ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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[韓国語]- 子ども向けの学習漫画で学ぶ - 韓国語のことわざ

2011-04-07 12:06:52 | 韓国語あれこれ
 池上彰さんに説明してもらうまでもなく、ずーっと前から子ども向きのわかりやすく楽しい学習漫画や読み物は山ほどあるので、大人でも別にこだわることなく利用すればいいと思います。
 私ヌルボも、以前からいろいろと活用してきました。
 子ども向きの本のいい所は、一般書には載っていない基本的な事柄の説明等がていねいに記されていること。また難解で長大な東西の古典名作などは、子ども向けの全集で読むにかぎりますね。

 韓国語についても、子ども向きの本だと楽しみながら読めます。
 本ブログでも、これまで「<パボ>(馬鹿)はなぜパボというのか?」は子ども向きの学習漫画がネタ本で、「えっ!? 「コンガン(健康)ハセヨ」は文法的に誤りだって!(・・・と言われても・・・)」はKBSが子ども向きに編集した「正しい韓国語」の本です。
 韓国語関係以外では「「まげ」と網巾(マンゴン)」の記事は、朴趾源(1737~1805)の小説「許生伝」の児童向きリライト版を参考に書きました。この外にも、歴史漫画はとても役に立っています。

 さて、今回は韓国語のことわざ(속담.俗談)についての児童書の紹介。
 日本同様、韓国にもことわざはたくさんあり、検定試験で出題されることもあります。韓国語テキストにまとめて載っていたり、また専門のことわざ辞典も刊行されています。
 それはそれとして、子ども向きのことわざの本がたくさん出ています。たぶん初等学校の国語で教わるんでしょうね。
 私ヌルボが以前購入したのが맛있는 속담(おいしいことわざ)」(下写真)。
        
  【タイトルの上に「국어 교과서도 탐내는(国語の教科書も欲しがる)」とあります。

 左ページに用例が漫画になっていて、右ページにむずかしい言葉の説明と、ことわざの意味、他の用例が載っています。
 たしかに、これだと、楽しみながら自然とことわざがアタマに入る感じです。あくまでも「感じ」なんで、全部で90のことわざが挙げられていますが、今見直してみると半分も記憶に残ってないようで・・・。でも、まーいっか、3割しか残ってなくてもプラスはプラス!

    
【「굼벵이도 구르는 재주는 있아.」は「セミの幼虫でも転がる才はある(「ダメなヤツでも何か1つは取柄がある」)という意味。】

 韓国語学習者の皆さんも、韓国の書店に行った時には、子ども向きの本のコーナーも見てみるといいですよ。韓国語(故事成句・なぞなぞ等)・古典・伝記・歴史・地理・文化・社会・科学等々、多様なジャンルの本が並んでいます。

★この本の中に、「ことわざによく出てくる動物Best3」と「ことわざによく出てくる植物Best3」というページがありました。それぞれ何だとおもいますか?
  ※範囲指定すると正解が現れます。
[動物]1位=호랑이(トラ) 2位=개(イヌ)     3位=소(ウシ)
[植物]1位=콩(豆)     2位=호박(カボチャ) 3位=감(柿)

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