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韓国で公開中の映画 <NAVER映画>の人気順位 [4月6日(水)現在] ▶猫の画家の伝記映画「ルイ・ウェインの電気的生活」日本公開あるの? カンバーバッチ主演なんだけど・・・

2022-04-11 20:29:50 | 韓国内の映画の人気ランク&興行成績
▶今回の記事中で注目の作品はイギリス映画「ルイ・ウェインの電気的生活」だけです。イギリスの画家ルイス・ウェイン(1860-1939)の伝記映画とのことですが、私ヌルボ、彼の名は知りませんでした。そこで例によってググってみたところ、→ウィキペディアの彼の項目がとてもおもしろいのです。下の説明記事もかなり詳しく書きましたが、このウィキペディアだけ読んでも十分得した感じ(笑)。
 本作はそのルイス・ウェインの20代から晩年までのもろもろを詰め込んだ(?)ため散漫になったとの感想もあるようですが、彼の青年時代から晩年までを無理なく演じ切ったベネディクト・カンバーバッチへの評価が高いのはやっぱりなー、です。アカデミー賞関係者諸氏、主演男優賞は例の彼じゃなくてカンバーバッチにしておけば問題なかったのにな、と内心思ってるかも(笑)。
     
【 韓国版ポスターと、その一部拡大 】

    ★★★ NAVERの人気順位(4月6日(水)現在上映中映画) ★★★

     【ネチズンによる順位】
 ※[記者・評論家による順位]とも①等の右の( )は前週の順位。評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
  「初登場」とは、本ブログでの初登場の意。

①(2) SING/シング:ネクストステージ  9.41(2,636)
②(新) ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ  9.31(32)
③(新) ルイス・ウェインの電気的生活  9.28(18)
④(4) 劇場版 呪術廻戦 0(日本)  9.26(1,333)
⑤(3) 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE
       ワールド ヒーローズ ミッション(日本)  9.23(167)
⑥(5) BanG Dream! Episode of Roselia II:Song I am.(日本)  9.18(40)
⑦(6) コーダ あいのうた  9.15(857)
⑧(8) 幸せの答え合わせ  9.14(91)
⑨(9) スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム  8.82(19,852)
⑩(-) ハッピーアワー(日本)  8.74(78)

 ②③の2作品が新登場です。
 ②「ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ」は、2020年公開のアメリカの実写+3Dアニメ、「ソニック・ザ・ムービー」の続編です。今作も音速で走る青いハリネズミのソニックが活躍します。
 前作ではソニックたちの活躍でキノコの惑星に追い出された天才悪役ドクター・ロボトニックが、最強パワーにグレードアップし、世界を支配する野望を夢見て地球に戻って来ます。これに加えソニックを上回るほどのパンチパワーを誇る赤いハリモグラ戦士ナックルズも強大な力を持つエメラルドを求めて地球にやって来ます。彼らの攻撃に手をこまねくソニックでしたが、前作のラストで登場したキュートなキツネのテイルスが手製の飛行機でソニックに加勢し、巨大な対決が始まります・・・。韓国題は「수퍼 소닉2」。日本公開は8月19日です。
 ③「ルイス・ウェインの電気的生活」(仮)はイギリスの伝記ドラマ&ラブロマンス。1800年末~1930年代に猫を描いた作品で人気を集めたイギリスの画家ルイス・ウェイン(1860-1939)の半生を綴る伝記映画です。
 ルイス(ベネディクト・カンバーバッチ)は6人兄妹の長男でしたが男は彼1人だけ。20歳の時に父が世を去ると、彼は不本意ながらも一家の大黒柱として働かざるを得ません。そして美術学校卒の経歴を持つ彼は新聞・雑誌の挿絵画家として働きます。妹たちは皆終生皆未婚のまま生涯を終えますが、彼は23歳で妹の家庭教師だった10歳年上のエミリー・リチャードソン(クレア・フォイ)と結婚します。エミリーはピーターという猫を飼ってましたが、ウェインはピーターに服を着せる等擬人化したイラストを描いたらこれが大好評で売れに売れ、郊外にマイホームを持ちます。ところがエミリーは乳がんのため3年後に死去してしまいます。その後世の中が科学技術面でも社会制度面でも大きく変わっていく中、イラストの版権や複製についての知識が疎かったウェインは無収入の家族を抱えて苦しい生活が続き、さらには妹の1人と同じように心の病に悩まされることになります・・・。韓国題は「루이스 웨인: 사랑을 그린 고양이 화가(ルイス・ウェイン: 愛を描いたネコ画家)」。日本公開は未定のようです。なお本作の監督・脚本はウィリアム・シャープ監督。イギリス生まれの英・日ハーフで、日本名は福田知盛といい、俳優としても活動しています。

     【記者・評論家による順位】

①(1) ドライブ・マイ・カー(日本)  8.44(9)
②(-) ハッピーアワー(日本)  8.00(4)
③(2) パワー・オブ・ザ・ドッグ  7.75(4)
④(3) アフター・ラヴ  7.67(3)
⑤(5) DUNE/デューン 砂の惑星  7.56(9)
⑥(6) ベルファスト  7.50(10)
⑦(7) リコリス・ピザ  7.43(7)
⑦(新) パラレル・マザーズ  7.43(7)
⑨(8) 8月のエバ  7.40(5)
⑩(9) スペンサー ダイアナの決意  7.38(8)

 ⑦「パラレル・マザーズ」が新登場ですが、この作品については1つ前の記事で紹介しました。

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