ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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マッコリをめぐる雑談あれこれ

2011-05-07 23:41:05 | 韓国料理・食べ物飲み物関係
1週間ほど遅れ気味のネタですが、先月27日発売のチャン・グンソクの日本デビューシングル「Let me cry」が1週目で売り上げ11万9000枚を記録。オリコン週間シングルランキングで初登場首位を獲得することが2日わかった、との報道がありました。デビュー曲が同ランキング初登場首位に入るのは、男性アーティストとしては80年の近藤真彦以来30年4ヵ月ぶりとか。
 もう5ヵ月前になりますが、パシフィコ横浜での彼のファンミーティグには昼夜2回、各5000人のファンが集まったとか・・・。
 その時のようす&グンちゃんのインタビューがYouTubeにありました。
 Q「何がファンの心をつかんだのか?」
 グンちゃん「ボクの魅力と言えるのはこの美貌だけかな」
 Q「ライバルは?」
 グンちゃん「日本でブレーク中のKARAです」・・・と言ってヒップダンスをちょっと披露したり・・・。
 ま、巧まざるサービス精神というか、ま、(たぶん)お茶目なところがカワイイとか、ま、ファンの皆さん、お好きなように・・・。(熱いファンのレポート→コチラ)
 インタビューによると、ふつうのファンだと「グンソク氏~」とか「グンちゃ~ん」と呼ぶところを、数年前からのファンでグンソガ~ッ!と叫ぶ人がいるそうですね。字幕では「グンソクよ」になってますが、おーい、グンソクッ!って感じですかねー、ハハハ。

 最近の話題では、上述のデビューシングルの広告ということで、4月25日から5月1日まで表参道駅構内の柱が彼のポスターで席捲されてたとか。あ、大阪のホワイティうめだも・・・。

 さて(と、ここから本論)そのグンちゃんのCMで注目度が高まっているソウルマッコリ。いやー、スーパーやコンビニの棚に並んでますねー。

 YouTubeに30秒のスポットCMの他に少し長尺(45秒)のバージョンもありました。 【下】



 ソウルマッコリの製造元はソウル醸造。韓国では一番売れている長寿マッコリを造っている所ですが、そこで出している長寿月梅(ウォルメ)マッコリが、ロッテ&サントリーと組んで、日本で「ソウルマッコリ」の名で売り出したということだそうです。

 長寿マッコリの日本語サイトは→コチラで、
韓国でのスポットCMは→コチラ。日本でのCMと雰囲気がぜ~んぜん違います。

 さて、そのソウルマッコリ、私ヌルボも飲んでみましたよ。
 で、飲んでみてちょっと衝撃。炭酸がこんなに強いとは!
 正直なところ、韓国料理や韓国のお酒については、ヌルボは頼りになりません。しかし、今初めてマッコリを飲む、or飲んだという人に一言。ソウルマッコリ(二東でも真露マッコリでもいいが)を飲んで、マッコリとはこういうものだ、と決めてかからないでください。炭酸の強弱、甘みの強弱、サラッとしてるかネットリか、多種多様ですから・・・。

 頼りにならない」とは言いながらそれなりの努力(??)はしているヌルボ、4月14~19日西武池袋店で開かれていた韓国美・味展にも最終日に行って、何種類かのマッコリを試飲したりはしましたけどねー。
しかし、そんな大した記事が書けるほどの味覚&知識&文章力もないので、ここは読んでナールホドと思ったいろんなサイトを紹介します。

 まずは韓食といえばやはりこの方、八田靖史さんです。彼のブログ「韓食日記」を見ると14日から6日間毎日足を運び、連日きっちりとブログに記事を載せてますからねー。
「韓国美・味展」、5月24~29日はそごう横浜店、8月には神戸、9月には千葉のそごうでも開催とのこと。

 そして八田さん、去る2月17日の記事では<2011年マッコリ事情についての考察>と題して、ソウルマッコリ発売にまつわるいろんな情報を記しています。

 韓国のさまざまな文化を手際よく紹介している<コネスト>は、マッコリについても製法や歴史、銘柄等、総合的に説明してくれてます。

 <visitkorea>は、マッコリだけでなく、広く韓国の酒一般を説明してます。

 また、世のマッコリ好きの皆さん、いろんな形で飲み比べをして報告してます。いやー皆さん、ホントに研究熱心! たとえば→コチラ

 <ソウルナビ>では日韓両国人、それも男女に分けて飲み比べ。このチミツさ、遊び心かマジなのか? 問題の長寿月梅マッコリ、これによるとやっぱり日本人好みなのかなー? しかし、韓国の人たち、山イチゴ酒なんて皆さん好きなの??

 番外で、アレレッと思ったのがアシアナ機内サービスの麹醇堂(ククスンダン)マッコリについて。本ブログ2010年3月15日の記事の中で、「ヌルボの知り合いで酒好きのTヒョン(형.兄貴)は、12月の韓国旅行の際さっそく注文。3杯飲んでさらに4杯目をリクエストしたところ「2杯までとなっているんですよ」と断られたとか」と書いたところ、2009年11月24日付のさるブログ「食前・食間・食後と三缶空けてしまい、到着一時間を切った後も個別に「もう一本飲みます?」と声をかけられた」という記述があるのを発見!
 Tヒョンに代わってこの違いはぬわんだっとアシアナには声を大にして説明を求めたい! (ハッハッハッ。)

[付記]3月22日に発売開始した「JINRO CAN マッコリ」は内容量が規定値を下回る商品があるということで回収されたそうですが、その後はどうなってるのかな? 飲み比べたいところですが・・・。
 また「カルピスとマッコリのお酒」というのも飲んでみました。「ソウルマッコリ」等はアルコール分6%ですが、コチラは3%。軽くて甘い、マッコリというより酒かす風味といった印象。
 ところでヌルボ思うに、これらの韓国酒だけでなく、近頃日本でコンビニ等で売られているインスタントのサムゲタンとかチャプチェ系のカップ食品、どれも日本人の好みに合わせてか、口当たりが良くなってるようです。こうなってくると、90年代前半初めて韓国料理を食べた頃の、好きではなかった味や臭いのえぐい感じが逆に懐かしく思えてきます。
 仲間うちでは、日本人に合わせて、というよりも、だんだん韓国の味が洗練されてきてる、ということでは、というの話も出てますが・・・。
コメント
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