駅に乗り入れている三陸鉄道北リアス線が、宮古~小本間にて運行されているそうなので、これに乗ってみたいと思います。
『2時間待ちを利用して、北リアス線に乗ってくることはできないか…?』という思い付きです。テツなら、よくあること。
ただ…、調べてみると、北リアス線も運転本数が多くはないので、そう簡単には乗れない感じでありました

私はやや無理矢理に、ひとつのプランを組んでみました。

距離的、時間的に、小本までは行くのは無理かなと思ったので、それより手前(宮古寄り)の田老というところまで行ってみることにしました。
その手順は、宮古駅前からタクシーに乗って田老まで行き、田老の駅から北リアス線の列車に乗って宮古へ戻ってくる、というものです。
私が、宮古での〝2時間待ち〟を利用して北リアス線の列車に乗るためには、この方法しかない …と思った。

田老駅を15時18分に出る北リアス線の列車(宮古ゆき)があり、これが宮古へ15時38分に着きます。
なので、宮古15時52分発の盛岡ゆき列車にも余裕で乗り換えができます
かっ、完璧だ …と思った。

あとは、実行あるのみ
私は、いまバスを降りたばかりの宮古駅前から、こんどはタクシーに乗り込みました。


(つづく)



選挙と庭掃除の日曜日

2013年07月21日 23時58分15秒 | 日記・雑記


きょうは朝から、うちの業務施設敷地の庭掃除をしました。
毎年、夏業務が近づいたこの時期に、庭掃除をしています。
世話役のみなさまにも手伝ってもらって、朝8時~10時の2時間ほどで作業は完了。
すっきりと、涼しげな庭になりました。

きょうは、参議院選挙の投票日でした。
庭掃除と業務の合間を見計らって、私も投票権を行使してきました
投票会場では、忘れずに、立会人さんたちに「お疲れ様です」と声を掛けてきました。
ほんまに、お疲れ様でした。


京都大会

きのう書いた、山城南部同士の対決は、京都廣学館2-1木津、という結果だったようですね。
京都廣学館がベスト8に進出し、次の試合相手は立命館宇治です!
立宇治、きっと手ごわいぞ~



参加78校 → 今日で16校に

2013年07月20日 21時30分45秒 | 日記・雑記
京都大会・ベスト16が揃う

京都大会の試合日程は順調に進んでおり、本日で「ベスト16」が出そろいました。

引き続いて、あす(21日)から、ベスト8進出をかけた対戦が始まります。
23日にベスト8が揃い、翌24日に準々決勝4試合が一気に行われ、25日は休養日。26日準決勝、27日決勝、というスケジュールです。
なお、明日からの試合は、決勝戦まですべて、わかさスタジアム京都で行われます。

さて、私はいつ観戦に行けるかなぁ。
今年もぜひ一度は見に行こうと思っています

明日は業務があるので、到底、見に行けないのだけれど…、あすの第一試合は「木津vs京都廣学館」やね。
〝府南部同士の対決〟が実現です。府南部同士っていうか、山城南部同士と言うほうがいいかな(?)
またの名を、「学研都市線ダービー」っ言い(言わへんって)

でも、まさか、この組み合わせ(カード)が実現するとは、思っていなかったなぁ (←失礼なことを言う、山城南部住民ダンポポ

南京都高校から校名変更したばかりの京都廣学館(きょうとこうがくかん)高校が、快進撃ですね。
シードの京都すばるを破ったのには、私も驚いたー

木津も、初戦で京都学園に1-0で勝利。京都学園を相手に完封したというのが、これもまたスゴイなぁ。
二戦目の、vs鴨沂(おうき)戦も完封勝利したんだったっけ。木津は、ここまでの二試合、失点無しで来ています。

