ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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韓国内の映画 Daumの人気順位 と 週末の興行成績[7月26日(金)~28日(日)]

2013-07-30 21:15:51 | 韓国内の映画の人気ランク&興行成績
 この1週間(24日以降)は映画鑑賞なし。1度別の要件で東京には行ったものの、あいにく観たい映画は時間が合わず観られず、残念。

 私ヌルボ、パソコンと読書だけで手一杯なのでツイッターやフェイスブック等はやってませんが、人様のツイートはいくつも見ています。韓国映画については、これまで何度も紹介した@saruKmovieさんはホントに最新情報の宝庫。あやうく見逃すとこだった上映情報をなんとかゲットして観に行ったことも1度ならずありました。
 主にソチラから得た情報を元に、ヌルボの個人的なメモといった感じで今後の韓国映画(+α)の上映予定を列記しておきます。

・8月1日(木) 国立近代美術館フィルムセンター 19:00のみ 「ともだち」(13分)「京城」(24分)「必勝歌」(80分)で、前の2作品が朝鮮関係。<生誕110年 映画監督 清水宏>という企画の中で。詳しくは→コチラ。清水宏監督といえば、以前「按摩と女」という佳作を観たことがあります。1日にはヌルボが幼少のみぎり観て主題歌も少し覚えている「しいのみ学園」も上映するのか。これは観にいかなければ!
作品の紹介は→コチラ、関連記事は→コチラ

・8月17日(土)~9月6日(金)大阪のシネ・ヌーヴォXで韓国女性監督特集。上映作品は「牛と一緒に7泊8日」「2LINE あるカップルの選択(2本の線)」、「空色の故郷」。詳細は→コチラ

・8月20日(火)19:00「悪いやつら(犯罪との戦争:悪いやつらの全盛時代)」試写会atシネマート六本木 チェ・ミンシク&ハ・ジョンウの共演。 ※応募は→コチラ。。応募締切は8月6日(火)です。
※門間雄介さんのツイッターによると「現在の韓国で最も観客を呼べる俳優ベスト3は、リュ・スンリョン、ハ・ジョンウ、イ・ビョンホン」の3人なんだそうです。(←CJエンタテインメントの人の話) で「女優はチョン・ジヒョン」とのこと。

・8/31(土)〜9/13(金)シネマ・ジャック&ベティで北朝鮮映画「血の海」「プルガサリ」「花を売る乙女」「ある女学生の日記」を上映。※現在「嘆きのピエタ」上映中。(~8月16日(金)) 
 その他、シネマ・ジャック&ベティで上映予定の「戦争と一人の女」「台湾アイデンティティー」「映画「立候補」」「三姉妹~雲南の子」「ロマン・ポランスキー 初めての告白」「あの頃、君を追いかけた」「スタンリーのお弁当箱」「イングマール・ベルイマン 3大傑作選」「ハナ 奇跡の46日間」は全部観なければ・・・。

・そのシネマ・ジャック&ベティで毎年恒例の<よこはま若葉町 多文化映画祭>開催。詳細は→コチラ
 韓国映画では「はちみつ色のユン」が上映されます。そして9月1日には<関東大震災慰霊特別上映>として「隠された爪跡〜関東大震災朝鮮人虐殺記録映画」「払い下げられた朝鮮人〜関東大震災と習志野収容所」の2本立て。特別講座と慰霊ツアーもあるとのことです。

 その他の雑情報です。
・<韓国ネット民が「英雄」宮崎駿監督をバッシング 「風立ちぬ」は零戦を美化し戦犯国としての反省がない!>というニュースは→コチラ

・映画には関係ありませんが、28日のサッカー日韓戦の応援関連の韓国側の新聞記事中、「ハンギョレ」(日本語版)に<「スポーツ民族主義」もうやめよう>というものがありました。(→コチラ。)

