万景台賞マラソン大会(通称:平壌国際マラソン大会)は今年27回目。
4月13日開催というのは、15日の<太陽節(金日成誕生日)>祝賀という意味があるとのことです。→コチラの記事
によると、昨年までは、男子は2時間27分以内、女子は2時間38分以内という高い参加基準がありのしたが、今回初めて世界各地の観光客の参加が認められました。(それでも4時間以内に42キロを完走できなければスタート地点に戻されるのだそうですが・・・。)
当日の競技のようすは「産経新聞」(共同)等でも報道されました。日本からも会社経営者(44)の方が参加されたそうです。そして「トップクラスのレースでは、男女とも北朝鮮の選手が優勝」ということで、北朝鮮選手・関係者はホッとしたことでしょう。
※ANNニュースの動画もYouTubeにアップされています。(→コチラ。)
※ランナー(カナダ出身・上海在住のJen Loongさん)による写真集は→コチラ。
そして、今日(5月3日)の「中央日報」にはさらに詳しい記事が載っていました。(→コチラ.韓国語。)
それによると、27ヵ国から225人出場したアマチュア選手のほとんどは「<マラソン>よりも<平壌>に引かれたようだ」(北朝鮮専門旅行会社の代表の言)とのこと。(そりゃそうでしょ。)
以下は、北京で雑誌記者として働くイギリス人ウィル•フィリップスさんへのインタビューから。
・最初は最初は音楽を聴きながら走るのはダメとか、国旗や特定のメッセージはダメとされていたが、ドイツやイギリスの国旗をつけている人やMP3プレーヤーを持って走る人を見た。
・ナイキやアディダス等のロゴも問題なし。後で聞いた話では、日本とアメリカの国旗は禁止されたそうだ。カメラを持って走ることもでき、 いちいちチェックされることもなかった。
・簡易トイレもなく、用足しは建物の2階で。
・ガイドなしで身近に平壌を見ることができた。
・平壌は1960年代で止まってしまった都市だった。ネオンサインも広告の看板もなかった。 衛星アンテナとエアコンが設置されたロシア大使館の前を通り過ぎたが、平壌のどんな建物もこのような施設を備えていなかった。 灰色の道路を走る古い路面電車を見ると、緑の草さえ過去から来たような感じがした。
・参加手続きが複雑なことと、3日間の日程で900ユーロ(約13万円)という費用はいかがなものか?
・・・ということですが、私ヌルボの感想としてはとくに驚くこともありませんでした。あ、ガイドなしで街を歩いて、一般市民が「こんにちは」と挨拶してくれたりして「通常の大会で出会う人々と変わらなかった」というのは意外かもしれません。が、考えてみればヌルボが1991年に行った時もその気になれば機会がなかったわけではありません。実際、各施設の職員等何人かとはカタコトながら話はしました。
ところで、「産経新聞」の記事を読んで「あれっ、今日本人が北朝鮮に行けるの!?」と疑問に思った人はもしかして大勢いらっしゃるのでは?
直接でなければ行けるのです。
まさにこの平壌マラソンへの参加を募っている旅行社のサイトと、そのツアーの詳細を見つけました。
その<北京から平壌、開城、マラソン大会の5日間 日本人参加可能マラソン大会>の日程・料金等は→コチラ。
マラソン参加だけでなく、北朝鮮観光お決まりの万寿台等の「聖地」巡礼の他、定番のいろいろ(国家贈り物館はヌルボ行ってないんですよ。サーカス観覧も。) オプションで犬鍋(!)なんかもあるのは魅力ですね(?)。開城&板門店観光も入っているし・・・。
しかし。
お値段の方は北京発&着の4泊5日でお1人様だと¥285,000+国際線航空券。さらに施設入場料等々が別途加算され、もちろん日本→北京の往復飛行機代もあるわけだから、30数万円から、北京での宿泊等も考えると40万円くらいになるかも・・・。
1991年のヌルボの旅行も8日間くらいで約30万円かかったからなー・・・。
この朝鮮国際旅行社代理店(スリーオーセブンインターナショナル)のサイトのトップページ(→コチラ)を見ると、北朝鮮内では開城や白頭山等へのツアーが用意されています。
※白頭山は私ヌルボ、2004年に中国の側から行ったことがあるんですよ~、ふっふっ。相当に細々と記した旅行記録があるので、いずれ何回かに分けて公開するかな。(と、いつもの空手形。)
その他、いろんな国々へのツアーが・・・、と見てみると、お、シリアもあるでないの!と思ったら、さすがに「現在政情不安のため手配は控えさせていただいています」と但し書きが・・・。
しかし、モロッコだのブータンだの、興味をそそられる国名がならんでます。リビアなんてとくにゾクゾクしませんか?
それから、注目は、これ!