私は見に行けないけれど、あすも好ゲームに期待しています。



釜石線

2013年07月18日 23時15分35秒 | 旅のあと
東北旅行のまとめ(続き)。


盛岡駅前のホテル「ルートイン」で一泊し、明けて7月10日(水)です。
旅行2日目も元気に乗り継いでまいります。



↑本日の乗車線区は、釜石線と山田線です。内陸の盛岡から海を目指し、三陸海岸(陸中海岸)をたどってみます。
 盛岡を出発して→花巻→釜石→宮古→盛岡の順に巡り、内陸と海沿いにまたがって、ぐるっと一周してくる計画です。
 一周して盛岡へ戻ってきたら、そのまま夕方の新幹線で盛岡を発ち、今夜じゅうに京都へ帰り着こうと考えています

ただし、東日本大震災による被害のため、山田線の釜石~宮古間は列車運行ができない状態が続いています。
 現在、釜石~宮古間は、路線バスを乗り継いで移動ができるようなので、今回、この区間だけはバスで移動します。




↑盛岡から釜石までの片道乗車券と、快速「はまゆり1号」の座席指定券。(←指定席を買いたがるヤツ…)
 これらの切符も、あらかじめ京都で買って、旅行に出かけてきました。



↑7月10日の朝、盛岡駅前。
 きょうは天気が良くない感じ… 
 降ったり止んだりの一日になるみたいです。この時間、私がホテルから駅まで歩いていく間は、ちょうど止んでいました。



↑ホームにて。
 東北新幹線の延伸に合わせて、盛岡以北(青森方面ゆき)の東北本線は第三セクターに分離されたので、今や、東北本線という線区は盛岡が終点です。
 盛岡駅ホームに掲げられた東北本線の駅名標は、片方向だけしか隣駅の記載がない〝終着駅タイプ〟の書き方になっています。
 手前に停車している、顔だけ見えている列車が、快速「はまゆり1号」です。



↑盛岡にて。発車を待つ、快速「はまゆり1号」釜石ゆき。
 キハ110系ディーゼルカーの3両編成。この画像は最後尾(3号車)側から写したもの。
 快速「はまゆり」は、盛岡~花巻間は東北本線を走り、花巻~釜石間は釜石線を走行します。
 東北本線と釜石線の〝線路の向き〟の都合で、「はまゆり」は途中の花巻駅で進行方向が逆になるのだそう。(←私も当日現地で初めて知った
 きょうは、まず、この快速「はまゆり1号」に乗って、一気に釜石まで行きます。







↑外観は飾り気の乏しい(?)車両ですが、車内はリクライニングシートで構成され、〝特急車並み〟と呼んでも過言ではない雰囲気です。
 恐るべし、快速「はまゆり」 でしょう?

 …というのも、快速「はまゆり」号は、もともとは急行「陸中」号として運転されていた列車なのです。
 歴史のある急行列車だったけれど、利用状況の変化などを受けて、いつだったか、急行「陸中」号は快速列車に格下げされました。
 そのときに、名前も変わって、快速「はまゆり」号になりました。
 ただし、車両は「陸中」号で使っていたものが継続されていて、急行列車仕様(リクライニングシート)のキハ110系(0番台)が活躍しているのです。



↑私は指定席券を買ってきているので、それに従い、決められた座席に着きます。
 私の席は6番D席。 リュックが置いてある席です
 何と言うか…、今日もまた、いつものように、窓枠に視界を遮られるポジションになってしまったな

 この日の「はまゆり1号」は3両編成。1・2号車が自由席で、3号車が指定席でした。
 盛岡駅ホームでざっと編成を眺めてみました。たぶん、私は見間違えていないと思うんだけれど、3両ともリクライニングシートの車両でした。



↑私の座席は、視界を遮る窓枠だけでなく、足元のスペース(前の座席の下)も封鎖されているという、試練の席でした…
 暖房の器具が取り付けられている場所なのかな(?)
 これだと、途中で『う~~んっ』と足を伸ばす(伸びをする)ことが、できひんねぇ 残念だ



↑車内を見て回ると、何ヵ所かの座席は、同様に足元スペースが封鎖されている構造でした。
 でも、圧倒的多数の席は、こんなふうに、前の座席の下が空いています。いいなぁ。(細かい話ですけれどね…)



↑通路側に立って、足元のペダルを踏んで、座席ごとグルっと回転させることができます。特急列車などでよくある座席です。
 こういう座席の名前を「回転クロスシート」といいます。覚えておこう