           ★★★ Daumの人気順位(7月30日現在上映中映画) ★★★

【ネチズンによる順位】

①劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編/始まりの物語(日本)  9.9(29)
②道の上で(韓国)  9.4(56)
③ターボ  9.3(70)
④カミーユ、ふたたび  9.2(24)
⑤ザ・クルーズ  9.2(307)
⑥グラン・ブルー  9.1(79)
⑦イン・ザ・ハウス  9.0(27)
⑧ウォールフラワー  8.8(130)
⑨スター・トレック イントゥ・ダークネス  8.7(1153)
⑩ビッグ・ピクチャー  8.7(32)

 新登場は④と⑥の2作品です。
 ④「カミーユ、ふたたび」は2011年のフランス映画。
主人公は40歳の女優。かつては愛し合った夫と別れることになり、友人の家で酒を飲みすぎ、気を失ってしまいます。ところが目が覚めるとそこは病院。看護婦さんは「カッコこいい男の子と飲んでたんでしょう、いいわね若い子は」などとからかう。なんと! 彼女は25年前の1985年にタイムスリップしていたのです。そして彼女はもう一度、16歳をやり直すのです。おかしいのは40歳の姿形のままで・・・。やがて「事実」のままにリセで夫となる男の子と出会ったり、当時のまだ若かった両親と話をしたり、これも「事実」のままに娘を産むことになったり・・・。主演はルヴォフスキー監督自身が演じています。この映画について書かれたブログ記事を読むとどれも好評。私ヌルボも無性に観たくなってきました。しかし日本公開は未定のようです。韓国題は「까밀 리와인드」。
 ⑥「グラン・ブルー」は1988年のおなじみのフランス映画の再上映。

【専門家による順位】

①ザ・マスター  9.0(5)
②スター・トレック イントゥ・ダークネス  7.8(6)
③ビフォア・ミッドナイト  7.7(4)
④ザ・クルーズ  7.3(3)
⑤25年目の弦楽四重奏  7.2(4)
⑥パシフィック・リム  7.2(4)
⑦ピュア  7.0(2)
⑧イン・ザ・ハウス  7.0(1)
⑨エブリデイ  6.8(5)
⑩コズモポリス  6.7(4)

 ⑤「25年目の弦楽四重奏」だけが初登場です。日本では7月6日に公開されています。韓国題は「마지막 4중주(最後の4重奏)」。

         ★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[7月26日(金)~28日(日)] ★★★

         「REDリターンズ」が2週連続トップ。「監視者たち」は500万人を突破

【全体】

順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・REDリターンズ・・・・・・・・・・・・・・・7/18・・・・・・・・・・・・・・666,033 ・・・・・・・・2,186,505・・・・・・・15,758 ・・・・・・・665
2(29)・・ウルヴァリン:SAMURAI・・・・・・7/25・・・・・・・・・・・・・・581,126 ・・・・・・・・・・777,625 ・・・・・・・・5,717・・・・・・・707
3(6)・・ターボ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7/25・・・・・・・・・・・・・・403,976 ・・・・・・・・・・540,427・・・・・・・・・3,821 ・・・・・・634
4(2)・・監視者たち(韓国) ・・・・・・・・・・・・7/03・・・・・・・・・・・・・・343,417・・・・・・・・・5,202,445 ・・・・・・・37,245・・・・・・・461
5(3)・・ミスター・ゴー(韓国)・・・・・・・・・・・7/17・・・・・・・・・・・・・・212,149 ・・・・・・・・1,131,056 ・・・・・・・・8,031・・・・・・・428
6(4)・・パシフィック・リム ・・・・・・・・・・・・・7/11・・・・・・・・・・・・・・126,330 ・・・・・・・・2,458,111 ・・・・・・・19,775・・・・・・・336
7(38)・・ザ・テロ・ライブ(韓国)・・・・・・・・・7/31・・・・・・・・・・・・・・122,760 ・・・・・・・・・・126,647 ・・・・・・・・・・970・・・・・・・314
8(新)・・映画ドラえもん・・・・・・・・・・・・・・・7/25 ・・・・・・・・・・・・・・45,606・・・・・・・・・・・・55,983・・・・・・・・・・・363 ・・・・・・239
       のび太のひみつ道具博物館〈ミュージアム〉(日本)
9(5)・・ワールド・ウォー Z・・・・・・・・・・・・・6/20・・・・・・・・・・・・・・・33,083・・・・・・・・・5,218,833 ・・・・・・・38,425・・・・・・・141
10(67)・・25年目の弦楽四重奏 ・・・・・・・7/25 ・・・・・・・・・・・・・・・8,497 ・・・・・・・・・・・10,303・・・・・・・・・・・・81 ・・・・・・・29
       ※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。