本物のカンボジア陸軍の戦車に乗車して「バズーカ砲やマシンガン射撃、戦車乗車などのオプションを体験」(→コチラ)というツアーがあるんですねー。バズーカ砲1発のほか、マシンガン 100発、カラシニコフ30発を撃つことができるそうです。(→コチラ。)
いやー、こういうことをやってみたいという需要があるところには、ちゃんと供給があるものですね。
4月13日開催というのは、15日の<太陽節(金日成誕生日)>祝賀という意味があるとのことです。→コチラの記事
によると、昨年までは、男子は2時間27分以内、女子は2時間38分以内という高い参加基準がありのしたが、今回初めて世界各地の観光客の参加が認められました。(それでも4時間以内に42キロを完走できなければスタート地点に戻されるのだそうですが・・・。)
当日の競技のようすは「産経新聞」(共同)等でも報道されました。日本からも会社経営者(44)の方が参加されたそうです。そして「トップクラスのレースでは、男女とも北朝鮮の選手が優勝」ということで、北朝鮮選手・関係者はホッとしたことでしょう。
※ANNニュースの動画もYouTubeにアップされています。(→コチラ。)
※ランナー(カナダ出身・上海在住のJen Loongさん)による写真集は→コチラ。
そして、今日(5月3日)の「中央日報」にはさらに詳しい記事が載っていました。(→コチラ.韓国語。)
それによると、27ヵ国から225人出場したアマチュア選手のほとんどは「<マラソン>よりも<平壌>に引かれたようだ」(北朝鮮専門旅行会社の代表の言)とのこと。(そりゃそうでしょ。)
以下は、北京で雑誌記者として働くイギリス人ウィル•フィリップスさんへのインタビューから。
・最初は最初は音楽を聴きながら走るのはダメとか、国旗や特定のメッセージはダメとされていたが、ドイツやイギリスの国旗をつけている人やMP3プレーヤーを持って走る人を見た。
・ナイキやアディダス等のロゴも問題なし。後で聞いた話では、日本とアメリカの国旗は禁止されたそうだ。カメラを持って走ることもでき、 いちいちチェックされることもなかった。
・簡易トイレもなく、用足しは建物の2階で。
・ガイドなしで身近に平壌を見ることができた。
・平壌は1960年代で止まってしまった都市だった。ネオンサインも広告の看板もなかった。 衛星アンテナとエアコンが設置されたロシア大使館の前を通り過ぎたが、平壌のどんな建物もこのような施設を備えていなかった。 灰色の道路を走る古い路面電車を見ると、緑の草さえ過去から来たような感じがした。
・参加手続きが複雑なことと、3日間の日程で900ユーロ(約13万円)という費用はいかがなものか?
・・・ということですが、私ヌルボの感想としてはとくに驚くこともありませんでした。あ、ガイドなしで街を歩いて、一般市民が「こんにちは」と挨拶してくれたりして「通常の大会で出会う人々と変わらなかった」というのは意外かもしれません。が、考えてみればヌルボが1991年に行った時もその気になれば機会がなかったわけではありません。実際、各施設の職員等何人かとはカタコトながら話はしました。
ところで、「産経新聞」の記事を読んで「あれっ、今日本人が北朝鮮に行けるの!?」と疑問に思った人はもしかして大勢いらっしゃるのでは?
直接でなければ行けるのです。
まさにこの平壌マラソンへの参加を募っている旅行社のサイトと、そのツアーの詳細を見つけました。
その<北京から平壌、開城、マラソン大会の5日間 日本人参加可能マラソン大会>の日程・料金等は→コチラ。
マラソン参加だけでなく、北朝鮮観光お決まりの万寿台等の「聖地」巡礼の他、定番のいろいろ(国家贈り物館はヌルボ行ってないんですよ。サーカス観覧も。) オプションで犬鍋(!)なんかもあるのは魅力ですね(?)。開城&板門店観光も入っているし・・・。
しかし。
お値段の方は北京発&着の4泊5日でお1人様だと¥285,000+国際線航空券。さらに施設入場料等々が別途加算され、もちろん日本→北京の往復飛行機代もあるわけだから、30数万円から、北京での宿泊等も考えると40万円くらいになるかも・・・。
1991年のヌルボの旅行も8日間くらいで約30万円かかったからなー・・・。
この朝鮮国際旅行社代理店(スリーオーセブンインターナショナル)のサイトのトップページ(→コチラ)を見ると、北朝鮮内では開城や白頭山等へのツアーが用意されています。
※白頭山は私ヌルボ、2004年に中国の側から行ったことがあるんですよ~、ふっふっ。相当に細々と記した旅行記録があるので、いずれ何回かに分けて公開するかな。(と、いつもの空手形。)
その他、いろんな国々へのツアーが・・・、と見てみると、お、シリアもあるでないの!と思ったら、さすがに「現在政情不安のため手配は控えさせていただいています」と但し書きが・・・。
しかし、モロッコだのブータンだの、興味をそそられる国名がならんでます。リビアなんてとくにゾクゾクしませんか?
それから、注目は、これ!
本物のカンボジア陸軍の戦車に乗車して「バズーカ砲やマシンガン射撃、戦車乗車などのオプションを体験」(→コチラ)というツアーがあるんですねー。バズーカ砲1発のほか、マシンガン 100発、カラシニコフ30発を撃つことができるそうです。(→コチラ。)
いやー、こういうことをやってみたいという需要があるところには、ちゃんと供給があるものですね。
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