↑突発的なダイヤ調整が生じたようで、定刻より2分ほど遅れて、8時45分すぎに盛岡を発車しました。
 まずは、昨日乗ってきた線路を逆戻りする格好で、東北本線を花巻まで走ります。
 座席は最初から、花巻でスイッチバックした後の釜石線での進行方向に合わせてあったので、盛岡→花巻間は後ろ向きに座って行くことになりました。
 もちろん、座る向きが気になる場合には、各自で座席を回転させれば良いです。
 盛岡発車の時点で、3号車(指定席)には、私のほかに、あと二人が乗っていました。
 自由席車両にもまだまだ空席があったみたいなので、わざわざ指定席を利用する人は少ないようでした。


ここから、釜石線



↑盛岡から30分弱で花巻に到着しました。さすがに快速列車なので、スピーディーです。



↑花巻で進行方向が変わり、ここからは3号車を先頭にして釜石線をたどり始めました。
 (ん…? あんた、座っている席が、一列ずれていないか?)(←乗客が少ないので、ごそごそ動きまわり始めたダンポポ







↑ブレていますが、花巻の次の停車駅、新花巻が見えてきました。
 単線区間にホーム1面、頭上に新幹線の駅、という形なんですね。
 見づらい画像ですが、ホームにはわりと大勢の客が待っていました。新幹線からの乗り換え客が多いということやね。
 新花巻からは、3号車指定席にも4人ぐらい新たに乗り込んできました。
 ちなみに、「はまゆり1号」は新花巻9時25分発です。
 関東方面からであれば、東京6時04分発の東北新幹線「やまびこ51号」に乗って来ると、新花巻でこれに乗り換えることができます。

















↑10時06分に遠野(とおの)へ着きました。
 ここで下車する人が結構多かったです。下車したのは、観光客らしき方々が多かったです。
 私は、「はまゆり」号の乗客は基本的に釜石まで行く人ばかりなのだろうと、勝手に思い込んでいました。(得意の思い込み
 『遠野で降りる人が多いんだなぁ』と、新鮮な発見ができました。



↑遠野にて。ここで対向列車とも行き違い。



↑遠野に停車した際に、運転士が乗務員室の遮光カーテンを下ろしました。
 『ということは、この先、トンネル区間が続くのだろうな…』と予想できますね。



↑遠野を出ると、次は、釜石のひとつ手前の小佐野まで約40分ノンストップ(停車駅無し)で突っ走ります。
 ※対向列車との行き違いで、駅に止まることはあります。



↑確かに、トンネルが連続する区間がありました。
 険しい山道を乗り越えていく感じで、「はまゆり」号はたくましく走り続けました。



↑陸中大橋に着きます。「はまゆり」の通過駅ですが、対向列車待ちのために運転停車しました。
 車窓から見るだけなのですが、周りをすっぽりと山々に囲まれた場所のように見えました。
 私が中学生のときに学校の図書室で借りた〝鉄道の本〟に、この陸中大橋駅で撮影された写真が1枚載っていたのを覚えています。
 夕暮れの陸中大橋駅を遠望する構図でした。駅にディーゼルカーが停車しているのが写っていて、いい感じの写真でした。
 『この駅へ行ってみたいなぁ』と、単純にそう思ったものです。





↑陸中大橋にて。運転停車中に撮影。
 この構造物は…、かつて、鉱石の積み込みが行われていた、ということを物語っているんやんなぁ?
 優良な鉄鉱石を産出する鉱山が、釜石の製鉄を支えてきたのですね。釜石線の時代も、それと共にあったのだろうと思います。



↑陸中大橋。
 行き違いの対向列車、快速「はまゆり4号」(盛岡ゆき)が姿を見せて、停止することなくそのまま通過して行きました。
 


↑陸中大橋。
 運転停車が終わって発車した車窓から、駅の出入り口付近を撮ってみました。
 無人駅であるし、ちゃんとした〝改札口〟なんて呼べそうなものは無いみたいでした。
 たぶん…だけど、この駅って、昔は賑わいのある大きな駅だったのだろうなと思います。なんか、切ないなぁ…