 「REDリターンズ」が連続1位。「監視者たち」は500万人の大台を超えましたが、圏外に去った「隠密に偉大に」は累計6,954,800人で、700万人には届かないで終わりそう。
新登場は2・7・8・10位の4作品です。
 2位「ウルヴァリン:SAMURAI」は「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(2009)の続編。マーベル・コミックの人気ヒーロー・ウルヴァリンが今作では日本を舞台に活躍。日本からは真田広之、TAO等が出演。「日本が舞台」ということで少し気になる韓国での反応を<DAUM映画>のネチズン評点(→コチラ)で見ると、ネチズン平均評点は6.1ながらボロクソのコメントが目につきます。「最悪だった。日本のための日本による日本のウルヴァリンだった。ウルヴァリンの版権を日本企業が持っているのか?」(1.0)等々。めずらしく(10.0)があると見れば「日本を舞台にしていて反感が多かった。しかし結末を見た瞬間教訓をもらった。やっぱり日本人チョッパリは恩を仇で返すんだな・・・」。しかし中には「日本が背景なので評価が低いようですね。しかし韓国の人々以外は誰もが興味津々に見たでしょう」(8.0)というようなコメントもないではないです。日本公開は9月13日。韓国題は「더 울버린」です。
 7位「ザ・テロ・ライブ」は、冒頭でも記した「観客を呼べる俳優」ハ・ジョンウ主演のアクション。ニュースキャスター(ハ・ジョンウ)は「麻浦大橋を爆破する」というリスナーからの脅迫をきっかけに、漢江で連続的に発生する爆弾テロを90分間テレビで生中継する、というストーリー。原題は「더 테러 라이브」です。
 8位「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館〈ミュージアム〉」は日本では今年3月公開されました。「ウルヴァリン:SAMURAI」のあとコチラのネチズン評を読むとほっとします。韓国題は「극장판 도라에몽: 진구의 비밀도구 박물관」。
 10位「25年目の弦楽四重奏」については上述しました。

【多様性映画】

順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・ザ・マスター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7/11 ・・・・・・・・・・・・・2,847 ・・・・・・・・・・・・・・25,849・・・・・・・・・・195・・・・・・・・・・30
2(新)・・哀愁・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7/? ・・・・・・・・・・・・・2,359・・・・・・・・・・・・・・・・7,955・・・・・・・・・・・19・・・・・・・・・・・1
3(2)・・ビッグ・ピクチャー ・・・・・・・・・・・・・・・7/04 ・・・・・・・・・・・・・2,139 ・・・・・・・・・・・・・・20,367・・・・・・・・・・153・・・・・・・・・・19
4(4)・・道の上で(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・5/23 ・・・・・・・・・・・・・・・837・・・・・・・・・・・・・・・37,339・・・・・・・・・・258 ・・・・・・・・・11
5(3)・・冥王星(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7/11 ・・・・・・・・・・・・・・・673 ・・・・・・・・・・・・・・15,850・・・・・・・・・・108・・・・・・・・・・27

 新登場は、2位「哀愁」だけです。ヴィヴィアン・リー&ロバート・テイラー主演の1940年製作の名作。韓国題は「애수」です。「上映の1館は、これまで何度か紹介した楽園商街のシルバー映画館。→コチラの記事(韓国語)
の画像でフンイキがわかります。55歳以上の料金はなんと2000ウォン! 映画館のウェブサイト(→コチラ)によると、現在「嵐が丘」(1939年)上映中。

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