↑終点・釜石に到着します。





↑盛岡から約2時間15分です。10時58分に釜石へ着きました。
 これで、花巻~釜石間を結ぶ釜石線(90.2km)を走破したことになります。



↑JRのホームからすぐ目の前に見えた、三陸鉄道(南リアス線)のホーム。
 南リアス線は、釜石~盛を結ぶ線。(釜石から大船渡方面へ結ぶ線です)
 JR山田線と同様、南リアス線も津波被害により一部区間で運転ができない状態が続いています。





↑釜石駅前のようす。



☆釜石駅の駅舎、きれいになりましたね

↑今回撮影した、JR釜石駅。


↑昨年(2012年)2月に撮影。
 青年部会のボラで大槌町を訪ねたとき、移動の貸し切りバスの車内から無理して写した、当時の釜石駅。

◆               ◆               ◆               ◆               ◆


↑今回撮影。釜石駅の改札口付近。
 発車案内表示板には、釜石線の時刻は案内されているけれど、山田線(宮古方面)の枠には「運転を見合わせております。」の文字。

◆               ◆               ◆               ◆               ◆

10時58分に釜石へ着いた私ですが、釜石からは、運休の山田線に代わる路線バスを乗り継いで、宮古へ行こうと思っています。
便数が決して多くはない路線バスなので、乗り継ぎ時刻をしっかり調べてやって来ました。
釜石駅前を12時00分に発車する「道の駅やまだ」ゆき、のバスに乗ることにしています。

10時58分に釜石へ着いて、バスの発車が12時00分だから、釜石駅前でちょうど〝1時間待ち〟です。
もちろん、じっとベンチに座っている必要は無いので、駅前に見えた「サン・フィッシュ釜石」や「シープラザ釜石」へ入って、ぷらぷらと見て歩きました。
ほんまに、市場みたいな感じの商業施設なんですね。
釜石駅前にこういう市場があるという情報は、ネットでもすぐに分かるので、私も旅行前にチェック済みでありました。
海鮮丼を出してくれるお店の情報もあったので、私もひそかに楽しみにしていました。
白状すると、釜石での〝1時間待ち〟は、『観光するよりも、海鮮丼だな』と考えていました。

で…、目星を付けていたお店へ行ってみたのだけれど、そもそも食堂のお店は開店が11時30分~って書いてあることに、現場で初めて気付く…
『ありゃ、まだオープンしていないのか
うっかりしてました。てっきり、朝から開いているものだろうと、思い込んでいました。

とにかく、バスの発車時刻が12時00分です。これは動かせない。
それも、早めの行動で、バス停で待機しておきたい性分なので、こりゃあ海鮮丼を食べている時間は無さそうかな~。
「三陸の海鮮丼」と「バスの時刻」のどっちを選ぶか?
今回の私は、迷わずにバスです

そんなわけで、今回は時間的に難しいと判断し、海鮮丼は次の機会のお楽しみ に繰り越すことに決定。
私は再び釜石駅へ戻り、手っ取り早く「駅そば(立ち食い)」をすすって昼飯にしました。

かくして、1時間待ちのひとときは過ぎ去り、私は発車時刻5分前には駅前のバス停にスタンバイ完了しました。


(つづく)



夏の日差しと、ミ号

2013年07月17日 23時51分40秒 | それゆけek

↑きょう写した「ミ号」です。京都ヘッドにて。
 本日はヘッドにて毛筆の稽古でした。

 午後2時まえにヘッドに着いたらいいんだけどね。
 きょうは祇園祭の山鉾巡行だから、『午後も京都市内の道は混雑しているかも…』と心配して、いつもより早めに家を出てヘッドに向かいました。
 そしたら、意外と込んでいなくて、スイスイ走れましてな。結局、早く出てきたぶん、早く着いてしまったよ
 『えらい、早く着いてしまったな やること無いし、ミ号でも撮っておくか』 …というノリで写した、どうでもいい一枚デス
 ボンネットとか、光の当たり具合(太陽の光)が、やっぱり〝夏〟の雰囲気やねー